2008年8月17日 (日)

マクドゥーガル報告書分析

私は最近mixiで反日左翼君達とよく論争をしているのですが、アメリカ下院の対日非難決議以降、反日左翼諸氏の多くの論拠は「慰安婦制度=性奴隷制」である、という事のようです。
そしてその多くは、1998年に国連人権小委員会の特別報告として出された、ゲイ・マクドゥーガル氏の「第二次世界大戦中に設置された「慰安所」に対する日本政府の法的責任の分析」にその論拠を発しているようです。
mixi上で討論していた内容の引き写しですが、この通称「マクドゥーガル報告書」について分析してみます。

1.はじめに
1932年から第二次世界大戦の終わりまでの間、日本国政府及び日本帝国軍隊は200,000人を超える女性をアジア全体に存在した強姦所において強制的に性的奴隷とした。これら強姦所は、問題があるほど娩曲的な言い方で「慰安所」という言葉でしばしば言及されている。

20万人とは、推定数でしかないものを断定的に書いてますね。

学者さんの推定を以下に述べます。
・千田夏光(作家):8.4万
・金一勉:20万
・秦郁彦:6万-9万
・吉見義明:5~20万
・板倉由明:3万(終戦時2万)
・上杉千年:4万-6万(終戦時2万-3万)

・林博史(数万~十数万)
・高木健一(弁護士):10万~20万
・鄭鎮星:8万-20万
・尹貞玉:30万-40万
・蘇智良:40万
・G・ヒックス:13.9万
・C.S、ソー:7万-20万
(慰安婦と戦場の性 P405の表より)

もし二十万人も慰安婦がいたらどうなっていたかについて秦郁彦さんが試算を試みておられます。
すなわち、二十万人の慰安婦が毎日二十人に接客すると、全軍で四百万回、五万人としても百万回となり、全兵力三百万人が戦争もせずに毎日1.3回か、三日に一回の割で慰安所通いをせねばならぬバカバカしい話になってしまう。(慰安婦と戦場の性 P404)

二十万人というのがいかに荒唐無稽な人数なのかわかりますね。

これら「慰安婦」の大多数は朝鮮(半島)出身者だったが、中国、インドネシア、比、その他日本の支配下にあったアジア諸国からの者も多かった。過去10年に亘り、この残虐行為の生存者の多くの女性が名乗りを上げ、これら罪に対する賠償を求めた。本付属文書は、第二次世界大戦中の強姦所の設置、監督、管理における旧日本軍の関与に関し、日本国政府自身が行った調査により判明した事実のみに依拠するものである。これら日本国政府の認識を基礎として、本付属文書は、第二次世界大戦中の「慰安所」における女性の奴隷化及び強姦に対する日本国政府の現在の法的責任について評価を試みるものである。責任については各種の根拠が有り得るが、本件報告書は、最も重大な国際犯罪である奴隷制、人道に対する罪及び戦争犯罪に対する責任に特に焦点を当てている。また、本付属文書は、国際刑事法の下での法的枠組みを設定すると共に、生存者が行い得る賠償請求につき検討を行う。

大多数と言うからには少なくとも8割~9割でしょうね。
また学者さんの推定を以下に
・千田夏光:6.5万/8.4万が朝鮮人
・金一勉:80-90%が朝鮮人
・秦郁彦:日本人4に対して朝鮮人は2
・吉見義明:最多は朝鮮人
・鄭鎮星:絶対多数は朝鮮人
・尹貞玉:10万-20万が朝鮮人
・蘇智良:日本人10万、朝鮮人20万、中国人10万以上
・C.S、ソー:80%は朝鮮人
(慰安婦と戦場の性 P405の表より)

参考として吉見教授が、性病に罹患した際「誰に移されたか」を記録した文書を発見して考察に供しておられますね。

・「朝鮮女」51.8%
・「支那女」36.0%
・「日本女」12.2%
(従軍慰安婦 P82)

半数程度かなと言える根拠はあるものの、8~9割と言うには無理がありますね。
人数、割合の双方が一致するということでマクドゥーガル氏は金一勉氏の著書を参考にしている可能性が高いと思われますが、【日本国政府自身が行った調査により判明した事実のみに依拠するものである。】と声高々に宣言されていますね。
日本国政府がどこでどうやってこんなデタラメな人数報告、割合報告をしてるのかマクドゥーガル氏に聞いてみたいものです。

まあこの人、wikipediaの記事によれば
吉見義明からも学術的姿勢に欠陥を指摘されている。吉見義明はマクドゥーガルが政府調査に基づくと報告した中で実際に政府資料にない箇所を本人を前に指摘したが、マクドゥーガルは無視したという。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%83%89%E3%82%A5%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%AB%E5%A0%B1%E5%91%8A%E6%9B%B8

ということですからさもありなんですね。(笑)

I. 日本国政府の見解
2.日本国政府は、第二次世界大戦中に強姦所の設置及び監督に旧日本軍が直接関与していたことを多年に亘り否定していた後に、最終的には、日本国政府自体の「慰安所」の設置への関与につき、「内閣外政審議室による1993年8月4日発表のいわゆる従軍慰安婦問題に関する調査結果及び同日の内閣官房長官談話」においてこれを認めた。同調査は、戦時公文書の調査、並びに元軍人及び元r慰安婦」の双方への聞き取り調査を含んでいる。本付属文書において論議している通り、1993年の調査は「慰安婦」の個人的及び性的自主性の欠如及び女性の健康をあたかも奴隷のように管理していたことを強調している


一般に「政府が関与を否定した」と言われているのは1990年6月の清水伝雄労働省職業安定局長の「やはり民間の業者がそうした方々を軍と共に連れて歩いているとか、そういうふうな状況のようでございまして」という発言が取りざたされているわけですが、それから3年2か月後に「河野談話」が発表されているわけです。
マクドゥーガルさんの解釈では、3年2か月が「多年」になるらしいですね。ちと急ぎすぎなのか他の意図があるのやら(笑)

清水局長の発言についてもう一つ言っておくと、速記録には
従軍慰安婦なるものにつきまして、古い人の話等も総合して聞きますと、やはり民間の業者がそうした方々を軍と共に連れて歩いているとか、そういうふうな状況のようでございまして、こうした実態について私どもとして調査して結果を出すことは、率直に申し上げてできかねると思っております。
http://daikichi1966.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/5_15b1.html

と答弁されているのですが、この「私ども(=労働省=厚生省)として調査して結果を出すことはできかねる」という言葉を次の12月18日の質疑では「軍、国家と関係なく」という事にすり替えられているのも注目したいですね。
清水局長は厚生省の役人としての立場から「私どもは関係ない」と答弁したのです。
これについて「国も軍も関係ない」と微妙なすり替えがなされた、というのは知っておかねばなりませんね。

2.~6.省略
■ II. 強姦所の性格及び規模
7.日本国政府及び軍が第二次世界大戦中にアジア全般における強姦所の設置に直接関与していたことは今日明らかになっている。これら強姦所で旧日本軍により奴隷化された、多くは11歳から20歳であった女性は、日本支配下のアジア全体の各地に住まわされ、毎日、数回に亘り強制的に強姦され、身体的虐待の対象となり、また性病に犯された。

吉見教授からも批判されている部分ですね。
4.年齢が11歳からという資料はない。公文書では14歳がもっとも若い。21歳未満が半分を超えるということはいえる
http://www.zephyr.dti.ne.jp/~kj8899/hosho.html#ゲイ・マクドゥーガル
こんな事実認識からめちゃくちゃな文章を鬼の首取ったように言っている人達って何でしょうかねw

これら女性の約25%のみがこの毎日の虐待から生きのびたと言われている(6)。これら「慰安婦」を得るために、旧日本軍は身体的暴力、誘拐、強要及び欺聴を用いた。

これもむちゃくちゃですね。
上URLから
.生還が25パーセントという根拠となる資料はない。
とあります。


生還率については秦教授の論考が参考になるでしょう。
ついでに慰安婦の損耗率は計算のしようもないが、日赤従軍看護婦の損耗率4.2%が参考になろう。「20万人の朝鮮人女性を慰安婦に強制徴集して虐待、ほとんどを殺害」(クマラスワミ報告書における北朝鮮政府の申立て)とか、「朝鮮人慰安婦20万人のうち15-18万人は死亡と推定」(93年5月、IEDのカレン・パーカー報告書)とか、「朝鮮人慰安婦200名を潜水艦に乗せ機雷にぶつかるように仕組み、沈没させて殺した」(91年5月、尹貞玉の東京公講演)たぐいの非常識な浮説が流布されているが、私は慰安婦の九割以上が生還したと推定している。(慰安婦と戦場の性 P406)

マクドゥーガル報告書は北朝鮮の報告書並って事ですね。

8 政府および非政府組織による準備調査によって、「慰安所」として以下のカデゴリーがあることが明らかにされた。
(1)日本軍が直接管理運営していたもの
(2)公式的には民間業者が運営していたが、実質上は軍の管理下にあり、軍人と軍の民間人雇用者のみが利用していた所
(3)民間運営の慰安所で、軍人が優遇されたが、日本の民間人も利用できた所
もっとも多かったのは二番目の慰安所だったと思われる。
こうした行為に日本軍が関与したことについて日本政府は「道徳的責任」は認めたものの、あくまでも法的責任はいっさい否定している。

慰安所の分類が書かれています。
吉見教授の分類がこれに近いですね。

第一のタイプは、軍直営の慰安所である。
第二のタイプは軍が監督統制する軍(軍人・軍属)専用の慰安所である。(略)
第三のタイプは、一定時期、軍が民間の売春宿などを兵員用に指定する軍利用の慰安所で、軍に特別の便宜を図るが、民間人も利用するものである。
(従軍慰安婦資料集 吉見義明編 P27~28)

マ報告書もおそらくこの資料集の文章を参考にしたものと思われます。

しかし吉見資料集にはこのあと
第四が純粋に民間の売春宿で、軍人がそこへ通ったとしても軍とは関係ないものである
とありますね。
マ女史がこれを意図的に省いたのかは定かではありません。
しかし吉見教授にせよクマラスワミ報告にせよ戦争責任資料センターにせよ、都合のいい引用、都合のよい解釈をこれまで続けてきた実績を自分はこれまで何度も確認してきました。
同じ愚を犯さぬよう留意するとともにマ報告書が同様の類であることを証明することは意義のあることでしょう。


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2008年6月29日 (日)

林教授の新発見-旧海軍の意図は?

Hayasi

共同通信の以下の記事をご紹介します。
敗戦後、慰安婦を看護婦に  旧軍の命令、文書で初確認

 第2次大戦での日本の敗戦直後、旧海軍が日本人慰安婦を、軍病院の補助的な看護婦として雇用するよう命じた通達が19日までに、連合国側が暗号解読して作成した英公文書で判明した。研究者らは、慰安婦が看護婦に雇用された際の身分が軍属だった可能性が高いとみている。敗戦時に軍属雇用するという配慮から、軍が戦中に慰安婦管理に事実上深くかかわっていたとする見方を補強する貴重な史料としている。

 従軍慰安婦問題では、政府の謝罪や補償の根拠となる当局の関与の度合いが問題となっており、今後の議論に影響を与えそうだ。「看護婦」とすることで、当局が慰安婦の存在を連合国側から隠ぺいしようとした可能性も指摘されている。

 慰安婦を看護婦としたことは元兵士らの証言や、オーストラリア人ジャーナリストの著書の中で出典不明で紹介されたことがあったが、その命令が原文に近い形で確認されたのは初めてとみられる。関東学院大の林博史教授(現代史)が英国立公文書館で発見した。(共同)2008/06/19 18:21   【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/200806/CN2008061901000625.html


戦争中違法でも何でもなかった慰安所についてこれ以上突っ込んで何になるのか知りたい所ですがこの問題を放置していてもいいとは思えません。
そもそも旧軍に冤罪の可能性がある事を考えると、全文を公開しないままで印象操作的に悪者扱いをまず行うなどは研究者としてとんでもない事なのですが、この教授にはそんな正論は通じますまい。
現状できることというのは実はあまりないのですが林教授は年内に「既刊戦争責任研究」において全文を紹介すると言っておられますのでそれを待つ事にいたします。


慰安婦問題の権威、吉見教授の著書を細かく分析していくとトリミングや曲解が非常に多くて暗澹とした気分になったものですがこの林教授の研究もそういったものだと思っています。

今回はこの話についての「るーた」さんのご意見を書き記させていただきます。

「るーた」さんは私がmixiで知り合った方でして、関西で福祉の仕事に携わっておられます。
ご職業がらお年寄りの貴重な表現を聞かれる事が多く、るーたさんご自身はお若いのですが語り部のように話を聞かせてもらっています。

ああ、この話し前元従軍看護婦から聞きましたよ。 
慰安所退職後の職業訓練の一環で、色々と仕事を教えてたらしいです。
けど、慰安所の仕事は給料が高いので、世間の仕事をするのがバカらしくなるらしくて、

多数の慰安婦は、なかなか看護婦のいうことなんて 聞かなかったらしいですけどね。。。

俗にいう看護婦見習いですよ。。。
看護婦について仕事をするんです。
当然、文盲者には文字を教えるところから入ったそうです。
記録が出来なきゃ、外の世界へ出た時に雇ってももらえませんからね。。。
しかし慰安婦というのは、非番には買い物へ出かけたり、兵隊と歌を歌ったりして遊んだりとかなりの自由があったらしいので、なかなか自主的に参加したいという人はいなかったようですね。。。 
看護婦という仕事は、当時はよりハードで重労働ですからね。。。
しかし、慰安婦だったというより看護婦だったというほうが、帰った後のことを考えると良いわけで、そう言って参加を促していたという話を聞きますよ。。。
朝鮮人や支那人に「自分の今後の人生や親兄弟や親戚のことも考えなさい」と言っても「帰ったらまた、親は私を他へ売り飛ばすに決まってる」 「もう故郷には帰りたくない。このまま死んだほうがマシ」と言っていたとか。。。

その癖、親に手紙とお金を送っていたようで「その矛盾した行動が全く理解できなかった」と聞きましたね。

もちろんこの証言は又聞きですし、検証も全くしていません。
まあしかし、徳川侍従長の発言メモの時の日経の報道を見ていますと、大新聞社でさえも裏を取った報道をせずに許されるようですから市井の個人が同じ事やっても差し支えありますまい(笑)。


みなさんはこの証言を聞かれてどう思われたでしょうか?
私はこの報道を聞いたとき最初に思ったのは
「ああ、恩給が出るように計ってやったのだな」という事でした。
そしてるーたさんの発言を読ませてもらって「なるほど、終戦後も身が成り立つように便宜を計ったのだな」とも思いました。
林教授はこれを「連合軍から問題を隠そうとしたのだ」などと頓珍漢な解釈をしておられますが、違法でも何でもなかった慰安所の存在をなぜ隠さなければならないのか(笑)。

リベラルの方は清廉潔白の方が多いのか、この問題について「日本軍は悪の軍隊だったのだ」という資料を一生懸命探してこられます。
ある意味当たり前の事です。誰しも目を背けたい男性のどうしようもない本能の問題に向き合った軍隊が旧日本軍だったのですから。
汚れ仕事に手を染めた旧日本軍の指導部があったからこそ今中国には混血児の存在がほとんど確認できないのではないのですか?
目を背ける事は簡単でした。
旧ソ連軍のように暴行掠奪を黙認しておけばよかったのです。
監督不行届の誹りは免れませんが、そうすれば通常の戦争犯罪という問題にしかなりません。

しかし日本軍はそれをしなかった。
性病、防諜、強姦防止の三点を解決するために敢えて汚れた仕事に手を染めたのが上海派遣軍の岡部、岡村両参謀だったのです。
リベラルの方たちはこの画期的な発案に対して全く評価をしないどころか不備な所を見つけては大喜びしておられます。
そんな人にいつも自分は「貴方が上海派遣軍の司令官だったらこの【防諜、性病、強姦】という、進駐につきまとう問題をどう解決できるのですか?」と尋ねます。
おおむね茶化した返答が帰ってきますが中には真面目に「撤退しかない」と答えをもらうこともあります。
性病を、強姦を予防できないから勝ってる戦争を退却しようなんて軍隊がどこの世界にいるものですか。

最後はるーたさんのこんな言葉で終わります。この問題の本質は新聞などでは得られません。目を背けたい問題の本質はひそやかに現れます。

一つ気をつけなければいけないのは、この娼婦たちは、生活苦から保護者に売り飛ばされてやって来ていたわけです。。。 
儒教価値観から親や親戚等に対して向けられない怒りのやり場を、日本や日本軍という今の誰もが忌む存在へ向けるしかない。。。 
ということも考慮に入れるとより現実的かと思います。
そうでなくても、彼女たちは日本軍の協力者とされて、親兄弟・親戚・友人にまで、侮蔑されて苦しい時代を細々と生きてきたのですから。。。



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2007年3月14日 (水)

慰安婦関連ニュース 孤立を怖れるな

3月1日の安倍総理の「強制性はなかった」という発言を契機に情勢が動いています。

米下院外交委、慰安婦決議案を月内採択…小委長見通し
 【ワシントン=五十嵐文】いわゆる従軍慰安婦問題で、日本政府に謝罪などを求める米下院の対日決議案が3月末までに外交委員会で投票にかけられる見通しとなった。

(2007年3月9日3時3分  読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070309it01.htm

「辛酸に心から同情」=慰安婦問題、反論控える-安倍首相
 安倍晋三首相は9日午後の参院予算委員会で、従軍慰安婦問題について「慰安婦の方々が極めて苦しい状況に置かれ、辛酸をなめられたことは心から同情し、既におわび申し上げている」との認識を表明した。同時に首相は、狭義の強制性を否定した自らの発言に海外から批判が相次いでいることについて「事実と違った形で伝わっていく現状では、非生産的な議論を拡散させる」と述べ、反論などを控える考えを明らかにした。若林秀樹氏(民主)への答弁。

(2007/03/09-20:36 時事通信)
http://www.jiji.com/jc/zc?key=%b0%d6%b0%c2%c9%d8%cc%e4%c2%ea%a1%a2%c8%bf%cf%c0%b9%b5%a4%a8%a4%eb&k=2007030900872

従軍慰安婦問題:首相発言で波紋 背景に選挙区事情も
 【ワシントン及川正也】従軍慰安婦問題をめぐる安倍晋三首相の「(旧日本軍による)強制性を裏付けるものはなかった」との発言が、米国内で波紋を広げている。ニューヨーク・タイムズなどリベラル紙が相次いで批判する社説を掲載し、超党派の下院議員が3月中の採択を目指す元慰安婦への謝罪要求決議案に追い風との見方も出ている。

毎日新聞 2007年3月10日 19時43分
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070311k0000m010042000c.html

「拉致解決に固執すれば日米歩調に乱れ」…米タイム誌
 【ワシントン=五十嵐文】米タイム誌(電子版)は8日、北朝鮮による拉致問題に対する日本の対応について、「安倍首相が一切の譲歩を拒否すれば、日朝間の離反が続き、北朝鮮への積極対応に転じた同盟国・米国との歩調にも乱れが生じる」と報じた。
 記事は、安倍政権が拉致問題で進展がない限り、北朝鮮との国交正常化や対北朝鮮支援はないと明言していることについて、「核計画より4半世紀前の拉致(の解決)を優先させるのは健全ではない」と指摘。さらに、いわゆる従軍慰安婦問題に言及し、「首相は一握りの日本人の拉致の清算を北朝鮮に求める一方、何百何千と言われる性的奴隷(慰安婦)に対する自国の責任に疑問を投げかけているように見える」として、慰安婦問題が6か国協議での日本の立場にも影響を与えると警告した。
 さらに、先にハノイで行われた6か国協議の日朝国交正常化作業部会が拉致問題で難航したのは「日本の責任かもしれない」と論じ、「日本が(6か国協議で)取り残される危険があり、そうなれば(北朝鮮総書記の)金正日を喜ばせるだけだ」と指摘した。

(2007年3月10日20時31分  読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070310i211.htm

慰安婦問題「心からおわび」=安倍首相
 安倍晋三首相は11日午前のNHK番組で、従軍慰安婦問題について「心の傷を負われ、大変な苦労をされた方々に心からおわび申し上げている」と述べた。

(2007/03/11-11:42 時事通信)
http://www.jiji.com/jc/zc?key=%b0%d6%b0%c2%c9%d8%cc%e4%c2%ea%a1%d6%bf%b4%a4%ab%a4%e9%a4%aa%a4%ef%a4%d3&k=2007031100047

慰安婦問題、再調査必要ない=中川自民幹事長
 自民党の中川秀直幹事長は11日のテレビ朝日の番組で、従軍慰安婦問題について「安倍晋三首相ははっきり(同問題を謝罪した)河野洋平官房長官談話を継承すると言っている。それに尽きるわけで、冷静になって(議論を)収束していくべきではないか」と述べ、党内の一部が求めている同問題の再調査は必要ないとの考えを示した。

(2007/03/11-13:50 時事通信)
http://www.jiji.com/jc/zc?key=%b0%d6%b0%c2%c9%d8%cc%e4%c2%ea%a1%a2%ba%c6%c4%b4%ba%ba%c9%ac%cd%d7%a4%ca%a4%a4&k=2007031100068

新手のABCD包囲網かと思うぐらい最近の慰安婦問題の情勢は日本に逆風です。
当初日本を擁護する立場だったアメリカ共和党のローラバッカー議員までもが決議案賛成を表明してしまいました。
なぜローラバッカー議員は考えを変えたのか?
これについては「依存症の独り言」さんの記事が的確な分析をされています。
http://banmakoto.air-nifty.com/blues/2007/03/post_8d9d.html

AP通信のミゾグチなる記者が卑劣な報道を行っている様子がよくわかります。
上記ブログの管理人さんである板真さんは、日本の取るべき道として以下の考えを述べておられます。

私は前回のエントリーで「わが国は早急にこの『談話』を見直し、撤回(破棄)しなければならない」と書いたが、ここはまず、“慰安婦決議案”の否決に全力を挙げるべきではないか。その上で「(河野)談話」の見直し―撤回を図る、事態がここまでこじれてくると、これがもっとも効果的だと思う。

決議案の否決のためには河野談話撤回にこだわるべきではない、という見解ですね。

慰安婦問題の権威、秦郁彦教授は以下のような提案をされています。

(1)決議が可決されても法的効果はないので静観する
(2)謝罪も償いもすんでいるとくり返し説得する外務省方式の継続
(3)河野談話の修正
(4)朝鮮戦争、ベトナム戦争でも米軍や韓国軍が類似の慰安所制度を利用していた事実を指摘し、「同罪」だったことを自覚してもらう
(1)と(2)は論外として、(3)河野談話の「慰安婦の募集については、軍の要請を受けた業者が主としてこれに当たったが、その場合も甘言、強圧など、官憲等が直接これに加担したこともあった」というくだりから、「軍の要請を受けた」を削除、「強圧」を「威迫」に、「直接これに加担した」を「直接間接に関与」か「取り締まる努力を怠った」へ修正するのが私案である。

http://www.sankei.co.jp/ronsetsu/seiron/070311/srn070311000.htm

あくまで河野談話の撤回、修正へ動けというご意見ですね。
秦教授は河野談話が出される直前にも
「強制性はないのに認めるような文章を入れてはいけない」
と献言されていた方ですから無理もありません。

さて、本当に日本政府はどう対応すべきなのでしょうか?

公聴会にてイ・ヨンスら三人の女性が証言をした事を以前のエントリーで書きました。
対抗する形で、アメリカ議員が質問できる場所での加藤大使からの説明が必要と感じますが、制度上できるかどうか。

今回の決議案が正義感を動機として出されたものとして捉える方はおそらくいないでしょう。
本当の背景は何でしょうか?
色々調べましたがどうやら北朝鮮の暗躍という可能性が高いのではないかと思っています。
読売オンラインには残っていませんが、3月4日の読売新聞に以下のような記事が掲載されていますのでご紹介します。


『マイケル・グリーン氏に聞く』 「慰安婦」歴史家に任せよ
米国の知日派の代表格であるマイケル・グリーン前米国家安全保障会議(NSC) アジア上級部長は2日、読売新聞のインタビューに応じ、第2次大戦中のいわゆる慰安婦 問題をめぐる議論が米議会や日本国内で行われていることについて、「両国の国益を 損なう」と強い懸念を表明した。

――米下院では、民主党のマイケル・ホンダ議員らが慰安婦問題で日本に公式な謝罪を 求める決議案を提出し、外交委員会の小委員会で公聴会が行われた。

「米議会がこの問題に関与するのは大きな間違いだ。特に外交委員会は、北朝鮮の人権侵害、台頭する中国の挑戦など、対応すべき問題が山積している」

――日本政府は公式に謝罪しているにもかかわらず、決議が繰り返し米議会に提出されるのは、なぜか。

「韓国系住民の多いカリフォルニア州出身議員らが推進しているからだ。反日、反米、親北朝鮮の民間活動団体(NGO)などが絡んでいることもある」

――自民党の「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」が河野官房長官談話の見直しを議論しているのをどう受け止めるか。

「仮に決議案が採択されたとしても、米国の日米同盟関する政策に与える影響はゼロだ。
米メディアの報道も今のところ低調だ。しかし、日本が反発すれば事態は悪化する。
共和党や民主党の一部議員が、決議案の問題点に気づき、修正や廃案をめざして動き始めたが、日本の政治家が反発すると収拾が難しくなる。日米とも政治家がこの問題に関与すれば国益を損なう。歴史家に任せるべきだ」

――安倍首相は「(旧日本軍の)強制性を裏付ける証拠はなかったのは事実だ」と発言している。

「安倍政権の外交政策、特に国連での対北朝鮮制裁決議採択や、中韓との関係改善に向けた首相の指導力は、ワシントンでも高く評価されている。ただ、慰安婦問題は高いレベルが政治介入すればかえって複雑化する。強制性があろうとなかろうと、被害者の経験は悲劇で、現在の感性では誰もが同情を禁じ得ない。強制性の有無を解明しても、日本の国際的な評判が良くなるという話ではない」

――昨秋、下院で開かれた公聴会で靖国神社問題について証言し、日本の立場に理解を
示したがこの問題では批判的なのか。

「慰安婦問題で議会に呼ばれたら、残念ながら日本を擁護できない。靖国問題と慰安婦問題は違う。どの国にも戦争でなくなった英霊に敬意を表す権利があり、中国に介入する権利はない。クリント・イーストウッド監督の映画『硫黄島からの手紙』がヒットしたのは、米国人だけでなく、日本人の犠牲者に対する同情を呼んだからだ。しかし、慰安婦問題では被害者女性だけが同情され、日本が政治的に勝利することはない」
(読売新聞3月4日付 4面記事 )
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1173069077/(163の記事)

親北朝鮮の民間活動団体と言うのがバウネットジャパンのことか韓国の団体かわかりませんが、同じくアメリカ下院の、トルコ非難決議案では在米アルメニア人の団体が動いているからというのがもっぱらの話しですので、充分あり得る話だと思います。
最近の六カ国協議のニュースを聞いていると北朝鮮の戦略がわかるのです。
北朝鮮が一番欲しがっているのは重油などの物資です。
核をちらつかせて物資を手に入れるという、相変わらずの瀬戸際外交をやっているわけですが、六カ国協議ではそれが見事に成功しています。
しかし、実際に金を出すスポンサーが動いてくれないので北朝鮮も米露中も困っています。
こういう時に一番お金を出してくれるスポンサー=日本が、拉致事件をタテにして、一向に動いてくれないので困っています。
このままだと自分たちの国が重油を出さねばならないわけですから、日本が折れてくれれば一番都合がいいわけです。
つまり日本に拉致事件をあきらめさせて物資を拠出させることについては北朝鮮と米露中の利害が一致するわけです。北朝鮮を中心にした言い方にすると、米国の同意を得やすいわけです。
そこで日本に拉致問題をあきらめさせるために北朝鮮が使えるカードが、慰安婦問題なわけです。
慰安婦問題を周知せしめることによって日本の国際的な評判を落とし、「拉致事件なんかよりもっとひどいことを日本は過去にやってきているんだ」というイメージをアメリカ国民に植え付けるのが目的なわけです。
日本の評判を落として、なおかつ重油援助がスムーズに行われるようになるなら北朝鮮にとっては笑いが止まらないことでしょう。

今日本の政府首脳も、日本のネット上の意見も、慰安婦問題でどう対応するか揺れているようです。
社民党や小沢一郎、山崎拓のように、国家の関与自体に問題をすり替えて日本を非難するような輩は論外ですが、アメリカとの関係悪化を恐れて、軟化に転じるべきだと思っている方は多いようです。
タイム誌は実際に拉致問題にこだわる日本を非難するニュアンスの記事を載せていますし、ローラバッカー議員の方針転換も頭の痛いところです。

しかし、本筋をあやふやにさせて小手先の対応をしてきた外務省と同じ愚をまたここで繰り返してもいいのでしょうか?
中国韓国に対して主張すべきことを主張してこなかったからこそ、どんどん禍根が広がっているのではないのでしょうか?
河野談話が禍根の原因であるのなら、原因に目をつぶって対応するのは、外務省と同じ小手先の対応ではないのですか?
この決議案が可決されたとしても、強制力をともなうものではありませんので黙殺も自由です。
日米間の外交懸案がひとつ増えることにはなりますが現在それを怖れるべきではありません。
アメリカは今やこの問題一つで態度を変えるわけにはいかないほど日本に深く依存していますし、政権が民主党に移ったとしてもそれは変わりません。
むしろ日本はアメリカに軍事依存、アメリカは日本に経済依存という形での対等な二国間関係を築く奇禍とすべきです。

日本政府は孤立を怖れず河野談話の撤回に向けて動くべきである!

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2007年3月 8日 (木)

慰安婦関連ニュース 首相、アメリカ、韓国、北朝鮮

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このところ毎日慰安婦関連ニュースが新しく飛びだしてきて目が離せません。
3/8までに自分が聞き得た情報を整理して書くといたしましょう。

3/5
慰安婦:安倍発言に米国も不快感   
 「従軍慰安婦連行に旧日本軍の強制性はなかった」という安倍首相の発言に対し、米国も不満げだ。ジョン・ネグロポンテ米国務副長官は2日、東京で行った記者会見でこのことについて質問されると「日本と(この問題の)関連国の間には今後、前向きな進展が望まれる重要な協議事項が非常に多いのに、従軍慰安婦問題が障害となる恐れがある」と述べた。
 米国務省関係者は「日本政府は米国務省に対し従軍慰安婦事案に関する外交使節団を派遣した。早期に議会に大規模な議員使節団の派遣を決めたことについて、韓国政府の官僚は非常に不快に思っている」と述べた。この関係者は「日本の外交使節団はディック・チェイニー副大統領に会おうと試みたが、結局会えなかった。日本は過去の歴史問題を直視しないため、主要外交懸案に問題が生じている」とも話している。
 アメリカ国家安全保障会議(NSC)アジア局長を務めたマイケル・グリーン戦略国際問題研究所(CSIS)顧問も、読売新聞とのインタビューで安倍首相が従軍慰安婦問題に介入することについて「歴史家に任せるべき問題で、政治が介入すれば難しくなる」「強制性の有無に関係なく、被害者の経験は悲劇的で、日本の国際的な評価はよくならない」と述べた。同顧問は「従軍慰安婦問題で日本が政治的に勝利することはない」との見方を示した。
 一方、中国の李肇星外相は3日、北京で開かれた全国政治交渉会議の開幕式で質問に答え「両国関係は肯定的な変化を経験しており、両国関係がさらに改善し、調和をなして暮らせるようになると信じている」と述べた。非難の言葉はまったくない。これは温家宝首相が来月訪日するのをきっかけに、中国が日本との関係改善に力を注いでいるためとみられている。
ワシントン=崔宇晢(チェ・ウソク)特派員
(2007/03/05 12:10 朝鮮日報/朝鮮日報JNS)

http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2007/03/05/20070305000039.html

慰安婦問題、米決議でも謝罪せず…参院予算委で首相
 2007年度予算案の参院での質疑が5日午前、予算委員会で始まった。
 安倍首相は、いわゆる従軍慰安婦問題で、日本政府に謝罪を求める決議案が米下院に提出されていることについて、「決議があったから、我々が謝罪するということはない。決議案は客観的な事実に基づいていない。引き続き理解を得るための努力を行っている」と述べ、仮に採択されても、政府として謝罪する考えのないことを強調した。
 元慰安婦への「おわびと反省」を表明した1993年の河野洋平官房長官談話については、「基本的に継承していく」と改めて表明。その上で、「狭義の意味での強制性を裏付ける証言はなかった。官憲が人さらいのごとく連れて行くという強制性はなかった。いわば『慰安婦狩り』のような強制連行的なものがあったということを証明する証言はない」と述べ、旧日本軍や官憲による強制連行を示す証拠はないとの見解を改めて示した。
 また、「そのときの経済状況もあった。本人が進んでそういう道に進もうと思った方はおそらくいない。間に入った業者が事実上強制していたケースもあった。広義の解釈では強制性があった」と述べた。小川敏夫氏(民主)の質問に答えた。
(2007年3月5日13時38分  読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070305i103.htm

3/6
慰安婦決議案、採決は首相訪米後=修正にも含み-米下院小委員長
 【ワシントン6日時事】第2次大戦中の従軍慰安婦問題をめぐり日本政府に謝罪を求める決議案が審議されている米下院外交委アジア太平洋地球環境小委員会のファレオマバエンガ委員長(民主)は6日までに、4月下旬に予定される安倍晋三首相の初訪米に配慮し、決議案採決をその後に先送りする意向を表明した。時事通信の単独インタビューで語った。
 同委員長は、小委員会で決議案の審議を慎重に続ける考えを表明するとともに、「より良い形になるよう議論することが民主主義だ」と述べ、日本政府が既に謝罪を表明しているとの指摘を踏まえて一部修正もあり得るとの認識を示した。採決のタイミングに関しては「米国を訪れる安倍首相に恥ずかしい思いをさせたくない」と述べ、外交摩擦回避のため訪米後への先送りを明言した。
(2007/03/06-15:14  時事通信)

http://www.jiji.com/jc/zc?key=%b0%d6%b0%c2%c9%d8&k=2007030600588

「党内右派の支持優先」と批判=安倍首相の慰安婦発言でNYタイムズ 
 【ニューヨーク6日時事】6日付の米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は、従軍慰安婦問題で安倍晋三首相が「強制性を裏付ける証拠がなかった」と発言したことを社説で取り上げ、「傷ついた日本の国際的評価を修正するより、自民党右派の支持を得る方が大切なようだ」と批判した。
 同紙は従軍慰安婦について「女性たちは強制徴用され、彼女たちに対する行為は買春ではなく、連続レイプだった」と主張。「日本は事実をねじ曲げて恥をさらしている」と厳しく非難した。
 その上で、日本政府は率直に謝罪し、生存者に十分な補償金を支払うべきだと訴え、「恥ずべき過去を乗り越える第一歩は、事実を認めることと政治家は自覚すべきだ」と強調した。
(2007/03/06-17:27  時事通信)

http://www.jiji.com/jc/zc?key=%b0%d6%b0%c2%c9%d8&k=2007030600806

3/7
安倍首相の慰安婦発言を非難=北朝鮮外務省 
 【ソウル7日時事】朝鮮中央放送などによると、北朝鮮外務省スポークスマンは7日、従軍慰安婦問題をめぐる安倍晋三首相の発言に関する談話を発表し、「厳然たる歴史的事実と国際社会の公正な世論にあえて挑戦している」などと名指しで非難した。ラヂオプレス(RP)が伝えた。
 同スポークスマンは、日本が追求していることは「軍国主義の復活にほかならない」と主張。「軍国主義復活は『美しい日本』へと向かう道ではなく、破滅へと向かう道だ」と強調した。
(2007/03/07-22:30  時事通信)

http://www.jiji.com/jc/zc?key=%b0%c2%c7%dc%bc%f3%c1%ea%a4%ce%b0%d6%b0%c2%c9%d8%c8%af%b8%c0%a4%f2%c8%f3%c6%f1&k=2007030701035

3/8
軍の強制連行を否定=慰安婦の再調査要求-自民有志 
 自民党の有志議員による「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」(会長・中山成彬元文部科学相)は7日、従軍慰安婦問題について「軍による強制性は見つかっていない」とする提言を安倍晋三首相に提出する方針を固めた。提言には、政府に対する従軍慰安婦の再調査要求も盛り込む。8日の会合で決定する。
(2007/03/08-00:44  時事通信)

http://www.jiji.com/jc/zc?key=%b7%b3%a4%ce%b6%af%c0%a9%cf%a2%b9%d4%a4%f2%c8%dd%c4%ea&k=2007030800004

米の「慰安婦」決議案、「事実に基づかぬ」と加藤大使
 【ワシントン=貞広貴志】加藤良三・駐米大使は7日の記者会見で、いわゆる従軍慰安婦問題について米下院外交委員会で謝罪などを求める対日決議案が審議されていることについて、「客観的事実に基づかず、日米関係にも決して有用でない決議が通るのは良くない」と述べた。
 大使はその上で、採択阻止に向け、関係議員などに引き続き働きかける意向を表明した。
 加藤大使は同日、下院外交委員会のトム・ラントス委員長(民主党)と会談し、1993年の河野洋平官房長
官談話などを通じ、日本政府として謝罪した経緯などを説明した。
(2007年3月8日12時4分  読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070308ia02.htm

慰安婦問題、自民有志が政府への再調査要求を提言
 自民党の有志議員による「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」(会長=中山成彬・元文部科学相)は8日午前、党本部で会合を開き、いわゆる従軍慰安婦問題に関する再調査を政府に求める提言をまとめた。提言は近く首相官邸に提出する予定だ。
 提言は、〈1〉米下院に提出された慰安婦問題を巡る対日決議案は、客観的事実に基づかない一方的な認識に基づくものであり、採択されないよう外交努力を行う〈2〉慰安婦問題の誤った認識は、1993年の河野談話が根拠で、再度の実態調査を行い、関連資料を全面的に公開する――ことなどを政府に求めている。
 当初の提言案は、「旧日本軍や官憲の強制連行はなかった」との見解の表明や、河野談話の見直しを政府に求めていたが、首相が談話の継承を表明しているため、内容を修正した。
(2007年3月8日12時45分  読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070308ia03.htm

慰安婦報道で反論掲載要求へ=塩崎官房長官 
 塩崎恭久官房長官は8日午前の記者会見で、従軍慰安婦問題をめぐる安倍晋三首相の「狭義の強制性」否定発言に海外のメディアが批判を強めていることについて「誤った解釈に基づく報道には、反論掲載を含めて適切に対応することを検討している」と述べ、日本政府の反論文掲載などを要求する意向を明らかにした。
(2007/03/08-12:07  時事通信)

http://www.jiji.com/jc/zc?key=%b0%d6%b0%c2%c9%d8%ca%f3%c6%bb%a4%c7%c8%bf%cf%c0%b7%c7%ba%dc%cd%d7%b5%e1%a4%d8&k=2007030800385

必要に応じて再調査=従軍慰安婦問題、自民有志の提言に-安倍首相
 安倍晋三首相は8日午後、首相官邸で自民党の「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」の中山成彬会長(元文部科学相)らに会い、同議員の会が求める従軍慰安婦問題の再調査について、「必要があれば調査する。資料も公開する」と言明した。同問題で、旧日本軍の関与を認めて謝罪した1993年の河野洋平官房長官談話の見直しについては、言及しなかった。会談後、中山氏が記者団に語った。
 中山氏らは首相との会談で、(1)慰安婦問題の再調査と資料の公開(2)米下院に提出された日本政府への謝罪要求決議案の採択阻止-などを求める提言を手渡した。
(2007/03/08-18:02  時事通信)

http://www.jiji.com/jc/zc?key=%b0%d6%b0%c2%c9%d8%cc%e4%c2%ea&k=2007030800810

情勢は必ずしも楽観できません。
ニューヨーク・タイムズは朝日新聞寄りの報道をしますので日本に好意的な記事はまず書きませんが、アメリカ要人までが日本に批判の目を向け始めたようです。
マイク・ホンダ議員が日本非難の根拠にしているのは平成5年の河野談話だけです。
しかしこの河野談話とて、「官憲が直接慰安婦を強制連行した」などとは書いていません。
韓国側から見れば「やはり強制連行はあった!」と取ることが可能で
日本側から見れば「強制連行はあったが官憲が関わっていた部分はぼかして書いているので明言はしていない」
という玉虫色の解釈ができるように書かれた文章なのです。

慰安婦の募集については、軍の要請を受けた業者が主としてこれに当たったが、その場合も、甘言、強圧による等、本人たちの意思に反して集められた事例が数多くあり、更に、官憲等が直接これに加担したこともあったことが明らかになった。また、慰安所における生活は、強制的な状況の下での痛ましいものであった。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/taisen/kono.html

「官憲等が直接これに加担した」とありますが「これ」に当たる部分が「事例」なのか「募集」なのかを意図的にあやふやにしています。
どちらにでも取れるようになっているのです。

かくもすさまじい禍根を残した河野談話を日本政府はいかに処理していくか今後注目されます。
安倍首相は今のところ、河野談話撤回に動く気配はないようですが、「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」の活動には内心賛同しているはずです。
もう一歩踏み込んだ発言を期待したいところです。

大東亜戦争終戦後の日本にこういう話があります。
日本から独立した韓国と日本との国境線の設定について、韓国側は竹島の領有権をアメリカに主張していました。
アメリカ政府も大筋は韓国の主張を認める方針でしたが、当時の吉田茂首相がアメリカ側に提出した膨大なページ数の報告書により流れが変わりました。
結果、ラスク国務次官補は韓国に対して以下のような文章を出しました。

ドク島、又は竹島ないしリアンクール岩として知られる島に関しては、この通常無人島である岩島は、我々の情報によれば朝鮮の一部として取り扱われたことが決してなく、1905年頃から日本の島根県隠岐支庁の管轄下にあります。この島は、かつて朝鮮によって領土主張がなされたとは思われません。

日本は中国韓国がやるような情報戦は得意ではありませんが、このような形でこつこつと事実を積み重ねて説得力を増して静かに主張することには長けています。

安倍総理、加藤大使は日本の得意な情報収集、整理能力を駆使してこの困難に立ち向かってほしいものです。
日米間でこれほどにもこの忌まわしい河野談話がクローズアップされた事はありませんでした。
この機を逆に利用して、アメリカ相手に日本が得意としているやり方で歴史の真実を訴えてほしいのです。
多くの国民がそれを支持する事でしょう。
一時的に韓国と最悪の状況になることが予想されますが、虚偽を礎にした友好など、長期的な国益にはなり得ません。

CNNが「日本は再び慰安婦問題について謝罪すべきですか?」というネットアンケートを実施しています。
読者の皆さん、ブログランキングはクリックしなくても結構ですのでどうかこちらのページの「NO」をクリックして投票に協力して下さい。お願いしたします。
http://edition.cnn.com/2007/WORLD/asiapcf/03/04/japan.sexslaves.ap/index.html

最後にすこし話が違うのですが、東京裁判のパール判事の言葉が今回の騒ぎにあまりにもあてはまるので引用させて下さい。

日本の子弟がゆがめられた罪悪感を背負って、卑屈、退廃に流れていくのを私は平然と見過ごす訳にはゆかない。
誤られた彼らの宣伝を払拭せよ。
誤られた歴史は書き換えられなければならない。

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2007年3月 4日 (日)

慰安婦関連ニュース 安部総理の反撃

3/1夜に安部総理が河野談話の見直しを求めたという事実があったようです。
色々な報道がなされていて実像はどれなのか判断しかねます。
3/4時点で報道されている各社のニュースを分析してみました。

・共同通信
3/1前後には安部総理の発言については報道していません。
3/3に「アメリカの新聞がこう報じたよ」との記事を書いています。

河野談話見直し準備と報道
首相発言で米紙
2007年03月03日 12:23 【共同通信】
 【ワシントン2日共同】2日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、従軍慰安婦問題で安倍晋三首相が旧日本軍による強制を示す証拠はないと発言したと伝え、旧日本軍の関与を認めた1993年の河野洋平官房長官談話の見直しを準備していることを「これまでで最も明確に」示したと報じた。
 2日付のワシントン・ポスト紙も東京発のAP通信の記事を掲載。安倍首相の発言は従来の日本政府の見解と矛盾し、中国、韓国の反発を招くのは確実とした。

http://www.47news.jp/CN/200703/CN2007030301000333.html

非常にあっさりとした記述です。
その10時間後に書かれた記事を読んでみましょう。

安倍発言に「強い遺憾」
韓国、河野談話見直し警戒
2007年03月03日 22:04 【共同通信】
韓国、安倍首相発言を批判
【ソウル3日共同】韓国外交通商省は3日、従軍慰安婦の動員には旧日本軍の強制性を裏付ける具体的証拠はないとの1日の安倍晋三首相の発言を非難し「歴史の真実をごまかそうとするもので、強い遺憾を表明する」とのスポークスマン名の論評を出した。
 韓国では、安倍首相が米下院外交委員会で審議中の慰安婦問題で日本に謝罪を求める決議の可決を阻止するため、旧日本軍の関与を認め謝罪した1993年の「河野洋平官房長官談話」の見直しに動きだしたとの警戒感が強まっている。修復局面にあった日韓関係の新たな火種になりそうで、沈黙を守っている青瓦台(大統領官邸)の反応が注目される。

http://www.47news.jp/CN/200703/CN2007030301000723.html

共同通信は、総理の発言よりも韓国の反応の方にウエイトが置かれているような感じを受けますね。

・時事通信
2007/03/01-22:30 従軍慰安婦「強制の証拠ない」=河野談話の見直し否定せず-安倍首相
 安倍晋三首相は1日夜、従軍慰安婦問題を謝罪した1993年の河野洋平官房長官談話について「当初定義されていた強制性を裏付ける証拠がなかったのは事実だ」と述べ、旧日本軍が従軍慰安婦を強制的に集めて管理した証拠はないとの認識を示した。また、談話見直しの必要性に関しては「定義が大きく変わったことを前提に考えなければならない」と語り、否定しなかった。首相官邸で記者団の質問に答えた。
 ただ、この発言について首相周辺は「国会で答弁した通りのことを言っただけで、これまでの政府方針と何も変わっていない」と指摘、同談話の見直しを表明したものではないと強調。塩崎恭久官房長官も同日の記者会見で「談話を受け継いでいくのが政府の立場だ」と語った。

http://www.jiji.com/jc/zc?key=%b2%cf%cc%ee%c3%cc%cf%c3&k=2007030101167

総理が発言した3/1の夜にすぐに報道していますね。
内容も「アメリカがこう言ってたよ」じゃなくて踏み込んだ内容を書いています。

2007/03/03-19:31 安倍首相発言に「強い遺憾」=韓国政府が非難声明-従軍慰安婦問題
 【ソウル3日時事】韓国外交通商省は3日、安倍晋三首相が従軍慰安婦問題で「強制性を裏付ける証拠がなかったのは事実だ」と述べたことについて声明を出し、「歴史的真実をごまかそうとするもので、強い遺憾の意を表明する」と非難した。
 声明は、従軍慰安婦問題で強制性があったと認めて謝罪した1993年の河野洋平官房長官(当時)談話に言及した上で、安倍首相発言は「河野談話を継承するという日本政府の度重なる立場表明が本物だったかどうかを疑わせる」と主張。日本の指導者が「正しい歴史認識」を持つよう改めて求めている。

http://www.jiji.com/jc/zc?key=%b2%cf%cc%ee%c3%cc%cf%c3&k=2007030300340

韓国の反応についてはこちらの方があっさりした記述ですね。

・産経新聞
右派新聞はどう報道しているか見てみましょう。
子会社の産経デジタルが「iza!」というニュースブログを運営していまして、こちらに詳しい記事が書かれています。

首相、河野談話の見直し示唆「強制性裏付けなし」
03/02 06:31 
 安倍晋三首相は1日、慰安婦への旧日本軍関与の強制性を認めた平成5年の河野洋平官房長官談話について、「強制性を証明する証言や裏付けるものはなかった。だからその定義については大きく変わったということを前提に考えなければならない」と述べ、談話見直しに着手する考えを示唆した。首相官邸で記者団の質問に答えた。
 首相は昨年10月の衆院予算委員会で、旧日本軍による直接の連行などいわゆる「狭義の強制性」について「いろいろな疑問点があるのではないか」などと答弁し、否定する立場を表明してきた。ただ、「政府の基本的立場として受け継いでいる」とするなど河野談話の見直しには慎重な意向も示していた。
 しかし、米下院が慰安婦問題をめぐる対日非難決議案の採択に向けた動きを示すなど、河野談話が対日キャンペーンの口実に使われていることを憂慮。見直しに着手すべきだとの姿勢を示したものとみられる。
 河野談話をめぐっては、当時官房副長官だった石原信雄氏が「日本政府の指揮命令で強制したことを認めたわけではない」と証言。慰安婦募集の強制性を盛り込むように執拗(しつよう)に働きかけてきた韓国に配慮した結果だったことが明らかになりつつある。
 一方、自民党の有志議員で作る「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」の慰安婦問題小委員会は1日の会合で、中山泰秀小委員長が河野談話の修正を求める提言案と、新たな官房長官談話案を提示した。
 しかし、出席者からは「政府が出した談話は、政府自らが修正しないと意味がない」などと異論が相次いだ。このため、提言を(1)河野談話の修正(2)慰安婦問題の再調査(3)諸外国での河野談話への誤解を解く努力-の3項目を政府に求める内容に一本化することとし、とりまとめを来週に先送りした。

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/41472/

「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」についても言及しています。
現状こちらが一番情報量が多いようですね。

・毎日新聞
「毎日インタラクティブ」で記事検索をしてみたのですが、3/1の総理の発言について言及している記事はないようです。

・朝日新聞
「asahi.com」で検索をしてみましたが、サイト内検索では一件しか結果が出ません。
asahi.comページ
home > BOOK
安倍政権の日本 [著]星浩  2006-11-07
.. 北朝鮮の核実験が対北強硬イメージの安倍政権に有利に働いた、 ということもあるだろう。また、戦争責任や従軍慰安婦問題に関して、村山談話、 河野談話を踏襲すると国会で答弁したように、タカ派色を薄めたのも ...

http://book.asahi.com/topics/TKY200611070173.html
河野談話のサイト内検索結果   1 件中 1~1件表示 1 ≫詳細検索

ある意味徹底してますね。(笑)

・ワシントン・ポスト
google翻訳したものをそのまま載せてみます。

日本のAbe: WWIIの性の証拠はあくせく働かない
HIROKO TABUCHI AP通信 木曜日
2007年3月1日; 10:37 pm 東京 -- Yasuji金子、87は、静か彼が第二次世界大戦の日本帝国軍隊の兵士として中国で強姦した無数の女性の叫びを覚えている。 一部は軍営の売春宿の性の奴隷として韓国のサービングからのティーネージャーだった。 他は村の女性東の中国で略奪された彼および彼の僚友だった。 「彼らは叫んだが、女性が住んでいるか、または死んだかどうかそれは私達に重要でなかった」、金子言った東京彼の家でAP通信とのインタビューで。 「私達は皇帝の兵士だった。 かどうか軍の売春宿または村で、私達は不本意なしで強姦した」。 歴史家は30年代および40年代のアジア中の日本の軍の売春宿で役立つ韓国および中国からの約200,000人の女性を_大抵_言う。 多くの犠牲者は言う日本軍によって性の隷属に、そして上の政府のスポークスマンが認めた1993年に悪事を誘拐され、強制されことを。 今日本の政府の一部は謝罪が必要だったかどうか質問している。 木曜日のShinzo Abe総理大臣は謝罪の公式の修正のために押すための女性をだった右翼の政治家による更新された努力を後押しするアジアを渡る軍の売春宿に強制否定した。 「事実ある、強制があったとことを証明するべき証拠がない」、はAbeは言った。 Abeの注目は軍の権限に強力に売春宿ことをのために女性を手に入れる建築業者を使用に於いての直接役割があったことを歴史家が示した言った1992年に発掘された日本文書の証拠を否定した。 十分に戦時の残虐行為の償いをしないことをの訴える東京をコメントが南朝鮮および中国をいら立たせるのは確実だった。 Abeの政府は最近ソウルおよびずっと北京との関係を修理するために働いている。 声明は公正な時間大統領が東京の過去について白状するように勧説によって名誉を与える祝祭日に日本の植民地支配に対して1919年の反乱の記念日に印を付けた韓国廬武鉉の後の来た。 Rohはまた日本をせき立てる決断の米国の衆議院によって先月保持されたヒアリングを「謝り、のために戦争の間に認める」帝国軍隊の性の奴隷の使用を示した。 「国際地域社会は日本の植民地支配の間に託された残虐行為を容赦するとこと懸命に手で全空を覆う日本の試みがそこに方法でなくてもいかに証明」はRoh言ったメッセージを繰り返した。 たくさんの人々はソウルの日本大使館の外で1910-45植民地支配の間に日本人と伝えられるところでは協力した韓国人の名前をリストする彼らの口の紙切れが付いている
地面の死んだのこ仕上げハンマーを並べる記念日に印を付けるために再び集めた。 抗議のオルガナイザーは動物がレストランで屠殺されたことを言った; 犬は韓国の食糧として規則的に消費される。 Rohのオフィスはすぐに日本のリーダーの注目への直接反応を持たなかった遅い木曜日を言った。 北京では、注目の中国の外務省の追求のコメントへの呼出しはすぐに戻らなかった。 国務省のスポークスマンショーンMcCormackはAbeの声明についてコメントしない。 「私は日本の政治体制がそれを取扱うようにすると」彼は言った Abeのコメントは政府の前のスタンスからの逆転だった。 1993年に、河野洋平責任者のキャビネットの秘書は性の隷属の犠牲者に声明が議会によってその前の「慰安婦」によって要求にそれ承認される応じなかったけれども、謝った。 後で2年、政府は犠牲者のための補償金をセットアップしたが、私用寄付の_ない政府のお金に濫用を自認することを避ける_基づき、政府のための方法として批判された。 命令は3月31日切れることである。 性の奴隷の質問は国家主義的な政治家のための原因のcelebreであり、要求する日本の学者は女性専門の売春婦、強制労働に軍隊によって強制されなかった。 Abeが木曜日を話した前に、支配の寛大な民主党の立法者のグループは提案のための彼らの1993年の謝罪の部分に水をまき、直接軍介入を否定するように政府をせき立てるように計画を論議した。 Nariaki Nakayama、約120人の立法者のグループの議長は、カフェテリアを動かすために会社を雇う学校に類似していたそれの発言によって売春宿の政府の介入をするように努めた。 「ある人々は発言によって彼らの自身のスタッフを募集し、食糧を手に入れ、そして価格を設定する民間会社が動かす大学カフェテリアと売春宿を比較することは有用」彼である言った。 「要求があるところで、ビジネスは…収穫するが、言うために女性は印から離れてサービスに日本の軍隊によっている強制されたと」、彼は言った。 「この問題日本の名誉のために真実に基づいて、…再考されなければならない」。は しかし性の奴隷の犠牲者は言う物理的な、心理傷が_まだ戦争にによって_苦しむことを。 リーYong-soo、78、東京への最近の旅行の間にインタビューされた韓国は、日本の兵士が台湾の性の奴隷として1944年に彼女の家からの仕事に彼女を連れて行ったときに彼女が14才だったことを言った。 「日本の政府責任から」は動いてはならない日本の補償のために長く運動をしてしまったリーを言った。 「私によってはそれらが謝ってほしい。 私が女の子だった時、それらが私を連れ去ったことを性の奴隷があるために是認するため。 その歴史を是認するため」。 「私はとても若かった。 私は起こった何が私に」、彼女の言った言うことがわからなかった。 「私の叫びはまだ私の耳でそれから鳴る。 今、私は眠ることができない」。
Burt Herman apの作家はソウル、南朝鮮からのこのレポートに貢献した

http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2007/03/01/AR2007030100578.html
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外国のことだから仕方ないのかもしれませんが事実誤認が多すぎます。
物憂いですが一応列挙を
●軍営の売春宿の・・・
ほとんどは民営です。
●多くの犠牲者は言う日本軍によって性の隷属に・・・
多くの犠牲者は身売りです。
●1992年に発掘された日本文書の証拠を否定した
吉見教授が発見した陸支密局第745号のことかと思われますが、悪質な業者に「そういうことをするな」と指導した文書です。

ごく普通のアメリカの新聞でさえ外国の事を言及するとこうなのか、と思ってしまいます。
日本が囲まれている誤解がいかに根深いか、いかに中韓の情報戦略に負けているかわかりますね。

・朝鮮日報
慰安婦:安倍首相「強制動員の証言・証拠はない」 
 安倍晋三首相は今月1日、旧日本軍の従軍慰安婦について「強制性があったことを証明する証言や、それを裏付ける証拠はなかった」と述べた。
 安倍首相はこの日夜、旧日本軍による従軍慰安婦の強制動員を認めた、1993年の河野洋平官房長官(当時)の談話に対する見解について尋ねた記者の質問に対しこう答え、「そのため、強制性の定義については大きな変化があったことを前提に考えていかなければならない」と語った、と共同通信は伝えた。
 安倍首相のこうした発言は、日本の保守系の国会議員や閣僚らが「河野談話」の見直しを求め、また米国下院で従軍慰安婦問題に関する非難決議案が採択されるのを防ぐため、日本政府がワシントンでロビー活動を行っている中で出てきたものであるだけに、今後議論を呼ぶことが予想される。
 共同通信は、安倍首相の「強制性があったことを証明する証言や証拠がない」という1日の発言について、旧日本軍が直接的に関与したという「狭義の強制性」を裏付ける証拠がない、という意味に解釈しているが、一方で産経新聞は「河野談話の見直し」を示唆したものと解釈している。
 また、AP通信はこの日の発言は、旧日本軍による従軍慰安婦の強制動員を、安倍首相自らはっきりと否定した発言だ、と伝えた。
 安倍首相は昨年10月、衆議院での答弁でも、旧日本軍による直接的な従軍慰安婦の強制動員など「狭義の強制性」については、いくつか疑問点があるのではないか」と否定的な見解を表明したことがある。ただ当時は、中国や韓国などアジア諸国との関係を考慮するかのように、「政府の基本的な立場は継承していく」とし、「河野談話」の見直しには慎重な姿勢を示していた。
辛容寛(シン・ヨングァン)記者

http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2007/03/03/20070303000007.html

思っていたほど感情的な記事ではありませんね。

さて、以上抜き出したものから、安部総理が発言したと思われる「 」で区切られた部分を更に抜き出してみましょう。

・時事通信
「当初定義されていた強制性を裏付ける証拠がなかったのは事実だ」
「定義が大きく変わったことを前提に考えなければならない」
・産経
「強制性を証明する証言や裏付けるものはなかった。だからその定義については大きく変わったということを前提に考えなければならない」
・ワシントン・ポスト
「事実ある、強制があったとことを証明するべき証拠がない」
・朝鮮日報
「強制性があったことを証明する証言や、それを裏付ける証拠はなかった」
「そのため、強制性の定義については大きな変化があったことを前提に考えていかなければならない」

発言のビデオ見れば一目瞭然なんでしょうけど
「強制制はなかった」
「強制制はなかったことを前提に考えないといけない」
の二点を発言されてるのは間違いないようです。

それを前提に産経新聞は「河野談話の見直しを示唆した」と書いている訳ですが、「考えないといけない」というのが「見直しをする」という意味かと言えば、どちらにでも取れそうなので正直どうかなと思います。

南京にしろ慰安婦にしろ、実際にはなかったことをさもあったかのように吹聴され、されるがままだったのがこれまでの日本でした。
慰安婦問題で言うと、マイク・ホンダ下院議員の動きは総理も大変憂慮している事でしょう。
安部総理の言う「戦後レジームからの脱却」がここで問われていると思います。
今後河野談話にについて安部総理がどのようなアクションをしていくかを見ていきたいと思いますが、マイク・ホンダ議員の主張内容の唯一の根拠が河野談話である以上考えることは一つです。

http://kamomiya.ddo.jp/index0.html
(メニュー画面から「NEWS LIBRARY→2007年02月25日「報道2001/M・ホンダ議員の慰安婦謝罪と河野談話」をクリック)

安部総理は妥協の産物、河野談話を撤回せよ!

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2007年2月17日 (土)

慰安婦関連ニュース マイク・ホンダ議員の活動

昨年10月に、米議会でレイン・エバンス議員らによって提出されていた慰安婦関連法案が不採択になったことをエントリーとして書き記していました。
http://daikichi1966.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/post_a4a5.html

やれやれと一安心していたら今度はエバンス議員の跡継ぎと言っていいような存在がまた同じような事を画策しております。マイク・ホンダと言う議員です。
Honda_mike

【ワシントン=山本秀也】米下院に提出された慰安婦問題での対日非難決議案をめぐる公聴会が15日、韓国人元慰安婦らが出席して開かれた。決議案を提案したマイク・ホンダ議員は、「いまを逃せば、日本政府に慰安婦問題をめぐる責任を認知させる歴史的な機会は失われる」と、決議案の採択を訴えた。

下院のアジア太平洋小委員会で証言したのは、李容洙さん、金君子さんの韓国人元慰安婦2人と、オランダ人元慰安婦(現オーストラリア国籍)のジャン・ラフ・オハーンさんら。長時間にわたり、「日本政府は公式に謝罪し、補償を支払ってほしい」(金さん)、「20万人の女性が拷問された」(オハーンさん)などと訴えた。決議案採択運動を進める「慰安婦問題ワシントン連合」の徐玉子会長は、日本の歴史責任などを認めた村山内閣が「日本軍部の圧力で短命に終わった」と発言した。
 フォレオマバエガ委員長ら出席議員からは日本批判の発言が目立ったが、共和党のローラバッカー議員は「日本政府は何度も謝罪しており決議案は不要」として、日本を擁護した。
公聴会を前に、加藤良三駐米大使は同委員長に書簡と資料を送り、慰安婦問題に関する日本政府の対応を説明。駐米大使館では「決議案が採択されないよう最大限努力する」としている。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/asia/39495/


ネット上でこの問題について情報を集めてみました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%83%80
http://www.seisaku-center.net/modules/wordpress/index.php?cat=27
http://specialnotes.blog77.fc2.com/blog-entry-399.html
http://blogs.yahoo.co.jp/omekoijiro/46020103.html
http://banmakoto.air-nifty.com/blues/2007/02/post_056c.html

マイク・ホンダが中国韓国とのつながりが深い議員であるという事はわかりました。
さてこの公聴会で発言した三女性とはどういう人たちなのでしょうか?
上記リンク内の記事より抜粋します。

では、証言者である元慰安婦とはどんな人物なのかというと、韓国人は、金君子(キム・クンジャ)、李容洙(イ・ヨンス)の二人、オランダ人はジャン・ラフ=オハーンという人。
実は、共通項がこの3人にはある。3人ともバウネットが主催した、あの「女性国際戦犯法廷」の登場人物だからである。日本政府に謝罪どころか、責任者処罰を要求した、あの茶番劇に登場したくらいだから、ほぼ何を主張するのか想像ができよう。

では金君子さんの証言を検証してみましょう。


金君子(キムグンジャ)さん(79)。「私は天涯孤独。この世に生きて、何も残すものがない」と、硬い表情で天井を見つめた。
幼い時に両親が死んで養女に。17歳の時、家に朝鮮人2人が来た。「工場で働かせてあげる」。列車で連行されたのが旧ソ連国境近くの中国・琿春。慰安所だった。

(朝日新聞大阪版平成18年2月26日の記事)

幼いとき両親をなくした金さんは、六十数年前、日本植民地時代の韓国江原道で、養女に出された。ある日、養父から「お使いに行っておくれ」と言われて、汽車に乗せられた。女性たちがたくさんいて、兵隊の姿も見えた。
(北海道新聞平成17年6月23日)

親に売られたのが本当の所でしょうが、そこをぼかした書き方になっていますね。

私は10歳で父、14歳で母を亡くし、孤児でした。あの頃はみんなそうでしたが、大変な暮らしで、他人の家に働きに出て日銭を稼いでいましたが、16歳の時、チョロンの巡査の養女になりました。……1942年3月、養父に「お金を稼げるところがあるから」と言われて、朝鮮人の軍人に連れて行かれました。
(平成17年11月「東京の高校生 平和のつどい」での発言)

かなり正体がわかってきました。
黄錦周と同じ類のウソばっかりのようです。

次行きましょう。李 容洙さん

一九四四年、私が満十六歳の秋のことです。(略)……それから何日かたったある日の明け方、プンスン(引用者註・友人で「飲み屋」の子ども)が私の家の窓をたたきながら「そうっと出ておいで」と小声で言いました。私は足音をしのばせてそろそろとプンスンが言う通りに出て行きました。
 母にも何も言わないで、そのままプンスンの後について行きました。……行ってみると川のほとりで見かけた日本人の男の人が立っていました。その男の人は四十歳ちょっと前ぐらいに見えました。国民服に戦闘帽をかぶっていました。その人は私に服の包みを渡しながら、中にワンピースと革靴が入っていると言いました。包みをそうっと開けてみると、ほんとうに赤いワンピースと革靴が入っていました。それをもらって、幼心にどんなに嬉しかったかわかりません。もう他のことは考えもしないで即座について行くことにしました。私を入れて娘たちが全部で五人いました。

(韓国挺対協での1992年の証言http://cotodama-2667.iza.ne.jp/blog/entry/118008/

日本人に騙されたようです。気の毒に、とか申し訳ない!と思うのが普通ですね。
しかしこれが2005年の証言ではかなり様子が違います。

私はいつも母と一緒に寝ていたのですが、ある日の夜寝ていたら、コソコソと音が聞こえました。起きて見てみたら、ある女性が首のほうに何かを突きつけられながら、こちらを覗いていました。それでそこをよく見てみたら、帽子を深くかぶった軍人が立っていました。その女性が、私を見て何も言わずに手振りで私を呼んでいたので、私は怖くなり、部屋を出て外の居間のところで座っていました。するとその女性と軍人が一緒に居間まで入ってきて、その女性が片手で私の肩を抱いて、もうひとつの手で口を塞いで私を連れて行きました。その時軍人が、私の背中に何かを突きつけていました。そういう風に私は連れ去られていきました。
(韓国挺対協での2005年の証言http://cotodama-2667.iza.ne.jp/blog/entry/118008/

おやおや、連行時の状況がだいぶ変わりましたね。
引用元を読んでみますと、「軍人から殴られたことはないけど経営者からぶたれた」という発言が13年後には軍人に蹴られたことになってたりしまして「ああ。。。またかあ」って感じです。


蛇足ですがもう二例ほど

1944年、16歳の時に「軍服みたいな服を着た男」に連行され、台湾へ。移動中の船の中で、日本の兵隊たちに繰り返し強かんされる。その後、連れて行かれた先の台湾で、日本軍「慰安婦」としての生活を3年間強制された。「慰安所」では1日に何人もの兵士の相手をさせられ、抵抗すると電線のようなもので電流を流されたり、丸太で叩かれたりの暴行を受けた。「解放」(日本の敗戦)後、しばらくしてから韓国に戻る。

http://tateiwa.kir.jp/0n/z01.htm

日本は1947年まで戦争してたってことでしょうか?この類の証言は見飽きました。

十四歳で銃剣をつき付けられて連れてこられたこと、拒むと殴られ、電気による拷問を受けて死にかけた。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik/2002-06-26/13_0201.html

連行された時の年齢が10才から20才みたいにクルクル変わる証言も読んできましたのでこの程度ではまだ甘いですね。笑

疲れてきましたけどオランダ人女性についても検証を
ジャン・ラフ=オハーンという人についてです。
「20万人が拷問された」などと証言されているようですが、これが慰安婦の事を言っているのだったら大ウソです。
学者の研究でも2万人と言われているのに何を調べた訳でもないこの女性がその十倍の人数をはじき出せると?いい加減にしなさいと言いたいですね。

この方、1942年に慰安婦にされたと主張なさってるそうですが
http://j.peopledaily.com.cn/2002/06/12/jp20020612_18032.html
1994年のオランダ政府報告書の記述を真実だとすると日本軍幹部候補生隊が、オランダ人収容所内の女性を強制的に慰安婦にした「白馬事件」は1944年のことですから、1942年というのは何なのでしょうか?
ここはもう少し情報が出揃うのを待ちたい所です。



法的拘束力はないにしても、日本のマイナスイメージを植え付ける事を目的に行われている中国、韓国、バウネットの活動を日本国民は座していてはいけません。
既に首相補佐官の小池百合子議員の訪米など決定しているようですが、一度「弱者を虐げた加害者」であると印象操作をされると、こちらにどんな正当性があっても、それを払拭するのは困難です。
正義感に訴えるものに弱いアメリカの国民性を考えると、どうかなあと思います。

やはり、元を絶たねばいつまでたっても繰り返しでしょう。
このようなネガティブキャンペーンが行われている源泉は平成5年の河野談話にあります。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/taisen/kono.html

そして、平成18年に結成された「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」は河野談話の見直しを求めています。
山谷えり子、中山成彬議員らが中心となっているこの会の活動に期待しましょう!

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2006年12月20日 (水)

吉見義明「従軍慰安婦」分析(17)

開戦と強姦事件の発生

1941年12月の開戦以降、南方戦線での強姦事件の発生が公文書から窺われます。

富集団において、敵前逃亡112,強姦3、略奪3の事例あり。(中略)
比島方面でも相当強姦(14名)あり、下士官の婦人傷害事例もありたり。

(1942.2.12 陸軍省課長会報より)

法務局長:25軍の独立速射砲第一連隊の現役大尉がクアラルンプールにおいてマレー人の妻女を強姦、その時計5~6個を略奪し、更らにジョホールの第三王女をだまし、写真機を搾取し、強姦、掠奪、詐取の犯罪を犯かせるものあり。

兵務局長:25軍はクアラルンプールに来る迄は兎角の評判ありしも、この事件を契機にして爾后面目を一新せり。

法務局長:比島方面においても強姦多かりしが、厳重なる取締をなしたる結果、犯罪激減せり。

兵務局長:比島は他の地域に比し比較的多かった。
しかし支那事変に比すれば少ないと言える。
(1942.5.2 陸軍省局長会報より)


大山法務局長:南方軍の犯罪件数237件。
大体において支那事変に比し少し。
14軍には強姦多し。
女が日本人向きなるを以ってなり。

(1942.5.9 陸軍省局長会報より)


大山法務局長:南方の犯罪610件。
強姦罪多し。支那よりの転用部隊に多し。
慰安設備不十分、監視監督不十分に起因す。
拘禁所には何処も200名宛収容しあるが、何れも三、四名の法務官が処理しあり。

(1942.8.12 陸軍省局長会報より)

強姦、略奪が一件もない戦争など過去にはありませんでした。
軍紀が厳しいと言われた日本軍も例外ではありません。
上のような事態を受けて、日本軍は現実的な打開策として慰安所を検討し、設置しました。
現地の軍司令官にとっては、上層部が開戦を決行した以上は、少しでも強姦、略奪の少ないやり方を探るのが当然であったことでしょう。
上海派遣軍の岡部、岡村両参謀はそのような考えで慰安所の設置を着想したと思います。
あくまで戦争を是とするのなら、という前提でですが、現地の強姦、略奪を少しでも減らす為に他にどのような選択肢が考えられたのでしょうか?

慰安所制度は日本だけのものではありません。
イギリス軍は北アフリカで慰安所を設置していましたし、ドイツは日本以上の規模で組織的に慰安所を運用していました。
ベトナム戦争時のフランス軍は北アフリカの女性を「移動式慰安所」で売春させていました。
同じくベトナム戦争時の米軍キャンプの中には「レクレーション・センター」と言う名の売春施設がありました。
韓国軍はベトナム戦争時に現地女性を多数強姦し、現在五千人から三万人もの混血児がいると言われています。

慰安所制度を設けなかったソビエト軍は、ベルリン侵攻を目前にした時「ゲルマン女性は諸君の戦利品だ!」と宣伝し、軍がレイプを奨励する始末でした。

強姦を憲兵によって厳しく罰していた日本軍とて、逆に罪が重いことが強姦後の証拠隠滅、すなわち殺人に繋がったという面もあります。

戦争を始めてしまった以上、強姦、略奪は必然の結果として起こってしまうのです。

何度かくり返して申し上げてきたことですが、性を売ってくれる女性に仕事をしてもらうことは、強姦事件減少のために大変効果的だったのです。
旧日本軍が中国で、朝鮮で、東南アジアで混血児を残していますか?
「全員殺したんだから混血児がいないんだ」などと荒唐無稽な主張をする人もいますがそんなのは相手にしちゃいけません。
なぜ混血児がいないか?
慰安婦の皆さんが日本兵のために性の防波堤になってくだすったおかげではないですか!
私たちは元慰安婦の人達にお金を与えることをよしとしません。
声高に名誉回復を訴えることもよしとしません。
日本政府に謝罪させることもよしとしません。
ただ静かに感謝をしたいと思っています。


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2006年12月16日 (土)

慰安婦関連ニュース 安秉直教授の勇気

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http://www.dailyseop.com/section/article_view.aspx?at_id=52265

エキサイト翻訳の訳文を以下に掲載します。
翻訳ゆえの読みづらい部分は筆者が修正しております。
      

安秉直 『慰安婦は自発的だった』 妄言が波紋 

MBC ニューススポット出演 『強制動員証拠はない…土地収奪もなかった』 

2006-12-06 20:23:00     百万石  記者   

最近 「4・19 学生運動, 5・16 革命」 波紋を投げかけた教科書フォーラムの件の余波がまださめやらぬうちに、ニューライト財団理事長の安秉直ソウル大名誉教授が 6日 MBC 「ニューススポット」に出演して『日帝時代の慰安婦強制動員には証拠はないし土地収奪もなかった』と明らかにした。
波紋が予想される。

安教授は、我が国が日本の過去の歴史についての清算を要求していることに関連し, 過去よりこれからの韓日関係をどうすればいいのかが重要だと言って 『過去の人々についても、日々の生活を豊かにしてくれる条件を日帝が提出したとだとすれば、それまで拒否する理由はないと思う』と明らかにした。

『慰安婦営業者半数が朝鮮人, 当時何が故に強制動員したのか』

安教授はこの日インタビューで慰安婦があったということを否定する人はいないと言いながらも 『問題は強制動員だ。 強制動員したという一部慰安婦経験者の証言はあるが韓・日双方に客観的な資料は一つもない』と言って慰安婦動員の 「自発性」に重さを置いた。

記録がないと言って強制性に対する評価を留保することは間違いではないかと言う司会者の質問に安教授は 『軍隊慰安婦や一般慰安婦の生活は悲惨きわまりない。そこから目をそらしてはならない。
韓国にも私娼窟という慰安婦たちが多い。
そんなことを無くすためには、どうしてそんな現象が発生するのかに対して研究しなければならない。
無条件強制によってそんな現象が起きると思うことができない、という信じられない発言をした。

彼は引き続き慰安婦営業者の中で半分が韓国人だと言って 『(当時) 朝鮮人が何の権力で強制に動員したのか』と主張したりした。

安教授は過去、日本軍が強制動員した可能性があるから韓国挺対協とともに調査をしたと明らかにしながら 『3年活動してからやめた理由は、この人々(挺対協)は慰安婦の本質を把握して今日の惨めな慰安婦現象を防止するためではなくて日本とけんかするためにやっていることがわかったからだ』と主張した。

そんな形の反日運動が今日私たちに何の意味があるのかという疑問があって挺対協との活動をやめたということだった。

安教授はまた日帝時代の土地収奪問題と係わって 『大っぴらな土地収奪はないようだ。 当時国有地は李氏朝鮮時代王室の物なのにこれを朝鮮総督府所有とした。 掠奪と言えば掠奪だがそれは掠奪というより李氏朝鮮王室の所有を国家の所有にしたということだ』と、当時朝鮮総督府を国家と同一視する発言をしたりした。

『過去に何の過ちがあるかを根掘り葉掘り詮索してはいけない』

安教授はまた韓日両国が善隣のパートナーになろうとすれば日本の謝罪がなければならないのでは?と言う質問に 『それでは問題解決にならない。これからどんな関係を持てば我々の歴史的課題がうまく行くのかを考えなければならない』と答えた。

日本が過去を歪曲していても、未来のために無理して有効関係を築かねばならないというのは飛躍ではないかと言う司会者の反問に安教授は 『そうではない。 過去の人々が日々の生活を向上させる条件を侵略者がしてくれたとすれば、それまで拒否する理由はないと思う』と答えた。

彼は引き続き 『現在私の生活に何が役に立つのか、現在私たちの貧しい隣りのような状況を無くすために韓日関係をどうしなければならない悩むのが正当な国家を導く責任ある人々の姿勢』と強調して韓国政府を批判したりした。

安教授は 『過去に何が間違ったか、何がよかったのかを根掘り葉掘り詮索しても現実的に全然役に立たない。 まるでノ・ムヒョン政権がする形と同じで逆効果だ』と言って 『私たちが協力すれば国家がうまく立ち行く事ができるのに竹島や靖国や、解決される見込みがないことを言い続けて数年間始終けんかばかりする。 このようなことをするなと言っているのだ』と明らかにした。

私は日韓翻訳チャットで韓国人と話をすることが多いのですが、ほぼ100%の韓国人は歴史について「日本が全て悪かった」というものの言い方をします。
かといってその頃の事実関係を熟知しているわけではなく政府の主張に沿った事を浅い知識で声高に主張しているに過ぎません。
歴史について一個人である私が言うのは僭越なのでしょうが主張したいことはあります。

大東亜戦争は歴史の必然でした。
富める国と貧しい国が地域ごとにくっきりと色分けされてしまった16~19世紀の世界はすなわち弱肉強食の世界でした。
過去エントリーの記事を今読み返してみても、欧米によるアジア・アフリカ世界への収奪は過酷なものだったことが窺われます。
日本がそれに対してアジア、アフリカの解放戦争を行ったとまでは言いません。
日本は日本の理由で米英蘭に宣戦布告しました。
そしてその結果として、世界の地図が大きく塗り変わり、少なくとも表立っては過酷な植民地支配は不可能という時代になりました。
人類が持続可能な発展を継続していけるように、大きな見えざる力が世界にはたらいたのだと思っています。

然るに今の中国、韓国、北朝鮮は全世界的な視野を持たず、政治的利害から日本を非難し続けます。
一般の国民もそれを信じて、日本の永遠の謝罪を要求し続けます。
日本の反体制勢力の中にもそういう主張をする人は根強くいます。
そのような利己的な主張は決して有利には働かないことは現在の韓国のノ・ムヒョン政権が証明してくれていますが、日本はこれにどう対応していけばいいのかを考えていかねばなりません。

決して今までの日本の外交政策を踏襲してはいけないと思っていますが、この安教授のように真実に目覚めてくれる韓国人が増えてくれれば日韓の協力、友好は大変容易になることでしょう。

しかし過去において、やはりソウル大学の李栄薫教授が安教授と同じ発言をした結果、このようになった事例があります。
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/09/06/20040906000060.html

韓国の中では例え真摯な研究の成果であっても、日本を擁護する記事を書いてはならないのです。
日本に関して真実を語ってはいけないのが今の韓国社会なのです。

安教授のこれからの安否を気遣うと共に、韓国のこの現状が変わるのはどうしたらよいかを考えるたびに絶望的な気持ちになります。



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2006年12月15日 (金)

吉見義明「従軍慰安婦」分析(16)

Ⅱ 東南アジア・太平洋地域への拡大
1 南方地域の状況
開戦直前の計画

1940年~41年にインドネシア(蘭領東インド)のバタビア(ジャカルタ)で行われた第二次日蘭会商に参加した深田益男軍医は以下のように書いています。

現在土人は愛撫し、誠実をもって我が方に信頼感を抱かしむる様言動に留意する要有り。
多く回教徒にて一夫多妻の点もあるも、貞操感も強し。
かりそめにも強姦等を行い日本軍紀に不審を抱くことの無きよう、厳重注意の要あり。
一方、原住民は生活難のため売淫する者多し。
しかし、バンドンその他性病多きをもって、村長に割り当て、厳重なる検黴の下に慰安所を設くる要あり。

村長に割り当てというのがちょっと。。。と思います。
深田軍医にすれば、身元確実な女性を選別するためには村長への割り当てがよいということなのでしょうが、村長はそんな事したくはなかったでしょう。

吉見教授もここは、売春婦でない女性を慰安婦にする可能性を指摘しています。

ではインドネシアでは実際にこのような募集形態だったのか調べてみましょう。
秦教授の著書では、インドネシア人慰安婦の聞き取りを検証するという形を取っておられます。
インドネシアで名乗りを上げた慰安婦は二万二千人ということです。
まあこれは、「慰安婦だったと言えば日本から大金をもらえるぞ!」という事が実際ありましたので現実にこんなにいたはずはありません。
だって日本軍の兵士の数は約一万人でしたから。

さて秦教授の検証から、募集に関する部分を抜き出してみましょう。
スカブミという所で慰安婦にさせられた(なった)女性の証言です。

・マルディエムさんの証言
幼なじみの歌手レンチに「ボルネオへ行って一緒に芝居をしよう」と誘われた。
引率者は現地に在住する日本人市長。

・ウミクスンさんの証言
ある夜、五、六人の日本兵が自宅に侵入。拉致された。

・マリアムさんの証言
学校から自宅に帰ってきたところで四人の日本兵が押し入り、クラモト部隊に連行された。

・テティさんの証言
二頭の馬車に乗った軍人が三人の兵隊を連れて連行された。

・ウィダニィンシさんの証言
六人の日本兵が「看護婦として働かないか」と誘い連行された。

マルディエムさんの証言より、村長ではなく「日本人の市長」が斡旋していた内容がありますね。
私はインドネシアの村長さんに頼むのだと思っていました。
他の証言を見てみましょう。
マリアムさんの証言にある「クラモト部隊」とはスカブミに駐屯した独立歩兵第百五十大隊だそうです。
元倉本部隊の松浦豪平さんは
「部隊は軍紀厳正、兵舎内は整然としていた。あり得ない話だ」
と証言されています。
谷口大尉は
「倉本部隊には馬はいない。
それにこのような悪質な事件が続発していたら、戦犯にされただろうし、その前に現地人の兵補が黙ってはいまい。」

と証言されています。

次はバンドンでの慰安婦の証言

・スハナさんの証言
数人の兵隊に拉致された。
娘を取り戻そうとした父が軍人に斬り殺された。

・アミナさんの証言
ボゴールへの外出中に憲兵隊本部へ連行された。
三日間留置され、四日目にミシマ大尉の家に引き取られた。
ミシマ大尉の留守中にカツムラ大尉など数人が強姦した。
六ヶ月後ミシマの家からニチメン工場に働きに行き、父親も職を紹介してもらう。
1943年八月、転勤するミシマは「戦争が終わったら帰ってアミナと結婚する」と父に約束した。
戦後は三回結婚し、いずれも離婚した。

村長がどうのこうのどころじゃない乱暴狼藉ぶりですが秦教授はこう考察しています。

「八千代」「田毎」「喜仙」など五カ所(うち二カ所は朝鮮人経営と将校クラブ、他は中国人経営)に慰安所があったが、希望者は殺到しても性病持ちが多かったというからやや乱暴なリクルートをした可能性もあろう。
それにしても、中国人経営者のために日本兵が拉致行為をやるのは不自然で「連行」したのはその手先だったかと思われる。

アミナさんの証言に登場するミシマ大尉についての考察も述べておられます。

全期間ボゴールに勤務した遠山貞憲軍曹の証言です。

ボゴール分隊から歩いて二十分ぐらいのところに中国人が経営する慰安所があり、日本兵が利用していた。
アミナは十人くらいの現地人慰安婦のなかにいたのかもしれない。
古参の憲兵下士官は隊に近い一画に独立家屋の宿舎をもらい、下男下女を雇っていた。
三島曹長もそうだったが、十三才くらいの少女を可愛がり、学校へ入れてやりたいと言っていたのを記憶するが、43年春に満州へ転勤した。
彼女が三島のチンタだったとすれば、勝村分隊長や小林軍医と面識があった可能性はある。
しかし彼女が申し立てているような乱暴をしたとは考えられない。
勝村大尉は連合軍スパイを摘発、処刑した件で、戦犯として死刑になった。

この心優しい三島曹長と、仲間の強姦を容認していたようにも読めるミシマ大尉との差は何なのでしょうか。
確実なことは、加害者のものにせよ被害者のものにせよ「証言は警戒が必要」ということです。

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2006年12月13日 (水)

吉見義明「従軍慰安婦」分析(15)

「慰安」の提供

殺伐とした戦場で将兵の気風を緩和する目的での慰安所の重要性を述べておられます。
英米の軍のように交代制も取れず、軍の中に音楽・映画・図書・スポーツなどの施設もなく、軍隊内では上官のいじめ、制裁もあっていたであろう兵の方々の労苦は大変なものだったはずです。
軍隊内での楽しみって、酒と女性くらいしかなかったのでしょうね。
環境に順応し過ぎて殺戮が大好きみたいな人もきっといたんじゃないかなとかも考えます。

慰安所が一般の兵にとってどのような存在だったか実感がつかめる日記が紹介されています。

戦地での私たちが、欣喜雀躍、股間を押さえて女性のもとにすっ飛んだのは、何んといっても長い作戦から帰った直後の外出だったでしょう。
彼女たちの屯する房に着くと、行列して順番を待つ兵士たちは、生死の境を通ってきた異常なまでの緊張感から開放されたい一心で、Mボタンを外し、鼠色になった越中をちらつかせて、まだかまだかと気忙しく待っていたものです。
・・・・・・最高に燃えてこれほどの充実感はほかになかったように思いました。

(衣第3040部隊記念事業実行委員会編『黄土』)

哀しい日記ですね。
貧乏な国が戦争をすると、余裕のない国が戦争をするとこういうことになってしまうのでしょうね。

スパイ防止

スパイ防止の観点からも慰安所は重要だったことが述べられています。
将兵が敵国の女性娼芸妓と接すると、ついぽろっと漏らしてしまうこともあるでしょう。
まあ、単純に強姦防止、性病防止だけではなかったということですね。

しかしこの章の最後に書かれている吉見教授の結論は独断に満ちていますね。

軍慰安所設置の目的であったはずの強姦防止・性病防止は何ら解決しないまま、軍慰安所は増え続け、慰安婦の数も増えていった。
そして、アジア太平洋戦争に突入するとともに、あらたな拡大がはかられていくのである。

強姦防止→都合いいところだけ引用しておいて何を言うか
性病防止→断定するには根拠が不十分すぎる

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