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2008年3月31日 (月)

チベット関連ニュース:3/24

「平和的解決を」 ロゲ会長が異例の声明

 【オリンピア(ギリシャ)23日共同】24日にオリンピアで行われる北京五輪の聖火採火式を前に、国際オリンピック委員会(IOC)のロゲ会長は23日、混乱する中国のチベット情勢について「一刻も早く平和的に解決することを希望する。理由が何であれ暴力は五輪の価値と精神に反する」という異例の声明を発表した。

 中国によるチベット自治区ラサでの暴動鎮圧に対してIOCも何らかの行動をとるべきだ、という人権団体などの圧力はあるが、IOCが政治的活動と一線を画す立場を再度強調した。ロゲ会長は「大会を取材する2万5000人の報道陣を通じて世界の目にさらされることで、中国は変わると信じている。五輪は善をもたらし、変化への触媒となる」と述べた。

 チベット独立派グループは採火式で抗議行動を予定している。(中日スポーツ)

及び腰のIOC会長のコメントです。

「IOCが政治的活動と一線を画す立場を再度強調した。」と主張するなら、オリンピックは平和と友好の祭典だという看板もおろしてしまった方がよろしい。

チベット騒乱ルポ 外国人記者をつけ回して下着まで検査

中国四川省アバ・チベット族チャン族自治州で、暴動のあったアバ県に向かおうとする記者を制止する当局者ら。別の当局者は24時間体制で記者の尾行を続けた=22日(共同) チベット騒乱が周辺の省に拡大し、中国当局は外国メディアの取材に過剰に神経をとがらせている。四川省アバ・チベット族チャン族自治州では、複数の車が記者を尾行、ホテルでも後をつけ回し、同自治州を離れる航空機にまで当局者が同乗して取材妨害した。

 同自治州で飛行機を降りると、すかさずビデオカメラで記者の顔を撮影。ホテルでは部屋まで後をつけられ、移動のたび、少なくとも6人の男女が威嚇するように周りを行き来した。

 取材では、2台の車が尾行。制服警官が検問を設置し、道路の凍結を理由に外国人を排除し、さらに撮影した写真も消去された。

 同自治州を離れる際の空港での安全検査では、かばんの中身を、使用した下着まで1枚1枚触ってチェック。機内では当局者が最前列に座り、記者は他の乗客から1列離れた最後尾に“隔離”された。(共同通信)

外国人記者の報道は恐怖のようですね。

四川省でこんな状態とは。。。。

と言いますか外国人に対してさえこのような態度だったらチベット族にはどんな態度でいるかが窺い知れます。

この国に民主化なんて今世紀中には無理ではないでしょうか。

青海省で800人参加のデモ=当局が3人逮捕-チベット支援団体

 インドに拠点を置く非政府組織(NGO)「チベット人権民主化センター」は24日までに、中国青海省黄南チベット族自治州の尖扎県で23日、チベット人800人前後が参加した平和的なデモがあったと伝えた。

 同センターによると、中国の治安部隊が介入してデモを解散させた。また、同地域では同日朝、チベット人の抗議活動参加者少なくとも3人が逮捕された。当局は、省都西寧から大規模な警官隊を現地に投入して警戒態勢を敷いており、緊張状態にあるという。(時事通信)

青海省では平和的デモ。何をもって沈静化とするには定義が必要ですが、印象ではまだまだ鎮圧というには早いようです。

朝鮮外務省 チベット騒乱 中国の対応支持 

「不純分子の策動」

 朝鮮外務省スポークスマンは20日、中国チベット自治区のラサ市で発生した暴力犯罪事件に関連して朝鮮中央通信社記者の質問に次のように答えた。

 最近、中国チベット自治区のラサ市で殴打、強奪、放火、殺人行為を含む暴力犯罪事件が起きた。

 今回の事件は、チベット分離主義者らが不純勢力にそそのかされて組織的に行ったもので、現在、全中国人民の憤激と糾弾を呼び起こしている。

 チベットは、中国領土の不可分の一部である。

 わが共和国政府は、チベットの「独立」を企て、目前に控えている北京五輪を破たんさせようとする不純分子の策動を強く糾弾し、チベットの社会的安定と法律、チベット人民の根本的利益を守るための中国政府の努力を支持する。(朝鮮通信)

朝鮮通信はウズベキスタンと似たような見解ですね。(笑)

西蔵市民、暴行・破壊・略奪・放火事件を糾弾

 拉薩(ラサ)市で14日、不法分子による暴行・破壊・略奪・放火事件が発生し、無辜の市民18人が命を奪われ、382人が負傷し、数百の民家や商店が打ち壊しや焼き討ちに遭った。拉薩市に暮らす人々は惨劇の後、人類文明を公然と踏みにじるこの暴行を、憤怒の情で告発している。

 生命の告発:火の海に葬られた5人の娘さん

 拉薩市北京中路のブティック「以純」の前に21日午後、各族市民が自発的に集まり、焼け跡に花を捧げ、キャンドルに火を点し、この場で命を奪われた5人の若い女性の魂の安息を静かに祈った。

 14日当日、陳軍さんは18歳になる娘の陳佳さんからショート・メッセージの返信を受け取った。「パパ、あたしの店の周りで人殺しが暴れてる。店の外には出ないから心配しないで。ママとお姉ちゃんにも外に出ないように注意して」――。10数分後、ブティックは暴徒による放火で火に包まれ、陳佳さんの青春の日々は閉じられた。陳軍さんはこのショート・メッセージを何度も読み返しては、声を張り上げ号泣した。

 「以純」で殺された店員、次仁卓ガさん、楊東梅さん、陳佳さん、何欣欣さん、劉燕さんは、みな二十歳前後の女性だった。「わたしは毎日食事が喉を通らず、寝つけません。姉妹たちはいつも夢の中でわたしに微笑んでいます。あの日朝には、まだみんな楽しくおしゃべりをしていたのに」――。蔵(チベット)族女性の卓瑪さん(23)は唯一の生存者だ。焼き殺される数分前まで、5人の女性はお互いに抱き合って泣き叫んでいた。窒息直前のところで卓瑪さんは這い出し、死を逃れることができた。卓瑪さんは「彼女たちもわたしについて逃げられたと思っていました。その時、振り返って見れば良かったんですが、でも本当に怖くて、怖くて」と泣きながら語る。

 14日午後2時、大通りで人が暴れているのを見た14人の女性店員は、ドアを閉めて店内に身を潜めた。その後、8人は家族の迎えで帰って行った。卓瑪さんと5人の女性は、暴動の最もひどい区域に家があったため、とても帰宅できず、店舗2階の屋根裏部屋に隠れていた。暴徒たちは店のドアをこじ開け、商品に火をつけ、店先にも火を放ったのだ。

「私にはもう、今身につけているこの服以外には、たったひとさじのツァンパすら残されていないんです」

 79歳の女性、卓瑪さんはすべてを失った。「私にはもう、今身につけているこの服以外には、たったひとさじのツァンパ(チベット人の主食)すら残されていないんです!」――。暴徒に焼き討ちされた家を指さし、卓瑪さんは嗚咽を漏らす。

 14日当日、拉薩(ラサ)市北京東路吉崩崗木如居民委員会の通りに面した3階立ての蔵(チベット)式集合住宅が焼き払われた。卓瑪さんの部屋は3階の西角にあった。他の6世帯十数人の入居者も、卓瑪さんと同じく帰る家を失った。卓瑪さんは同日夜、「火がつけられた」との声を階下に聞き、就寝したばかりの息子を叩き起こして逃げ出した。何も持ち出す余裕はなかった。炎はまるまる40分間燃え続け、最後には、十数年の風雨に耐えてきた蔵式住宅の西側が完全に倒壊した。

 卓瑪さんの言葉の端々からは、暴徒たちへの無比の憎しみと憤りが伝わってくる。「あいつらは人間性のひとかけらもない、まったくの人でなしだよ!」――。卓瑪さんと十数人の入居者は現在、拉薩市吉崩崗小学校の事務室に身を寄せている。

 1991年から拉薩市で商売を始めた福建省出身の傅文進さんは「余りにも残忍だ、余りにも残忍だ!こんな残忍なものは見たことがない!」と記者に語る。14日の騒乱で、傅文進さんのケータイショップは根こそぎ略奪された。

 至る所で焼き討ちされ、打ち壊された拉薩市の目抜き通りの商店を目の当たりにし、蔵族の老人・次仁さんは「こんなにも長い間情勢が安定し、ようやく拉薩の経済は急成長し、人々の生活は向上を続けていたのに、人間性のないあの暴徒たちがすべてを壊してしまった!」と憤る。

「西蔵人民の幸せな生活の破壊を、われわれは断じて認めない」

 「3・14」事件の発生後、西蔵(チベット)の各民族・各界は、西蔵社会の安定と人民の幸せな生活を深刻に乱す今回の罪悪行為に、痛烈な非難の声を上げている。

 「西蔵人民の幸せな生活の破壊を、われわれは断じて認めない!」――。拉薩市城関区夏薩居民委員会の住民、益西羅追さんは言う。「焼き討ちされた住宅を見ると、病院に横たわり治療を受ける無辜の市民を見ると、そして再び、われわれを守るために負傷した武装警察を見ると、私たちは胸中の憤りを覆い隠すことができない」。

 パンチェン・ラマ11世(ギェンツェン・ノルブ)は事件後の15日「共産党と政府が拉薩で講じた一切の措置を断固支持する。拉薩の事態ができるだけ早く沈静化し、社会の安定が保たれ、人民群集が安定した穏やかですばらしい生活を送り、宗教界と信徒たちが正常の宗教生活を送れるようになることを希望する」と明確に表明した。

 第10期全国人民代表大会(全人代)常務委員会の熱地・副委員長は19日「西蔵の発展はいかなる時であろうと安定を前提としなければならず、安定なしに発展はなく、西蔵の各族人民の幸せな生活はなく、西蔵のすばらしい明日はない。西蔵の発展と安定の破壊は許さない」と述べた。

 西蔵自治区政治協商会議常務委員、拉薩市政治協商会議の拉宗卓ガ副主席は「私は新旧両方の社会を経験しており、西蔵の新旧社会の歴史の証人だ。旧西蔵では100万人の農奴が牛馬以下の暮らしをしていたが、西蔵の平和解放以降、特に改革開放以降、西蔵の人民は幸福な生活を送り、特にここ数年拉薩の発展は加速しており、これは誰の目にも明らかだ」と語る。

 西蔵達氏集団の達瓦頓珠・董事長は「近年、西蔵では経済が発展し、社会が安定し、民族が団結し、人民は安らかに暮らし楽しく働いている。これは誰の目にも明らかな事実だ。極少数の不法分子が拉薩ではたらいた暴行・破壊・略奪・放火の罪悪行為は断じて偶然ではなく、ダライ集団が下心をもって画策・指図したものだ」と述べた。z(人民網日本語版)

偏見で読んではいけないと思ってはいますが、すみません、人民網は無理です。

中国弾圧による死者130人、チベット亡命政府発表

3月24日 】チベット暴動に対する中国政府の弾圧による死者は確認できた範囲で約130人に上ると24日、チベット亡命政府がAFPに明らかにした。

  サムドン・リンポチェ(Samdhong Rinpoche)亡命政府主席大臣は亡命先のインド北部ダラムサラ(Dharamshala)で「この数字はチベットの情報筋から入手した。チベット自治区全体で約130人の死亡が確認できている」と述べた。

 中国南西部チベット(Tibet)自治区の区都ラサ(Lhasa)で発生した中国政府に対する抗議行動での死者について、中国国営新華社(Xinhua)通信は22日、暴徒によって「無実の」民間人18人と警官1人が殺害されたと発表していた。

 今回、死者の出る暴動にまで発展した抗議行動は、1959年に中国政府の統治に対する蜂起に失敗したチベット動乱の日にあたる14日に始まった。騒乱はチベット族人口の多い周辺の省にまで飛び火した。

 中国政府は、ダラムサラに亡命しているチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ(Dalai Lama)14世が、8月に行われる北京五輪を前に暴動を画策したと非難しているが、ダライ・ラマは否定している。ダライラマは自分は暴力に反対しており、目指すのは独立ではなくチベット自治区の自治だと繰り返し述べている。(AFP)

亡命政府の死者認定と新華社の認定の数がどんどん開いていきますね。

どちらが信憑性があるかは言わずもがなです。

聖火採火式、中国五輪関係者の演説中に男が乱入

聖火採火式のリハーサル(CNN) 北京五輪の聖火採火式が24日、ギリシャのオリンピア遺跡のヘラ神殿前で行われたが、会場の厳重警備を突破した男が乱入し、北京五輪組織委員会(BOCOG)の劉淇主席のスピーチを妨害する騒ぎがあった。

男は人権活動家とみられ、旗を持っていたが、ただちに警官に拘束され、現場から連行された。旗の正体は不明。

五輪関係者は聖火リレーのルートについて、今月14日から騒乱が起きている中国チベット自治区を通過する予定に変更はないとしている。AP通信によると、チベット独立派団体は採火式で、抗議行動を行う意思を表明していた。会場にはデモ対策として、1000人規模の警官隊が配備された。

国際オリンピック委員会(IOC)のロゲ会長は、北京五輪に先立ち、チベット情勢や人権問題について中国と「静かな外交」を行う方針を表明した。

採火式では、古代ギリシャの巫女に扮した女優が、太陽光を凹面反射鏡で集める古式ゆかしい方法でトーチに点火した。最初の聖火ランナーは前回のアテネ五輪で銀メダルを獲得したギリシャの男子テコンドー選手で、2人目はアテネ五輪金メダリストの中国の女子競泳選手。(CNN)

国境なき記者団が妨害行為=「人権は聖火より神聖」

 【パリ24日】ギリシャのオリンピアで24日、北京五輪の聖火採火式中に妨害行為があったが、騒ぎを起こしたのはジャーナリスト団体「国境なき記者団」(本部パリ)のメンバー3人だった。

 同団体は騒ぎの後、パリで声明を発表し、「聖火が神聖だというなら人権はもっと神聖だ。悲惨な人権状況を非難せずに、中国に平和のシンボルである聖火を渡すことは許せない」と強調。機会がある限り抗議行動を続けると警告した。

 3人のうち1人は同団体創設者のロベール・メナール事務局長で、23日にサルコジ大統領から仏最高勲章であるレジオン・ドヌール勲章を受けたばかりだった。 

 国境なき記者団は言論の自由擁護を掲げる国際組織。今回の妨害行為の前には北京五輪の開会式ボイコットを呼び掛けていた。(時事通信) 

国境なき記者団について無知でしたので少し調べてみました。記者魂あふれる団体のようですね。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E5%A2%83%E3%81%AA%E3%81%8D%E8%A8%98%E8%80%85%E5%9B%A3

「聖火が神聖だというなら人権はもっと神聖だ。悲惨な人権状況を非難せずに、中国に平和のシンボルである聖火を渡すことは許せない」という主張は本当に、本当にその通りです。

こんな汚れた国に聖火を運ぶ手伝いを星野さんや欽ちゃんにしてもらうのが嫌で仕方ありません。

元国王の孫娘、聖火リレーを拒否=「チベットで人権侵害」と抗議-タイ

 【バンコク24日】タイの非政府組織(NGO)グリーン・ワールド基金のナリサラ代表(51)は24日までに、「中国によるチベットでの人権侵害に抗議する」とし、北京五輪の聖火リレーへの参加を取りやめると発表した。同代表は環境活動家で、タイのチャクリ王朝の名君とされる元国王ラマ5世(チュラロンコン王)の孫娘。バンコクで行われる聖火リレーに参加する80人のうちの1人に選ばれていた。

 同代表は地元メディアに送った書簡の中で、「五輪を開く中国が人権を侵した。こうした行動は国際社会には受け入れられないという強いメッセージを中国に伝えたい」と記し、中国によるチベット政策の再考を促した。 

 タイには4月18日、聖火がインドから到着。翌19日にバンコク市内の中華街からラマ5世像周辺までの約14キロの区間で聖火リレーが行われる。(時事通信)

孫娘よくやった!欽ちゃんも続いてほしいです。

北京五輪:ロゲIOC会長、聖火採火式のギリシャで会見

 国際オリンピック委員会(IOC)のロゲ会長が24日、北京五輪の聖火採火式が行われたギリシャのオリンピアで主要メディアの質問に答えた。

 --チベットなど人権問題が焦点になっている。

 過去の五輪でも政治問題は数多く議論された。北京でも多くの議論があるだろうが、大会の質を低下させることはないだろう。

 --ボイコットの声もある。

 世界の主立った政治的リーダーは誰ひとりとして支持していない。ブッシュ米大統領は数日前に明確に否定した。フランスのサルコジ大統領、英国のブラウン首相も反対だ。個人が散発的に口にすることはあるが、勢いはない。

 --人権団体はIOCに多くを期待している。

 彼らの活動は尊重するし、定期的に会ってもいる。しかしIOCの使命は選手に最良の大会を提供すること。政治活動をしていては、その役割を果たせない。

 --ハンドボールのアジア予選問題がスポーツ仲裁裁判所(CAS)で決着した。

 解決を喜んでいる。男子の再予選が認められ、女子は認められなかったのは興味深い判断だ。裁定理由が公表されるのを待っている。(共同通信)

ロゲ会長の、本当の腹の底はどうなんでしょうか。

中央テレビ局、乱入場面放映せず 北京五輪聖火の採火式

 ギリシャ・オリンピアで24日あった北京五輪の聖火の採火式は、中国内では中央テレビ局が十数秒遅れで中継した。だが、同五輪組織委員会の劉淇会長の演説中に男性が乱入し、会場が騒然となった場面は放映せず、音声をカットして映像も遺跡やVIPらの様子に切り替えた。

 中国人として最初の聖火リレー走者が走る場面も、警備員が二重、三重に取り囲む様子が短時間流れただけで、大部分は古代遺跡の風景だった。

 波乱の幕開けとなった聖火リレーは、中国のチベット人騒乱の対応への批判などから、この先も抗議や妨害活動に遭う可能性がある。(asahi.com)

中共も切ったり貼ったり大変ですね。

中国政府高官、バチカンで秘密会談か

 【CJC=東京】バチカン専門の仏語通信『I・メディア』によると、中国政府高官がバチカン(ローマ教皇庁)で3月18日、秘密会談を行った。今回のチベット暴動を契機としたものではなく、計画は相当以前に立てられていたという。バチカンのフェデリコ・ロンバルディ報道官は、否定も肯定もせず、コメントも全て拒否した。

 教皇は19日、恒例の一般接見の際、チベット暴動に関してそれまで守っていた沈黙を破り、暴力を停止し、対話と寛容をと呼びかけた。

 イタリアの報道としてAFP通信は、中国政府がこの呼びかけを拒否し、外務省の秦剛副報道局長は20日、寛容というものは、法によって罰せられるべき犯罪人のためには存在しないと強くはねつけた、と報じている。(クリスチャントゥデイ)

誰と会談しても中共は中共らしくしていますね。

四川省で新たな暴動、警察官1人が死亡

3月25日 AFP】中国四川(Sichuan)省甘孜(Ganzi)チベット(Tibet)族自治州で24日、新たな暴動が発生し、警察官1人が死亡、数人が負傷した。国営新華社(Xinhua)通信が25日、地元当局からの情報として報じた。

 また、これに先立ち新華社通信は24日遅く、速報として、同省アバ(Ngawa)県での「暴動」に参加していた381人が警察に出頭してきたとの中国当局の発表を報じた。

 中国当局は前週、チベット自治区の中心都市ラサ(Lhasa)で105人が警察に出頭してきたと発表している。ラサでは、中国のチベット統治に抗議して今月14日から暴動が続いていた。(AFP)

四川省がまだかなり物騒な状況のようですね。

新華社が言ってるくらいですから相当なものでしょう。

政治問題避けないと~五輪広告で苦慮するマディソン

 オリンピック北京大会の開幕(8月8日)まで5カ月を切った今、米広告業界はプライムタイムに放送される関連番組用の広告や、雑誌、新聞に掲載される関連広告の撮影に忙しい。業界の中心地であるNYマディソン街は、協賛企業がダルフールやチベット問題などでの中国の政治的立場を気にせず広告展開できるよう、慎重な配慮を強いられている。

 ウォールストリート・ジャーナルによると、五輪に政治問題が絡むのは珍しいことではなく、古くはナチス政権下で行われたベルリン五輪、最近では先住民族の権利に関する議論が高まったシドニー五輪などがあるが、中国に関しては環境から人権問題に至るさまざまな批判があるため、スポンサーとなる米企業にも厳しい目が注がれる可能性が高い。

 批判を避ける一般的な広告手法としては、純粋なスポーツ称賛や「オリンピックは今起きているすべての問題を超越する」といった単純、無難なテーマを採用することが多い。これまでにも、走っている子供が高校の運動選手、やがては五輪選手へと成長するマクドナルドのCMなどが成功した。

 また、特定の選手にスポットを当てる方法もよく使われ、ホーム・ディーポは06年のトリノ冬季五輪用広告に社員の選手を使ったほか、今年の五輪でもビザが水泳のマイケル・フェルプスら有名、無名の選手を起用している。

 しかし選手を起用する方法も全く安全とはいえず、起用した選手が大会開催中など後になって議論の高まっている問題で特定の立場を表明するといったリスクもある。

 広告が何らかの議論を引き起こした場合は、調整して出し直したり、他のものに変更することもできるが、再編集のリスクを少しでもなくすため、過去に成功したテーマを選ぼうとする企業も多い。コカコーラは今年、異なる文化的背景を持つ東洋と西洋のバスケットボール選手が友情を築くというストーリーのアニメCMを決定しており、オールステイト・インシュアランスは世界の人々をつなぐという五輪の目的をたたえるテーマを採用した。(U.S. FrontLine)

平和と友好の祭典のCMにそのキーワードを使えない訳ですからそりゃ企業は苦慮するでしょう。

アメリカで大々的な不買運動が起これば協賛企業が降りていく事があり得ます。

対話が唯一の政策と米長官 チベット政策で中国に圧力

 ライス国務長官は24日、中国のチベット政策について「チベット問題の答えは中国がより継続可能な政策を遂行することだ」と述べ、ダライ・ラマ14世との対話が「唯一の政策だ」と述べた。インドのムカジー外相との会談後の記者会見で語った。

 米国は中国にダライ・ラマとの対話を呼び掛けてきたが「中国が取るべき唯一の政策」との表現は強い圧力を意味し、中国政府が反発する可能性もある。

 長官は「チベットの問題、住民の不満を考えると、非暴力、独立を望まない姿勢、高い徳からしてダライ・ラマは非常に望ましい役割を果たせる」と述べた。(共同通信)

チベット暴動:中国はダライ・ラマと対話を 仏大統領

 【パリ福井聡】サルコジ仏大統領は24日、チベット情勢を巡り、中国の胡錦濤国家主席に自制を呼びかけるメッセージを送った。大統領府によると、大統領は声明で「中国政府と(チベット仏教の最高指導者)ダライ・ラマ14世側が速やかに対話を再開し、中国の中でチベット人が自らの文化を十分享受できることを望む」と訴えた。(毎日jp

もう、あちこちから「ダライ・ラマと話せ」と言われまくってますね。

いい加減、形だけでも譲歩したらどうでしょうか。

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チベット関連ニュース:3/23

「中国はチベット弾圧を止めよ」2千人が抗議のデモ

チベットで起きた暴動を武力弾圧している中国政府に抗議する集会が東京で開かれ、2,000人の参加者が「中国は虐殺を止めろ」「チベットに宗教の自由を」などと叫びながらデモ行進した。大勢の在日チベット人のほか、天安門事件参加者など中国民主化を求めて日本に「亡命」した漢族出身中国人の姿も見られ、注目された。

◆漢族の天安門事件亡命者も参加

 中国政府によるチベット弾圧への抗議活動が世界各地で繰り広げられているが、東京では22日、在日チベット人や支援者など約2,000人がデモ行進し、「宗教の自由を」「ストップ、ジェノサイド(虐殺を止めろ)」などと訴えた。デモは主催者の「チベット・サポート・ネットワーク・ジャパン(TSNJ)」がインターネットなどで呼びかけた。

在日チベット人コミュニティ代表のカルデンさん。カリスマ性がある(東京・六本木で筆者撮影)

 デモに先立ち、港区六本木の公園で集会が開かれた。参加者たちは今回の暴動で亡くなった人たちのために1分間の黙祷を捧げた。在日チベット人コミュニティー代表のカルデンさん(写真)は、チベット人が世界中で抗議行動を起こしている理由として、次のように話した。

 1、北京オリンピックに反対してデモを起こしているのではない。チベットに真の自治を求めているだけだ。

 2、中国政府は北京オリンピックの開催が決まった時、「民主化を進める」と言ったにもかかわらず、チベットを弾圧している。チベットにいるチベット民族は絶望の中、命をかけてデモをしている。

 3、中国政府との対話による平和的解決を求めてきたダライ・ラマ法王が暴動を扇動するはずがない。

 4、日本のメディアは勇気を持ってチベットの姿を報道してほしい。

 会場には在日チベット人の姿が多く見られた。ほとんどがネパールに亡命した後、日本に移住した人たちだ。赤ん坊を連れた女性は電話でチベットの友人と話した、という。

 「治安部隊が暴動参加者の家にドカドカとやって来て『降伏しろ。さもなくば家族全員を殺すぞ』と脅す。多くの若者が警察に投降した」。女性は眉をひそめながら語った。

 昨秋ビルマで起きた暴動の際もインターネットで現地の映像が世界中に伝えられた。今回のチベット暴動でも同じだった。治安警察に射殺されたチベット族男性の写真を背中に貼り付けている男性がいた。写真はインターネットで取り出した、という。

 難民認定などの件もあるので、筆者は彼ら、彼女らに迂闊に名前を聞かないようにしている。だが男性は「私はプンツォク・ツェリンです」と名乗った。ツェリンさんの祖父は、ダライ・ラマ14世が亡命するきっかけとなった1959年のチベット暴動の際、中国人民解放軍に殺された。

「ストップ、ジェノサイド」血を吐くように訴える女性。

 集会場の一角に「抗議中共武力鎮圧……」と簡体字で書かれたプラカードを持つグループがいた。チベット弾圧抗議集会に、なぜ中国の文字が躍っているのか、最初はわからなかった。聞けば彼らは「中国民主陣線」という中国の民主化を求める組織で、漢族出身だという。

 リーダーの辺寧さんは、1989年の天安門事件の際、デモに参加した。当局にマークされそうになったため日本に亡命した。辺さんは「多くの学生が殺された天安門事件と、今のチベット暴動は同じような状況になっている」と危機感を募らせる。89年はチベット暴動が3月に起き、6月の天安門事件へとつながった。

 支配民族の有志が被支配民族と志を同じくする例は、イスラエル‐パレスチナで稀にある。だが被支配民族のデモ・集会にまで参加するケースは筆者も見たことがない。民主化に対する中国政府のなりふり構わぬ弾圧への反発だろう。

◆2千人が「中国はチベットから出て行け!」

 参加者は六本木通りをデモ行進したが、中国大使館前を通ることはできなかった。警察に許可されなかったのだ。それでも中国大使館に届けとばかり、弾圧の不当性を叫び訴えた。「宗教の自由を! パンチェン・ラマ(※注)を返せ」「中国はチベットから出て行け」。……血を吐くような声が六本木通りに響いた。

デモ隊の列は長さが150メートル以上あった。

 在京地上波のテレビ局もデモを取材・放送したが、オンエアされるのは「フリーチベット」など差し障りのない言葉だけだった。中国政府の機嫌を損ねれば、北京駐在の支局が「お取り潰し」に遭うからだ。

 集会が始まった時500人余りだった参加者は、デモが終る頃には約2,000人に膨れあがっていた。日本の僧侶たちも参加した。「日光修験道」の山口峰隆さんは「同じ仏教徒が大量に殺されるのは耐え難い。お釈迦さまの弟子として他人事とは思えない」と唇を噛む。

 「中国人民解放軍の軍用機がチベットの僧侶1,000人以上を乗せて連れ去った」とする現地からの情報もある。

(※注)パンチェン・ラマ

1995年、ダライ・ラマが認定したチベット仏教界のナンバー2。阿弥陀仏の化身と言われる。認定された直後に中国政府によって拘束された。当時6歳で、「世界最年少の政治囚」と呼ばれた。現在は家族と共に北京に幽閉されている、との説が有力だ。

 中国政府は代わりに、自らに都合の良い別の少年をパンチェン・ラマに仕立て上げている。チベット仏教を抹殺するものとして国際社会から批判されている。(JanJanNews

日本でも結構なデモが開催されています。漢族の中国人も参加しているというのは心強い事です。

ラサ市救助ステーション、被害者568人を救助

 西蔵(チベット)拉薩(ラサ)市救助ステーション長を務める巴桑氏はこのほど、ラサで14日に起こった事件による被害者の状況を明らかにした。「新華網」が伝えた。

 巴桑氏によると、殴打・破壊・強盗・放火を含む一連の事件が14日にラサで発生したことを受け、救助ステーションはラサ市民政局の指示に基づき、当日から被害者救助の準備を始めた。救助ステーションでは、衣服・食物・住居・医療などを含む総合的なサービスを被害者たちに無料で提供する。16日早朝に最初の被害者50人に対するサービスを行った後、毎日50~60人の被害者が送られてくるという。救助ステーションがこれまでにサービスを行った被害者は568人にのぼる。

 巴桑氏は、「救助ステーションは原籍地への帰宅を希望する144人に列車のきっぷを購入した。また希望する167人には100元の救済金を給付し、ラサ市の自宅に帰らせた。救助ステーションが現在までに被害者に提供した各種救助費用は12万元以上にのぼる」と述べた。(asahi.com)

朝日のスタンスは「チベット人を殺すのはよくない。しかし中国も最善を尽くしている。日本人は中国の指導部が適切な処置をとっているのを見守ろう」という世論誘導かと思っています。

そう考えると上のようなニュースを載せるのも納得しますが、これは予断かな?

外国記者の取材いずれ許可=チベット暴動で-中国国務委員

 【北京23日】中国訪問中の自民党の中川秀直元幹事長は23日夜、外交担当の戴秉国・国務委員と北京の釣魚台迎賓館で会談した。中川氏はチベット自治区での暴動に関し、外国記者への取材許可やチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世との直接対話を求めた。戴氏は「外国メディアの取材は人身の安全が保障できれば、適切な時期に実現したい」と答えた。直接対話については回答を避けた。

 また、22日の台湾総選挙の結果を踏まえた今後の中台関係について、中川氏は「話し合いによる解決」を要請。戴氏は「平穏な政権引き継ぎを期待している」と新政権の出方を見守る考えを示した。(時事通信)

中川さんやはり大した事は言ってないですね。

紳士的に要望なんか出しても共産党が聞くもんか。

タイの聖火リレー走者が辞退

 北京五輪の聖火リレーでタイ国内の走者に決まっていたナリサラー・チャクラポーンさん(51)が、中国チベット自治区などでの暴動鎮圧に抗議、聖火リレー参加の辞退を二十三日までに決めた。

 ナリサラーさんはタイ国内を走る聖火走者六人のうちの一人。タイ王室の流れをくむ家系で、環境保護運動の活動家でもある。辞退の理由について、タイのメディアにあてた書簡で「チベット住民の殺害は公然たる人権侵害で、中国政府の国際世論無視を示している」と指摘した。

(デイリースポーツオンライン)

こういう動きはこれから増えてきそうですね。欽ちゃんにも辞退してもらえないものでしょうか?

甘粛省の暴動で94人負傷=新たな騒ぎなし-中国・新華社

 【北京23日】中国国営新華社通信は23日、甘粛省甘南チベット族自治州の暴動で94人が負傷したと報じた。うち91人が警官・武装警察官、2人が政府当局者、1人が市民という。国営メディアが同自治州での負傷者数を伝えたのは初めて。

 新華社電によると、同自治州の夏河県、瑪曲県、碌曲県、合作市などで14日から続いた暴動は既に終息し、20日以降新たな騒ぎは起きていない。チベット亡命政府は瑪曲県で19人が射殺されたと発表したが、新華社電は警官隊の鎮圧に伴う死傷者の有無には触れていない。

 また、16日に起きた四川省アバ・チベット族チャン族自治州アバ県の暴動による死傷者数は「まだ判明していない」としており、今後被害の拡大が懸念される。新華社は20日、アバ自治州で警官の発砲により暴徒4人が負傷したとだけ伝えている。 (時事通信)

鎮圧されたのかと思っていたらそうでもないような感じです。

報道されていない暴動がどのくらいあるのでしょうか?

「偽善」と米下院議長を非難 ダライ・ラマと会談で

 中国国営の新華社通信は23日、ペロシ米下院議長(民主党)がチベット仏教最高指導者のダライ・ラマ14世と会談したことについて「自らの偽善を世間にさらした」「人権を語る道徳的資格がない」などと非難する論評を配信した。

 中国政府が米国指導者について、ここまで激しく批判するのは最近では異例。

 論評は下院議長について「その見解は多くの西側政治家やメディアと同様だ。中国をおとしめ、封じ込めたいグループの意図を体現している」などと決め付けた。(共同通信)

ペロシ議長が人気取りだったとしても、中共にそれを非難する資格などないのですが。。。

この記事は笑えますね。

復活祭のローマ法王、チベットなどの平和に「解決」を

2008323日、バチカン市国のサンピエトロ広場(St. Peter's Square)で、イースター(復活祭)恒例の法王メッセージ「ウルビ・エト・オルビ(ローマと全世界へ)」を語るローマ法王ベネディクト16世(Benedict XVI)。(c)AFP/CHRISTOPHE SIMON

323 】ローマ法王ベネディクト16世(Benedict XVI)は23日、キリスト教の復活祭(イースター)の恒例メッセージの中で、チベット、中東、アフリカなどの「平和と共通の利益を守る解決法を」と強く訴えた。

 法王の恒例メッセージ「ウルビ・エト・オルビ(「ローマと全世界へ」の意)」の中でベネディクト16世は、「ダルフールやソマリアなどのアフリカの地域や苦しみ続ける中東、特に聖地(パレスチナ)やイラク、レバノン、そして最後にチベットなどをどうして思い出さずにいられよう。そのすべての人々に、平和と共通の利益を守る解決法を見出すようわたしは促したい」と述べた。

 バチカン市国のサンピエトロ広場(St. Peter's Square)で雨の中、巡礼者たちを前に、全世界11億人のカトリック信者の長であるローマ法王は「この厳粛なる日から、前方に差す光の筋が、世界のすべての場所で行く手を照らすように」と願った。

 復活祭の日曜日は、聖金曜日(Good Friday)に十字架にかけられたイエス・キリスト(Jesus Christ)の復活の日。

 ローマ法王は前週19日、チベット暴動に関してそれまで守っていた沈黙を破り、暴力を停止し、「対話と寛容」をと呼びかけた。

 イタリアの報道によると、中国政府はこの呼びかけを拒否し、秦剛(Qin Gang)外務省報道官は翌20日、「寛容というものは、法によって罰せられるべき犯罪人のためには存在しない」と強くはねつけた。

 恒例メッセージの後、法王は67か国からサンピエトロ広場に集まった数百万人の人々に、イースターの祝福の挨拶を63の言語で届けた。(AFP)

ローマ法王の影響力に期待します。

暴動鎮圧で中国支持 ウズベキスタン

このニュースのトピックス:ロシア・CIS

 中央アジア・ウズベキスタン外務省は23日、中国のチベット暴動鎮圧について「法秩序回復と安定維持に向けて取られた措置を支持する」との声明を出した。

 声明は「チベット自治区は中国の不可分の領土」とし、チベット情勢は「中国の国内問題」と強調している。

 中国、ロシアなどとともに上海協力機構(SCO)に加盟するウズベキスタンは2005年に東部アンディジャンで起きた反政府暴動を武力鎮圧して市民らに多数の死傷者を出し、欧米や人権団体から非難を浴びている。(共同通信)

ウズベキスタンは中共支持ですね。

まあ、こんな国なので同族ってことですか。


http://www.news.janjan.jp/world/0801/0801108741/1.php

 

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2008年3月30日 (日)

チベット関連ニュース:3/22

チベット騒乱で五輪スポンサーにも厳しい判断

 【ロサンゼルス=松尾理也】中国西部チベット自治区を発火点にした大規模騒乱は、北京五輪の有力スポンサーにも厳しい判断を迫っている。現在のところ、スポーツと政治は別との立場が強調されているものの、水面下では各社が集まって対応を協議するなどの動きが始まっているもようだ。

 北京五輪には、コカ・コーラやマクドナルド、フォルクスワーゲンといった世界的企業12社が「世界スポンサー」として名を連ねる。中国市場への期待を背景に、この12社は、各社ごとに少なくとも1億ドル(100億円)以上を支払っているとみられる。

 だが、チベット騒乱の拡大で、五輪への関与が不買運動などのマイナス効果につながる可能性が無視できなくなってきた。

 板挟みの状況は、各社に苦しい対応を強いている。マクドナルドは「政治的問題については、国連などの機関で早急な解決が図られるべきだ」との声明を発表した。12社の世界スポンサーのうち唯一の中国系企業で、IBMのパソコン部門を引き継いだコンピューター・メーカーの聯想(レノボ)は、チベット騒乱後も「オリンピックは中国にとってすばらしい機会。われわれはそれを支援できることを誇りに思っている」とのコメントを続けている。

 こうした中、コカ・コーラは20日、「北京五輪での役割からおりる予定はない」としながらも、「チベットの状況を深く憂慮する」と、1歩踏み込んだ声明を出した。

 米紙ウォールストリート・ジャーナルによると、中国への批判の高まりをうけ、米主要スポンサーの幹部が4月初めまでにニューヨークに集合し、対応を話し合う。この会合はもともと、スーダン・ダルフール問題に対する中国政府の姿勢を受けて設定されたものだったが、「チベットの騒乱によって、さらに緊急性を帯びることになった」という。

 今回の騒乱では、俳優のリチャード・ギア氏が五輪ボイコットを呼びかけたほか、草の根レベルでの市民団体の抗議活動も活発化している。(産経ニュース)

不買運動が起こるかもしれないとなれば企業の逃げ足はさぞ速いことでしょう。

マケイン上院議員が中国の鎮圧批判、チベット暴動

米大統領選で共和党候補指名を確定させたマケイン上院議員は21日、滞在先のパリで中国チベット自治区で起きた大規模暴動に触れ、中国政府の鎮圧方法は「正当ではない」と指摘、平和的な解決手段を要求した。

AP通信によると、中国人記者の質問に答えた。議員はこの中で、チベット族は不当な処遇を受けているとし、人権は尊重しなければならないと強調。その上で、中国政府に対し「チベット族の人権侵害しているだけでなく、中国の対外イメージも損ねている状況への平和的な対応策を模索することを期待する」と語った。

米議員では、ペロシ下院議長(民主党)が21日、チベット亡命政府があるインド・ダラムサラでチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世と会談、中国政府の対応を非難している。

中国外務省報道官は、議長の名前には触れなかったが、「ダライ・ラマ一派の分離主義的な行動へのいかなる支持や奨励に反対する」と反発している。

ブッシュ米大統領は今夏の北京五輪の開会式に中国政府の招待で出席予定だが、ホワイトハウスは20日、チベット暴動を受けて出席をキャンセルする考えはないことを明らかにしている。ただ、中国政府に対し外国メディアによるチベット自治区内外での取材を認めるよう求めた。外国メディアは現在、自治区内外から締め出されている。 (CNN)

マケイン大統領候補が中国を批判しました。マケイン議員は日本の拉致問題についての関心も深い方で個人的に応援しています。

しかし予想外に内容はかなり穏やかなようですね。

人権先進国フランスで会見しながらこの程度ですから、これ以上の過激な対応はアメリカはしないのではないでしょうか。

英印で反中国デモ 欧州議会議長は北京五輪ボイコットを示唆

デモ行進に参加した亡命チベット人ら=22日、インド北部ダラムサラ市内(CNN) 中国チベット自治区の騒乱を受けて、英ロンドン市内の中国大使館前では22日、チベット解放運動などが組織した抗議集会が行われ、何百人もの人々が参加した。

1982年からロンドン在住のチベット人男性はAP通信に対し、「中国は(北京)五輪に向けて国際的なイメージを懸念しているが、われわれは人命について懸念している。われわれは死者が出たことや、大勢の人々が拘束されたことを知っている」と語った。

また、ある活動家は英政府に、赤十字や国連といった国際機関の職員受け入れを中国側に要求するよう促した。外国人記者団によるチベット現地取材の禁止を撤回するよう、中国に求めていく方針も明らかにした。

一方、欧州議会のペテリング議長はドイツ大衆紙ビルトに対し、チベット騒乱が今後も続いた場合、加盟各国が北京五輪をボイコットする可能性を排除しないと語った。ペテリング議長は、中国政府が自ら決断し、直ちにチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世と対話するべきだとの考えを明らかにしたうえで、「歩み寄りの兆候が引き続き見られない場合、(北京五輪)ボイコットは正当な措置になると思う」とコメントした。

この日はチベット亡命政府の拠点であるインド北部ダラムサラでも、中国への抗議とダライ・ラマへの支持を表明する500人規模のデモ行進があった。参加者には大勢のインド人ビジネスマンが含まれていた。

チベット騒乱による死者数について、中国政府は22人としているが、チベット亡命政府は99人と発表。騒乱は他の3州にも広がっている。中国政府はダライ・ラマの支持者の一派が騒乱を扇動したと主張しており、人民日報は「チベット独立軍の陰謀を断固壊滅するべきだ」などとする論説を掲載した。

ペロシ米下院議長(民主党)は21日にダライ・ラマと会談し、中国当局の対応を非難。批判が世界各地に広がったことを受け、中国政府は自国を支持する外国政府の声明を公表するなどして対応している。 (CNN)

欧州議会の部手リング議長の発言は気になりますね。

これからヨーロッパはどう動いていくのか。

中国:チベット女性作家を軟禁、夫も 米政府系ラジオ

 米政府系放送局「ラジオ自由アジア」は21日、北京に在住するチベット民族の女性作家、ツェリンウォセ(中国名・茨仁唯色)さんが今月10日から夫で作家の王力雄さんとともに自宅で軟禁状態になっていると伝えた。

 王さんは「外出には当局の許可が必要で外出できても監視要員がつく」と話している。

 ツェリンウォセさんは中国語で10冊の著作があり、昨年、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世の写真を掲載したことで自らのブログが当局に閉鎖された。

 同放送はまた、青海省西部のチベット民族居住地域で約2000人が平和的なデモを行ったと伝えた.(毎日jp)

影響力のある個人を拘束ですか。共産党の得意技ですなあ。

チベット亡命政府、中国政府に対話呼びかけ

3月22日】中国共産党の機関紙「人民日報(People's Daily)」がチベット(Tibet)自治区の反中勢力に対する徹底的な取り締まりを主張する社説を掲載したことを受け、インド北部ダラムサラ(Dharamshala)のチベット亡命政府は22日、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ(Dalai Lama)14世との対話が「今こそ重要」だと訴えた。

 ダライ・ラマ14世は、1週間の日程で仏教徒のセミナーを行うためインドの首都ニューデリー(New Delhi)に滞在中だが、同行している亡命政府のThubten Samphel報道官はAFPに対し、対話の必要性はかつてないほど高まっているとの見解を示し、「中国政府は常に今回のような強硬策を講じ、チベット問題の武力的解決を試みてきたが、成功した試しはない」と述べた。

 人民日報は同日、チベットの中国支配に反対する勢力は一掃されるべきで「チベットの分離主義集団」による暴動を断固として鎮圧し、これを根絶しなければならないとの社説を掲載。中国政府とダライ・ラマの対話を求める欧米やアジア各国の意向を事実上拒絶する形となっていた。(AFP)

ダライ・ラマねばり強いですね。感嘆します。

新華社「騒乱を楽しんでいる」 海外メディアなど批判

 【北京22日傍示文昭】中国チベット自治区ラサに端を発した一連の暴動で、中国国営の新華社通信は22日までに、人権団体と西側メディアが「人の不幸を喜び、騒乱を楽しんでいる」と批判する論評記事を配信し、中国政府の公式発表や国営メディアの報道を信用しない人権団体と西側メディアへのいらだちを浮き彫りにした。

 論評記事は「こうした暴動が彼らの国で起きたなら、中国ほど抑制された対応をしただろうか」と指摘。さらに「人の身になって考えなければ、他人を批判するのは易しい」と皮肉った上で、人権団体は「なぜ(暴徒に殺された)無実のラサ市民の人権を擁護しないのか。人間は平等ではないと考えているのか」と痛烈に批判した。

 一方、22日付の中国共産党機関紙・人民日報は「法制を堅持し、人民を保護し、安定を維持する」と題する論文を掲載。暴動は「祖国分裂を企てる陰謀」と断定し、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世に対して「一貫して掲げる『非暴力、平和対話』は徹頭徹尾の偽りであり、『独立を求めない』という吹聴は正真正銘の欺まんだ」と非難した。

 台湾総統選の投開票日に合わせて発表された論文は、いかなる形の独立も認めないという共産党の強いメッセージを示す狙いがあるとみられる。(西日本新聞)

しかし肝心の対話の相手がこんな調子じゃ。。。

チベット鎮圧 中国内からも批判、作家ら「暴力反対」

 中国の著名な作家、王力雄氏や劉暁波氏ら約30人が22日、チベット騒乱について「平和と非暴力の原則に基づいて民族の争いを解決し、中国政府は暴力的な鎮圧を即停止すべきだ」とする声明を発表した。中国当局の抗議運動への厳しい取り締まりについて、国際世論だけではなく、中国国内からも批判が出た形だ。

 声明では、中国当局がチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世が暴動を策動したと主張している点について「証拠を出すべきだ」と訴えた上で、国連による調査を要求。中国メディアの公式報道についても「チベット族によるデモの被害のみを強調する報道は民族的な恨みをあおり、事態の緊張を招くだけだ」と非難、国内外のメディアにチベット自治区での自由な取材を許可するように求めている。

 一方、米政府系放送局のラジオ自由アジアは21日、王力雄さんと妻のチベット族女性作家、ツェリンウォセさんが10日から北京市内の自宅で軟禁状態になっていると報じた。(asahi.com)

中国内でこんな発言をして大丈夫なんでしょうか?と言いますか朝日がなぜこんな報道をしてるんでしょうか?

【記者ブログ】時系列:チベットとその周辺で今まで何が起きたか。 福島香織

■チベット人女流作家、オーセルさんと先ほど、チャットした。彼女はこの事件で、うちひしがれている。たんなる、おしゃべりなので、このチャットの内容は非公開。今はそっとしてあげたい。ただ、彼女は自分のブログhttp://woeser.middle-way.net/については、ぜひ多くの人にみてほしい、というので紹介しよう。これは、中国からはアクセス禁止。ちなみにyoutubeはホームページにはアクセスできるようになったが、個別のチベット動画にはアクセスできないものがある。

■とくに「大事記」と題された今回の事件を時系列にまとめたものは、ぜひ読んでほしい。いかに今回の一連の事件が深刻、危機的なものかが分かるはずだ。この情報はオーセルさんだけでなく、チベット問題の平和解決を願う多くの人がありとあらゆるコネクション、チャネルを使って集めた情報が入っている。要は口コミである。しかし、当ブログは口コミ・ゴシップブログを標榜しているので、堂々とのせてしまう。今後の資料にもなるかもしれないので、全訳、紹介の許可をいただき、当ブログに転載する。長いので読むの大変だ、という人は太字のところだけでも。

■チベット各地で2008年3月10日以降に起きた大事記。(3月22日まで)

(以下翻訳、転載)

3月10日

■ラサ・デプン寺で500人の僧侶が平和的なデモを行った。しかし武装警察は僧侶を殴り、催涙弾を使用し、これを阻止。数十名の僧侶が拘束された。同時に僧院は軍に包囲されたまま今に至る。水道は止められ、周辺の食堂も閉鎖し、僧侶らは生活の困窮に陥っている。

■同日、ジョカン寺の前で14人の僧侶がチベット国旗をもって抗議活動を行い、警察当局に殴打され、逮捕された。多くのチベット族市民がこの惨状を目の当たりにし、警察に暴力をやめ手暮れるよう哀願したが、そのため3人のチベット族市民も逮捕された。

■アムド(青海省海東チベット自治州)華隆県の●(=徳の心の上に一)?寺では、僧侶が平和的デモを行ったた、軍警に解散させられた。

■アムド(青海省海南蔵自治州)貴南県魯倉寺の僧侶が平和的デモを行ったが軍警に解散させられた。

3月11日

■ ラサ寺で600人の僧侶が平和的抗議活動(座り込み)を行ったが、武装警察が殴打し、催涙弾などを使用し、僧侶を拘束した。同時に寺院を包囲し、水を止め食堂を閉鎖し、僧侶は生活困窮に陥っています。セラ寺周辺では多くの市民が寺院に集まり、僧侶の虐待をやめるよう哀願した。

3月12日

■デプン寺で僧侶2人が(抗議の意味で)手首を切り、セラ寺僧侶がハンガーストライキを開始した。。

■ ラサの多くの政府機関(単位)において、3月10日、3月11日の事件の緊急の報告会が行われた。各機関の責任者は、その会議で、下部組織の幹部職員らに簡単に事件を報告した。一部責任者の報告は「デプン寺の数百名の僧侶集団がラサ向かっていこうとして、ラサ税関付近で武装警察に阻止された」というもだった。またある責任者は「その地区の寺院で若干規模の違う事件が発生した。しかし、主な事件はラサ地区に集中している」。また別の官員は「武装警察とデモ隊の衝突(体と体のぶつかり合い)が発生した」と語った。

■多くの機関は事態が発展状況にあるときだと説明し、幹部・職員およびその家族に対して敏感な部分に触れることを禁止、みだりに人に話したり、疑いをもつなと強調した。一部機関の責任者は事態が非常に深刻なときに使う「これはチベットの長期的安定局面に対する厳粛な挑戦である」「以上の事件は拡大傾向にある」という言葉を使った。

3月13日

■ラサ郊外の甘丹寺数百人の僧侶、曲桑寺150人の尼僧がラサ市中心に和平請願に赴こうとして武装警察に包囲され今に至る。ラサ3大名刹は当局によって封鎖された。

3月14日

■午後、ラサ・ラムチュ寺近くで百人の僧侶が連日のデプン、セラ寺院の鎮圧に対し、デモ・抗議活動を行っていたが、この日、警察がやって来て僧侶を殴打、チベット族市民の怒りを誘発した。この後、数万市民が大規模抗議を行い、過激な事件も発生。当局が大量の軍隊を投入、鎮圧した。ラサは至る所に軍用車両、装甲車が配置され、催涙弾を使用、発砲などによって局部段階で鎮圧、例えば?瑪貢桑居民区などで殺戮と拘束が行われた。

■その晩は外出禁止令が出た。これは1989年以来、最大規模のチベット族抗議活動。当局は13人死亡と発表、チベット亡命政府は100人のチベット族が撲殺されたという情報をうけている。

■ ラサ公安当局から聞いたとするある情報によると、14日から当局は発砲禁止令を撤回し、群衆に対して発砲許可したという。

■ アムドの拉卜楞大寺(甘粛省甘南チベット自治州夏河県)では、年に一度の“多久”と呼ばれる仏教行事がおこなわれていた。午後2時ごろ、400人の僧侶と群衆がチベット国旗を掲げ、沿道の人民に向かって「チベット独立!」「ダライ・ラマ万歳」「われわれに宗教の自由を返せ」などと叫び、県党委、県政府、公安当局の前で平和的デモを行い、夜になって当局武力警察で武力により解散させられた。

3月15日

■ ラサは正規軍が投入され制御され、(デモ参加者の)全面的な捜査拘束作戦が展開された。ある情報によると600人が拘束された。ラサ市は戒厳状態で夜間外出禁止令がしかれ、軍備警戒はますます厳重になっている。当局はオフィシャルサイトで、「公告」を出し、自首期限を17日24時とした。

■ラサ周辺の県、?孜、曲水、林周、墨竹工?などで、デモと抗議活動が発生した。

■ アムド拉卜楞大寺で、一万人以上の僧侶と檀家が大規模抗議デモを行い、公安、武装警察との激しい衝突があった。その後、蘭州軍区の40両以上の大砲(?)車両、20両以上の装甲車が、寸鉄纏わぬ老若男女に向かって発砲、多くのチベット族が死亡した。20人が逮捕された。

■その夜、アムド合作市の主要寺院の僧侶は協力してデモを行い、軍・警察に包囲封鎖された。合作市東一路一帯で、民衆が抗議デモを行い軍・警察に追い散らされた。

■合作市の民族師範専門学校のチベット族学生が平和的抗議を行い、学校の党委員会と衝突した。

■アムド碌曲県郎木寺で大規模デモが発生し、軍・警察に解散させられ、包囲された。

■四川省甘孜藏族自治州道孚県で数百人の僧侶と民衆がデモを行いビラをまき、軍・警察に解散させらた。

■康地?折多(四川省甘孜藏族自治州州府康定県)では、この日からすべての政府機関で必ず当直をおくよう通達された。3月6日、康地稻城(四川省甘孜藏族自治州州稻城県で、百人以上の僧侶と民衆がデモを行い、軍・警察との深刻な衝突が発生。3人のチベット族が撃ち殺され、ある公安当局者は手を切断されるけがを負った。事件後、さらに大量の軍警が投入された。道孚県八美区では標語やデモは当局軍警によって制止されている。

3月16日

■ラサ市内の一部地域では、依然抗議活動が発生、当局は鎮圧拘束し、少なくとも300人が拘束された。全市が厳戒状態。昼には、拘束された40人のチベット族を軍用車両2台にのせ、市民への見せしめにするためにラサ市内主要道路と二環路を回った。若いチベット族男女で両手を戒められ、頭を低く抑えつけられ、一人一人の背中を銃をもつ兵士が抑えつけていた。

■ ラサ付近の?孜県では、30~40人の逮捕者がでた。墨竹工?県では、僧侶が平和的デモを行い、当局軍警に鎮圧され、一部僧侶が逮捕され、一部僧侶は現在身を隠している。山南桑耶寺一帯、那曲地区所在地那曲鎮でも、デモと抗議があった。

■パンチェン・ラマの寺であるシガツェ・タシルンポ寺でも抗議活動があった。シガツェ地区では、僧侶と民衆が抗議活動を行った。

■午前、アムド(四川省阿蔵?族自治州)阿?で、僧侶と民デモ、抗議を行い、軍警に鎮圧され、30人以上が撃ち殺された。僧侶、学生、遊牧民、一人の妊婦、五歳の子供、中学二年粘性のLhundup tsoという女の子も含まれている。午前4時、現地のチベット知識分子、覚勒?瓦(学校教師,2006年、ダライ・ラマの呼びかけに従って、毛皮を燃やした一人)が、拘束され、行方不明。

■軍警が県城を包囲。18人の犠牲者に対し、格●(=徳の心の上に一)寺で天葬が執り行われた。その他の遺体は他の教派の寺院に送られた。失踪者多数。

■アムド紅原県で数百人の軍が増員された。

■アムド朗木寺で抗議事件中、軍警による発砲があり、死傷者は不明。

■午後、アムド(青海省海南藏族自治州共和県)で、僧侶と民衆のデモ・抗議があり、軍警に解散させられた。

■ 午後、アムド(青海省黄南藏族自治州同仁県)のアムド大寺隆務寺の300人の僧侶が抗議活動を行い、千人規模の武装警察に包囲され、十数両の軍用車両、装甲車が街を巡邏した。

■青海省果洛藏族自治州瑪卿県拉加寺で、平和的デモがあった。

■午後、四川省甘孜藏族自治州炉霍県の各寺院でデモ準備を行っていたところ、現地幹部が寺にきて取りやめるように勧告、威嚇、当局は軍警をこの地に増員した。

■午後、アムド(甘粛省甘南藏族自治州)瑪曲県で、空前の規模の抗議活動があり、瑪曲県チベット語中学と省恰好の学生、地もと寺院の僧侶が千人以上の県民とともに、街の通りをデモ行進した。多くの異民族商店が打ち壊しにあい、16両の自動車が焼き討ちにあい、多くの鎮当局の建物が打ち壊しにあい、当局軍警は発砲、多くの死傷者、逮捕者がでた。17日夜から、政府は厳戒行動をとり、各機関に24時間の当直制をとるよう通知、通知がなければ、職場を離れてはいけない、とした。

■アムド(甘粛省甘南藏族自治州)碌曲県でも抗議事件が発生。州府・合作市では抗議事件が発生し、回族の店が焼かれた。甘南卓尼寺、恰盖寺など多くの寺院で抗議活動があったが、衝突はおきていない。

■その夜、甘粛省蘭州の西北民族大学チベット語学部の500人のチベット人学生が運動場で座り込み抗議を行い、校内でラサの状況を説明したビラを貼った。ラサなどチベットのチベット族の苦しみを訴えたものだった。座り込みは午後4時からはじまり、多くの教授、院長、チベット族教師は学生にやめるよう説得したが、17日夜も7人が座り込みをつづけている。

■もっか、成都の西南民族大学も警察と私服監視者が増員され、チベット人学生の行動を懸念している。成都武候祠はチベット自治区の駐在事務所、甘孜州の駐在事務所、西南民族大学などがある。このあたりはチベット族の主要居住地で、100前後のチベット民族工芸品店などチベット族区と呼ばれている。この地域は警察の厳重な監視下にあり、車の出入りも厳格な検問を受け、車両は中に入れない。街の入り口は警察と警察車両が封鎖して、通りにも多くの警察車両がランプを点滅させている。通りにそって一定の間隔で警官が立っている。ヘルメットなどをかぶった、防暴警察のような警官もいる。付近に武装警察で一杯のバスが駐車されていた。

■甘南合作師範専門学校、青海師範専門学校、四川省甘孜州では、阿?県の一部チベット人学校でも抗議活動があった。

3月17日

■ラサは軍隊に包囲され、各家をしらみつぶしに回ってデモ参加者をとらえる大捜査作戦を展開。何人が拘束されたかは不明。ラサの各道路では軍による検問が行われ、身分証明書持たないチベット族はすべて拘束された。

■ラサの堆龍徳慶県徳慶村丁果寺の12人の僧侶は当日の抗議活動中に逮捕された。そのうち名前が分かっているのは?瑪?瓦、格桑巴珠、阿旺英尼、阿旺塔曲和晋美。

■ラサの当県康瑪寺の8人の僧侶が逮捕された。

■午前、アムド四川省阿?藏族自治州)阿?県の馬迷寺の尼僧がダライラマの写真をもって和平を叫びながらデモ行進した。

■午前、アムド青海省海南藏族自治州共和県の寺院でも抗議活動が行われた。

■午前、アムド青海省黄南藏族自治州同仁県)の隆務寺僧侶全員が、隆務寺西山口?桑,斉頌で、ダライラマへの祝福の祈りをささげ、軍警に阻まれ、追い払われた。僧侶は市街区にデモに行こうとしたが、民衆が泣いて止めたので帰った。警察は高度の警戒態勢をとっている。最後に僧侶は寺の夏日倉(シャリツアン?)活仏に頼んで、政府に要求を提示してもらった。その要求とは寺を包囲警邏する軍警の撤退、寺の中に設置されている監視カメラの撤去、仏事の理由無き禁止を撤回、など。政府は同意。

■しかし午後、地もと当局の官員がチベット族各家庭をまわり、デモに参加しないことの証明証にサインさせた。18日に、西寧から特殊警察部隊が派遣され現地に配置された。

■午前、アムド甘粛省甘南州府合作市で、合作衛校の学生が市内をデモ。合作師範専門学校の学生と現地中学校の学生がデモを計画して阻まれた。

■午前、アムド甘粛省甘南藏族自治州の碌曲県で500人の僧侶と民衆が平和デモをおこなった。

■アムド青海省海南藏族自治州の貴南県塔秀寺僧侶が平和デモを行い、県城に行く途中で警察に阻まれ寺院に追い返された。

■午後6時、アムド青海省果洛藏族自治州)久治県大龍寺で、平和抗議デモがあり、1000人が参加、中国国旗を降ろしチベット国旗の雪山獅子旗を掲げた。

■アムドは青海省果洛藏族自治州久治県隆盖寺の200人の僧侶が平和デモを行った。この前にこの寺の僧呂はラサの最初のバルコルでのデモで何人かが逮捕されている。

■アムド(甘粛省果洛藏族自治州)久治県で数百人の遊牧民の抗議活動があり、商店や警察車両が、寺院の一部ラマ僧が、説得に当たって停止させた。当局は連夜、軍警を久治県に派遣し、夜間外出禁止措置を実施。

■午後7時、アムド(青海省果洛藏族自治州)久治県の門塘郷で300人規模の平和デモがあり、チベット国旗を掲げた。

■アムド(甘粛省甘南藏族自治州)卓尼県の民衆がデモを行い、卓尼藏族中学の学生が、多くの商店、レストランの窓ガラスなどを破壊、その後警察に追われて解散。そのご、40台の武装警察車両が配置されて州府への交通が遮断された。

■アムド(甘?省甘南藏族自治州)迭部県でも暴力を伴うデモが発生。

■ 中国少数民族教育の最高学府である北京中央民族大学で100人のチベット人学生が校内で数時間の座り込み抗議をおこなった。これでチベット族を支持する声が首都北京にまで広がったことになる。目撃者が語るところによると、座り込みの学生は静かにろうそくをともし、一言もはっせず、だまって涙を流していたという。

■教師は学生を説得。公安も現場にいた。学校の外では警察車両が待機したが衝突は起こらなかった。ただし、公安はすでに首謀者の捜査を展開、座り込みは19時から23時半まで続き、ある情報によれば300人が参加し、学部生および研究生も含まれるという。

■四川省成都市の西南民族大学100人あまりのチベット族学生はデモおよび座り込み行った。

■アムド(四川省阿?藏族自治州)?原県で、チベット族の抗議活動が行われ、現地のチベット族中学の学生が校門を出てデモ行進。警察と教師が阻止し、数名の学生リーダーが逮捕された。学生らは座り込み抗議をして、彼らは釈放された。ある学生は足に銃弾を受け、ある学生は刀による刺し傷をうけた。現在病院で治療中。

■四川省甘孜藏族自治州の色達県でチベット族の抗議デモがあった。

■ 3月18日

■ラサは依然、大捜索が行われ捕まった人は何人にのぼるかわからない。主要道路の入り口には、解放軍が配置され、行く人との身分証などを検査している。とくに、チベット族衣装をきたチベット族に検問は集中。多くの軍人が、ラサに入り込み、住民を拘束、捕まえたものを棍棒で殴る者も。催涙弾をつかって、野次馬を追い払う場面も。

■雪新村では午後4時から4時半にかけて、住民3人が連行された。うち一人は50歳くらいで、衣服から幹部らしい。かれも縛られ殴られていたが、頭をたかだかとあげ、おそれた様子はなかった。もう2人は若者で、見た目からラサ市民のようだ。

■午前10時半、青海師範大学民族師範学院で200人近いチベット族学生が運動場で座り込み抗議を行った。「哀悼」をスローガンにしていた。多くの教師が説得し、午後2時半に解散。

■午前、アムド(青海省果洛藏族自治州)大塘寺で、平和抗議デモがはじまり、のちに学生、民衆が数千人参加。彼らは非暴力平和デモを行うと堅く決めていた。■アムド(青海省果洛藏族自治州)果洛地区、扎曲?で、大規模な民衆の抗議活動があり、多くのごう沈政府で中国国旗がおろされ、仏教の旗幟が揚げられた。軍警の制圧をうけ、双方が衝突、あるチベット族は射殺され、死傷者の数は不明。大多数は普通の民衆。

■午後、アムド(甘粛省甘南藏族自治州)合作市で、百両以上の軍のトラックが市内に入った。甘南州府合作市の師範専門学校やチベット族中学、チベット族小学校の学生は、実家に帰らされ、授業開始日を待っている。

■アムド(甘粛省甘南藏族自治州)瑪曲県の各学校で、学生に対し、校内にいることを禁止、同時に、チベット族幹部に街の治安維持を要求し、聞かぬものは懲罰を与えると通達した。

■午後4時半前後、 四川省甘孜藏族自治州理塘県で、300人のチベット族がデモを行い、一部拘束された。

■四川省甘孜藏族自治州甘孜県で、僧侶民衆がデモを行い、炉霍県の農牧民も参加。報道によれば少なくとも、一人が軍警に射殺され、9人が銃弾を受け、死傷者の数は不明。炉霍地区では大量のビラがまかれた。

■その夜、四川省甘孜藏族自治州色達県では、数千人の僧侶と民衆の抗議活動があり、軍警当局に解散させられた。

■その夜、アムド 青海省黄南藏族自治州尖扎県の民族中学(唯一のチベット語中学)で、すべての教室に「フリーチベット」「ダライ・ラマ万歳」の張り紙がはらる事件があった。中国国旗がおろされ、雪山獅子旗が掲げられた。しかし、尖扎県の市内では軍警があふれ、すべての寺院で僧侶は寺から出ることがゆるされていない。

■北京の大学では少数民族の学生(つまりチベット族学生)にたいし、アンケート調査がなされた。質問は(1)ダライ・ラマのあなたの心に置いての地位は?(2)父母の詳細な住所、職場(3)学生の身分証明書番号、(4)いかなるデモ、座り込み抗議に参加しないと保証できるか。

■すべての外国記者にラサ、青海、甘粛、四川などのチベット族自治州、居住区に行くことを禁止。主要道路で検問を行い阻止しちえる。ある外国人記者は車で15時間かけてさまよったが、結局、いずれのチベット族居住区にも入れなかった。最後に警察の強制撤退命令をうけ、蘭州から北京に帰った。理由はチベット族自治地域は安全ではない、というものだった。記者は「イラクより安全でないのか?」と笑ったという。

■西寧の各小学校、中学ではすべてのチベット族学生に登録をもとめ、家庭状況、戸籍を調査。戸籍が西寧にないものは、現地の戸籍を提出するよう求めた。

■3月19日。

■ラサでは依然、拘束された人数は不明。新華社はすでに160人が自首したと報道。

■ラサのデプン、セラ、甘丹寺は依然、当局に封鎖されている。軍に包囲され、水、食糧が止められ、僧侶に対し「兵糧攻め」が行われている。三大寺の僧侶の直面する危機を外界に訴える!

■チベットテレビの文芸チャンネルとラサテレビのチベット語チャンネルで、ラサ市公安当局が発布した21人分の指名手配が発表された。そのうち2人が僧侶、1人が女性、録画映像から写真を拡大して、顔が写された。ラサで逮捕されたチベット族は千人以上にのぼる。3人のチベット族は逮捕からのがれようとして、ビルから飛び降り自殺。とらえられたチベット族はほとんど、衆人環視の中、軍警用の鉄棒などでひどく殴打された。この様子を見てチベット族は同情をしめし、目を覆ったというが、多くの人は喜び「ざまあみろ」と叫んだという。街は軍人であふれ、チベット族の身分証明証、戸籍をチェック。チベット族は基本的に門を閉ざして外にでていない。街を歩く人は基本的に漢族という

■香港フェニックステレビの番組は、ラサがすでに正常な生活に回復したといしているが、これら取材がいうところのラサ市民とは、漢族であり、つまりラサはもう、漢族の都市であるということだ。

■ラサ人民検察院が24人のチベット族の逮捕状を発行。指名手配されていた12人は含まれていない。しかし、12人のうち、一人は逮捕されている。

■青海のあるチベット自治州からの情報。多くの地方の村村がすべて軍、武装警察に包囲されて、厳戒体制がしかれている。蘭州軍区の派遣した部隊という。

■青海民族学院のチベット族学生は座り込み抗議したいと、署名活動を行っている。

■アムド(甘粛省甘南蔵族自治州)瑪曲県城および各郷鎮が軍の車両に包囲され、容疑者大捜索が始まり、多くのチベット族が捕まっている。

■四川省甘孜藏族自治州色達県の500人以上のチベット族は県政府の前で抗議活動を行い、多くのチベット族が拘束された。

■アムド(四川省阿?藏族自治州)?原県?日馬郷の40人のチベット族は抗議を行い、学校の中国国旗をおろし、ハダをチベット国旗のかわりに掲げた。

■アムド(青海省黄南藏族自治州)同仁県の??孜?和多瓦郷のチベット族がデモを行った。

■3月20日

■アムド(青海省黄南藏族自治州)沢庫県の在索納寺で100人以上の僧侶が数千にの民衆をひきつれて、県城で大規模な平和抗議活動を行った。スローガンは「至尊のダライラマと対話を!チベットの高度の自治の許可を!」さらに、ダライラマ、パンチェン・ラマ11世、?瑪巴仁波切17世の写真を掲げていた。統治の公安、武装警察は厳重に監視をしていたが、それ以上の措置を執らなかった。

■アムド(青海省平安県)?岩村、つまりダライ・ラマ14世の出生地(Taktser)は警察によって封鎖され、チベット族および記者は入れなくなった。

■青海民族学院のチベット族学生は西校区で夜8時に座り込み抗議を開始、芸術学部、外国語学部の学生を含む。

■その夜10時、CCTV-4で、「ラサ打ち壊し略奪焼き討ち暴力事件の記録」ニュース報道が、放送された。これは、民族の対立をより激しくする宣伝によって、国内民衆に影響を与え、民族の仇恨を煽動する効果もあった。

■3月21日

■ラサは表面上、平成になった。しかし、各機関、部門、居民委員会では会議が開かれ、当局の講話が伝えられた。幹部、職員居民にたいし、会議では「ダライ集団の卑劣な悪行を世論でたたき、分裂主義との闘争を進行することを堅く決意しよう」と要求され、人々の発言、態度が踏み絵となった。各級のチベット族公務員、政治協商会議、仏教会の「統戦人士」たちは、続々とテレビの上で、激しくダライ・ラマを批判し、自分の身の安全を保とうとした。小学生、中学生さえ、テレビでダライ・ラマを譴責することをもとめられた。

■青海民族学院チベット語学部の学生は東校区で午前8時から座り込み抗議を行った。

■CCTVのラサ打ち壊し略奪焼き討ち暴力事件実録のフイルムは繰り返し放送され、中国民衆に大きな影響を与え、事実上、民族分裂を深める結果になった。

■チベットテレビ局の文芸チャンネルとラサテレビのチベット語放送は、ラサ市公安局の発布する新たな指名手配を発表29人のチベット族が指名手配された。うち2人は僧侶(一人逮捕済み)、2人女性。ラサの人々の心は兢々としている。中国の各ウェブサイトで、19人の指名手配写真とラサ公安局の電話番号が公開された。

■新華社報道によると、チベット自治区の関係部門の話しでは、21日までに183人が自首。死者は12人から18人に増えた。

■ラサで鎮圧任務を負った軍は、チベット族集中居住区にテントをはり、持久戦に備えている。

■一人の遼寧省大連市民が、ネットで「フリーチャイナ」と題する書き込みをした。「大連には300人のチベット学生がいる。…目下大連ではチベット学生の座り込み抗議が発生している。…私が驚いたのは、チベットよりはるか千里のかなたの中国の東北にまで、チベット族の抗議活動が発生し、この大虐殺がチベット族を団結させ、暴力への抗議活動を展開させていることだ。漢族のわれわれに、こんな勇気があるか?!ここで、私は強烈に中国共産党がチベットで侵した大きな罪を譴責し、自分がこれまでチベットの苦難を全く理解していなかったことを公開する。勇敢にして、善良なチベット人民に崇高な敬意を表す!」

■3月22日

■アムド(青海省海南藏族自治州)貴南県で数百の僧侶、民衆が県城で平和請願デモを行った。

■アムド(青海省黄南藏族自治州)尖扎県で、300人のチベット族が県城で平和請願でもを行い、「ダライ・ラマ万歳、ダライ・ラマの機関を」とスローガンを叫んだ。午前9時からはじまったが、目下民衆と当局軍警は衝突していない(産経web)

この問題についての産経福島記者の発信する情報量は群を抜いていますね。

このチベット族の女流作家、オーセルさんという人の情報をもう少し知りたい所です。

まさかチベットから情報発信しているのではないでしょう。ダラムサラからですかね?

ともかく私のブログは読まなくてもこちらはブックマークする価値有りです。

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2008年3月28日 (金)

チベット関連ニュース:3/21

中国当局、四川省の暴動での発砲認める、新華社通信

3月21日】中国の国営新華社(Xinhua)通信は20日、チベット(Tibet)自治区に隣接する四川(Sichuan)省アバ(Ngawa)県で16日に発生した暴動で、警官隊が「自己防衛のために」発砲し、4人が負傷したと伝えた。

 新華社は警察筋の情報として伝えているが、チベット問題をめぐる一連の暴動で中国当局が殺傷力の高い武器の使用を認めたのは今回が初めてとなる。

 一方、チベット支援団体などは、アバ県での暴動では治安部隊によって8人が殺害されたと主張している。さらに今週、銃弾によるとみられる傷のある遺体写真を公開し、中国当局が殺傷力の高い武器を使用した証拠だとしている。

 ただし、これらの遺体写真の信ぴょう性について、AFPとしては検証できていない。(AFP)

おや、銃の使用を認めましたね。

隠しきれないという判断でしょうか。ふざけるなバカが。

暴動ドキュメントを放送=中国TV

 【北京20日】中国国営中央テレビは20日夜、チベット自治区ラサで14日に起きた暴動について、新たな映像を加えたドキュメンタリー番組を繰り返し放送した。

 番組では、これまでのニュース映像にはなかった武装警察部隊が投石を受ける場面や、負傷した人が現場で手当てを受ける場面が放送され、扇動する人の様子もクローズアップ。「暴徒の犯罪」を強調していた。(時事通信)

軍が正義の味方になってるビデオなんでしょうね。ふざけんなバカめ。

新疆にも緊張拡大 チベットとウイグル独立派、連携強める

 【北京=新貝憲弘】中国チベット自治区ラサなどのチベット族暴動で、隣接し独立運動が盛んな新疆ウイグル自治区でも緊張が高まっている。海外ではチベット、ウイグル両独立派が連携を強め中国政府は新疆の一部で軍事管制を敷き、集会や夜間外出を禁じているもようだ。

 ドイツに本拠を置くウイグル人亡命組織「世界ウイグル会議」は18日、ミュンヘンでチベット独立派との連帯をアピールしデモを実施。米政府系放送局「ラジオ自由アジア」が伝えたものでドルクン・エイサ事務総長は「われわれはチベット人と同じ問題、同じ苦しみを持つ」と語る。

 同会議によると、今月10日から新疆南西部のホータンやカシュガルで中国当局が軍事管制を敷きウイグル族が3人以上集まることを禁止。「夜10時以後は外出できず生活に重大な影響を与え人権が踏みにじられている」(同会議)という。ただ同放送局によると中国当局は軍事管制の事実を否定しているという。

 新疆は人口約1900万人のうちほぼ半分がウイグル族。多くのモスクが破壊、宗教指導者が迫害されるなどチベットと同じ「弾圧」を受けており中国共産党への不信は根強く、たびたびデモや暴動が発生している。

 新疆の石油・天然ガス埋蔵量は中国全体の約3割を占め、中国政府にはエネルギー確保という点からも独立を認められない事情がある。(中日新聞)

チベットとウイグルが連携して反乱を起こしたら中共はさぞ脅威でしょう。

というか本格的にがっちり連携して効果的にあちこちで蜂起すればオリンピックどころではないでしょうね。

「分裂活動支持しないで」――中国、英政府に訴え

 【北京=阿部将樹】ブラウン英首相がチベット仏教最高指導者のダライ・ラマ14世と会談する意向を表明したことについて、中国外務省の秦剛副報道局長は20日の記者会見で「英政府はダライ・ラマの本質を認識し、分裂活動を支持しないでほしい」と述べた。5月に予定する胡錦濤国家主席の訪日については「(チベット自治区ラサの騒乱が)影響するとは聞いていない。誰かが日中関係に新たな障害をつくりたいのでなければ」と発言した。

 ブラウン首相は19日、中国の温家宝首相とラサの騒乱について電話で話し、ダライ・ラマと会談する考えを明らかにした。秦副報道局長は「世界各国と政府、そして国際社会はいかなる形でもダライ・ラマに支援を与えないでほしい」と訴えた。ラサで起きた大規模騒乱が国際社会の関心を集めており、ダライ・ラマとの接近に強い危機感を示した。(日経ネット

こんな常識のないことを他国に言うから中国は信用できないのです!

ペロシ米下院議長がダライ・ラマと会談、中国を非難

 中国チベット自治区で起きた大規模暴動で、米連邦議会下院のペロシ議長(民主党)は21日、ダラムサラでチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世と会談、チベット僧らによる中国統治への抗議行動を鎮圧した中国政府の対応を非難した。

米政府の見解ではなく、個人的な意見として表明したが、今回の騒乱を強硬策で乗り切る構えを見せる中国政府が反発するのは必至だ。チベット暴動後、議長はダライ・ラマと会談する初の米政府高官となっている。

同議長は会談で、チベットにおける中国政府の圧制への反対意見を述べることが出来ないなら、人権抑圧への反対意見も表明出来ないことになると語った。

ペロシ議長はまた、チベット住民への支持も示し、自治区で何が起きているのかに光をあて国際社会は真実を知るべきだとも述べた。

議長は14世らチベット亡命政府の指導部と会談するため21日にダラムサラに入った。 (CNN)

勇気ある議員さんですねえ。命がけの人気取りであるという観測もありました。

チベット暴動:IT駆使し情報戦 「作為」でかく乱

【ダラムサラ(インド北部)栗田慎一】中国チベット自治区の暴動をめぐる状況について、亡命チベット人たちと中国当局との間でIT(情報技術)を駆使した情報戦が熱を帯びている。チベット人たちは、現地から電子メールや携帯電話で寄せられた情報をウェブサイト上に掲載。中国側は、約3000人体制で電子メールなどを監視する一方、チベット側に「偽情報」も流しているという。死者数など双方の主張には大きな違いがあるが、その事実こそチベット問題の深刻さを際立たせている。

 「(前回の大規模デモが起きた)89年とは違う。我々はITという武器を得た」

 ダラムサラを拠点に、ウェブサイトで死者数などを掲載している亡命チベット人で作る非政府組織(NGO)「チベット人権民主化センター」のウルジン・テンジン事務局長(43)は言う。「89年は国際電話も使えず、避難してきた人々の情報がすべてだった。情報には1週間の時差があり、中国側の発表に対抗できなかった」

 同センターはインターネットが世界に普及し始めた96年に設立。以来、チベット問題の「真実」を世界に発信し続ける。今回のデモでは、世界のメディアが中国の発表と対比するため引用した。

 情報提供者はチベット自治区のジャーナリストたちという。「彼らには『報道の自由』がない。だから提供してくる」

 一方、「中国当局による作為情報が急増している」と語るのは、同じくチベットの状況をウェブ上で公開している元ジャーナリスト、パルブー・ティンレー氏(26)。デモ開始後は1日300件以上の着信があり、中国当局の発信とみられる情報も交じる。

 ティンレー氏は「中国側が送信してくるのは写真のみ。動画では作為がばれてしまうからだ」と指摘。情報提供者は「複数の仲介者を経由して送信してくる。当局の監視を逃れるため、国外の複数の支持者を経由して私に送ってくるケースもある」と明かした。

 ただ暴力的なシーンが発信され続けることで、若い世代が過激な思想に染まる危険性も捨てきれない。ティンレー氏は「ダライ・ラマ14世の非暴力思想を堅持するよう訴え続けている。チベット人は中国に併合されて以来、一度もテロ行為に出たことはない。世界に誇れる財産は守らなければ」と語った。(毎日jp)

インターネットは亡命政府の大切な武器のようです。

チベット:独開発相「暴動続けば中国との政府間交渉停止」

 【ベルリン小谷守彦】中国チベット自治区での暴動を受け、ドイツのウィチョレクツォイル経済協力開発相は19日、「暴動が続く限り5月に予定されている中国との政府間交渉は中止する」との声明を出した。

 ドイツと中国は昨年、メルケル独首相がダライ・ラマ14世をベルリンの首相府に招待したことで関係が一時こじれた。政府間交渉の中止で再び関係が悪化する可能性がある。

 ドイツは最近、対中支援として火力発電所改良など地球温暖化対策関連の融資を行っており、昨年の政府間交渉では中国に対し6750万ユーロ(約103億円)の支出を決めた。(毎日jp)

ドイツの消息が聞こえてきませんでしたが結構過激な事を言っていますね。

五輪開会式ボイコット論、欧米で広がる チベット問題で

 中国チベット自治区の騒乱を受けて、「中国への圧力を強めるべきだ」との声が欧米で広がっている。北京五輪の開会式ボイコットを求める声がくすぶり、五輪自体の不参加を主張する声も出始めた。

 開会式のボイコットは、市民団体「国境なき記者団」(本部パリ)が18日に提案し、フランスのクシュネル外相も「評価に値する」と理解を示した。外相は翌日「非現実的な発想だ」とトーンダウンしたが、ヤド仏人権担当相は20日に出演したテレビで「重大な政治問題が存在する時にスポーツを楽しむわけにはいかない」と発言。開会式について「招かれても出席するかどうかわからない」と話した。

 五輪自体のボイコット案も出ている。仏社会党のロワイヤル前大統領候補は18日にテレビで「五輪不参加の可能性を示唆して中国に圧力をかけたらどうか」と提案。

 米国の対中強硬派、ローラバッカー米下院議員(共和党)も21日、台北市内で記者会見し、超党派議員6人の連名で北京五輪ボイコットを求める書簡を、ペロシ米下院議長に送ったことを明らかに。「権利を求め勇敢に戦うチベット、ウイグル、そして中国の人々のために米議会は沈黙を守るべきではなく、選手団を派遣すべきではない」と訴えた。

 そのペロシ議長は21日、チベット亡命政府のあるインド北部ダラムサラを訪問し、ダライ・ラマ14世と会談した。「世界中の自由を愛する人々が中国の抑圧に反対しなければ、人権について口にする倫理的なよりどころを失う」と述べ、中国政府の強圧的姿勢を批判。「外部の独立機関が調査をすべきだ」とも指摘した。

 チベット支援のデモも欧州各地に広がり、ブリュッセルでは18日、中国の欧州連合(EU)代表部前でデモ隊と警官隊が衝突、多数が拘束された。ポルトガルでは中国製品の不買運動を市民団体が呼びかけている。

 一方、各国の五輪関係者からは過剰な反応を警戒する声が出ている。スロバキア五輪委は騒乱への懸念を表明しつつ、ボイコットを戒める声明を発表。ラポルト仏スポーツ担当相は17日「不参加は何も生まない」と反対の立場を表明した。(asahi.com)

朝日も結構言いますねえ。

テレビがバンバン取り上げているのに新聞が沈黙するにも限界があるって所でしょうか。

チベット・サラ暴動の死者は19人に

 中国国営通信の新華社は22日、チベット自治区ラサで14日起きた暴動の死者数がこれまでの市民13人から市民18人と警官1人の計19人に増えたことが自治区当局のまとめで分かったと伝えた。負傷者数も市民382人、警官ら治安当局者が241人に膨れ上がり、暴動の規模が大きかったことをあらためて示した。

 ラサ暴動の死者数について、インド北部ダラムサラのチベット亡命政府はこれまで80人の遺体が確認されたとしており、中国当局との数字の隔たりは依然大きい。

 インドに拠点を置く非政府組織(NGO)チベット人権民主化センターは21日、各地の抗議行動などでの逮捕者が1000人を超え、当局の取り締まりによるとみられる行方不明者も数百人に上ると発表した。

 チベットと並んで少数民族の独立運動がくすぶる新疆ウイグル自治区で、中国政府は22日までに暴動の飛び火を警戒、ウイグル民族向けの情報を制限するなど水面下で統制を強めている。

 同自治区カシュガルではチベットでの暴動を知らない人が多く、理由についてウイグル民族の女性は「中国語や外国向けチャンネルは繰り返し報じたけれど、ウイグル語チャンネルではごく簡単にしか伝えていない」と解説した。ウイグル語の新聞にも暴動についての記事はほとんどな。

 同自治区ホータン市政府に勤める男性は「暴動後、職場では仕事をせずに『民族団結』のための政治学習が連日続いている」と話した。7日には、新疆ウイグル自治区ウルムチ発の航空機で爆発未遂事件が発生、学習会では「新疆独立過激派の犯行だった」と説明され、ラサ暴動のことは「一般住民には話すな」と指示されたという。(日刊スポーツ)

新華社は小刻みに人数増やしてきますね。

最も正確に死者数を知っている側がこの小出しさ加減は何なのでしょうか。

「中国も本当は事態を正確に把握していないのだ」とでも言いたいのでしょうか。

亡命チベット人、インド・ニューデリーの中国大使館に突入図る

3月22日】インド・ニューデリー(New Delhi)の外交施設が集中するChanakyapuri地区で21日、チベットの旗を持った約50人の亡命チベット人が中国大使館施設に突入を図った。

 現地の警察筋によると、亡命チベット人らはインド警察当局と大使館警備員によって拘束されたという。(AFP)

あまりやりすぎるとインドに住めなくなるんじゃないかと心配です。

自民党の中川元幹事長が中国へ出発 胡錦濤主席来日へ地ならし

 自民党の中川秀直元幹事長は22日午前、成田発の日航機で北京に向け出発した。5月に予定されている胡錦濤中国国家主席の来日への地ならしが目的で、現地で合流する小池百合子元防衛相らとともに、24日までの日程で戴秉国・国務委員ら要人と会談。チベット自治区で起きた暴動や東シナ海のガス田開発問題などについて意見交換する。(産経ニュース)

こりゃ来日中止なんて絶対あり得ませんね。

せめて中川酒ちゃんを派遣してほしいです。

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2008年3月26日 (水)

チベット関連ニュース:3/20

北京五輪の聖火、予定通りチベット通過へ、五輪組織委

3月20日】北京五輪組織委員会(Beijing Organizing Committee for the 2008 Olympic Games、BOCOG)の蒋効愚(Jiang Xiaoyu)副主席は19日、チベット(Tibet)問題で高まる北京五輪ボイコット要求を批判し、聖火リレーのチベット自治区と世界最高峰エベレスト(Everest)の通過は予定通り実施することを強調した。

 蒋副主席は、チベット自治区での抗議活動が、史上最長といわれる聖火リレーのルートには影響を与えることはないとの見方を示した。

 北京五輪の聖火リレーは、5月初旬にエベレストに登頂する。さらに、6月19日にチベット自治区に入り、20-21日に同自治区の中心都市ラサ(Lhasa)を通過する予定だという。

 現在のラサは、抗議活動の鎮圧のために大量の治安部隊が展開しており、海外メディアは立ち入りを禁止されている。

 中国当局は、ラサで14日に発生した暴動で、暴徒が「罪のない市民13人」を殺害したと発表。これに対し、亡命チベット代表者議会は、中国当局の弾圧で「数百人」が殺害されたと主張している。

 北京五輪の聖火リレーは、今月31日に天安門広場(Tiananmen Square)から出発する。(AFP通信)

強行するようですが「知らないぞ~」と言った感じです。

チベットの騒乱、中国経済の影響力を前に西側諸国は沈黙か

[ロンドン 19日] 中国チベット自治区で起きた騒乱では、西側諸国が中国政府の対応を声高に非難する姿勢はさほど見られず、中国経済の影響力の大きさが暗に示される形になった。

 昨年ミャンマーで起きたデモ弾圧に対する反応とは対照的に、チベット騒乱での中国政府の動きに対しては、西側諸国からの批判の声が非常に弱いと専門家らは指摘している。

 米国の保守系シンクタンク、ヘリテージ財団のジョン・タシク氏は「ワシントンでは中国を例外扱いにする傾向がある」と指摘。中国の専門家である同氏は「ビルマ(ミャンマー)やスーダン、ウズベキスタンがやれば強く非難することを、中国の場合は知らないふりをしたいのだ」と述べた。

 チベット自治区ラサでのデモ参加者と中国当局との衝突による死者数は、中国当局が13人、チベット亡命政府が約100人と発表している。米国や西側諸国は同騒乱で自制を求めたものの、さらに踏み込んだ強い懸念は表明していない。

 国際人権団体アムネスティ・インターナショナルの中国の専門家は「中国をめぐる人権侵害を声高に言いたくない雰囲気が各国政府にある」と指摘する。

 2003年から年率10%以上の成長が続く中国は、今や世界4位の経済大国。向こう数十年の間には、米国を抜いて世界最大の経済大国になる可能性もある。

 また、中国は原油や金属など資源確保の動きを世界中で進めており、今年2月に国営の中国アルミが米アルコア(AA.N: 株価, 企業情報, レポート)と共同で、英豪系の資源大手リオ・ティント(RIO.L: 株価, 企業情報, レポート)(RIO.L: 株価, 企業情報, レポート)の株式取得に動いたことも記憶に新しい。

<タイミングと経済的相互依存>

 チベット情勢に関する西側諸国の関心は過去にも高かったとは言えないが、米中間の経済的相互依存が強まっている現在では、これまで以上に西側の「不干渉」姿勢が浮き彫りになっている。

 チベットで今回の騒乱が起きたのは、米政府が信用危機や米ドル下落という問題に直面している微妙な時期。約1兆5000億ドルの外貨準備を保有し、その大部分を米国債で運用している中国が米国債の購入をストップすれば、米ドルは一段と下がる可能性がある。

 昨年12月には、中国の政府系投資ファンドである中国投資公司が、サブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅融資)などの評価損で多額の損失を出した米モルガン・スタンレー(MS.N: 株価, 企業情報, レポート)に対し、総額50億ドルの出資を行っている。

 一方、中国も米国や西側諸国への製品輸出を背景に大幅な貿易黒字を維持しており、その点でも両者は経済的に相互依存している。

 欧州連合(EU)では、ブラウン英首相が1月に中国を訪問した際、中国の政府系ファンドからの投資受け入れに前向きな姿勢を示したほか、サルコジ仏大統領の昨年11月の訪中時には、フランス企業が総額300億ドルの契約をまとめている。(ロイター)

経済の面からチベット騒乱を分析した珍しい記事です。

「ビルマ(ミャンマー)やスーダン、ウズベキスタンがやれば強く非難することを、中国の場合は知らないふりをしたいのだ」というのはまさにその通りですね。

物事がイデオロギーでは動かずに、まして好き嫌いでも動かずに、経済で動いているのが感じ取れます。

初の逮捕者を発表、他省への拡大も認める チベット騒乱

中国甘粛省のチベット族居住区で馬に乗って抗議行動に加わるチベット族の男性=カナダのテレビ局提供北京――中国チベット自治区での大規模暴動で、ラサ市の人民検察院(検察庁)は20日、騒乱に関与したとして24人を逮捕したと述べた。地元紙が報じた。逮捕者が公式に発表したのは初めて。

社会秩序を混乱させた罪などとしている。国営の新華社通信は19日、暴動に絡む警察への出頭者は同日現在で170人と伝えた。

同通信はまた、チベット自治区での騒乱は自治区に隣接する四川、甘粛両省にも広がっていると初めて報じた。暴動拡大の背後にはチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世の支持者がいるとも主張した。

両省での騒乱拡大は亡命しているチベット人活動家らが明らかにしていたが、新華社電はこの主張を追認した格好となっている。中国政府は一連の暴動での死者を16人としているが、チベット亡命政府などは80人としている。

一方、カナダのテレビ局クルーが甘粛省のチベット族居住区に入り、約千人の住民が馬などに乗って政府省庁施設を襲撃する模様を20日までに収めた。中国政府は外国メディアが自治区周辺地域で取材することを認めていない。中国政府は部隊を増派、事態の収拾に当たっているとされるが、チベット族の抵抗が依然続いている可能性を示している。(CNN)

新華社の死者数の認識が更新されたようです。13人から16人です。

カナダのテレビ局が撮影した映像は見てみたいですね。

「チベット カナダ 馬」でyoutubeを検索したのですが見つかりませんでした。

どなたか見つけたら教えてほしいです。

中国、チベットに軍を大幅増強か

3月20日】(3月21日 一部更新)中国チベット(Tibet)自治区ラサ(Lhasa)の大規模暴動に対し、部隊を派遣している中国軍が20日、配備を大幅に増強したと報じられた。ラサ市街には中国軍兵士数千人の姿があるという。同日、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ(Dalai Lama)14世は、中国軍の弾圧によりチベット族の中に多くの犠牲者が出た可能性があると懸念を表明、胡錦濤(Hu Jintao)国家主席とも会う用意があると述べた。

 チベット自治区および周辺の各省では中国軍の配備強化にともない、各地で車両の長い隊列が進軍していると目撃者や人権活動家、メディアなどが報告した。中国政府による同自治区の統治に反対する抗議行動が暴動へと発展してから、約1週間が経過している。

 独「ツァイト(Die Zeit)」紙の特派員ゲオルク・ブルーメ(Georg Blume)氏は20日朝、ラサで撮影した写真を示しながら「軍事車両の大きな隊列、さらにその後ろに部隊が続くのを見た」と証言した。隊列は長さ2キロ、1台に兵士約30人が乗ったトラック約200台が連なっていたという。「概算すれば一個の隊列にいた兵士は約6000人」となる。

 市街には治安部隊が出動しているほか、中国軍が各戸をまわり非常に緊張した状況だとある市民は述べた。ラサの抗議デモはチベット民族が住む周辺の省にも飛び火している。

 一方、英放送局BBCの特派員は、中国西部の山岳部をチベット方面に向かう軍事車両400台以上を目撃したと報じた。同地域一帯での外国メディアの取材を中国政府が規制しているため、特派員は現場の位置は明らかにしなかったが「この2日間、チベットとの境界地帯に向かう部隊の数が増えている。これまでで最大規模の動員だ」と述べた。

 南西部四川(Sichuan)省でも大規模な動員が起こっている。同省に滞在する外国メディア記者がAFPに伝えた。四川省はチベット自治区と隣り合い、また大きなチベット族の居住地区が複数ある。(AFP)

また増強ですね。何としても鎮圧するぞという気合いが伝わります。

人民解放軍ではなくチベット人抑圧軍と改称した方がいいですね。

チベット騒乱で中国が猛反撃 受信障害やアクセス規制は止む

 【北京=矢板明夫】今月中旬からチベットで発生した大規模な騒乱をめぐり、西側人権団体やメディアなどが、中国政府の対応を批判していることに対し、中国外務省は20日、西側メディアの報道姿勢を厳しく非難し、猛反撃に出た。一方、北京市内などで騒乱直後からスタートしたテレビの受信妨害、インターネットのアクセス妨害が止まった。騒乱が終息に向かい、中国政府は事態掌握に自信を深めたようだ。

 中国外務省の秦剛報道官は20日の会見で、西側記者の質問に対し、次々と反論した。イタリア人記者が「ローマ法王が事態の悪化を懸念している」との質問に対し「イタリアの警察官がデモ隊に対して何をしたかを思いだしてくれ」と一(いつ)蹴(しゆう)。ポルトガル記者の捜査状況についての質問に対しては、「ポルトガルで暴動が起きたらどうするのか、(中国)と同じ措置を講じるはずではないか」と反論した。

 また、米国人記者の「なぜ記者を現場に行かせない」という問いには、「一部の報道が客観的ではなく、不公正だ。そのような報道は現場に行こうか行くまいかと関係ない」と強い口調で述べた。外交省の報道官が記者会見で、このように対決姿勢を見せることは珍しい。

 チベット仏教の最高指導者、ダライラマ14世について、秦報道官は「チベット独立を放棄していない」と対話を拒否する考えを強調した。これに対し、ダライラマは20日、インドのダラムサラで、「いつでも胡錦濤国家主席ら中国指導部と会談する用意がある」と述べ、改めて対話を呼びかけた。

 また、北京市内の産経新聞中国総局は20日から、約1週間続いた衛星テレビの電波障害がなくなり、外国テレビのニュースが普通にみえるようになった。インターネットで遮断されていた英国BBCのホームページなどへのアクセスが可能となった。

 英BBCテレビによると、チベット騒乱後、すでに400台を超える兵士を乗せた大量の軍用トラックがチベットに向かったという。中国当局はすでに状況を把握しつつあり、動乱にかかわった人の摘発を本格化している。(産経ニュース)

もう、何というか開き直ってますね。

チベット暴動 解明は「外圧」頼みか

 【北京20日傍示文昭】中国チベット自治区ラサの大規模暴動は20日、発生から1週間が経過し、ラサ市街地はほぼ沈静化された。だが、死者数や逮捕者数に関して中国政府とインド亡命政府の発表は大きく食い違っており、真相は依然謎のままだ。暴動が周辺のチベット族自治州に飛び火する中、中国当局が事件の全容を公表する可能性は低い。真相究明は国際機関の調査に頼るしかなく、国連や米国などの“外圧”が今後の鍵を握るとみられるが、今のところその圧力も弱い。

 中国国営の新華社通信は20日、暴動によるラサの被害総額は2億元(約29億円)に上るなどと被害状況を伝えたが、死者数は「13人」とあらためて報道した。国営メディアは「ダライ一派の策略で暴徒化した群集により罪のない市民13人が殺害された」と再三強調。ダライ・ラマ14世を非難することに力点を置いている。

 これに対し、インド北部に拠点を置くチベット亡命政府は「少女5人を含む80人の遺体が確認された」と発表。多くは鎮圧部隊の発砲で犠牲になったと指摘する。

★一斉締め出し

 中国共産党一党支配の中国では、メディアは厳重な報道統制下にあり、自由な報道は許されていない。暴動後、海外メディアもチベットから一斉に追い出され、メディアは完全に蚊帳の外に置かれている。

 温家宝首相は18日の記者会見で「ラサは落ち着きを取り戻しており、いずれ海外メディアの現地視察を受け入れる」と表明したが、その時期には言及しなかった。中国外務省の秦剛副報道局長は20日の定例会見で「手配中だ」「決まれば発表する」と述べるにとどまり、受け入れの見通しさえ立っていないことを浮き彫りにした。

★国連も消極的

 チベット亡命政府から「調査団の派遣」を要請された国連の動きは鈍い。潘基文事務総長は17日、中国の王光亜・国連大使と会談し「懸念」を伝えたが、調査団を組織するかどうか明確な方針を示さなかった。

 国連内で中国は「チベット情勢は内政問題」と主張。安保理議長国であるロシアのチュルキン大使も「安保理や国連の扱う問題でないことは明白だ」と強調しており、今回の暴動を議論する機運さえ生まれていないのが現状だ。

 一方、米国のブッシュ政権は、中国政府に対し暴動鎮圧の際の自制を求めるにとどまっている。イラク戦争開戦から5年を迎えた19日、全米各地で抗議行動が続発するなど反戦運動の広がりに手を焼いており、チベット情勢まで手が回らない状況だとみられる。(西日本新聞)

中共の思惑通りですね。

ある側面から言うと、経済グローバル化による共依存の効果です。

しかし下品な例えですが中国にキンタマ握られてると言いたいことも言えないわけです。 

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2008年3月25日 (火)

チベット関連ニュース:3/19

中国軍最新鋭装甲車、チベット展開 軍事評論家指摘

 中国に詳しいカナダの軍事評論家、平可夫氏は18日、香港のテレビ局がチベット自治区ラサ市内で撮った映像に中国軍の最新鋭装甲車が写っている、と指摘した。

 15、16日に香港の複数テレビ局がラサ市中心部に展開する多数の装甲車を撮影。同氏によると軍機械化歩兵師団の精鋭部隊に配備されている90式と92式の重装甲車で、映像では軍の所属を示す赤い星印を白い布で覆っていた。同自治区のシャンパプンツォク主席は17日の記者会見で「軍は鎮圧に加わっていない」と強調している。(asahi.com)

軍事面から見た分析は新鮮ですね。

しかしこれを朝日が報道してるのが妙ですね。

中国政府、インド政府の姿勢を称賛。チベット問題で 

〈北京〉 中国の温家宝首相は18日、チベット問題およびダライ・ラマが「首謀する」運動に対するインド政府の姿勢に感謝していると述べた。

温家宝首相は「印中関係においてチベット問題はとても『繊細』な問題だが、2国間は包括的合意に至っている」としたうえで、「インド政府がこの2国間の合意に基づき、的確な判断をすることを望む」と語った。

また、インドに亡命中のチベットの精神的指導者ダライ・ラマは16日、チベット問題に対するインド政府の姿勢を「あまりに用心深い」と表現し、及び腰になっているインド政府を暗に批判した。

インド政府はこれまで、チベット問題は中国の内政問題としており、今回の騒乱についても注意深い均衡政策をとっている。政府は15日に「この事態に心を痛めており、対話を通じて問題を解決するよう望む」と発表しているが、この姿勢にはインド野党からも批判が出ている。

voice in india)

中共に賞賛されるってのはまずいと思うんですが・・・・

苦虫噛み潰して「仕方ないな」というあたりが世界のために丁度いいように思います。

海外メディアから集中砲火=五輪聖火リレー

 晴れがましい聖火ランナーの記者会見のはずだったが、組織委の蒋執行副会長は海外メディアから先のラサ暴動の影響に関する質問の集中砲火にさらされた。

 「チベットでの聖火リレー中止の可能性は」「聖火リレーの安全は確保されるのか」などの質問が連続。蒋執行副会長は、聖火リレーへの妨害行為の可能性を「オリンピック憲章への挑戦であり、必ず失敗する」と断じるなど、強い態度で懸念をかわし続けた。

 だが、中国国内に先立って海外で行われる聖火リレーでも、抗議行動が予想される。平和の祭典を象徴する聖火リレーが、厳戒警備の中で実施される可能性もある。(北京時事)

日本では星野仙一さんと萩本欽一さんが走りますね。

辞退してくださると中共にいいプレッシャーを与えられるのですが。

「うわさ流せば厳罰」 中国公安が市民に警告

19日は日本の中国大使館前でも抗議活動が続いた(ロイター) 中国四川省成都市の公安当局者は19日までに、市民に対し、チベット問題をめぐる治安当局とデモ隊の衝突などについて「うわさ、デマを流した場合は容赦なく厳罰に処する」と地元メディアなどを通じ警告した。

 地元紙、四川日報(電子版)によると、公安当局は「一部の人物が悪だくみを図り、(チベット問題について)騒ぎ立てたり、事実をでっち上げてデマを広めている」と指摘。「どこで爆発があったとか、銃撃戦があったとか、何の根拠もないデマだ」と断じた。(共同)

かなり神経質になっていますね。中共も必至です。

チベット暴動:国外グループが関与…全人代常務副委員長

 【北京・大谷麻由美】中国チベット自治区ラサの暴動について、中国の国会にあたる全国人民代表大会のラディ常務副委員長(チベット族)は19日、新華社通信に「国外からチベットに入ったグループが暴動を起こした」との見解を明らかにした。中国共産党機関紙「人民日報」(海外版)も18日、亡命チベット人組織「チベット青年会議」など独立急進派の関与を示唆した。

 人民日報は「ダライ集団が画策、組織したラサの暴力事件」と題した記事の中で「青年会議が北京五輪を標的に中国内外で、さまざまな過激な活動を展開するよう呼びかけた」と指摘。他の独立急進派と連携し、5月に予定されている同自治区チョモランマ(エベレスト)での五輪聖火リレー登頂計画を阻止しようとしたと述べた。

 さらにチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世の「一派」が「青年会議などの暴力活動を公に支持した」と断定。さらに「一派」が新疆ウイグル自治区からの独立を綱領に掲げる組織「東トルキスタン・イスラム運動」と「連携を深め、チベットでテロ活動を計画した」とした。

(毎日jp)

ダライ・ラマその人ではなくチベット僧の過激派がこの騒動の首謀者ではないかとは私も思っていることです。

しかしそれを「ダライ・ラマ一派だからダライ・ラマは悪だ!」とするのが中共の論理です。

「状況悪化なら胡主席来日 歓迎できぬ」 超党派チベット議連が声明

超党派のチベット問題議員連盟の会合であいさつする民主党の枝野幸男衆院議員(左)=3月19日午後、東京・永田町の衆院第二議院会館(酒巻俊介撮影) 超党派の「チベット問題を考える議員連盟」(代表・枝野幸男民主党元政調会長)は19日、国会内で総会を開き、チベット騒乱への中国政府の鎮圧行動を「五輪開催国にふさわしく、武力の行使や人権侵害を行わないよう自制を求める」と非難する声明を発表した。

 声明は「報道の自由がない中で、中国政府による一方的なプロパガンダや弾圧がなされている疑義を持たざるを得ない状況が悪化するなら、胡錦濤国家主席の訪日を到底歓迎できない状況になりかねない」としている。

 民主党の鳩山由紀夫幹事長や自民党の馳浩副幹事長、社民党の阿部知子政審会長ら衆参議員27人が出席した。枝野氏は「弾圧している疑いのある国の元首を歓迎していいのか。政府は踏み込んだ対応をとれ」と強調。出席者から「胡主席自身が昔、チベットを弾圧した。人権を顧みない中国は問題だ」(玉沢徳一郎元防衛庁長官)「調査団派遣を求めている欧州連合(EU)議会と連動しよう」(藤田幸久民主党参院議員)などの意見が出た。

 チベット問題では、昨年11月に鳩山氏ら同議連メンバーが訪日中のチベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世と会談し、中国側から抗議を受けた。平成13年には、中国側が同議連メンバーに「活動をやめないと所属政党の幹部が訪中しても、中国要人に会えなくなる」と圧力を加えたことが明らかになっており、今後の中国側の反応も注目される。(産経ニュース)

超党派ということですが、民主党はこれをネタに政府攻撃をするんじゃないかと勘ぐってしまいます。

それにしても許せないのが、ダライ・ラマに会った政治家を脅迫している中共です。

チベット騒乱 米国務、国防の高官が対中非難

 米国議会の政策諮問機関「米中経済安保調査委員会」が18日、開いた「中国の拡大するグローバルな影響」と題する公聴会でクリステンセン国務次官補代理は、最近の中国当局によるチベット人弾圧について「中国政府がチベットの少数民族の長年の苦情に対応し、ダライ・ラマ、あるいはその代理人との直接の対話を始める必要性を明示した」として、中国当局が日ごろチベット民族の不満や苦情を解消する措置をとっていないとい批判を明確にした。

 一方、シドニー国防次官補代理も中国の動向について証言し、「中国は外交目標の達成のために軍事活動をその手段として頻繁に使うが、その軍事自体がきわめて不透明だ」と述べ、中国の「外交・軍事活動にはこれまでよりも多くの責任の発揮が必要」だと批判した。(ワシントン 古森義久)(産経ニュース)

人権報告書から「中国は外すな」 米有力議員

 米国議会下院外交委員会の共和党筆頭メンバーのイリーナ・ロスレイティネン議員は18日、中国のチベットでの住民や僧侶の弾圧を非難するとともに、米国務省が2008年度の世界人権報告書の「人権侵害国」の指定リストから中国を外したことを批判した。

 同議員は中国政府がチベット住民の基本的人権弾圧していると抗議する声明を出し、「中国当局がこの種の弾圧を続ければ、北京オリンピックの開催に悪影響が出る」と警告した。

 同議員はさらに米国務省が世界人権状況の年次報告書2008年版を11日に発表した際、「世界でも最も組織的な人権侵害国」としてこれまで北朝鮮やミャンマー、中国など合計10カ国を指定したのに対し、今年は中国を排したことを指摘し、「この排除は間違いだった」と非難した。(ワシントン 古森義久)(産経ニュース)

アメリカでも個別には中共批判がされているようです。

しかしこれがアメリカ政府としての抗議、制裁などの処置にはなりそうにありません。

「抗議デモ行進中止を」 ダライ・ラマ、急進派に要請

 チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世は19日、亡命政府のあるインド北部ダラムサラで、中国チベット自治区ラサを目指してデモ行進を続ける活動家グループの幹部と会談し、行進の中止を求めた。亡命政府報道官が明らかにした。

 ダライ・ラマが、中国との対話を通じて外交・国防を除く「高度な自治」を求めているのに対し、活動家グループは批判的で、チベット独立を主張している。抗議行動が過激化してチベット人社会が分裂するのを避ける狙いとみられる。会談に出席した活動家の一人は「要請への対応を決めるには少し時間がかかる」と語った。

 会ったのは、ダラムサラに本拠を置く「チベット青年会議」のリグジン代表ら。同会議を含む5団体が10日にダラムサラを出発、ラサを目指すデモ行進を主催している。参加者約100人が13日、インド警察に逮捕されたが、15日、約50人で中国国境に向け行進を再開した。

 ダライ・ラマの要請の背景には、対話路線に「成果がない」との不満が広がっていることへの懸念がある。自身も16日、「多くのチベット人が批判的なのは知っている」と語った。

 これに対し、リグジン代表は17日、「路線の見直しを望む。チベット人は独立を支持している」と発言。ダライ・ラマが北京五輪開催に賛成する姿勢も批判している。(asahi.com)

ダライ・ラマとチベット青年会議とは対立しているようですね。

よくも悪くもこれがダライ・ラマ14世なのです。

ロシア、チベット騒乱で中国を支持

 ロシア外務省は、チベットの騒乱が中国の内政問題であるとの立場を明確に示し、混乱を武力で鎮圧する中国政府を支持する姿勢を表明した。さらに、北京五輪をボイコットする動きにも、徹底的に反対する姿勢を示した。

 ロシア外務省は17日の声明で、「チベットが中国の一部であることを、ロシアはこれまで何度も表明してきた。ダライ・ラマ14世の問題は中国の国内問題である」と指摘した。そのうえで、「中国での夏季五輪を政治問題化することは、受け入れられない。中国側が選手たちの安全などの問題を解決し、高い水準の五輪を開催すると確信している」と強調。チベットへの渡航自粛を呼びかけた。

 ロシアでは、チェチェン共和国など南部のカフカス地方で分離・独立を試みる動きが依然くすぶっている。「中国のチェチェン」とも呼ばれるチベットや新彊ウイグルといった「分離主義者」たちとの戦いで中国の立場を支持することで、同じ問題を抱える中露の蜜月ぶりを示した形だ。

 さらに、ロシアは、1980年夏のモスクワ五輪を、アフガニスタンへのソ連軍侵攻を非難する西側諸国にボイコットされた苦い経験がある。2014年には、悲願のソチ冬季五輪開催を予定する。だが、隣接するグルジアは、同国からの分離・独立を目指すアブハジア自治共和国の独立をロシアが支持しているとしてソチ五輪開催阻止の動きも見せている。(モスクワ 内藤泰朗)

(産経ニュース)

まあ、ロシアは支持でしょうね(笑)

四川省の抗議行動が活発化、警官隊発砲で死者18人に

 【北京=牧野田亨】中国チベット自治区ラサの大規模暴動に関連し、同自治区に隣接する四川省で起きた抗議行動での死者数が少なくとも18人に上ることが19日、インドに拠点を置く民間活動団体(NGO)「チベット人権民主化センター」のまとめで分かった。

 ラサが鎮圧された一方、四川省での抗議行動は活発化しており、在北京日本大使館は同日、四川省と青海、甘粛3省への立ち入りに注意を促す通知を出した。

 同センターによると、四川省のデモは数百~数千人規模で、中西部のチベット族自治州で断続的に発生。阻止しようとする警官隊の発砲により、18日に甘孜県で3人の死亡を確認したほか、16日にもアバ県で15人が死亡したとし、目撃証言からさらに増える可能性が高いという。

 チベット独立運動を支援するNGO「フリー・チベット・キャンペーン」(本部・ロンドン)は18日、アバ県のデモだけで30人が死亡したとの住民の証言を発表。発砲の証拠として、銃創とみられる傷跡のある遺体写真も公開した。

 一方、19日の新華社電はラサでの暴動に関与したとして、住民105人が当局側に自首したと報じた。一部は商店などを襲撃した際に奪った現金も差し出したという。(読売オンライン)

ラサでは抑え込んだものが四川省では抑え切れていないようです。

中共としてはここが踏ん張りどころでしょうね。

Bjork(ビョーク)、チベット問題で初のコメントを発表

国際的な関心も集まるチベット問題ですが、先の上海公演で、曲をチベット独立に捧げて物議を呼んだビョークが、ライブ後初めて、この問題についてインタビューで語りました。彼女の真摯な意見を聞いてみてください。

以前の記事「Bjork、チベット問題で中国当局が法的措置を検討」でお伝えしていたように、上海公演で、“Declare Independnce”をチベットに捧げたことで、問題になっている彼女。同じような問題となった「Bjork、コソボ問題にコメントを発表」では、日本公演が発端となったコソボについてコメントを発表していた彼女ですが、今回はそのチベット問題について言及することとなりました。

海外サイトThe Lipsterのインタビューに答えた彼女は「(上海公演で)チベット!チベット!と3回ささやいたの。でもその時はなんの騒ぎにもならなくて、後からウェブサイトで騒ぎが大きくなったように感じるわ。この一連の騒動は、中国が世界において権力を持った大国となったことを示しているんじゃないかしら。でも問題は、中国がどうやって、言論の自由といった西洋諸国のモラムと向き合うかっていうことだわ」と発言しています。

また、同時に彼女は「私は私が言ったことには責任を持つわ。でも、今、私がしなくちゃならないのは、スタジオに入って、曲を書いて、もっと音楽を作ることよ。この“Declare Independnce”のように、人間性と関連のあるような曲をね」とも語り、やはりあくまでミュージシャンとして、こういった問題に関わりたいのと姿勢も明らかにしています。自由を愛する歌姫の言葉、みなさんの心にはどう響いたでしょうか(ドゥープス・ミュージック・ブログ)

暴動を予想していたかのようなビョークさんがこの問題について発言されました。

しかし政治活動に踏み込まない事を宣言したような内容ですね。

リチャード・ギアさんとはスタンスが違うようです。

ダライ・ラマ14世、中国との協議再開を希望

3月19日】亡命中のチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ(Dalai Lama)14世が、チベット亡命政府と中国政府の協議再開を望んでいる。ダライ・ラマの側近が19日、AFPの取材で明らかにした。

 ダライ・ラマの側近Tenzin Taklha氏は「共存しなければならないことを両者ともに認識すべきだ。向き合って対話することが必要であり、ダライ・ラマは中国との対話に尽力している」と述べた。

 また同氏は「軍の派遣でチベット問題が解決することはない。唯一の道は顔を突き合わせて協議を始め、双方の利益になる解決に至ることだ」と続けた。(AFP)

ダライ・ラマの姿勢はあくまで対話です。

聖火ルート、変更も=チベット情勢が暗雲-北京五輪

 【北京19日】北京五輪組織委員会の蒋効愚執行副会長は19日、聖火リレーに関する記者会見で、「特殊な事件が起きれば、ルートの変更や、ルートから個別の都市を外すことはできる」と述べ、今後の情勢次第では大規模暴動が起きたチベットの通過見送りもあり得ることを示唆した。

 同副会長は「自治区政府には安定を保ち、円滑な聖火リレーを行う能力がある」と指摘し、「計画通り実施する」と強調。暴動が波及した青海、甘粛、四川省でも順調に準備が進んでいると語ったが、予想外の出来事や天候状況によっては変更もできるとの国際オリンピック委員会(IOC)の規定に言及した。

 五輪聖火は6月19日にチベット自治区に入り、20~21日にラサを通過する予定。これとは別に、5月にはチベット側から世界最高峰チョモランマに登頂することになっている。 

 一連の暴動について、中国政府は「五輪破壊が狙い」(温家宝首相)と主張しており、聖火リレーを成功させるため、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の支持勢力の封じ込めに全力を挙げるとみられる。

 蒋副会長は海外での聖火リレー妨害の可能性に関し、「オリンピック憲章への挑戦であり、必ず失敗する」と断じ、五輪ボイコットも「ごく少数の個人的考えにすぎない」と述べた。(時事通信)

聖火リレーは範囲も広範ですので警備が難しいでしょうね。

あちこちで事件が起きても不思議ではないと思います。

チベット支援団体に電話やメールの嫌がらせ

3月19日】チベット(Tibet)人を支援する各国の人権団体は19日、発信者不明の大量の電話やウイルス感染した電子メールによる活動妨害を受けたことを明らかにした。これらの団体は、反中国暴動により中国当局の厳重な取り締まりの下に置かれているチベット自治区の現状を知るために、現地および周辺地域の人々と連絡を取ろうとしていた。

■携帯電話に中国語なまりの電話

 ロンドン(London)に本部を置く人権団体「フリー・チベット・キャンペーン(Free Tibet Campaign)」のMatt Whitticase氏のもとには、18日の午前4時から7時まで、携帯電話と勤務先の電話に何者からか2分おきに電話がかかってきた。

 Whitticase氏は、誰がかけてきたのか分からないとしながらも、いずれも英国の携帯電話の番号で、声には中国語なまりがあったと話している。

「電話の内容は、粗雑で口汚い表現を使った極めて反チベット的な性格のものだった。中国で列車の車内や公共の場所で耳にしていた中国の愛国的な音楽のような音が聞こえた」と同氏。仕事も電話もできないようにするのが狙いとみられる。

■コンピューター・ウイルス送りつける例も

 ニューヨーク(New York)に本部を置く学生組織「Students for a Free Tibet」幹部のLhadon Tethong氏のところにも同じような電話があった。相手は中国語で罵倒してきたという。さらに、電子メールでコンピューター・ウイルスが送られてきた。

「ウイルス攻撃を受けている。まったく恥知らずなことに(送信者は)チベット自治区で助けを必要としている人々を称している。電子メールは、功名に書かれた感情の込もった表現で、画像を開くよう求めている」とTethong氏はAFPに語った。

 さらに別の団体でも、数日前からウイルス攻撃を受け、コンピューターのセキュリティーが侵害されているとAFPに伝えた。

AFPにもウイルス攻撃

 AFPも18日、電子メールによるウイルス攻撃を受けた。送信者はデンマーク在住と称する人物で、メールには中国軍に撃たれたチベット人の画像だというファイルが添付されていたが、開くとウイルス警告が現れた。

 妨害を受けたいずれの団体も、過去数日間のチベットでの反中国デモで発生した暴力行為に関する目撃証言を求めて、チベットや周辺地域の人々と連絡を取ろうとしていた。

 中国では、ジャーナリスト、人権団体、活動家は、デモ発生が伝えられる地域への立ち入りをほぼ全面的に禁じられている。(AFP)

mixiで中国人が「チベットは中国固有の領土だ」と主張している掲示板を見たことがあります。

漢民族の多くはこういう認識のようです。

それにしてもやり方がえげつないですね。

チベット人の抗議やまず=甘粛・四川で新たなデモ-中国

 【北京19日時事】インド・ダラムサラに本拠を置く非政府組織「チベット人権民主化センター」は19日、中国の甘粛省や四川省でチベット人の新たな抗議デモが起きたと伝えた。チベット自治区の周辺地域では、ラサ暴動に刺激された騒乱が相次いでいる。

 同センターによると、甘粛省甘南チベット族自治州の合作市で18日、僧侶と市民ら数百人が地元政府庁舎にデモ行進。武力鎮圧の中止を求めるとともに「チベット独立」などのスローガンを叫んだ。武装警察部隊と衝突したかは不明。同州の夏河県、瑪曲(マチュ)県、碌曲県でも抗議デモ発生が伝えられている。(時事通信)

ラサ以外では19日も騒乱があるようです。

死者は数人のようです。

5月にダライ・ラマと会談 ブラウン英首相

18日、インド北部ダラムサラで、記者団と話すチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ十四世(ロイター) ブラウン英首相は19日、英下院の党首討論で、中国の温家宝首相と同日朝に電話会談し「双方の対話でチベットでの暴力を止めなければならない」と求めたことを明らかにした。また、今年5月に訪英するダライ・ラマ14世と会談する考えを表明した。チベットなどで騒乱が拡大してからダライ・ラマと会談する考えを示した主要国首脳は初めて。

 同首相は昨年秋、ミャンマー問題で中国に対し厳しい姿勢を見せたが、今年1月の訪中を機に対中外交を軟化。しかし、今回の事態を重視し、ダライ・ラマと会談することで中国政府とチベット亡命政府の対話を促すのが狙いのようだ。ダライ・ラマは今後、米国、ドイツ、オーストラリアを訪問する予定。(産経ニュース)

中国首相「ダライ・ラマと対話の用意も」・英首相と電話

 【ロンドン=岐部秀光】ブラウン英首相は19日の議会で、チベット騒乱に直面する中国の温家宝首相と同日、電話で話したと明らかにした。温首相は「チベット仏教最高指導者のダライ・ラマ14世が独立を支持せず暴力を放棄するなら、対話に入る用意がある」との立場を伝えたという。

 ダライ・ラマは18日の記者会見で、自身の引退の可能性も示唆しながら中国とチベット族の双方に自制を呼び掛けていた。温首相は国内ではダライ・ラマを強く批判する一方、国際社会に対しては柔軟な姿勢を示した。(日経ネット)

イギリスは慎重な姿勢ですが要するに「ダライ・ラマとちゃんと対話せよ」という事のようです。

チベット関連ニュースが消えた?中国で強まる情報統制

中国四川省成都市のチベット民族が集まる地区で警備する武装警官=19日(共同) 中国チベット自治区などで大規模な騒乱が始まった今月中旬以後、中国当局は国内でテレビ、インターネット、電話などを一部遮断するなど、情報封殺に躍起になっている。しかし、その効果は限定的で、厳しい規制をかいくぐり、チベット騒乱の画像や映像がネットなどを介して次第に広まりつつある。情報統制は中国国民の政府への不信を高めただけではなく、むしろ携帯電話による写真や動画が重要な役割を果たしたことにより、外国メディアからの厳しい批判を招いている。(北京 矢板明夫、ロサンゼルス 松尾理也)

 北京にある産経新聞中国総局の衛星テレビには14日ごろから、電波障害が起きるようになった。CNNやNHKなどの外国のチャンネルをつけていると、チベット関連のニュースが始まった途端、画面が消え音声も消える。次のニュースが始まるまでこの状態が続く。こうした現象は中国全土で発生しているという。

 ネットでは、チベット騒乱と関連するキーワードが検索不可能となり、米国を本拠地に置く動画投稿サイト「ユーチューブ」も利用できなくなった。チベット自治区ラサへ電話をかけても、寺院などは「回線故障中」との録音が流れ、不通になっているところが多い。

 中国当局は騒乱を、「一部の暴徒の仕業」と印象づける情報戦略も始めている。チベット人と思われる若者が放火するなど暴れる映像や、ラサ入りした国営中央テレビの記者による親族を失った漢族被害者へのインタビューなどを繰り返し放映している。

 しかし、こうした情報の遮断と操作による効果は、中国ではもはや限定的だ。チベット問題に関心の高い人は携帯電話のショートメッセージで情報を交換し、海外サイトへのアクセス制限を解除する専用ソフトを使うなどして情報収集をしている。

 チベット騒乱に関する中国当局の一方的な報道との違いを知った中国人は、自国メディア不信をますます高め、情報収集は外国メディアに頼る傾向が加速化した。「(中国共産党機関紙)人民日報は日付だけが信用できる」と揶揄(やゆ)する知識人もいる。

 一方、今回、反中国政府の立場から活発な情報提供を行っている民間活動団体(NGO)「チベット人権民主化センター」(インド・ダラムサラ)はこのほど、中国四川省での抗議デモ中に治安部隊に射殺されたチベット人の遺体だとする写真をネット上で公表した。現地の状況を伝える記事も連日更新されている。

 また、「ユーチューブ」などの動画サイトにも、携帯電話のビデオカメラ機能を利用して撮影されたとみられる画質の悪い映像が公開されている。中国国内ではユーチューブに閲覧規制がかけられたが、海外にはもちろん及ばない。

 こうした状況を米紙ワシントン・ポストのコラムニスト、アン・アップルバウム氏は「昨年はミャンマーから、そして今年はチベットから、不鮮明で素人くさい画像がインターネットに流れた」と指摘する。アマチュア画像の絶対量はまだまだ小さいものの、「携帯電話は、一部の東アジアにとって、ニュースを伝えるためのもっとも重要な手段となった」と、ネットの影響力を強調した。

 中国当局が情報封鎖のため、外国人のチベット入りを禁止した措置は、外国メディアから厳しく批判されている。17日夜の外務省の会見では、「記者の安全を守るという理由なら、なぜ中央テレビを許可したのか、不公平ではないか」といった抗議が殺到した。国のイメージを守ろうとして中国当局が必死に行っている情報統制は、逆効果となっているようだ。(産経ニュース)

1959年当時ならいざ知らず、もう情報統制は効果がないことを中共は思い知るべきです。

チベット暴動、105人が出頭か

3月19日 AFP】中国当局はチベット自治区ラサ(Lhasa)で発生した暴動で、現地時間18日午後11時(日本時間19日午前0時)までに105人が出頭したと発表した。国営新華社(Xinhua)通信が19日に報じた。

 中国当局は当初17日中に出頭するよう呼び掛けていた。

 チベット自治区政府のBaema Chilain副主席は、出頭した105人は14日発生した暴動で「暴力や破壊行為、略奪行為、放火」に直接的に関与しており、数人は略奪した現金を持参したという。

 同通信の取材によると、出頭した25歳の男は騒乱が発生した際自宅で酒を飲んでおり、騒乱に便乗することを決めたという。(AFP通信)

おとなしく出頭した所で寛大に処すとも思えませんが、結構な人数が出頭したようですね。

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2008年3月24日 (月)

チベット関連ニュース:3/18

国際調査団受け入れは事実上拒否 中国報道官

中国チベット自治区ラサなどの暴動について、中国外務省で記者会見する劉建超報道局長=17日夜、北京市内(共同) 【北京=野口東秀】中国外務省の劉建超報道官は17日、チベット自治区ラサでの騒乱について緊急記者会見を開き、今回の騒乱を「内政問題」としたうえで、「中国はこの問題を解決する能力と自信がある」と強調、国際調査団の受け入れを事実上拒否した。

 チベット仏教最高指導者のダライ・ラマ14世は16日の会見で、チベット自治区への国際調査団の派遣を求めていた。

 劉報道官はまた、治安部隊は「実弾を使用していない」と指摘。チベット族に対する政策についても「中国の少数民族政策は世界でも成功した政策だ」と強調した。

 一方、チベット自治区のシャンパ・プンツォク主席は17日、北京で記者会見し、同自治区の区都ラサで発生した暴動について、死者が当初の10人から13人に増え、61人の警察官が負傷したと発表した。うち6人が重傷という。

 シャンパ・プンツォク主席は、ラサの被害について、300カ所が放火され、214の商店が燃やされたと述べた。同主席の会見は、暴動の激しさを強調、鎮圧の正当性を強調する狙いがあったようだ。

 インド北部ダラムサラに拠点を置く非政府組織「チベット人権民主化センター」は同日、ラサの封鎖区域で武装警察部隊などがしらみつぶしに実施している身元捜査で、すでにチベット族数百人が拘束されたと発表した。元政治犯も全員収監されたとされる。

 民主化センターはまた、四川省のアバ県で16日に発生した抗議行動に対する当局側の発砲で死者は15人になったと述べた。別のチベット支援団体は死者数を13人から30人とする目撃者の話を伝えている。

 ラサでは事実上の外出禁止令が敷かれ、自治区当局は暴動に関与した者に対し17日中に「自首」するよう通告している。

 一部の情報によると、甘粛省蘭州の西北民族大学でも16日、チベット族の学生約500人が座り込みなどの抗議行動を展開したが、学生がビラを構内で配布した後、当局の部隊が構内に入り、学生を解散させ、学校を封鎖した。また、同省の甘南チベット族自治州でも抗議デモが起き、警察車両1台が放火されたという。(産経ニュース)

まあ、予想できた反応です。

見せられないものがさぞたくさんあるのでしょう。

チベット学生が座り込み=北京

 【北京17日】少数民族が集まる北京の中央民族大学の構内で17日夜、チベット族学生のグループが沈黙の座り込みを行った。学生らは「ろうそくをともした徹夜の祈り」に入ったと話しており、ラサ暴動に関連した抗議活動とみられる。

 警官隊が出動し、関係者以外の構内進入を禁止するとともに学生らを監視。一時は物々しい雰囲気となったが、新華社電によると、チベット語を話す教師の説得を受けて午後11時ごろ宿舎に戻った。こうした動きを新華社が報じるのは異例。(時事通信)

北京の学生の動きよりも、これを新華社が報じている方が驚きですね。

よほどの自信があるということでしょうか。

チベット暴動 民族政策の限界が招いた

 中国チベット自治区で発生した暴動が、周辺地域に拡大している。

 世界各地でチベット人たちの抗議デモが繰り広げられ、8月の北京五輪開催を前に、中国の国際イメージは大きく傷ついた。

 18日に閉幕する全国人民代表大会(全人代=国会)は、民族融和など「調和社会」の建設が主要テーマだっただけに、開会中に暴動が起きたのは皮肉である。

 今回の暴動は、中国の対チベット政策の破たんがもたらしたものと言えるのではないか。

 ラサでの暴動で、中国当局は死者が13人、警察官61人が負傷したと発表した。亡命政権側は80人が死亡し、72人が負傷したとし、双方の主張は食い違っている。

 亡命政権側は中立的な国際調査団の派遣を呼びかけたが、中国は拒否した。実情を国際社会に知られたくないからだろう。

 1959年3月のチベット動乱で、ダライ・ラマ14世がインド・ダラムサラに亡命して以来、チベット住民と治安当局との衝突が幾度となく続いてきた。

 天安門事件直前の89年のラサ暴動では、全人代で再選された胡錦濤国家主席が、地元トップのチベット自治区党委書記として武力鎮圧を現場指揮した経緯がある。

 90年代半ば以降、中国の対チベット政策は、2年前に開通した青海省西寧とラサを結ぶ「青蔵鉄道」建設に象徴される経済・社会開発重視の姿勢が目立っていた。

 商業開発などで漢族の移住を奨励し、中国語がチベット語より羽振りをきかせ、教育、文化面での中国同化策が進んだ。

 亡命政権側は、チベット自治区(人口約280万)を中心としたチベット族の居住地域一帯で、漢族の移住者が増え、チベット族を上回った、と指摘している。

 一方、当局は反政府活動に立ち上がった僧侶や住民を厳しく取り締まり、党関係者や軍人を寺院内に立ち入らせ、愛国主義教育を強要するなどのチベット文化弾圧政策を繰り返してきた。

 チベットとともに中国のアキレス腱(けん)である新疆ウイグル自治区でも、漢族の移住策が奨励され、ウイグル族の根強い抵抗運動が続いている。

 ダライ・ラマは90年代にチベット独立の要求を取り下げ、「高度な自治」を求める立場へと譲歩した。中国と亡命政権との間では、水面下の話し合いが断続的に続けられている。暴動を契機として、中国は、歩み寄る努力をするべきだろう。(読売オンライン)

読売もけっこう辛辣ですね。

「亡命政権側は中立的な国際調査団の派遣を呼びかけたが、中国は拒否した。実情を国際社会に知られたくないからだろう。」これは朝日には絶対書けない文章です。

中国がチベットに鎮圧部隊増員…エスカレートする対立

中国政府が分離独立デモで流血事態となったチベット(中国名=西藏)自治区、ラサ(拉薩)の治安部隊を増員し、緊張が高まっている。国際社会では、中国の武力鎮圧に抗議するデモ集会が各地で相次ぎ、事態を懸念する声が高まっている。AP通信などの外電が伝えた。

インドにあるチベット亡命議会は17日声明を出し、武力鎮圧の過程でチベット人数百人が死亡したと主張した。

AFP通信は、同日ネパールの首都カトマンズの国連建物前では、チベット人100人あまりが中国の武力鎮圧に抗議するデモを繰り広げ、このうち30人あまりが逮捕されたと配信した。

しかし、西藏自治区の向巴平措主席は、同日国務院の新聞弁公室で記者会見を開き、「暴徒たちの犯罪行為で無実の市民13人が巻き添えになって死亡し、10人が大怪我を負っている。また、この過程で車両56台と民家、商店など214棟が破壊された」と発表した。

主席は、デモ参加者たちに対し、最後通告期限の17日午前12時(現地時間)までに投降することを要求し、「投降しない場合、さらに重い処罰を下す」と警告した。

最後通告の期限が過ぎた18日からは、中国の機動隊が無差別的な検挙に乗り出すものとみられ、死亡者と怪我人はさらに増えるものと見られる。

ラサ市内は、いったん落ち着きを取り戻したものの、なお張り詰めた空気が漂っていると外電は伝えた。ある住民は17日、AP通信との電話インタビューで「タンクが配備され、軍用トラックが検問を強化するなど、物々しい警備体制が敷かれており、住民たちは外出を控えている」と話した。

一方、ニュージーランドのヘレン・クラーク首相は、「中国政府は直ちに暴力を中止し、対話を通じて解決策を導き出すべきだ」と主張した。英国のチャールズ皇太子や映画監督のスティーブン・スピルバーグ氏、映画俳優のハリソン・フォード、リチャード・ギア氏などの著名人たちも中国政府の強圧的なデモ鎮圧を糾弾した。(東亜日報)

出頭期限を境に鎮圧部隊を増員するようです。これは不気味です。

チベット暴動:他民族に波及懸念 中国政府、五輪控え神経戦

 【北京・浦松丈二】中国チベット自治区ラサの暴動が各地に広がったことで、中国政府は北京五輪に向け、イスラム系少数民族の分離・独立を抱える新疆ウイグル自治区など他民族に飛び火することを懸念している。

 「北京五輪の聖火ランナーとして新疆ウイグル自治区を走ることになったが、五輪を失敗させようとするイスラム過激派から狙われないだろうか」。聖火ランナーに選ばれた中国大手家電の社員が不安をもらした。

 昨年11月、新疆ウイグル自治区の地裁で、急進派独立組織「東トルキスタン・イスラム運動」(ETIM)メンバー3人が武器を所持していた罪などで死刑判決を言い渡された。中国政府は近年、チベット族よりもウイグル族の動向を警戒してきた。01年9月の米同時多発テロ後、ETIMは中国政府だけでなく米国からも「テロ組織」に認定されており、米国議会など欧米社会に支持基盤を持つチベット族とは事情が異なる。しかし、国際社会が注目する北京五輪が民族の主張をアピールする舞台になることでは同じだろう。

 台湾紙「中国時報」などによると、中国公安省は昨年4月に五輪参加者の「背景審査」を厳格に行うよう内部通達を出した。通達は少数民族の独立勢力や気功集団「法輪功」など11類43種に入る人物の大会参加を禁じているという。

 しかし、広大な中国全土を継いで走る聖火ランナーや競技施設、交通機関など五輪関連の警備対象は多岐にわたる。今月22日の台湾総統選挙や民主化を求める学生らを武力鎮圧した89年6月4日の天安門事件など注目される記念日もある。

 中国国営・新華社通信は17日、ラサ暴動の背景記事で「昨年、欧州を訪問したダライ(ラマ14世)は『08年は鍵となる年だ。五輪はチベット人にとって最後のチャンスとなるかもしれない』とチベット問題と五輪を結び付けるよう呼びかけた」と批判した。中国当局は五輪本番まで内外の「不満分子」との神経戦を強いられそうだ。

 ◇経済発展で融和手法行き詰まり

 中国には55の少数民族が存在しているが、人口は合わせても1億643万人(00年統計)で、全体の8・41%に過ぎない。9割以上を占める漢族との摩擦を回避し、民族融和を進めるため、中国政府は経済発展を最重要課題としてきたが、チベット自治区での暴動は、そうした手法の行き詰まりを示している。

 少数民族の居住地は国境地帯が多く、中国政府は国防上の観点から分離・独立運動を厳しく取り締まってきた。天然ガスや希少金属など豊富な資源が埋蔵されていることも少数民族地域を重視する要因とみられる。中国政府は各自治区の実権を握りながら、地域振興と独立運動の取り締まりという「アメとムチ」を使い分けてきた。

 積極的な外資導入で経済発展を遂げた沿海部と、少数民族地域の多い内陸部との格差が広がると、中国政府は00年に「西部大開発」戦略を掲げた。

 代表的なプロジェクトが、総工費約331億元(約4600億円)を投じた青蔵鉄道(ゴルムド-ラサ)だ。06年7月の開通以来、同自治区は観光ブームに沸いた。その他の振興策も呼び水となり、昨年の域内総生産は342億元と02年から倍増、7年連続で12%の成長率を維持した。

 北京で開かれている全国人民代表大会で、同自治区代表団は今月5日、「発展と安定は歴史上で最良の時期」との認識で一致した。翌6日には、89年の暴動で戒厳令を敷いた時の自治区トップだった胡錦濤国家主席が自治区代表団との会合で、「民生を改善し、民族工作を強めて全力で社会の安定を守るように」と呼びかけた。

 しかし、経済発展の恩恵は漢族資本に集中し、チベット族は発展から取り残されているとも指摘されている。一部の既得権益者に富が集中する構図は中国全土に共通しているが、少数民族地域では漢族と他の民族との格差拡大につながる。

 ラサを中心に進む漢族化へのチベット族の反発も根強い。同じように海外の独立支援組織があるウイグル族も共通する問題に直面しており、両地域にくすぶる不満は独立派を勢いづかせる素地となっている。【成沢健一】(毎日jp

経済発展による不満抑え込み政策にはには限界があるという分析ですね。

自治区内のチベット民族は教育水準も低いままだそうですので、漢民族との格差が暴動の一因なのでしょう。

中国に懸念伝達=チベット情勢で当局に自制促す-国連総長

 【ニューヨーク17日】国連の潘基文事務総長は17日、中国チベット自治区で起きた暴動をめぐり同国の王光亜・国連大使と会談し、「懸念」を伝達したことを明らかにした。

 国連本部で記者団に語ったもので、潘氏は「当局側に自制を要請するとともに、さらなる対立と暴力を回避するよう全関係当事者に求める」と強調した。ただ、チベット亡命政府による国際調査団の派遣要請については明確な方針を示さなかった。(時事通信)

国連にとっては懸念の伝達が限界なのでしょうか。

国際調査団の派遣についてのメカニズムをよく知りませんので何とも言えませんが、アムネスティをかかえる国連がこれでは何とも情けない。

何か術はないのでしょうか。

五輪ボイコットも=ハリウッドからチベット支援-R・ギアさん

 【シリコンバレー17日】「中国政府がチベット情勢に適正に対処しなかったら、北京五輪をボイコットすべきだ」-。米人気俳優リチャード・ギアさんは17日までにロイター通信とのインタビューに応じ、中国政府によるチベット暴動鎮圧を受けて世界に訴えた。ギアさんは仏教徒で、非政府組織(NGO)「チベットのための国際キャンペーン」会長を務める。

 チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の支援者として知られるギアさんは、中国政府が平和的に対処しないなら、五輪参加は「良心に反する」と強調した。(時事通信)

リチャード・ギアさんがんばっておられます。

米ラジオ・フリー・アジアとVOA、チベット向け放送時間を拡大

3月18日 AFP】中国チベット(Tibet)自治区で発生した暴動で、中国政府が厳しい報道規制を引く中、米放送管理委員会(Broadcasting Board of Governors、BBG)は17日、同自治区向けラジオの放送時間を拡大すると発表した。

 BBGは、米政府系放送のボイズ・オブ・アメリカ(Voice of America、VOA)や米国政府が出資するラジオ・フリー・アジア(Radio Free Asia、RFA)など、軍事目的以外のすべての政府系国際放送を監督する米連邦政府の独立機関。

 BBGの声明によると、チベット向けには現在、RFAが毎日8時間、VOAは4時間、短波放送を行っているが、それぞれ2時間ずつ時間を拡大するという。

 VOAはさらに、通信放送衛星アジアサット3号(AsiaSat 3)を介して放映しているテレビのチベット語番組も、週1時間から2時間に増やすという。

 一方、同自治区では17日、香港人記者少なくとも10人が強制退去させられた。中国駐在の外国人記者は、中国政府に対しチベットでの暴動について報道許可を求めている。

 BBGは、チベットに関するメディア報道が厳しく規制される中、うわさが情報獲得の最重要手段となっているような社会では、VOAやRFAは主要な情報源だと話している。(AFP

ラジオ自由アジアも活発に活動しておられますが、チベット族が短波放送の受信機をあまり持っていませんので正直効果は疑問です。

高村外相「五輪ボイコットせず」

 高村正彦外相は18日午前の記者会見で、中国・チベット自治区の騒乱事件を理由に日本が今夏の北京五輪をボイコットする可能性について「ない。北京五輪は成功裏にやってもらいたいと日本政府は考えている」と否定した。

 また、中国側がこの問題での国際調査団の受け入れを事実上拒否していることに関し、高村氏は「なるべくオープンにして中国側の言う通り『中国は乱暴なことはしていない』と国際社会が分かるようにした方がいい」と注文をつけた。(産経ニュース)

高村大臣も、中共がどんな国なのかは百もわかっている上でこの発言です。

ボイコットは現実的でないにしてもここまで表現を柔らかくしなくてもよいのではないでしょうか。

五輪=IOC会長、「北京大会ボイコットの声はない」

[ポートオブスペイン 17日 ロイター] 国際オリンピック委員会(IOC)のジャック・ロゲ会長は17日、中国チベット自治区で起きた騒乱に対する同国政府の強硬姿勢にからみ、北京五輪ボイコットの声はどの政府からも出ていないと述べた。

 ロゲ会長は、ロイターの取材に対し「ボイコットを求める声はまったく出ていない」と言明。「ボイコットが解決策にはならないという欧州連合(EU)や世界の主要国政府のほぼ一致した立場に勇気づけられている」と語った。

 一方、チベット・オリンピック委員会のケルサン・ゴープ氏は、チベット支持派の活動家らが18日、スイスのIOC本部前で抗議行動を行い、聖火リレーのチベット自治区通過計画を中止させるよう求めるとしている。

 ゴープ氏によると、活動家らは「ミスター・ロゲ、あなたの沈黙はチベット人を殺している」と書かれた横断幕を掲げて行進する予定だという。(ロイター)

最過激派のフランスからもボイコットの声は出ていないようですね。

米当局者と国連事務総長、中国に自制呼びかけ

米国務省のケイシー副報道官は17日、中国チベット自治区の騒乱に強い懸念を表明し、抗議行動参加者への対応で引き続き中国当局に自制を促していく方針を明らかにした。

また、モスクワ発の各社報道によると、ライス米国務長官はチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世が分離主義者ではないと言明。米当局が数年間にわたって中国政府に対し、ダライ・ラマとの対話を通じて「より良い持続可能な」チベット問題の解決法を探るよう呼びかけてきたことを明らかにした。

潘基文国連事務総長も深い懸念を表明し、中国当局に自制を求める姿勢を記者団に表明した。潘事務総長は中国の王光亜国連大使に懸念を伝えたという。

こうしたなか中国チベット自治区のシャンパ・プンツォク主席は17日、北京での記者会見で、ダライ・ラマを支持する「少数の分離主義者と犯罪者」が騒乱を扇動したと主張した。同主席は、抗議行動参加者らが北京五輪の準備が進む「重要かつ微妙な時期」にチベット動乱を図っていると述べ、騒乱で殴打されたり放火されるなどした一般市民13人が死亡したと語った。さらに、中国警官61人が負傷し、うち6人が重傷だとしたうえで、警察当局がチベット人に銃を発砲したり、対人兵器を使用することはないと強調した。ただ、亡命チベット人らは、警察当局の行動がより暴力的だったとしている。

同自治区ラサ市内では17日、学校で授業が行われ、店や企業も営業した。しかし同自治区と周辺3州では、依然緊張が続いている。中国国営の新華社はこの日、銀行や報道機関、商店、学校、病院などラサ市内の160カ所で暴徒による放火が発生したと伝えた。警察当局は、抗議行動参加者らに17日午前零時までの投降期限を設けていた。

現地滞在中の英誌エコノミストの記者がCNNに語ったところによると、ラサ市内は現在平穏であるものの、騒乱の被害が各地に見られる。また、中国の治安部隊が依然路上に大勢展開しており、通行人の身分証明書をチェックしている。

17日発売の米誌ニューズウィークは、14日と15日の両日、僧侶などが4000人が警官隊と衝突したと伝えた。(CNN)

アメリカも「強い懸念」で留まっていますね。

中国全人代閉幕後の温家宝・首相の会見要旨

 [北京 18日] 以下は、中国の第11期全国人民代表大会(全人代、国会に相当)閉幕後の記者会見での温家宝首相発言の要旨。

 <経済および為替相場>

 「最近、米国のサブプライム危機の影響でドルが下落したほか、数度の利下げが行われ、原油価格は1バレル110ドルまで高騰した」

 「これらはすべて世界の株式市場に大きな影響を与え、市場の振幅が激しくなっている」

 「私は世界経済、特に米国の状況を注視し、懸念を深めている」

 「中国は過度に急速な投資の伸び、マネーや信用の高すぎる伸び、過度の経済成長や貿易黒字などを含む中国の状況に鑑み、引き締め気味の金融政策と健全な財政政策を講じている」

 「世界経済の動向は中国に影響を与えないわけにはいかない。そのため、われわれはこれらの政策をとると同時に国際的な経済動向を注視し、トレンドの変化に応じて柔軟かつタイムリーに行動する必要がある」

 「これらの政策の結果は中・長期的な視点から考える必要がある。短期間、あるいは2カ月のうちに判断するのは非常に困難だ」

 「現在われわれを悩ませているのは、持続的なドル安と、ドルがいつ底を打つかということだ」

 「人民元の相場は市場の需給関係で決まるべきだが、通貨バスケットも参考になる」

 「過去2年間に人民元は対ドルで15%上昇し、最近は上昇ペースが加速している」

 「中国経済のファンダメンタルズは健全だ。われわれは中国経済の見通しに自信を持っている」

 <政治的権利>

 「国連の市民的および政治的権利に関する条約を「可及的速やかに」批准したい。しかし、国際基準に照らして国内法を調整する作業が必要だ」

 <今後5年間の責務>

 インフレとの闘いについて「今年だけではなく、今後5年間の責務だ」

 「われわれは積極的に農業を開発しなければならない」

 「農民の所得が着実に増加するよう、特に農村部への投資を拡大しなければならない。穀物や他の農産物の生産を安定的に引き上げる必要がある」

 「中国は今後5年間に5000万人分の雇用を創出する必要がある。われわれは積極的な雇用政策を進めなければならない」

 「われわれは、5カ年計画に盛り込んだ資源・エネルギーの保護や汚染・有害ガスの排出低減に関する目標を達成するため非常に努力しなければならない」

 「マクロコントロールの強化・改善を続ける必要がある」

 <台湾> 

 「出来るだけ早期の中台和平交渉再開を期待する。中台間の敵対関係の停止など重要問題も含め、いかなる問題も対処可能だ。台湾を本土から分離させようとするいかなる者も成功せず、必ず失敗する」

 <成長の必要性> 

 「雇用圧力に対応するため、われわれは一定のペースでの経済成長を維持しなければならない。中国は毎年1000万人の雇用を創出する必要がある。われわれは経済発展とインフレ抑制のバランスを取らなければならない。以前にも言及したが、中国経済にとって今年は最も厄介な年になると危惧(きぐ)している。国内外の先行き不透明感により、政策決定が困難になっている。われわれは困難に尻込みせずに責任をもって前進すべきだとの強い信念を持っている」 

 <チベット> 

 「チベット自治区ラサで騒乱が起きた。この事件でラサの社会秩序が著しく損なわれ、住民の財産と生活が大きな損害を被った。暴徒は無辜(むこ)の住民を殺害し、極めて残忍な手段を利用した。この暴動はダライ・ラマ一派が組織し、背後にいる確かな証拠がある。ダライ・ラマ一派は、独立ではなく平和的対話を求めていると主張しているが、これがうそであることが明確になった。中国政府が文化的な虐殺に加担しているとのかれらの主張はうそ以外何物でもない」 

 <2008年のインフレ目標> 

 「今年の消費者物価指数(CPI)上昇率の抑制目標は4.8%に設定している。率直に言ってこの目標の達成は容易ではない。特に今年最初の2カ月の大寒波の影響もある。このためインフレを抑制が一段と求められている。しかし、われわれはまだ目標を修正していない。それには2つの理由がある。第1に物価抑制を今年最大の優先課題にする政府の決意を示すためだ。第2に国民のインフレ期待安定に資するからだ。物価上昇が急激な時、インフレ期待は物価上昇そのものよりも危険なものになる。

 また、そのようなインフレ目標を持つ理由がある。現在のわれわれの穀物在庫は1億5000万─2億トン。主要鉱工業製品の供給過剰状況は変化していない。

 従って、適切な政策と効果的な措置を取る限り、大幅な物価上昇状況は統制できると確信している」 

 <成長とインフレ> 

 「安定した急速な経済成長を確実にする一方、インフレを効果的に抑制する必要がある。このためには経済的不安定や協調性の欠如などの問題を解決する必要がある。最大の困難は現在、過剰な物価上昇とその結果起きるインフレ圧力だ。これは経済不安定要因になる可能性がある。従って慎重に対応する必要がある」 

 <新政治思考> 

 「政治経済的な改革を進める上で新たな突破口を開く必要がある。そのためには思考の解放が必要になる」(asahi.com

赤字の部分は一体何でしょうか?

「明確になった」とは何を根拠に?どうせメタミドホスのような手前勝手な言い張りだろ?

温首相の顔写真が元記事にありましたが、しゃあしゃあとした顔を見ると画面殴りつけたい衝動が湧きました。

『五輪控え中国不利に』 外国人記者クラブ 取材許可求め声明

 【北京=城内康伸】北京の「中国外国人記者クラブ」は十七日、中国外務省に対し、騒乱が起きたチベット自治区での外国人記者による取材を認めるよう求める声明を出した。

 声明は、二十数人の外国人記者が十七日までにチベット自治区や甘粛省から強制的に退去させられたと指摘。さらに、政府当局によるインターネットや国際放送への検閲が取材活動を妨げていると抗議した。同記者クラブのメリンダ・リュウ会長は声明の中で「チベット自治区の取材を干渉するのは、五輪開催を控える中国の利益に合致しない」と主張している。

 これに対し、中国外務省の劉建超報道局長は十七日夜の記者会見で「情勢は非常に不安定。関係当局は緊急事態のため特別対応を取っている」と取材規制を正当化した。(東京新聞)

外国人記者も仕事ができなくて困っておりましょう。

外国記者のチベット取材許可へ=中国首相

 【北京18日】中国の温家宝首相は18日の記者会見で、「海外メディアによるラサ視察を検討することができる」と述べ、外国記者によるチベット取材をいずれ受け入れる考えを示した。時期には触れなかった。

 ラサ暴動後、観光客を含む外国人のチベット入りは禁じられたが、温首相は「ラサ暴動はほぼ終息した。ラサを必ず開放する」と強調した。(時事通信)

直後にこの記事。

しかし「いずれ」とはいつでしょうか。

「武装警察が数百人連行」 チベット暴動で米ラジオ報道

 【北京=新貝憲弘】中国チベット自治区ラサで発生した大規模暴動で、米政府系放送局「ラジオ自由アジア」は18日、武装警察が数百人の「容疑者」を連行したと伝えた。中国政府が同日午前零時(日本時間同1時)に定めていた違法行為の自首期限が切れたためで、信頼できる情報筋によると、現地検察当局は150の逮捕状を用意したという。

 同放送局は別のラサ住民の話として、チベット民族の患者が市内の病院から追い出されているとも伝えた。ラサの人民医院の施設が破壊されたためで、チベット民族は、患者に治療を受けさせないために漢民族が破壊したと疑っているという。

 一方、インドに活動拠点を置く非政府組織(NGO)「チベット人権民主化センター」は、青海省のゴログ・チベット族自治州チグドリル県で17日夕、数百人の僧侶が「チベット独立」などを訴えて警察署にデモ行進したことを明らかにした。また同県内の別の寺院では警察が信者の読経を中止させようとして双方が衝突、寺院は警察に包囲された。さらに別の寺院では、信者が夜通しの座り込みを行ったという。(中日新聞)

自首期限が切れた後、多くのチベット族が連行された様子です。

連行された後の非人道的な取り調べを考えるとたまらないです。

チベットの人権確保に努力=ペマ・ギャルポ氏と会談-安倍前首相

 自民党の安倍晋三前首相は18日、チベット出身で桐蔭横浜大学教授のペマ・ギャルポ氏と国会内で会談した。安倍氏は、中国チベット自治区での暴動に関し「五輪開催国にふさわしい対応をしてもらいたい」と述べるとともに、「日本は自由、民主主義、法の支配という世界の普遍的な価値をアジアに広げる外交を展開しており、チベットに住む人たちの人権が確保されるよう努力していきたい」と語った。(時事通信)

安倍さんがんばっておられますね。。。。

しかし少し悲しいです。

温総理:ダライとの対話の条件はチベット独立の放棄

 国務院の温家宝総理は18日午前、国内外の記者に向けた記者会見に出席し、英国フィナンシャルタイムズの記者の西蔵(チベット)問題に関する質問に答え、次のように述べた。

 私たちは重ねて厳粛に申し上げる。もしもダライが独立の主張を放棄し、チベットが中国領土の分割できない一部分であることを認め、また台湾が中国領土の分割できない一部分であることを認めれば、対話に向けた我々のドアは常に開かれていると。これは私たち自身が提案した条件で、現在でも変わっていない。

 このほど発生した事件によって、カギとなるこの問題においてダライが偽りの仮面をかぶっていたことが証明された。だが、たとえそうであろうとも、中国の従来の主張はまだ有効だ。この問題でカギとなるのはダライの行動だ。

 私はここで問い返したい。拉薩(ラサ)でこのような驚くべき事件を起こし、中国のその他の地域でも類似した事件を起こそうと画策し、他国の中国の大使館や領事館を襲うように仕向けた黒幕が、ダライと無関係と言えるのかと。私たちはダライの発言だけでなく、その行動も見て、ダライに対する判断を下している。(編集MA)(人民網日本語版)

暴力続くなら退位=対話解決、中国に改めて呼び掛け-ダライ・ラマ

 【ダラムサラ(インド北部)18日】チベット亡命政府の最高指導者ダライ・ラマ14世は18日、当地の私邸で記者会見し、「チベットで暴力が続くなら、わたしは辞任する」と述べ、政治指導者からの退任も辞さない考えを表明した。また、中国チベット自治区で起きた一連の暴動を「ダライ集団による謀略・扇動」と断定した同日の温家宝首相の発言を全面否定、国際社会に事実解明のための調査団をチベットに派遣するよう改めて求めた。

 ダライ・ラマは「状況に歯止めが利かなくなれば、辞任が唯一の選択肢だ」と語った。この発言について側近のタクラ秘書官は時事通信に「チベットの人々に向けられたもので、暴力路線を追求するなら政治指導者を退く以外にないという意味だ」と指摘、チベット仏教(ラマ教)教主の位に変わりはないとした。ダライ・ラマは1989年のラサ騒乱の際、同様に辞職の可能性に言及したことがある。

 ダライ・ラマは「われわれ(亡命政府)が(抗議行動、暴動を)抑制することはできない」と主張、中国に弾圧をやめ、対話を通じて問題を解決するよう強く求めた。さらに、チベット独立は「達成し得ない要求であり、現実的ではない」として、高度な自治を求める「中道」政策の堅持を改めて訴えた。亡命チベット人社会では、若者を中心に独立を求める声が出ており、「独立ではなくなぜ自治なのか、若者を説得するつもりだ」と語った。(時事通信)

温首相の会見に対応した声明ですね。

ここまでの我慢を重ねているダライ・ラマ14世の胸中はどんなものなのでしょう。

巻き起こる怒りを抑えているのでしょうか。それとも宗教者らしい澄んだ心でおられるのでしょうか。

コソボがチベットに影響 露外相、米欧を非難

 ロシアのラブロフ外相は18日付のロシア新聞に対し、中国チベット自治区の大規模暴動にはコソボ独立宣言が影響したとの見解を示し、独立を承認した米国や欧州などの国を非難した。

 外相は、チベット暴動のほか、コソボと隣接するマケドニアでも、コソボの多数派と同じアルバニア系住民が独立につながりかねない自治の要求を強めていると指摘、世界中で「暴発しかねない極度に危険な過程が始まった」と述べた。(共同通信)

コソボがチベットに影響を与えているというのは初耳でした。

チベットを聖火ルートから外すよう要求

 ロンドンに本拠を置く国際人権団体「自由チベット・キャンペーン」は18日、中国チベット自治区などでの暴動を受け、北京五輪の聖火リレーが同自治区と、隣接するチベット民族居住地域を通過しないよう求める声明を出した。

 北京五輪組織委員会は16日、5月に行う聖火のエベレスト(中国名チョモランマ)登頂計画に暴動の「影響はない」と表明した。

 自由チベット・キャンペーンは、国際オリンピック委員会(IOC)に対し「聖火リレーを流血と抑圧の象徴にしたいのでなければ、チベット民族居住地を聖火ルートから外すべきだ」と訴えた。(スポーツニッポン)

確かに現時点ではチベットの聖火リレーは危険極まりないですね。

無理矢理見栄張らなくてももう全世界に見えてるぞと中共に言いたいです。

武装警官が観光スポット巡回、異様な光景…四川省・成都

中国四川省成都で18日、警戒のため派遣された武装警官=佐藤俊和撮影 【成都(中国四川省)=加藤隆則】チベット族による反政府デモが波及した四川省では、省都・成都市内の政府関連施設の警備が強化されている。

 市政府前広場は、散策する市民の間を武装警官ら約80人が巡回する厳戒ぶり。チベット自治区人民政府の駐在事務所やチベット関連の土産店が並ぶ同市中心部の武侯祠(ぶこうし)通りは、ラサの暴動があった14日以降、約800メートルにわたって車両の通行を禁止。観光スポットの一つで、警察が隊列を組んで行進する異様な光景が繰り広げられている。

 しかし、付近を行き来するチベット族との緊張感はない。買い物袋を下げた青海省出身の僧侶(33)は「監視されているようで気持ちが悪い」とする一方で、「貧しい農村部のチベット族には不満も多く、直接的な行動に走りやすい。でも、都市に来ている我々はああいうことはしない」と話した。

 「デモに賛成するか」と重ねて尋ねると、「気持ちは理解できるが、いい結果は招かないのでは……」と答えに窮した様子だった。

 豊かな都市生活になじんだチベット族は、信仰への規制などに対し不満を持ちつつも、過激な行動に走る可能性は低い。だが、当局は、同省アバチベット族・チャン族自治州で16日に起きたデモに衝撃を受けており、メンツにかけて省都への波及を阻止しようとする姿勢がうかがえる。

(読売オンライン)

けさ戻るラサ…しかし武装警察が監視

 焼き払われ、略奪された商店のシャッターを修理する商店主たち。「街は少し静かになったよ」。中国チベット自治区ラサの大規模暴動から4日たった18日、市民たちはようやく日常生活に戻りつつある。

 暴動の激しかった市中心部のバルコル地区では武装警察とみられる部隊が厳しい監視の目を光らせている。

 「警察は漢民族じゃないわれわれをチェックしてるんだ」。チベット民族のタクシー運転手は話す。暴動が起きなかったポタラ宮周辺は落ち着いているが、漢民族が住む市中心部ジョカン寺の近くは依然として当局の監視下に置かれているという。

 「チベット人は職がないから暴動を起こしたのさ」。運転手は暴動の原因は漢民族との経済格差にあると指摘したが、チベット仏教の最高指導者であるダライ・ラマ十四世については、他の運転手たちと同様に口をつぐんだ。

 暴動後、中国政府が自治区にいる観光客の退去を促したため、外国人観光客の姿はほとんどない。ずたずたにされた商店の中では店主らが無くなった商品を数えていた。

 ホテルではクレジットカードの使用が止められており、支払いは現金のみ。ホテルの従業員は「昼間に通りを歩くのは大丈夫だけど、夜の独り歩きはやめた方がいい。まだ安全じゃないから」と話した。(共同通信)

18日のラサ、成都の様子です。

まだまだ厳戒態勢ですね。

スター選手が北京五輪のボイコット検討、チベット騒乱で

3月17日】国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ(Thomas Bach)副会長は、16日の独日曜紙「ビルト・アム・ゾンターク(Bild am Sonntag)」で、チベットの抗議行動への中国当局の対応に抗議するため、スター選手の多くが北京五輪のボイコットを検討していると述べた。

 バッハ副会長は、選手たちの懸念は理解できるが、五輪には参加するよう説得していると説明。北京が五輪開催地に選出された際、人権問題を考慮したかどうかとの問いには、「五輪はより開放的な中国の実現に寄与すると考えている」と述べて、中国への注目度が上がることでプラスの効果が出ることに期待を示した。

 一方、「国連(UN)が長年解決できない問題を、われわれが解決することはできない」「五輪は万能薬ではない」とも述べた。

 ビルト紙は同日の紙面で、北京五輪への参加に抵抗感を覚えるとする複数のドイツ人選手らの意見を紹介している(AFP)

ドイツでは個人のボイコットが取りざたされているようです。

独立急進派を抑制 ダライ・ラマ発言の真意 

 【北京=野口東秀】チベット仏教最高指導者のダライ・ラマ14世が「退位」に言及した。この発言は、暴力路線を追求するなら政治的指導者を退く以外にないとのメッセージをチベット社会に送り、ダライ・ラマの「穏健路線」に反発する独立志向の強い急進派を抑える思惑があるとみられる。

 ダライ・ラマの発言は、温家宝首相も指導部の見解として指摘した「ダライ集団が企て扇動した」との宣伝工作が本格化し、それに反発したチベット人がさらに暴力を伴う過激行為に走り、死者を出す弾圧が繰り返される悪循環を、指導者として食い止めなければならないとの考えがまずある。

 一方で、「穏健派」のダライ・ラマが退くことで、「急進派」が勢いづき、暴走する恐れもあることから、チベット社会全体に対するメッセージも込められているともいえる。

 1989年のラサ騒乱の際にもダライ・ラマは同様の発言をしたことがある。「独立でなく、なぜ自治なのか、若者を説得するつもりだ」と述べたのはその意味だ。

 現在、チベット社会では、「ダライ・ラマ14世の非暴力路線、高度の自治要求の考えは、中国に対し無意味で無力」と反発を強める若手急進派が台頭している。中国側の認識とは異なるが、ダライ・ラマ14世は70年代後半に独立要求を取り下げ、88年にそれを公式化したとされる。

 これまで、何度もダライ・ラマの特使団が中国側と対話してきたが、進展もなく、昨年夏ごろからは対話は途絶えている現実も急進派をいらだたせ、騒乱を過激にさせた可能性がある。

 ダライ・ラマの発言は、極めて政治的だ。「活仏」であり、生存中はチベット仏教教主の地位は続くのは一般的だからだ。

 昨年11月、ダライ・ラマが訪日し、中国の民主化活動家らと交流したことがある。関係者によると、「中国当局と対決する姿勢を明らかにすべきではないか」と問われたのに対し、ダライ・ラマは「中国には中国の立場がある。平和交渉であるべきだ」と答えたとされる。この発言は、中国と急進派との板挟みで苦渋するダライ・ラマの立場を表しているようだ。(産経ニュース

ダライ・ラマの退位発言についての分析ですね。

私も退位発言は中国というよりチベット側に向けられた自制メッセージだと思います。

五輪開会式の不参加検討を 仏外相、EUに提起へ

 【パリ18日】フランスのクシュネル外相は18日、パリで記者団に対し、中国チベット自治区の暴動が続けば、欧州連合(EU)は北京五輪開会式への不参加を検討すべきだと述べた。五輪競技のボイコットには否定的な見解を示した。

 外相はフランス政界の一部などから出ている「開会式への不参加」の意見について、「競技自体をボイコットするよりは(外交などへの)悪影響が少ないだろう」と話し、今月28、29両日にスロベニアで開くEU外相理事会に議題として提起することを明らかにした。

 ノーベル平和賞を受賞した国際緊急医療援助団体「国境なき医師団」の共同創設者でもあり、国際的な人道支援活動に長年携わってきたクシュネル外相は、14日のブリュッセルでの記者会見で中国側に自制を求め、「北京五輪が近いことにも配慮し、慎重に対応するべきだ」と警告していた。(共同通信)

開会式ボイコットという記事の最初のものです。

このあたりが妥当な案なのでしょうね。

チベット・ラサから日本人ツアー客が帰国、「検問3回も」

 大規模騒乱が起きた中国チベット自治区ラサに滞在していた日本人旅行者らが18日夜、成田空港に帰国し、厳しい検問を受けたことなど、現地の状況を語った。

 一行は添乗員を含む34人で、騒乱が起きた翌日の15日夜にラサ入り。17日までの予定を変更し、16日に現地を離れた。

 ツアーを企画した旅行会社の添乗員、高鹿剛幸さん(28)は「駅からホテルまで車で10分ほどの距離で、3回も検問され、かなり時間がかかった。いつも見掛ける僧侶の姿もなかった」と街の様子を説明した。(日経ネット)

15日のラサの緊迫した様子が伺えます。

検問の時は怖かったでしょうね。。。

台湾が北京五輪ボイコットも

 チベット情勢が台湾の野球五輪代表にまで影響が及ぶ可能性が出てきた。台湾総統選の野党、国民党候補、馬英九氏は18日、声明を発表し「中国がチベット住民(の抗議行動)鎮圧を続ければ、当選後、北京五輪への代表団派遣をやめることも排除しない」とボイコットの可能性を表明した。

 馬氏がチベット情勢でこれまでよりも一歩踏み込んだ発言をしたのは、人権問題にからめて中国政府による暴動鎮圧を厳しく批判し、選挙戦での追い上げを図ろうとする対立候補の与党、民主進歩党(民進党)の謝長廷氏の狙いをかわす意図があるとみられる。

 台湾の野球代表チームは今月、台湾で行われた世界最終予選で通算5勝1敗として、五輪出場権を獲得した。右肩を手術してリハビリ中の阪神・林威助外野手(29)も出場を望んでいる。

(デイリースポーツ)

台湾は相変わらず過激ですね。

次は台湾の番だ!という戦慄は台湾の人達に取っては現実のものですから。

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2008年3月23日 (日)

チベット関連ニュース:3/17

チベット代表、平静さを強調・全人代

 【北京=戸田敬久】中国チベット自治区ラサでの大規模暴動から一夜明けた15日、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が開催中の北京では、人民大会堂前に国内外の100人前後の報道陣が殺到したが、会議に出席したチベット代表からは事態の平静さを強調する声が多かった。

 民俗衣装で会議に参加したチベット代表の男性は「事態は既に収束した」と強調。別のチベット代表の男性は「チベットは非常に安全だ」と話した。軍関連の代表は「話せない」と答えるケースが大半だった。(日経ネット)

平静だと思ってる人は一人もいないのでしょうけど、こう言うしかありませんでしょうね。

チベット騒乱拡大 四川と青海の自治州でも

【北京=野口東秀】中国西部のチベット自治区ラサで起きた僧侶らによる大規模騒乱に続き、16日には、抗議行動がチベット自治区以外に拡大し、AP通信によると、四川省のチベット人の自治州で起きた当局と市民の衝突で少なくとも7人が死亡した。一方、インド亡命中のチベット仏教指導者ダライ・ラマ14世は同日、亡命政府のあるインド北部ダラムサラで記者会見を開き、騒乱で多数の死者が出たことについて「文化的虐殺だ」と非難、事態の解明に向けた国際社会の調査を要請した。

 APやロイター通信がチベット人人権団体や住民の話として伝えたところによると、四川省の自治州では、約200人が警察署に火炎ビンを投げつけた。警官隊の発砲で、少なくとも7人が死亡。また、チベット僧と警官隊の衝突で警官1人が殺害され、3、4台の警察車両が放火された。

 青海省の自治州では、僧侶約100人が修道院に監禁されたことに反発し、修道院裏の丘に登って花火を打ち上げたり香をたいたりした。甘粛省の省都蘭州では、学生100人以上が抗議デモを展開。15日に警官隊が僧侶らのデモ隊に催涙弾を発射した同省内の自治州夏河県やラサには16日、外出禁止令が出され、厳しい統制下にある。

 チベット亡命政府のあるインド北部のダラムサラで記者会見したダライ・ラマ14世は、中国当局の弾圧を「恐怖による統治だ。平和を装うため、武力に頼っている」と批判、「国際的な組織がチベットの状況を調査する努力をしてほしい」と訴えた。 

 また、チベット亡命政府は同日、騒乱で「少なくとも80人が死亡したことを確認した」と発表した。犠牲者数をめぐっては、中国国営新華社通信は「少なくとも10人」とするこれまでの発表数字は変更しておらず、警官と武装警察部隊員計12人が重傷を負ったと指摘。中国当局は、外国メディア、特に中国国内の常駐記者がチベットから報じることを禁じており、実際の被害状況を把握することは難しい状態。中国政府の情報統制に、国際社会の批判が高まっている。

 亡命政府によると、10日の抗議行動は平和的に行われていたが、軍が装甲車両とみられる車を投入。群衆に発砲したために混乱し、一部当局者は僧侶に変装してデモ隊の鎮圧にあたり、これがデモ隊を挑発し当局車両への放火などにつながったとしている。

昭和40年にチベットから来日し、桐蔭横浜大学法学部教授でダライ・ラマ法王アジア・太平洋地区担当の初代代表も務めたペマ・ギャルポさん(54)は、チベットでの騒乱について、「チベット人たちの安否が心配だ。中国はいつまでチベット人を傷つけるのか」と同朋たちが危険にさらされていることに怒りをあらわにしている。

 ペマさんは「チベットは歴史的にも文化的にも独立性が高く、これまで中国政府が抑圧的な態度で掌握しようとしたができなかった。今回もあくまでチベット側の暴動というようにしたいようだが、騒ぎが拡大したのは中国公安当局が挑発したのが原因」と引き金を引いたのは中国政府側との見方を示した。

 その上で「北京五輪が目前だが、中国政府が人権を尊重し、チベット人の権利を認めるまでは、国際社会にふさわしい国とはいえない」と話している。(産経ニュース)

チベット騒乱 4省540万人連動

 【北京=野口東秀、矢板明夫、福島香織】「あいつら(デモ隊)は狂っている」。四川省の衝突で、現地の警官はロイター通信に話した。チベット自治区ラサでの騒乱と連動する形で抗議行動は各地に飛び火し始めた。チベット人はチベット自治区を含め、四川、青海、雲南、甘粛などの各省にまたがる形で人口が約540万人とされている。当局が厳戒態勢を敷いても広範囲にまたがる地域だけに騒乱の連鎖を未然に防ぐことは難しく、暴動は一層の広がりを見せるとみられる。

 チベット支援関連団体のサイトなどによると、四川省内のアバ・チベット族チャン族自治州内のアバ県(約6万人の人口のうち9割がチベット人)のチベット寺院の僧侶ら数千人がデモ行進、「ダライ・ラマの帰国を」「自由を」と叫んだ。デモ隊に武装警察部隊が発砲、僧侶を含む7人が死亡したという。

 ロイター通信によると、アバ県では、チベット人約200人が警察署や店を襲撃、店や警察車両、トラックに放火、警察官数人も大けがを負った。デモ隊らは火炎瓶や石を投げつけ、これに対し、100人を超える武装警察部隊らは催涙弾などで鎮圧、5人を逮捕したと伝えられる。

 同団体などによると、甘粛省夏河県でも15日、チベット寺院やその周辺で数百人規模の抗議行動が発生、同じように治安当局は催涙弾などで解散させた。

 チベット自治区のラサは16日も引き続き武装警察部隊が市内の交差点や寺院など要所を銃を手に警戒し、封鎖区域は昨日より拡大しているようだ。ラサ在住のビジネスマンはフランス通信(AFP)に対し、「町は死んだように静まりかえっている。わずかに子供や人々が出歩きはじめたくらいだ」と話した。

 中国政府は現在、外国人のチベット自治区入りを事実上制限、ラサでは市民も外出できない状況が続いている。外部から電話をかけても「故障」との理由で電話回線が切られる場合があるなど、情報の統制は続いている。

 ラサ在住で比較的正確に情報を知る立場にあるチベット人女性が、インターネットのチャット形式を使って情報を提供してきた。

 それによると、抗議活動はチベット第2の都市シガツェなどにも拡大。5人の回族を除くとすべてチベット人市民と僧侶らだという。「ラサの街は武装警官隊であふれている。私たちは大丈夫だが、バルコ(ジョカン寺近くの土産物街)エリアの人たちは外に出られず食料が不足している」

 また、僧侶の抗議活動の目的について「中国政府は漢族・回族のラサ移民計画を進めているが、僧侶らはこれをやめるように要求していた」と説明。ダライ・ラマ独立分子の策動だとの中国当局の説明は、欺(ぎ)瞞(まん)に満ちているとした。(産経ニュース)

中国の地図が頭に入っていないのとチベット族がどんな範囲に住んでいるのかを知りたかったのでわかりやすい図を探してみました。

China_ethnolinguistic_83

東経105度より西はほとんど漢民族はいないのですね。人口比と面積比は全く一致しないようです。

チベット暴動:貧困にあえぐ住民、中国の抑圧に不満爆発

亡命政府日本代表インタビュー

 チベット亡命政府の出先機関、ダライ・ラマ法王日本代表部事務所(東京)のラクパ・ツォコ所長(51)=写真=は16日、ソウルで本紙のインタビューに応じ、「今回のデモは突発的なものではなく、中国の60年にわたる抑圧政策の結果だ」と述べた上で、「中国政府の態度変化がなければ闘争は続く」との認識を示した。同所長はチベット亡命政府が海外に派遣している代表12人の一人で、韓国の各界関係者と交流するためソウルを訪れた。

 以下はインタビューの要旨。

‐中国政府は今回のデモが亡命政府によって組織されたものだと見ているが。

 「背後などない。これまでの中国政府による抑圧政策の結果、現地住民の怒りが自然発生的に噴出したものだ。10日に僧侶が始めた平和的なデモを中国政府が弾圧したため、一般住民が加わり激化した」

‐ダライ・ラマ14世とは無関係なのか。

 「ダライ・ラマ14世は一貫して対話と交渉を求めている。中国はダライ・ラマ14世が73歳という高齢のためいなくなることを待っているが、ダライ・ラマ不在でも亡命政府は独自に運営が可能なほど成長した。中国はダライ・ラマ14世の存在をむしろチャンスととらえ、対話を行うことが効果的だ」

‐チベット人の願いは何か。

 「ダライ・ラマ14世は“中道政策”を提示している。現在のような中国による抑圧的な統治は断固拒否するが、だからといって完全な分離独立を望んでいるわけではない。われわれの宗教と文化が認められ、われわれの手で選ばれた代表による自治を実現することだ」

‐中国政府はチベットの開発と生活改善に努力したとしているがどうか。

 「彼らがいう開発はチベット人の日常とは無関係だ。依然として貧しい。インフラ開発はチベットの自然資源を収奪するためのもので、生活の改善というのは移住した漢族と駐屯軍のためのものだ」

‐今回のデモは北京五輪開催を控えた時期に起きたが。

 「われわれは北京五輪に反対はしていない。しかし、中国は開催国として国際社会に対し道徳的責任を負わなければならない」

(朝鮮日報)

「彼らがいう開発はチベット人の日常とは無関係だ。依然として貧しい。インフラ開発はチベットの自然資源を収奪するためのもので、生活の改善というのは移住した漢族と駐屯軍のためのものだ」このあたりは厳しい言葉ですね。共産党の方は「経済発展こそが不満、暴動を抑える切り札」という認識を持っていると思っていますが、同時に「チベット人は二級市民として扱われている」という事も聞きます。

江戸時代の土佐藩の上士郷士の関係のような恨みに恨みを重ねたような構図になっているのでしょうか。

同日の同じ朝鮮日報の記事内に、暴動を視覚的に把握できるいい図があったのでご紹介します。

Chosun_nippou
おそらくこの中の「ジョカン寺」というのが最初の発端の場所ですね。

驚いたのが「チベット人とイスラム教徒の衝突で火災発生」という一文です。

イスラム教徒がどうからんでいるのか。

チベット暴動、中国ブログにあふれるナショナリズム

 入念な統制下にある中国のメディアは、チベットの暴動に関しておおむね沈黙しているようだが、同国のブログを見てみると、チベット人や西洋諸国への怒りやナショナリズムが激しく噴出している様子がうかがえる。

 中国は大衆の感情をあおらないよう定期的に検閲を実施しているが、オンラインへの投稿や2億人を超える熱心なインターネットユーザーへの締め付けはそれほど強くはない。

 3月15日には、怒りのブログ投稿が相次いだ。中国がチベットの首都ラサで死者が出たことを認め、米国の俳優リチャード・ギアが、中国当局がこの件への対処を誤ったら北京五輪をボイコットしようと呼び掛けたのを受けてのことだ。

 「西洋人は中国のことを何でも知っていると思っていて、あれは悪い、これは悪いと指図してくる」とあるブロガーは記し、チベットを中国の一部とするのは正当だとする歴史上の理由を上げ連ねた。

 「この件に関しては、ほとんどの外国人は以前から洗脳されている」と別のブロガーも同様の意見を述べている。

 敵意に満ちたナショナリズムを表しているブログはほかにもある。

 「行儀良くしていれば、文化と恩恵を守ってやるのに」とあるブロガーはチベットについて記している。

 「お行儀が悪くても、それでも文化は面倒を見てやる。博物館に収めてね。漢民族は正しいと信じている!」

 多くのブロガーは、亡命中の宗教的リーダーで、ノーベル平和賞受賞者のダライ・ラマが暴動を扇動していると非難している。

 「単純な僧侶たち。単純なチベット人。独立運動を陰で動かしているものを知っているんだろうか?」とあるブログには書かれている。

 あと6カ月足らずでオリンピックが開かれる北京の住民も、同様の意見を示している。

 「中国政府はこのガンを切り取らなければならないと思う。まずはダライ・ラマから。たとえわれわれがダライ・ラマと関係なくても、この暴動の背後にいる連中を逮捕すべきだ」とSongと名乗る男性は述べている。

 1989年の天安門事件の際の報道管制とは対照的に、中国ではオンラインチャットルーム、掲示板、ブログが盛り上がっていることから、国民が自分の意見を公に披露する機会が増えている。検閲官が投稿からわずか数時間後に問題のあるコメントを削除しているにもかかわらずだ。

 一部のWebサーファーは、海外サイトを閲覧中に偶然暴動の記事を見つけたとして、国内メディアの報道統制への憤りをあらわにしている。

 「国内紙はこの問題を取り上げていない。幸い、まだオンラインメディアがあるけれど」とある人物は記している。

 中国は1950年からチベットを支配しており、チベット自治区は何世紀もの間同国の領土だったと主張している。中国の学校ではこのような見解のみが教えられている。

 ほとんどのブログは中国政府の公式見解に賛成しているようだが、異なる意見のブログもわずかにある。

 「スターリン主義はあまり好きではない。チベットは中国の一部だという見方には賛成しない。少数民族にも、独自の発展の道を選ぶ権利はある」とチベットに4年住んでいるというあるブロガーは述べている。(ロイター)

リチャード・ギアの発言に中国の民衆のナショナリズムが刺激されているようです。

記事を見るに中共の情報統制は成功しているようです。

外国のサイトを完全にシャットアウト出来ているわけではなさそうですが、チベットは代々中国の一部であったというのは多くの中国人が信じている事です。

【記者ブログ】情報統制を超えて漏れ聞こえるラサの悲鳴をきけ! 福島香織

■国内はヨウツベも、BBCもアクセス禁止。ラサの電話は故障を装い、メールは届かない。一方で、中国CCTVは、抜き身の刀をさげた凶暴そうなチベット族の暴徒の姿をうつし、チベット族の無法を強調している。中国のネット世論は「チベット独立派を殲滅せよ!」「不要軟手(手加減などいらない!)」と雄叫びをあげ、鎮圧部隊は正義の味方扱いだ。見事な情報統制と世論誘導!さすが。

■しかも、これだけの無法行為がありながらも、国際社会では北京五輪ボイコット要求拒否が主流。さすが!中国の外交力、そしてパブリック・ディプロマシー力。日本も爪の垢でも煎じてのませてもらおう。

■今回、中国はCCTVなどで、現地の暴動の映像を流したが、中国的にはこれが成功だった。隠蔽しなかった分、情報公開の透明性は前よりまし、と国際社会に思わせ、海外メディアも、この同じ映像使い、公式発表を中心に報道した。赤い衣のラマ僧が商店を破壊したり、チベット族の若者が中国国旗・五星紅旗を燃やしたりしている映像。それだけで、テレビを見ている一般の人々は、中国もこんな凶暴なやつら抑えるには、多少の暴力もしかたなかったんじゃないか、と思いかねない。実際、日本の知人とさきほど、電話で話したら、そういう意見だった。

■しかし、この暴動が起きたきっかけは何だったのか?そこを忘れてはならないと思う。この暴動事件を「一部血の気の多いチベット族大騒ぎ」で納得してもらっては、彼らがあまりにあわれだ。暴動は一刻も早く収まってほしいが、今回の件では中国当局に非があることは、きっちり日本もふくめ国際社会として認識を一致させてほしい、と切に願う。

■16日夕、14日夜にチャットした友人と再びつながった。検閲ワードをさけながら、書いては速攻で削除しながらの、あわただしいチャットで、情報量は多くない。チベット自治区にネット・ユーザーは32万人しかいない。中国全土では2億1000万人もいるのに。しかもその32万人の多くは漢族だろう。チベット族でネットを自由に扱える人間は、限定されていて、監視を受けやすい。そういう危険を承知の上で、グレート・ファイヤー・ウォールをかいくぐって私に何かを伝えようとしてくる彼女。もちろん、彼女のもたらす情報がどれほど正確か、検証するすべはない。だが彼女とのチャット文面からにじむ焦りと民族の悲哀に、私は当局発表より、真摯なものを感じるのだが、みなさんはどうだろうか。

■彼女、ラインオン。

彼女「ハロー、ここは悪くなっている」

福島「ハロー?元気?」

彼女「今、入ったばかりの情報だけど、シガツェで抗議行動(衝突?)が起きている。」「ナクチェ県でも」

福島「どのくらい大きい?」

彼女「大きいわ、人数は調べているところ。僧侶はまだ含まれていない。」

福島「ラサはOK?」

彼女「外出禁止令が出ている。外に出ると撃たれるわ。街は軍だらけよ」「ラサは静か。でも郊外で抗議行動(衝突)は起きている。(ずらずらと地名がでてくる、五カ所くらい。あっという間に削除でメモれなかった!)」

福島「電気、水道、電話、食料、みな大丈夫?」

彼女「大丈夫よ、私の家にはザンパ(干菓子みたいなチベットの保存食)がたっぷりあるから!」

「でもバルコエリアの方は食料が大変みたい。長引くと飢える家がでてくる」

福島「家族は大丈夫?」

彼女「もちろんよ!」

福島「(暴動は)どんな風にはじまったの?」

彼女「14日、午前11時30分ごろ、ジョカン寺の近くにあるラムチ寺で僧侶がハンガーストライキをはじめた。これを軍(武装警察だろう)が阻止しようと、殴るけるなどの暴行のあげく発砲した。7、8人が死んだ。逮捕者もでた。これをきっかけに市民に怒りが広がり、暴力的な大規模デモが起きた。他の僧院も抗議のハンストに入った」

福島「ラムチ寺の僧侶は何人?」

彼女「70~80人」(寺院の1割の僧侶が虐殺されたわけだ)

彼女「市民デモは北京中路あたりで軍と衝突。軍は発砲を繰り返し、銃創や圧死(おそらく軍用車両で)で、このエリアだけで死者は70~80人は出ている。」

福島「市全体では何人くらい(の死者)?」

彼女「正確には分からないけれど100人以上。110から120人の間だと思う。(亡命政府の発表は80人の遺体が確認された、少女も含む。これから増える可能性も)」

福島「市民が多いの、僧侶が多いの?」

彼女「僧侶より市民が多い、若いチベット族が犠牲になった」

福島「政府は漢族の商人が犠牲になったようなことをいっていたけれど」

彼女「漢族の死者はない。回族が5人死んだ。」「チベット族は怒りにかられて回族のショップを襲った。それで回族が怒りチベット族を5人殺した。それでチベット族が怒り回族を5人殺した」「漢族が犠牲になったというのは、政府のウソよ」

福島「僧侶が破戒行動に参加したというのは本当?」

彼女「それは本当。回族の店に火をつけた」

福島「僧侶は何を望んでいるの?独立?」

彼女「それだけではないわ。僧侶たちは政府に、漢族・回族移民政策をストップするように要求していた」「政府は300万人の漢族・回族をラサに移民させようとしている。僧侶たちは自分たちの子供たちをまもろうと、この政策に反対を申し立てていた。今でもチベットの大学新卒者は就職難で、チベット族の失業者は多い。そんなに大量の漢族、回族がくれば、チベットの子供たちは生きていけない」

福島「最初のデモは10日?」

彼女「10日、デプン寺で起きたデモ行進は軍(武装警察)に制圧された。このとき発砲もあったし、死者や車でひかれた者もでた。人数は分からないけれど。逮捕者も相当でた」。

ここで、ラインオフ。

■ここに書いた以外にも、いろいろ書き込まれたのだが、地名や寺の名前は、速攻で削除されるので、あやふやなもの、読み取れないものもあった。今回の暴動の最初のきっかけは、軍による僧侶への発砲、暴力であった、というのが彼女の主張。しかも、僧侶らの要求は、独立という大層なものではなく、地域の移民政策への反対だった、という。当局のいうところの「ダライ・ラマ14世策動による独立分裂活動」のようなものではなかったという。
福島「市民が多いの、僧侶が多いの?」

彼女「僧侶より市民が多い、若いチベット族が犠牲になった」

福島「政府は漢族の商人が犠牲になったようなことをいっていたけれど」

彼女「漢族の死者はない。回族が5人死んだ。」「チベット族は怒りにかられて回族のショップを襲った。それで回族が怒りチベット族を5人殺した。それでチベット族が怒り回族を5人殺した」「漢族が犠牲になったというのは、政府のウソよ」

福島「僧侶が破戒行動に参加したというのは本当?」

彼女「それは本当。回族の店に火をつけた」

福島「僧侶は何を望んでいるの?独立?」

彼女「それだけではないわ。僧侶たちは政府に、漢族・回族移民政策をストップするように要求していた」「政府は300万人の漢族・回族をラサに移民させようとしている。僧侶たちは自分たちの子供たちをまもろうと、この政策に反対を申し立てていた。今でもチベットの大学新卒者は就職難で、チベット族の失業者は多い。そんなに大量の漢族、回族がくれば、チベットの子供たちは生きていけない」

福島「最初のデモは10日?」

彼女「10日、デプン寺で起きたデモ行進は軍(武装警察)に制圧された。このとき発砲もあったし、死者や車でひかれた者もでた。人数は分からないけれど。逮捕者も相当でた」。

ここで、ラインオフ。

■ここに書いた以外にも、いろいろ書き込まれたのだが、地名や寺の名前は、速攻で削除されるので、あやふやなもの、読み取れないものもあった。今回の暴動の最初のきっかけは、軍による僧侶への発砲、暴力であった、というのが彼女の主張。しかも、僧侶らの要求は、独立という大層なものではなく、地域の移民政策への反対だった、という。当局のいうところの「ダライ・ラマ14世策動による独立分裂活動」のようなものではなかったという。

■もちろん、自由アジア放送が伝えたように、投獄中の僧侶の釈放要求とか、いろいろな不満がつもりつもっていたのだろう。昨年末で、政治犯として投獄されたチベット族は僧侶を中心に119人。活仏の当局による管理・許可制導入など、チベットの伝統・宗教文化を完全になめくさった政策を強引に導入するなど、外国人にはどうしてそこまで締め付けねばならないのか、踏みにじらねばならないのか、理解に苦しむほど、チベット族への圧政がある。たとえ、ダライ・ラマ14世の存在感、影響力が共産党中国の想像を絶するほど大きく、中国指導者が過剰におびえているとしても、あまりにひどすぎる。

■こういう状況でおきた僧侶のデモだが、300人レベルの坊さんのデモを武装警察を突入させて制圧する必要がほんとうにあったのだろうか。300人レベルの抗議活動なら、香港では毎日起きている、とはいわないが、比較的頻繁に起きている。ダライ・ラマ14世が求める高度の自治とは、この香港レベルのなんちゃって自治・一国二制度にすぎないのである。一国二制度くらいいいじゃないか、と私などは思うが。

■暴動の原因が何なのか、どういう経緯でかくも悲惨な大暴動に広がったのか、今は断片的な情報の寄せ集めで見えない部分が多い。中国側公式発表をうのみにして、それを既成事実としてしまうのは、毒ギョーザ事件の真相を中国公式発表どおりの見解で処理するのと同じだろう。

■ダライ・ラマ14世は、この暴動について、国際的な独立した調査団派遣を望んでいる。ぜひ、日本もこの意見を支持してほしい。暴動は今や飛び火、拡大している。今、ここで国際社会に見捨てられると、沸点の低いチベット族は、それこそ玉砕覚悟で蜂起するかもしれない。

■毛沢東が行った対チベット政策がいかに苛烈にして陰惨であったかは、わざわざ私が言うまでもないが、その記憶を受け継いでいる若いチベット族は今でも大勢いる。一見、漢族にとけ込んで暮らしている普通のチベット族の若者も、ふと酔った瞬間、もし状況がこのままならば、殺された祖先の数だけ漢族を叩き切って自分も死ぬのだ、といまだにうわごとを言う人もいるのだよ。その深い恨みと悲しみを本当に癒すのは、金でもなく、女でもなく、ダライ・ラマ14世の帰還と宗教の自由というあたり、チベット族のメンタリティは、中国人にも日本人にもなかなか理解できないのだが、それは尊重せねば多民族国家は成立しえない。

■あす(というか今日)17日は、ダライ・ラマ14世インド脱出の記念日。多くのチベット族・僧侶の心がざわざわする日だ。どうか、恐ろしいことがおきませんように。血がながれませんように。私まで心がざわざわする。ひとつ間違えば、本当に北京五輪どころではなくなるかもしれない。(産経ニュース)

ラサに住んでいる人とチャットをして生の情報を知りたい、と思っていましたが産経の福島記者がやってくれていました。これは大変興味深かった。

NGワードをすぐに削除しないと検閲の目に触れてしまうというのは「やはりそうか」という感じです。イスラム教徒(回族)とチベット族との衝突というのがよくわかっていませんでしたが、中共の移民政策は漢民族だけではなくイスラム族も移住させる対象だったようですね。

福島記者のブログには興味深い情報がたくさんありました。

例えば今日(3月23日)からは北京からyoutubeへのアクセスが可能になったようですね。

裏返して言うと、暴動の再発はもうないだろうという中共の上層部が判断したということかと思います。

しかし中国に住みながらここまで不穏な記事を書く福島記者には感謝です。

みなさんどうかお気に入りに追加を

http://fukushimak.iza.ne.jp/

ベット暴動:中国はなぜチベットに執着するのか

 インドとの衝突を防ぐ緩衝地帯とネパールの北側に位置するチベットは、世界で最も高原に位置し、「世界の屋根」と呼ばれる。チベット語で「神の土地」を意味する中心都市ラサも海抜3700メートルにあり、チベット自治区の平均海抜は4000メートルを超える。

 険しく荒涼とした大地が大部分を占めるチベットだが、中国にとっては大きな財産だ。面積は韓半島(朝鮮半島)の約6倍に当たる123万平方キロ。天然資源もダイヤモンド、マグネシウム、鉄、石炭、クロムなど70種類以上の埋蔵が確認されており、経済的価値が極めて高いとされる。

 2006年7月に青蔵鉄路(青海省西寧-チベット自治区ラサ)が開通して以降、沿線ではスズ、鉛、亜鉛の大規模な鉱脈が新たに16カ所発見された。このうち5カ所では合計でスズ2000万トン、鉛・亜鉛1000万トンの埋蔵が確認された。さらに森林、木材、水資源、太陽熱資源などが未開発の状態で残されており、超大型のウラン鉱山も複数ある。資源安全保障に総力を挙げる中国にとってはまさに「宝の箱」だ。

 軍事戦略的な価値も高い。高原地帯は地理的特性から兵器の配備や開発に理想的だ。中国の原子力研究の中心機関である「第9研究所」(西北核武器研究設計学院)は数年間、チベット北東部に拠点を構えていた。チベットはインドとの衝突を防ぐ緩衝地帯として、軍事戦略的にも中国政府が決して放棄できない地域なのだ。

 専門家の多くは、「チベットの経済的、軍事的価値が高い上、ウイグル族など他の少数民族の分離独立要求が噴出する可能性があるため、中国政府が独立や自治に関する要求を容易に受け入れることはない」とみている。(朝鮮日報)

韓国の新聞は日本の事以外は結構冷静な記事が多いです。

「ここまで騒動を起こしながらもなおチベット領有にこだわる中共の真意は何か?」と思っておりましたがそのものズバリな回答がここにありました。資源と核ですね。

チベット暴動:成都、厳戒態勢…警官隊投入、道路も封鎖

成都市内には公安警察の車が大量に出動。緊迫した雰囲気に包まれている=16日撮影 【成都(中国四川省)西岡省二】中国チベット自治区ラサで起きたチベット仏教僧や市民らによる大規模暴動を受け、同自治区に近い四川省成都のチベット族住民居住区には警官隊が投入され、警戒態勢を強めている。同地域のチベット仏教僧らによる抗議行動の動きはないものの、16日夜から周辺道路が封鎖され、17日朝には警戒に当たる武装警官の数が2倍に増強されるなど、一帯は物々しい雰囲気に包まれている。

 市中心部にある武侯祠横街と武侯祠東街の交差点付近は、チベット族が密集して居住する。チベット仏教僧の僧衣や経典、チベット伝統音楽のCDなどを販売する店が軒を連ね、チベット仏教僧が大勢行き来している。伝統音楽が鳴り響き、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世の写真を掲げている商店もある。

 工芸品店主のチベット族男性によると、大規模暴動の起きた翌日(15日)から交差点付近に大勢の公安警察官が動員され、交差点を取り囲むようにパトカーが5~6台配置された。武侯祠横街につながる道路にもパトカーや、武装警察官の姿も目立つ。

 公安警察官の一人は「北京五輪の保安対策を実施している」と毎日新聞に語った。

 この店主はラサでの大規模暴動をテレビで知ったといい、「火をつけたり、暴れたりした人が悪いのではないか」と淡々と語った。また、同街で僧衣を見ていた仏教僧は「成都のチベット族は中国政府に対する反感は表に出さない。ただ、小さな出来事で潜在意識の中にあるものが一気に噴き出すのかもしれない」と話した。(毎日jp)

成都でも警戒が強まったようです。

ダライ・ラマ発言は無意味=「文化虐殺」に反論-チベット自治区指導者

 【北京17日】チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世が16日の記者会見で「文化的虐殺」とチベット問題で中国を非難したことに対し、国営新華社通信は17日、「全く無意味」とするチベット自治区指導者の反論を伝えた。

 自治区人民代表大会のレグチョグ常務委員会主任は「農奴制の旧社会には『市民』の概念は存在さえしなかった」と述べ、共産党政権によってチベット人民が解放されたと指摘。チベット寺院など伝統文化も保護されていると強調した。(時事通信)

あくまで「侵略ではなく解放だ」と言い張る中共には怒りを感じます。

しかしこのあたり、チベットの歴史をじっくり調べていく中で明らかにしていきたい所です。

新華社通信、ラサ暴動の詳細を初めて伝える

 【北京=牧野田亨】中国国営新華社通信は17日、中国語の配信記事でチベット自治区ラサで10日から14日にかけて発生した一連の暴動の詳細を初めて伝えた。

 チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世が昨年米欧を訪問した際、「2008年は重要な年だ。(北京)五輪は恐らくチベット族の最後の機会だろう」と述べ、北京五輪とチベット問題を関連付けて国際社会にアピールしようとしていたとし、暴動を「ダライ・ラマ一派の策動」と非難している。

 新華社は暴動の経過についてこれまで海外向けの英文記事で報じていた。ただ、今回の記事も中国側がどうやって暴動を鎮圧したかには触れていない。

 同通信によると、市郊外にある名刹(めいさつ)・デプン寺の僧侶約300人が10日、市中心部に入ろうとして警官側と衝突。11~13日に僧侶が集まって投石などを始め、14日には行動がエスカレートし、この結果、小中学校など22の建物が焼け落ち、数十台の車が燃やされた。無関係の住民10人が殺害され、警察官も2人が重体、10人が重傷を負った。(読売オンライン)

デプン寺が最初の発端というのは産経福島記者がチャット相手の女性に聞いたことと一致していますね。

チベット暴動:欧州各国で抗議行動

 【パリ支局】中国チベット自治区ラサで、デモ隊と中国当局が衝突し、死者が出たことに対する抗議活動が欧州各国で16日、繰り広げられた。

 パリの中国大使館では、デモ隊の一人が大使館によじ登り、中国国旗を掲揚ポールから引きずり降ろし、その代わりに、中国政府が禁じているチベットの旗を結びつけた。警官隊は、デモ隊に催涙ガス弾を使用した。

 ローマの中国大使館前では、デモ参加者たちが大使館前の路上に横たわって抗議の意思を示した。また、オランダのハーグでは、数百人が中国大使館に向かって投石、警官隊に解散を命じられた。(毎日jp)

フランス、イタリアでは怒りの声が強いというのが確信できますね。

中国チベット自治区ラサで16日、道路を占拠する装甲車両=ロイター

 同主席はデモ隊の制圧は武装警察と公安(警察)が行っており、軍は加わっていないと強調。「治安部隊は発砲しておらず、戦車など人を殺害する武器は一切使っていない」と述べた。重傷者6人を含む61人の警察官が負傷したという。

 新華社通信によると、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世が中国政府を批判したことに対し、自治区高官は16日、「全くナンセンスな発言で、僧侶と住民は完全な信教の自由を享受している」と反論。ラサ市のドジェ・ツェジュグ市長も「分裂主義者の妨害さえなければ、チベットは歴史上最高の発展期にある」と述べた。政府機関や学校は17日から平常通りに再開するという。

 また、新華社は16日、事件後初めて「ダライ(・ラマ14世)集団の社会破壊活動は必ず失敗する」との論評を発表、「表面上はチベット独立を放棄したと言っているが、実際は分裂破壊活動をやめていない」と批判した。

 ダライ・ラマ14世が「北京五輪が開かれる08年は、チベット人にとって重要かつ最後のチャンスになる」「五輪期間中にデモ活動を行い、要求を訴えるべきだ」と発言していることを取り上げ、チベット問題と五輪を絡めていると指摘。暴力行為を先導しているのは間違いないと断じた。

 一方、インドに拠点を置く非政府組織(NGO)チベット人権民主化センターのウェブサイトによると、チベット人が多く住む四川省のアバ県での治安部隊との衝突による死者は計15人に達した。遺体は僧院に運び込まれ、20代半ばの元僧侶も含まれているという。

 ■米、政策変更促す声明

 中国チベット自治区ラサでの僧侶や市民らによる抗議行動に端を発した治安部隊との衝突をめぐり、ライス米国務長官は15日、中国政府にチベット政策の方向性を変えることなどを促す緊急声明を出した。

 ライス長官は「宗教、文化、生活面で影響を与え、緊張を生んできたチベット分野での政策に取り組むよう中国政府に求める」とし、政策修正が必要との考えを示した。

 長官は中国政府に「平和的な意思表示を理由に拘束されている僧侶らを釈放するよう求める」とし、また「暴力が拡大の傾向にある」と懸念を表明。「暴力に訴えないよう双方に強く呼びかける」とチベット人側にも冷静な行動を呼びかけた。

 ■「直接対話を」 独首相求める

 中国チベット自治区の騒乱をめぐり、メルケル独首相は15日、政府報道官を通じ「チベット問題を解決するには平和的な直接対話しかない」と、中国政府とダライ・ラマ14世との直接対話を呼びかけた。

 また、シュタインマイヤー独外相が16日、楊潔チー(ヤン・チエチー)外相と約1時間にわたり電話会談。「最大限の透明性を確保して、事態を収束させて欲しい」との見解を伝えた。

asahi.com)

「治安部隊は発砲しておらず、戦車など人を殺害する武器は一切使っていない」と言っているようですが、そろそろこのような記事も出てきています。

http://ameblo.jp/lancer1/entry-10081299858.html

旅行者が命がけで撮影した動画がこれから出てくる事と思います。

真実は必ず明らかになることを期待しましょう。

「暴徒が市民13人殺害」とチベット当局、武力鎮圧は否定

 中国当局は17日、チベット(Tibet)自治区ラサ(Lhasa)で起きた騒乱で、「罪のない市民」13人が暴徒によって殺害されたと発表した。一方、武力鎮圧については否定した。

 チベット自治区のジアンパ・ピンツオ(Qiangba Puncog)主席は、14日の騒乱で市民らが「焼き殺されたり刺し殺されたりした」と述べた。これまで国営通信社は騒乱による死者は10人と報じていた。

 同主席は、「暴徒らは極めて残忍だった」と述べ、無関係の人間にガソリンをかけ火をつけたり、巡回中の警官を殴り倒し刃物で肉を切り取ったりしたと語った。

 また、市内300か所以上が放火され、商店214店舗、56車両が焼けたとし、鎮圧に当たった警察官少なくとも61人が負傷、うち6人が重症だと述べた。

 デモの参加者に死者が出たかとの問いについては、治安当局の拘束を逃れようと3人が建物から飛び降りたと述べたが、3人の安否は明らかにしなかった。

 ピンツオ主席は、治安部隊は人を殺傷する武器は一切使わず、発砲もなかったとして、騒乱発生時に現地にいた外国人旅行者の目撃証言を否定。人民解放軍の出動は暴動の発生後であり、後片付けと治安維持が目的だったと説明した。(AFP)

中国側の死者数の認識が13人に更新されたようです。

ラサ住民「外出できない」=緊張状態続く-チベット暴動

 【北京17日】中国チベット自治区ラサで起きた暴動について、中国国営メディアは17日、「事態は基本的に収まった」と一斉に報じた。一方で、ラサ在住者は北京からの電話取材に「(14日の大規模暴動発生から)一度も外に出たことはない」と話しており、ラサでは依然として緊張状態が続いているもようだ。

 ラサ中心部にあるジョカン寺(大昭寺)近くの飲食店で働くチベット族の女性は、暴動の経緯を尋ねると、「知らない」と繰り返すばかり。ただ、理由は語らなかったが、「騒ぎが発生してから、ずっと外出できないままだ」と答えた。(時事通信)

17日現在のラサ市内の様子です。

銃撃、発砲は収まったものの相当緊張した状態のようです。

17日大陸株式市場:大幅続落、上海B株は6%安

 週明け17日の中国大陸株式市場でA株相場は大幅続落し、上海総合指数は前営業日終値比3.599%安の3820.048ポイントでこの日の取引を終了した。

 中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁がこのほど、「預金準備率、貸出・預金金利ともに引き上げの余地がある」と発言したことで、金融引き締めへの警戒が高まり、朝方から銀行株を中心に売り込まれてほぼ全面安。市場では全国人民代表大会(全人代)が閉会する18日以降に利上げが実施されるとの見方が高まっている。

 また「保険大手の人保集団がIPO(新規株式公開)によって427億-747億元の調達を計画している」との報道で、需給悪化を懸念する売りも出た。

 上海総合指数は後場に入っても下げ止まらず、一時は3820ポイントを割り込む場面もみられた。

 外貨建てのB株相場も急落。チベット自治区での大規模な騒乱を嫌気する外国人投資家の売りが加速し、上海B株指数が前営業日終値比6.057%安の270.863ポイント、深センB株指数が同5.225%安の542.693ポイントと急落して引けた。

 上海・深センを合わせた売買代金は1099.95億元で、前営業日の948.82億元より増えた。(編集担当:服部薫)(中国情報局経済ニュース)

株価にも甚大な影響があっているようですね。

ラサの騒乱の真相

西蔵(チベット)区都のラサ市では、ごく少数の人が人民大衆の生命や財産の安全に危害を加えるという事件が起こった。これに対してチベット自治区の関係部門は、チベット社会の安定、法律の尊厳、大衆の根本的な利益を守るため、法律に基づき有効な措置をとり適切に処理した。

ラサ市のデプン寺(哲蚌寺)の約300人の僧侶は3月10日午後、国の法律と寺院関連管理制度を無視してラサ市街地に入り、「殴る、壊す、奪う、焼く」の破壊活動を行った。執務警官たちに停止を求められると、恣意的に警官たちを罵って殴り、非常に狂暴に振舞った。同じ日、ほかの地方から経を勉強するためにセラ寺(色拉寺)に来ていた僧侶10名以上は、ジョカン寺(大昭寺)広場で「雪山獅子旗」を揚げ、「チベット独立」などのスローガンを叫んだ。

一部の寺院の少数の僧侶は、3月11日から13日に引き続き結集し、反動的なスローガンを叫び、秩序の維持にあたっていた警官たちの抑制を軟弱と見なし、小石を投げ、石灰をまき、お湯をかけて十数人の警官や幹部にケガを負わせた。デプン寺の3人の僧侶は、刃物で自らの体を傷つけて写真を取り、その騒乱を起こした真相を覆い隠して人の目を欺こうとした。

騒乱は3月14日には一層エスカレートした。一部の暴徒はラサの八廓街に集まり始め、チベット分裂のスローガンを叫び、「殴る、壊す、奪う、焼く」などの破壊活動を行い、公安派出所や政府機関に暴力で訴え、銀行、商店、ガソリンスタンド、市場などで略奪を行った。

初歩的なまとめによると、暴徒たちの破壊活動により、ラサ市の3つの小中学校を含めた22カ所の建築物が燃やされ、数十台のパトカーや民間人の自動車が焼き払われた。そして10人の一般市民が無残にも殺害され、12人の公安警察、武装警察官が重傷を負い、そのうち2人は危篤状態で、国と人民の財産は大きな損失を受けた。

ラサの少数の暴徒の野蛮な行為は、チベット社会各界に強烈な憤慨と厳しい非難を引き起こした。仏教協会チベット分会の洛桑巴赤来曲桑副会長は、党と政府が大量の資金を拠出して寺院を修繕し、年老いた人や体の弱い僧侶たちの生活面での困難を解決しているが、ダライ・ラマのグループは暴徒を操って違法な犯罪行為をやらせ、これでは人心を得ることはできないと指摘した。

十分な証拠で証明されているように、今回の騒乱は国外にいるダライ・ラマグループが組織的に計画し、綿密に画策して指揮したものだ。ラサのきわめて少数の人たちが行った破壊活動は、ダライ・ラマグループの吹聴する「非暴力」が、世間を欺くための仮面であることを再度証明した。

(北京週報日本語版)

中国の新聞ですね。

新華社の報道はこのような形で行われているようです。

「デプン寺の3人の僧侶は、刃物で自らの体を傷つけて写真を取り、その騒乱を起こした真相を覆い隠して人の目を欺こうとした。」というのは既に写真が出回り始めている事への先回りでしょうか。

非暴力路線に不満も=インドにも批判の矛先-亡命チベット人

 【ダラムサラ(インド北部)17日】中国チベット自治区での暴動を受け、インドの亡命チベット人社会では、チベット仏教最高指導者のダライ・ラマ14世が唱える非暴力路線への不満が生じている。チベット独立を志向する「チベット青年議会」のリーダー、ツェワン・リグジン氏は16日、「彼(ダライ・ラマ)の姿勢には同意しない」と記者団に述べ、亡命政府指導部に路線変更を求めた。(時事通信)

亡命チベット政府内にも穏健派と過激派が存在するようですがここはどうか堪えて分裂を避けてほしい所です。

すぐ役に立つ「チベット問題Q&A」

 中国のチベット自治区で騒乱が起き、死者も出た。なぜ、いま、こんな事態になったのか。質疑応答形式でまとめてみた。

 Q チベット自治区って、どんなところ。

 A 中国南西部の高原地域にあり、中国語は「西蔵自治区」と表記する。ヒマラヤ山脈などに囲まれ、平均標高は4000メートル以上に達しているため「世界の屋根」と呼ばれている。区都はラサ。自治区の人口は約260万人(2001年の人口調査)、そのうち約9割がチベット族で、ほとんどがチベット仏教を信仰している。チベット族は中国全土では540万人といわれる。

 Q チベット仏教はどんな宗教なの。

 A 中国の南西部、北西部を中心に分布する大乗仏教の一派。仏教とチベットの民間信仰が融合してできた。活仏(生き仏)という独自のエリート制度がある。名僧を菩薩の化身として崇拝し、死後に転生すると信じられている。主流のゲルク(黄帽)派活仏の最高存在として位置づけられるのがダライ・ラマで、宗教上と政治上の最高首長とされている。

 Q チベットは中国の一部なのか。

 A チベット高原にもともといくつかの部族がいたが、7世紀前後に統一され、吐蕃と名乗った。13世紀にモンゴルに征服され、その後、元、明の影響下に置かれた。18世紀から清の支配下に入った。1911年の辛亥革命後、ダライ・ラマは中国の宗主権を否定し独立を主張したが、中華民国政府に認められなかった。現在の中国(中華人民共和国)が成立後、51年にチベットに軍を進め、チベット側と「平和解放に関する協定」を結んだ。以後チベットは中国の一部となった。

 Q ダライ・ラマはなぜインドにいるの。

 A 中国政府はチベットに社会主義制度の導入を目指し、伝統を大事にする地元勢力と対立を深めた。その後、独立の機運が高まった。59年3月、中国軍がダライ・ラマ14世を観劇に招待したが、最高指導者が連行されると感じたラサ市民が集結、動乱に発展。ダライ・ラマはインドに亡命し、ダラムサラに亡命政府を樹立した。

 Q ダライ・ラマはチベットの独立を目指しているのか。

 A 中国政府はダライ・ラマ14世を「分離主義者」と決め付け厳しく非難し続けている。それに対し、ダライ・ラマは漢族(中国人入植者)がチベット族を抑圧している状況を国際社会に訴える一方、暴力を否定し、チベット問題の平和解決を主張している。その姿勢が評価され、89年にノーベル平和賞を受賞した。ここ数年、ダライ・ラマは、交渉の目標を独立ではなく、「高度の自治」に置くようになった。

 Q 最近、なぜ、チベット族と漢族の対立が激化したのか

 A 中国政府はチベット族を押さえ込むため、高圧的な支配を続けてきた。宗教や思想信条を理由にチベット族が不当に逮捕されたり、拷問を受けたりする事件も多発している。チベットの経済は今、大量に入植してきた漢族に握られ、教育水準の低いチベット族は不利な状況に置かれている。2006年に青蔵鉄道が開通、漢族の入植が増え、観光業の発展や乱開発などで、チベット族の宗教、生存環境がますます破壊されるようになった。危機感を強めたチベット人の反漢族(中国)感情がここ数年、さらに強まったといわれている。(北京 矢板明夫)(産経ニュース)

私のようなチベットに無知な人間には非常にわかりやすいまとめ記事ですね。

これはこれで貴重にして、別でも調べてみなければ確信はできませんが。

インド、中国に「ダライ・ラマとの対話」呼びかけ 

〈ニューデリー〉 チベット人活動家らによるラサの騒乱につづき、オーストラリアやインドでも起きている北京五輪反対運動の騒乱で、インド政府がついに沈黙を破った。インド政府は中国政府に対し、この問題を解決するための対話のきっかけを作るべきだと促したのだ。

インド外務省の報道官は15日、「状況改善のために、暴力ではなく対話を通して、チベット自治区のチベットの騒乱の原因を解明し、事態を終息させるよう働きかけてもらいたい」と政府の見解を示した。

インド政府はここ数十年、チベット問題に対し慎重に対応してきた。この声明を発表したことで、インド政府は問題解決のために中国政府に対しダライ・ラマとの協議を求めた形となった。

インド政府はダライ・ラマがチベット問題解決の重要な鍵を握ると認識しているが、中国政府への配慮から、チベット問題は中国の保全と君主制の問題として今まで問題追及をしてこなかった。

外務省報道官は「チベットのラサで起きた騒乱で、罪のない人たちが亡くなっているという報道を受け、インド政府は心を痛めています」と語った。

インドの声明は、中国に対し活動家らを弾圧しないように要請する世界の声として伝えられている。

インドはここ数ヶ月、中国がアルナーチャル・プラデーシュ州のタワン周辺を中国領だと主張していた問題に不満を抱いていた。今回の発表は、中国関連の問題に対し遠慮がちだったインド政府の姿勢が変わるきっかけとなるだろう。(voice of india)

インド政府から初めての声明です。

非難とかの類ではなく対話の呼びかけですね。

亡命政府をインド国内に置いているので何が何でも中共が敵!という事ではないことがわかります。非常に抑制をした発言という印象ですね。

EU、五輪ボイコットは「適切ではない」

 欧州連合(EU)のフェレロワルトナー欧州委員(対外関係担当)の報道官は17日の記者会見で、中国政府によるチベットでの暴動鎮圧に対し「強い懸念を表明する」と述べる一方、北京五輪のボイコットは「適切な手段ではない」と述べた。

 報道官は「EUは中国政府にチベットでの人権尊重を訴えている最中だ」と指摘し、五輪ボイコットを検討することは早計だとの考えを示した。(日刊スポーツ)

日米欧と見ると、ヨーロッパが一番非難の度合いは高いのですがそのEUでもボイコットは現状考えていないようですね。

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チベット関連ニュース:3/16

中国、人権問題の火消しに躍起――五輪控え柔軟姿勢演出

 開催中の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)関連の記者会見で人権問題に関する質問が相次ぎ、五輪開催を控えた中国当局が火消しに躍起になっている。

 13日に記者会見に臨んだ文化省の周和平次官は、アイスランド出身の歌手、ビョーク氏が2日、上海でのコンサートで突然「チベット」と叫び波紋を呼んだ一件で、「外国人演奏家の入国を規制するのか」との質問に対し「中国の法律には従ってもらうが、入国を規制することは無い」と強調した。(北京=戸田敬久)(日経ネット)

発言直後はもう少し堅い言い方をしていたはずですがこうも批判が集まると強い事が言えなくなっているようですね。

ビョークさんの身の安全のためにもありがたいことです。

戦車と兵士が街封鎖 ラサ退去の外国人ら証言

 【成都(中国四川省)共同】十数台の戦車が出動し、何百人もの兵士が並んで街を封鎖。救急車がサイレンを鳴らして走り回り、頭から流血した若者の姿も―。十四日に大規模な暴動が起きた中国チベット自治区ラサから退去し、隣接する四川省の成都空港に空路到着した外国人らに現地の様子を聞いた。

 十四日夜にラサ入りした米国人ホセ・ミゲルさんは、予約した中心部のホテルから、出入り口に兵士が立つ郊外のホテルに移された。一切の外出は禁じられ、十五日にラサから離れるよう警察が命じたという。

 ドイツ人ウルリッヒさんは深夜二時ごろ、宿泊していたホテルのすぐ近くで数発の発砲音を聞いた。急いでバスルームに逃げ込み、外を見ると戦車二台が目の前の通りを走り抜けていった。

 一夜明けた十五日のラサ市内は兵士と警官が至る所に。商店はすべて閉じ、歩行者も車もない「ゴーストタウン」(デンマークからの観光客)と化し、市内へ向かう車はほとんどなかった。

 地元の空港は、ラサから“脱出”する観光客らが押し寄せ大混乱に。当局が厳重な警戒態勢を敷き、安全検査で靴まで脱ぐことを命じられ、観光客は一様に不安そうな表情だった。(中国新聞)

ここまで警戒が激しい中、携帯電話で撮影した町の様子などを公開してくれている方がいるようでして、危険の中よくも、と思います。

私が当事者だったら、拘束されることを怖れてできないでしょうね。

社説:ラサ暴動 北京五輪にダライ・ラマ招け

 中国のチベット自治区ラサで大規模な民族暴動が発生した。多数の死傷者が出たという。

 国家の威信をかけた北京五輪が8月に迫り、中国の人権問題に対する国際的な関心も高まっている。民族暴動の武力鎮圧は解決にならない。そればかりかダルフール問題でくすぶっていた北京五輪ボイコット論を再燃させかねない。

 おりもおり北京では「調和社会」の建設をかかげる胡錦濤氏が国家主席に再任された。胡主席の後継者の習近平氏は副主席に選ばれて、北京五輪指導小組の責任者に指名された。五輪の成功も、暴動の処理も、第2期胡錦濤政権の指導力が問われている。

 今回の暴動の発端は、僧侶のデモに対する治安当局の弾圧だった。ダライ・ラマ14世がインドに亡命した「チベット動乱」から49年の10日、多くの僧侶がデモをした。当局がこの僧侶を連行した。これにチベット人民衆が怒り、漢民族の経営する商店を焼き打ちするなど暴徒化したという。

 チベット動乱30周年の89年3月にもラサで暴動が起きた。その3カ月後が北京の天安門事件だ。軍事力で天安門広場のデモを制圧した中国は、その後世界から孤立した。あの悪夢を中国指導者はまさか忘れていないだろう。

 いま情勢が不穏なのはチベットだけではない。東トルキスタン独立運動のある新疆ウイグル自治区でも最近、飛行機にガソリン入りの容器を持ち込んだ容疑で女性が逮捕されている。

 民族問題と並んで貧富の格差に伴う社会不安も広がっている。北京ではテロ緊急対応司令部が設置された。人権擁護や民主化を主張する弁護士らが拘束されているという。

企業では、労働法制改正の余波で解雇撤回や賃上げを求める労働争議が広がっている。土地を強制収用された農民が補償を要求して抗議行動をしている。大富豪が増えた半面で、貧困階層は食料品などの物価高騰に悲鳴を上げている。

 胡主席の提起した「調和社会」の建設は、これらの問題を解決する正しい方針である。

 北京五輪の聖火リレーでは、チベットの聖山チョモランマの頂上にチベット族と漢族の合同登山隊が聖火を運ぶ。それなら、なぜ五輪の開幕式にダライ・ラマ14世を招待しないのか。

 胡主席が貴賓席でチベット人の精神的指導者と語り合う度量を見せたら中国のメンツはつぶれるだろうか。その心配は無用だ。これこそ「調和」であり、中国のソフトパワーを高めることになる。

 現在のダライ・ラマは独立論者ではなく高度の自治を求めている。その自治の範囲については五輪後にじっくり話し合えばいいことではないか。北京五輪を、災いを転じて福とする機会にすべきだ。(毎日jp)

毎日新聞は今回の件でやけに踏み込んだ記事が多いですね。

ダライ・ラマを五輪に招くとは・・・

「死者100人情報も」=抗議行動続く-チベット亡命政府

 【ニューデリー15日時事】インド北部ダラムサラのチベット亡命政府は15日、中国チベット自治区のラサで14日に起きた騒乱に関連し声明を発表、警察の鎮圧による死者について、「確認できる死者数は少なくとも30人に上る」とする一方、約100人に達したとの未確認情報があることを明らかにした。負傷者も多数に上るという。これより先、中国国営新華社通信は、死者は10人で、すべて巻き添えになった市民であると伝えている。

 声明によれば、有名なセラ寺院に近いラサ北部で15日、200人を超える人々が抗議行動を行ったほか、ラサ東部でもデモがあり、当局が催涙ガスを使用した。固定電話や携帯電話は、自治区の大半で通信が遮断されているという。

 声明では、抗議行動は10日、ラサの内外で平和的なデモとして始まったが、当局が多数の武装車両を投入、群衆への発砲を開始したため騒乱状況になったとされる。一部の警察官は僧侶に変装してデモ隊の鎮圧に当たり、これがデモ隊をさらに挑発する格好となって警察車両の焼き打ちにつながったという。(時事通信)

亡命政府側が暴動の発端について声明を出しているようですね。

亡命政府側「平和なデモに武装警察がやってきて弾圧した」

自治政府側「不穏分子が放火などの行動に及んだため鎮圧した」

こういうことなのでしょうが、このあたりをいくら調べても水掛け論になりそうです。

チベット問題解決に尽力を=ラサ暴動で声明-インド

 【ニューデリー15日時事】インド外務省は15日、チベット自治区ラサの暴動を受け、「ラサの不安定な状況と暴力、無辜(むこ)の人々の死を悲しんでいる」とする声明を発表した。声明は「関係するすべての当事者が、チベット問題の原因を取り除くために尽力するよう望む」と強調した。

 中国との関係強化を重視するインドはチベット問題で中国を刺激するのは避けたい考えで、チベット人亡命者らによる反中国政治活動を厳しく取り締まる方針だ。ただ、「中国寄り」に過ぎればインドにいる推定14万人のチベット難民を刺激しかねず、対応に苦慮しそうだ。(時事通信)

インド外務省の公式声明のようです。

やはり関係重視が基調となっているのがわかります。

「群衆に装甲車突入」…ラサ住民

 中国政府は暴動が発生したチベット自治区入りを事実上制限しており、暴動の詳細は明らかでない。ラサ在住者に電話して聞いた。

 チベット族男性によると、ラサ中心部では15日現在、周辺を公安や武装警察などが封鎖。公安の車両が巡回し、交差点などには銃を持った武装警察官が立っており、外出できない状況という。また、日本人男性によると、ジョカン寺(大昭寺)周辺の八角街にはバリケードが築かれ、周囲を封鎖。14日よりも封鎖区域は拡大された。

 チベット族男性によると、14日の暴動のきっかけとなったのは、当局の警備車両が群衆の中に突っ込んだことだったという。

 男性の同僚は同日午後3時ごろ、ジョカン寺の西にある金谷ホテル近くに展開していた装甲車4台のうち、緑色の1台が群衆に突っ込み、市民が次々に倒れるのを目撃。軍のトラックが倒れていた100人以上を収容して、どこかへ搬送して行った。この後、怒ったチベット族たちが漢族の店などに焼き打ちをかける騒ぎに発展したという。

(読売オンライン

チベット側から見るとやはり武装車両が発端だということです。

敬虔な仏教徒が最初に暴力沙汰に及ぶとは思えないのですがそれは私の私見に過ぎません。

【主張】チベット暴動 民族政策を改めるべきだ

 中国チベット自治区の区都ラサで14日、大規模な暴動が発生し、多数の死傷者が出た。8月に北京五輪を控えた中国にとっては大きな痛手だが、民族間のあつれきは新疆ウイグル自治区でもくすぶっている。

 胡錦濤政権は「調和社会の建設」を唱えているが、今回の暴動は民族間の調和がいっこうに進んでいないことを改めて見せつけた。胡政権は事態の平和的収拾を急ぐと同時に、従来の民族政策を根本から見直すべきだ。

 チベット人の抗議行動は1959年3月のチベット暴動から49年たった10日に始まった。「チベット独立」を唱える僧侶ら数百人規模のデモ隊と公安当局の衝突が次第にエスカレートし、14日の惨事に至った。新華社通信は暴動で「10人死亡」と報じたが、「80人以上の可能性がある」との住民証言(ラジオ自由アジア報道)もある。

 チベットでは89年3月にも大規模暴動が起き、当時の胡錦濤・自治区党委書記が中央政府に戒厳令の発動を働きかけ鎮圧した。胡氏は「果断な対応」をトウ小平氏に評価され、国家指導者への道を踏み出すことにもなった。

 胡政権は発足当初、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世(インド亡命中)との対話に柔軟な姿勢を示していた。ダライ・ラマ14世も中国の主権下での「高度な自治」を求める姿勢に転じ、本格的対話再開への期待がもたれたこともあった。

 しかし胡政権はこのところ再び独立への警戒を強め、弾圧を強化していたという。昨年11月来日したダライ・ラマ14世も本紙との会見で「自治区の情勢がここ数年で最も緊張している」と語った。一方では国の資金を重点投入して経済発展に力を入れていた。

 閉塞(へいそく)感を強めたチベットの独立派勢力は、北京五輪年の抗議行動を通じて胡政権や国際社会に民族政策の転換を求めたとみられる。新疆ウイグル自治区でもイスラム独立派のテロが頻発しており、当局は五輪時のテロ対策に神経をとがらせている。

 共産党政権の民族政策には、大きな問題があると言わざるをえない。民族の存立基盤である独自の宗教や文化の尊重がおろそかになっていないか。権力やカネの力では、民族の反乱を食い止めることはできないだろう。(産経ニュース)

産経新聞の見解です。

「権力やカネの力では、民族の反乱を食い止めることはできないだろう。」

宗教を弾圧するためには経済発展の恩恵は確かに効果が薄いでしょう。

しかしそれを認めてしまうと共産党が存在意義を無くしてしまいますね。

暴動から一夜、平穏さ徐々に―ラサ市内

装甲車や軍車輌が進駐

全焼車体、あちこちに

 【香港15日深川耕治】香港のテレビ局TVBは15日夜、中国チベット自治区ラサ市内の同日の現状を映像と共に現地取材記者が紹介し、14日の暴動で全焼した一般車両が中心部道路脇であちこちに散乱しながらも市民生活は平常にもどりつつあると報じた。

 15日、ラサ市中心部の商店街はすべて臨時閉店でシャッターが下ろされ、全焼した一般車両は幹線道路脇にひっくり返ったままで処理されていない。武装警官が一般車両や通行人をチェックする姿が映像でも確認された。現地タクシー運転手は14日の騒乱について「午前10時ごろ、数百人の暴徒化した人たちが鉄パイプやナイフを振り回し、車は破壊された。多数の人々が殺された」と話している。

 また、香港のテレビ局ATVは15日のニュース番組で、14日のラサ暴動の現地映像を放送。僧侶や暴徒と化した人々が鉄パイプやハンマー、鍬などを持ってラサ市内の中国銀行分店や商店のショーウインドウを破壊し、警官隊に投石したり、放火する姿が映し出されている。15日のラサ市内は人民解放軍の軍車輌や装甲車が急派され、中心部の政府関係施設や主要寺院に進駐している姿も紹介された。(世界日報)

香港のテレビ局はラサで取材ができるのですね。

暴動が鎮静化していく様子が細かく描写されています。

暴動の際の映像はやはり一面的のようですね。

クローズアップ2008:チベット暴動 強圧路線、不満爆発 「漢族支配」に危機感

 中国チベット自治区ラサで発生し、少なくとも「10人の死亡」(中国新華社通信)が確認された暴動は15日、一応収拾した模様だ。ただ、「チベットの安定」をアピールする当局の宣伝とは裏腹に、小さな火種が一気に燃え上がるチベット問題の複雑さを国際社会に知らしめた。2期目に入る胡錦濤指導部は北京五輪を前にして民族問題が国内で飛び火するのを警戒する一方、海外からの視線を気にしながらの対応を迫られている。【北京・大塚卓也、浦松丈二、大谷麻由美】

 「ダライ・ラマ万歳」。大声のスローガンが通りに響く。中国国旗「五星紅旗」を何度も踏みつける若者たちの姿もあった。英誌エコノミスト(電子版)は15日、ラサでの暴動を現地取材した同誌記者のルポを報じた。

 ヒマラヤ山脈をはさんだ南側に位置するインド北部の高原の町ダラムサラでは、10万人近い亡命チベット人がチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世とともに暮らす。10日、若者ら約100人がダラムサラから行進を始めた。ダライ・ラマがインドに亡命し、今年で49年になるのに合わせ、ヒマラヤ山脈を経て中国チベット自治区へ「強行帰郷」する計画だった。対中関係を重視するインド政府は亡命チベット人の政治的活動を禁止している。無許可の越境も認めておらず、一行はダラムサラから約50キロで全員拘束された。

 拘束され泣き叫ぶチベット人の映像や写真は全世界に流れた。それはチベットにも伝わり、同胞たちの怒りは中国当局に向けられ、過激な行動に駆り立てたとの見方がある。

 中根千枝・東大名誉教授(チベット学)は89年の暴動と比較し、「当時を上回る規模という印象」と語る。さらに「中国政府はいまだに宗教や文化に対する理解が十分でない。不満を抱えた僧侶や市民が北京五輪を控えて敏感になる中国政府に打撃を与えることで、国際社会にアピールしようと起こしたのではないか」と推測する。

 ダライ・ラマ14世が1959年にダラムサラに亡命して以降、中国政府はチベットに漢族を大量に移住させてきた。近年では漢族の人口比が急激に高まっている。漢族労働者の流入で、チベット族の大量の失業も引き起こされたという。

 チベット自治区の1人当たり域内総生産は、05年に1万元(1元は約15円)を超え毎年増え続けている。ただ、07年の実績値1万1567元は北京の5分の1の水準にとどまる。一方で、民主化を求める集会・デモなどを徹底的に取り締まるなど中国当局は「アメとムチ」を使い分けながら分離・独立運動を封じ込めてきた。チベット人はチベットでも「少数民族」という位置づけが定着しつつある中、漢族支配への不満は広がっていた。

 ◇胡政権、「五輪の政治化」警戒

 「チベットの安全は全国の安全にかかわる」。中国の胡錦濤国家主席は6日、開会中の全国人民代表大会(全人代)のチベット代表団分科会に出席し、強調した。暴動はその直後に起きた。暴動の翌15日、胡氏は全人代で国家主席に再任されただけに、最悪のタイミングだった。

 漢族を中心に56の民族を抱える中国にとって「安定と団結」は最大の政治課題だ。さらに中国は8月の北京五輪を前にチベット問題などをリンクさせる「五輪の政治化」を強く警戒している。

 このため、暴動によって死者が出たことを認める一方、犠牲者は「暴動に巻き込まれた市民」(新華社通信)と強調。15日には国営テレビを通じ、ラサ市内の商店を襲う市民の映像を繰り返し流し、「暴徒による凶悪な犯罪」を宣伝し始めた。

 中国最高人民検察院(最高検)の孫謙副院長は15日の会見で「チベット分裂とチベット人民の調和の取れた平安な生活を破壊しようとするダライ・ラマ集団の政治的な画策だ」と強く批判した。

 ダラムサラのチベット亡命政府はこれに対し「根拠がない。抗議行動は中国政府の支配に対する住民の怒りを表している」と反論したが、中国当局がダライ・ラマ側の「画策」と即座に決めつけた背景には、ラサでの暴動を中国の少数民族政策全体の問題に影響させたくない思惑もある。

 ただ、15日には甘粛省に抗議デモが飛び火。7日には新疆ウイグル自治区ウルムチから北京へ向かう国内線航空機内でガソリンに点火した少数民族ウイグル族の女性が拘束された。分離・独立派の航空機テロとの見方が浮上している。

 ◇監視強める「国際世論」

 米国や欧州連合(EU)は中国当局に自制を強く求めた。クシュネル仏外相は北京五輪ボイコットの考えを支持しない立場を言明する一方、「我々は五輪とチベットの願望との関連に注意を払うこともあり得る」と警告した。チベット側に同情的な国際世論は中国当局への監視を強めている。

 優れた僧(ラマ)を仏の化身である菩薩(ぼさつ)とみなし、「輪廻(りんね)転生」(生まれ変わり)を信じるチベット仏教。その神秘性に多くの欧米人が魅了される。また、89年にノーベル平和賞を受賞したダライ・ラマ14世は世界を飛び回り、英語で各国要人らと交流を重ね、チベット問題への国際的関心を広げてきた。

 インドをはじめ世界には13万人以上の亡命チベット人が暮らす。米国に約5500人、スイスに約3000人、日本にも約60人いるとされ、支援団体も多い。彼らは独自のネットワークで情報を収集。国際世論に「監視役」を託す。

 89年の暴動時は現地の状況が把握しにくかったが、現在はネットを通じ、即日映像が全世界に流れる。中国当局も情報開示に応じざるを得ず、海外の目に神経を使う。【篠田航一】(毎日jp)

毎日新聞のこの問題への取り組み方は素晴らしいですね。一体どうしたっていうんでしょう(笑)

死者は「暴動に巻き込まれた市民」だと何度も強調してるようですが、中共のメタミドホス問題への取り組みを見ていた日本人にとってはティッシュペーパーよりも軽い言葉ですね。(笑)

フランスのクシュネル外相のコメントが出ていますがこのときはずいぶん抑制した発言ですね。

中国治安当局者がネパール入り、親チベット派による抗議デモを監視

 ネパール軍関係者は15日、中国治安当局者が親チベット派による抗議活動を監視するため、ネパール入りしたことを明らかにした。

 中国チベット自治区との国境付近では私服の治安当局者の姿が見られ、AFPの特派員とカメラマンはネパール国土内での取材を当局者に妨害された。

 匿名を条件に取材に応じたネパール軍高官は、「インドでは、亡命チベット人がチベットを目指すデモ行進を始めている。中国は同様の事態がここでも起きることを警戒しているのだろう」と語った。

 AFPのカメラマンは、国境からネパール側に200メートル入った地点にいたにもかかわらず、私服と制服の治安当局者10人に囲まれ、撮影した写真の消去を迫られた。

 ネパールの国境検問所職員は、「ネパールは小国だ。中国の言うことには逆らえない」と述べたが、中国治安当局がネパール領内で人を拘束する権限があるかどうかについては明らかにしなかった。(AFP通信)

AFP通信というのはフランスの会社のようですが中国に好感を持っていない様子がにじみ出ていますね。フランスの国家姿勢ともかぶって感じられます。

記事はネパールへの問題の飛び火を怖れる共産党の対応ですね。

良い悪いは別にして適切な手段を踏んでいるなあと思います。鎮圧慣れでしょうか。

チベット騒乱で中国当局を強く非難、台湾の陳水扁総統

 【台北=新居耕治】台湾の陳水扁総統は15日、南部の高雄県で講演し、中国チベット自治区ラサで起きた大規模暴動に言及し「多くの人が傷つき、多くの僧侶が拘束されたことは、中国当局の本質を表している」と強く非難した。「中国の覇権に反対するため(3月22日の総統選挙と同時に実施する)台湾名義での国連加盟を問う住民投票を成立させよう」と訴えた。(日経ネット)

「双方自制を」、官房長官がチベット騒乱で

 町村信孝官房長官は15日夜、チベット自治区での騒乱を巡り都内で記者団に「かねてチベットの人権問題については関心を持ってきた。基本的に中国の国内問題というものの、双方が自制して困難が拡大しないことを望みたい」と語った。(日経ネット)

国として中国を強く非難しているのは台湾だけのようですね。

フランスイタリアがやや非難、アメリカイギリス日本は憂慮、インドは抑圧。

共同文書 調整難航も 日中両政府 胡主席、訪日ずれ込み

 日中両政府は、胡錦濤国家主席の訪日時に、一九九八年の日中共同宣言以来となる「第四の共同文書」作成を検討している。ただ、東シナ海のガス田開発問題や中国製ギョーザ中毒事件など懸案の解決のめどが立たぬ中、文案の調整作業はすんなりいきそうにない。

 訪日時期も当初、四月中を予定していたが、五月六日からとする方向で最終調整に入った。

 胡主席は国賓となるため、天皇陛下との会見など五日間程度の滞在期間を確保する必要がある。その上、四月二十日に李明博(イ・ミョンバク)韓国大統領の訪日が予定され、四月中は日中双方の日程が立て込んだため、ずれ込む方向になった。

 日中間で過去に作成された政治文書は、共同宣言のほか、七二年の共同声明、七八年の平和友好条約の三つ。九八年の江沢民氏以来十年ぶりとなる国家主席の訪日で、成果を残したい中国側が作成を働き掛けてきた。

 だが、中国側が台湾独立反対の立場を明確にするなど、日本側が受け入れづらい内容を求めてくる可能性もある。一方、日本側はチベットの暴動で、治安当局とデモ隊双方に自制を求めており、文案づくりに影響することも予想される。このため、「つくるかどうかも決まっていない」(外務省幹部)と、慎重に判断する考えだ。(東京新聞)

「チベット問題が平和理に解決を見ないうちは国家主席の訪日は受け入れがたい」

ぐらいの事を期待したいのですがそれは無理でしょう。

しかし共同文書作ってもねえ。。。。中共側はす勝手に一部文面削除して発表などしますからね。



チベット暴動で情報戦略 批判回避へ中国躍起

 【北京=平岩勇司】死傷者が出て最悪の事態に発展したチベット自治区ラサの抗議行動をめぐり、中国当局は「一部の組織暴力」と印象づける情報戦略を続けている。八月の北京五輪を控え、国内の動揺と海外の批判を抑える狙いだが、抗議行動はラサ以外でも広がり、情勢が沈静化するかは不透明だ。

 国営中国中央テレビは十五日午前八時(日本時間同九時)の定時ニュースで、デモ参加者が十四日午後、商店を破壊、略奪し、路上で火を放つ映像を生々しく伝えた。国内の暴動シーンを放映するのは極めて異例だが、僧侶たちのデモ行進や、治安部隊が鎮圧する場面は流さなかった。国営新華社通信は暴動が発生して以降、英文で速報を流し続けた。国際社会から「情報隠し」との批判をかわす狙いだが、「罪もない市民が暴徒のため焼死」「(チベット仏教最高指導者の)ダライ・ラマ十四世の集団が策動した」など、鎮圧行為を正当化する内容を繰り返している。

 民衆に軍を投入し死傷者を出したことで、「平和の祭典である五輪を開催する資格はない」との批判が海外から起こるのは必至。中国当局は、民衆の自発的な抗議行動でなく「組織的な謀略」と位置付けることで、反発をかわそうとしている。

 ラサの民宿関係者によると、暴動で襲われた車両は外地ナンバーが多く、漢民族の商店が集中して焼き打ちされた。ラサで暮らす漢民族はチベット民族より生活水準が高く、日ごろからの不満が噴出した側面もある。

 関係者によると、人口の八割をチベット民族が占める中国西部の甘粛省夏河県でも十四、十五の両日に「自由」「民主」などのスローガンを掲げた数千人規模のデモが発生。警察車両は周囲から監視し、大きな衝突は起きていないという。四川省、青海省のチベット民族が多く住む地域でも抗議行動が起きている。

鎮圧「人権侵害」 国連に調査要求 チベット亡命政府

 【バンコク=林浩樹】インドからの報道によると、北部ダラムサラを拠点にするチベット亡命政府は十五日、中国当局による中国チベット自治区ラサの暴動鎮圧について「著しい人権侵害があった」として国連に調査を要求したと発表した。

 声明では、平和的な抗議活動を行っていたチベット人が無差別に攻撃、拘束された事態に「深い懸念を抱く」として、暗に武力鎮圧を批判した。さらに「今回の抗議行動は中国の抑圧から自由になりたいチベット人の願望の表れ」として、あらためて亡命政府の関与を否定した。

 一方、ダラムサラでは十五日、亡命チベット人が同自治区を目指す「帰郷デモ」を再び始めた。国内での亡命チベット人の政治活動を禁止し、対中関係改善を重視するインド政府は、既にデモ参加者百人らを逮捕している。だが、中国の武力鎮圧に対する国際社会の批判が強まれば、対応に苦慮する可能性がある。(東京新聞)

シャッター蹴り飛ばしてる映像を私は何回見せられた事でしょうか。

こうやって我々は中共の情報戦略に乗せられていくのだなと思います。

胡主席、対日関係の改善に意欲 訪問控え

 中国の胡錦濤(フー・チンタオ)国家主席は15日、北京市内で開かれた「日中青少年友好交流年」の開幕式で、「中日両国の長期的かつ安定した友好関係の発展は、両国国民の願いだ」とあいさつした。5月初旬に予定されている訪日を控え、中国製冷凍ギョーザ事件などで不安定な両国関係を改善させたい意欲を示したとみられる。

 チベット自治区ラサでの抗議運動や全国人民代表大会の期間中のため、当初出席予定ではなかったが、本人の意向で出席したという。(asahi.com)

朝日らしい記事ですね。

日中青少年友好交流年って去年の福田首相訪中の時に出来たお話だったようですね。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/china/jcyk2008/index.html

正直国家主席が出席するほどの重大な式だと思えませんのでこれはやはり日本との摩擦を怖れての行動でしょう。

チベット制圧に中国への批判高まる 五輪ボイコットの声も

3月16日 AFP】中国チベット(Tibet)自治区で起きた騒乱で中国政府が制圧に乗り出したことで、各地で中国政府への非難が高まっている。

 台湾政府は15日、強い遺憾の意を表明し、北京五輪の輝きの陰で人権侵害の歴史を覆い隠そうとしていると中国政府を非難した。

 台湾独立を掲げる陳水扁(Chen Shui-bian)総統は嘉義(Chiayi)市での講演で、「今回の事態は独裁と弱者虐待という中国政府の特性を強く反映している。中国政府が言論の自由を求めるチベット民族を容認することはありえない」と中国政府を糾弾した。

 米大統領選の民主党候補バラク・オバマ(Barack Obama)上院議員は、北京五輪は中国が人権問題の改善をアピールする良い機会だとしたうえで、「しかしチベットで過去数日間に起きたことは、残念ながら中国の持つ別の一面を露呈している」と述べた。

 各国政府が中国に自制や対話を求める声明を発表するなか、世界各国の報道機関も中国政府がチベット民族の文化的・宗教的権利を認めるべきだとの論調を強め、北京五輪ボイコットの可能性を論じ始めている。

 スペインの全国紙ムンド(El Mund)は北京五輪ボイコットをちらつかせることで西欧諸国は中国政府に圧力をかけることができると論じた。

 スイスのル・マタン(Le Matin)紙に至っては、「中国政府を理解させる唯一の方法は、北京五輪のボイコット」とさらに強い論調を展開している。(AFP通信)

死者出す事態に遺憾表明=チベット情勢で米国務長官

 【ワシントン15日時事】ライス米国務長官は15日、チベット情勢について声明を発表し、「平和的に始まった抗議行動が、死者を出す騒乱となったことを深く悲しんでいる」とした上で、「ラサとその周辺で軍、警察が大規模に展開されているとの情報を懸念している」と、中国政府に自制を求めた。(時事通信)

チベット:米が声明 武力自制と仏教僧の釈放求める

 【ワシントン笠原敏彦】ライス米国務長官は15日、中国チベット自治区での流血の事態を受けて声明を出し、中国政府に武力鎮圧の自制と拘束した仏教僧らの釈放を求めた。一方で声明は直接的な批判は避けた。米政権は重要性を増す対中関係と、人権状況の直視を求める米国内の圧力とのはざまで対応に苦慮しそうだ。

 ブッシュ大統領は先月の記者会見で、北京五輪開会式に出席する予定を確認した。米国内にはスーダン西部のダルフール紛争解決に中国が積極的でないため五輪ボイコットを呼びかける運動もある中で、中国の「顔」を立てる判断を優先したものだ。

 米国にとって、国連安保理常任理事国で経済大国化する中国は、北朝鮮やイランの核問題などさまざまな外交面で重要性を増している。米国は05年から始めた両国高官による戦略対話で、中国に対し国際社会の「責任ある利害関係者」になるよう要請。実利面を優先しながら、民主化問題などでは「ソフト・アプローチ」で対応してきた。

 しかし、キリスト教保守派を支持基盤とするブッシュ大統領は、中国の人権・宗教面の現状を軽視できない事情もある。昨年10月には、米議会のメダル授与式で米大統領として初めてダライ・ラマ14世と公の場に姿を見せる配慮を示した。

 米国では「中国脅威論」がくすぶり、ダライ・ラマ人気も高い。今後、議会や有力者らが、大統領の五輪出席中止などの対中強硬姿勢を求める声を強めるのは必至と見られる。(毎日jp)

日本では産経(毎日も多少)、海外ではAFP通信が中国に辛辣な論調ですね。

台湾については以前にもニュースがありました。これらの記事ではアメリカのオバマ大統領候補、スペインの新聞、スイスの新聞、ライス国務長官の言葉を紹介しています。

新聞の方が政治家より過激ですねえ。当然と言えば当然ですが。

チベット暴動で中国政府が最後通告、17日夜までの降伏求める

チベット自治区ラサで14日発生した暴動を受け、中国政府は15日、チベット独立を訴えるデモ参加者らに最後通告をし、降伏を求めた。

 中国政府のチベット管轄当局は、17日夜までに降伏すれば容赦するとしており、自治政府のウェブサイト(www.tibet.gov.cn)では「期限までに投降しない犯罪者は法に従って厳しく罰する」と通告している。

 同暴動はチベットでは過去20年間で最悪の規模となっており、8月に北京五輪を控え国家安定のイメージを強化したい中国にとっては汚点が付いた形。国際的には、オーストラリアや米国、欧州が平和的な解決を呼び掛けるなど、中国に自制を求める圧力が高まっている。(ロイター)

これまでに当局から拘束された暴動関係者はどんな処遇を受けているのか大変気になります。

これまでの報道から、15日にはラサ市内が沈静化したのは疑う所はないようです。

パンチェン・ラマ、「暴動」を非難=宗教指導者ら動員、治安維持に全力-中国

 【北京16日時事】中国チベット自治区で僧侶らによる抗議活動が拡大し多数の死傷者が出た騒乱で、中国政府の認定したチベット仏教指導者パンチェン・ラマ11世は16日、「暴動は仏教の教義に反する」と非難した。ラサ発の新華社電が伝えた。

 中国仏教協会幹部らも暴力行為を批判。中国当局は宗教指導者らを動員して、社会秩序の回復と治安維持に全力を挙げている。

 パンチェン・ラマは「すぐに平穏を取り戻し、人々に平和と安定が戻ることを希望する」と呼び掛けた。(時事通信)

パンチェン・ラマとはダライ・ラマに次ぐ位の高僧のようです。

そして代々のパンチェン・ラマは転生による後継者選びが行われるのですが、上ニュースのパンチェン・ラマは転生者として認められたゲンドゥン・チューキ・ニマではなく中共が指定したギェンツェン・ノルブという人物だそうです。

ダライ・ラマとパンチェン・ラマとは歴史的にしばしば対立し、清王朝や蒋介石政府からも政治利用されてきた事があったようでして、現在の混迷もそのような流れの一つでしょう。

と言いますか、中共に人権守らせるためにはゲンドゥン・チューキ・ニマを早く解放してくれないとお話にも何にもなりません。

80人死亡を確認=チベット亡命政府

 【ダラムサラ(インド北部)16日時事】インド北部ダラムサラのチベット亡命政府は16日、中国チベット自治区での騒乱に関し、同日午前現在で80人の死亡を確認したことを明らかにした。

 亡命政府指導者ダライ・ラマ14世のテンジン・タクラ秘書官が、現地から電話などでもたらされた目撃情報に基づき発表した。また、72人が負傷したという。(時事通信)

亡命政府の確認死者数が30人から80人になったようですね。


チベット:ダライ・ラマ「大虐殺」と中国非難

ダライ・ラマ14世 【ニューデリー栗田慎一】チベット仏教最高指導者のダライ・ラマ14世は16日、ダラムサラで暴動発生後初めて記者会見した。中国当局による鎮圧行為を「大虐殺」と厳しく非難するとともに、「中国が私をスケープゴートにするなら、真相究明のため国際社会の調査を受ければよい」と述べ、中国側に国際調査団の受け入れを求めた。

 ダライ・ラマは「自治区では(中国政府による)恐怖統治が続けられてきた」と明言し、チベット文化や民族性を破壊してきたとする中国政府の「同化政策」を改めて批判。暴動はこうした「差別的な対応」に起因するとの見方を示した。

 中国当局の鎮圧も「見せかけの平和を取り戻すために力を行使している」と非難。抗議デモは「怒りの表現」と理解を示す一方、「完全な非暴力と平和が私の原則」と述べ、中国国内のチベット人と中国当局の双方に自制を求めた。

 北京五輪への対応については「中国は五輪を開催する資格があるし、中国人は自信を感じていい」と述べた。暴動が北京五輪のボイコット運動に根ざしているとの指摘が中国側にあることから、批判をかわす狙いもあるとみられる。(毎日jp)

ダライ・ラマの公式声明です。

「非暴力と平和が私の原則」とガンジーのような事を言われていますがキレイ事でその「高度な自治」を認める共産党とはとても思えません。

現実的な戦略はどうなのでしょうか。

チベット:「人民戦争」発動 中国政府、強硬姿勢を承認

 【北京・浦松丈二】中国チベット自治区共産党委員会は15日、ラサで起きた大規模な暴動について、緊急拡大常務委員会を開き、「分裂に反対し、安定を維持する(大衆動員による)『人民戦争』を発動する」ことを決めた。

 自治区のホームページが16日、拡大委の模様を伝えた。自治区トップの張慶黎・党委書記のほか、中央からも党統一戦線部副部長、公安省次官らも出席。米国や欧州各国は中国政府に対し、抑制的な対応を求めたが、胡錦濤指導部が強硬姿勢を承認する形になった。

 また、米政府系「ラジオ自由アジア」は16日、中国当局がラサで暴動に関連してチベット人の拘束や家宅捜索を始めているとの証言を伝えた。捜索では、ダライ・ラマ14世の写真を所有しているかなども調べるという。(毎日jp)

チベット暴動関与者への中国側の捜査が本格化

 【北京=牧野田亨】中国チベット自治区の区都ラサで起きた大規模な暴動で、人民解放軍や武装警察部隊は16日、市内に敷いた厳戒体制の中で、暴動関与者への厳しい捜査を始めた模様だ。米政府系メディア「ラジオ自由アジア(RFA)」などが伝えた。

 チベット自治区当局は「(暴動の)目的はチベット独立だ。分裂に反対し、安定を維持する『人民戦争』を発動する」と表明。チベット仏教最高指導者、ダライ・ラマ14世を名指しで非難し、支持者を徹底的に取り締まる方針を明確にした。

 報道によると、16日、200台以上の人民解放軍車両が封鎖された地区に入り、暴動に関与した人物がいないか、一軒一軒調べ始めた。「チベット族住民は外出しないよう警告され、すべて身元を確認される。逮捕され、連行された住民も多い」(住民証言)という。RFAによると、逮捕された住民らはラサ郊外の複数の監獄に収容されている。

 また、中国側は死者数について「少なくとも10人」としているが、RFAは「あちこちに死体がある。数えるのは不可能」との証言も伝えている。

新華社電によると、中国政府が認定した、ダライ・ラマに次ぐチベット仏教指導者、パンチェン・ラマ11世ら仏教関係者も「仏教の精神に反する」と、今回の暴動を非難した。(読売オンライン)

沈静化に自信を持っていたはずの自治区当局が「人民戦争」?

これはどういうことでしょうか?

どうやらチベットの一般家庭にローラー作戦を行うという事がその内容のようです。
連れて行かれたら生きて帰れるとは思いにくいですね。

インド・ダラムサラで亡命チベット人が「団結」の集会

 【ダラムサラ(インド北部)=永田和男】チベット亡命政府が置かれるダラムサラでは16日、ダライ・ラマ14世の寺院「ツクラカン」境内に僧侶や学生1000人以上が集まり、「チベット同胞との団結」を呼びかける集会を行った。

 集まった若者らは顔面をチベット旗の色で塗り、「北京五輪反対」などの横断幕を掲げて気勢を上げた。

 ダラムサラでは、暴動発生の14日以来、連日、大小の集会やハンストが行われているが、いずれも平穏で、16日の集会では、登壇者が「インド政府を困らせてはならない」として抗議活動では非暴力を貫くよう改めて呼びかける一幕もあった。

 ただ、寺院の入り口には大量の中国国旗が敷かれ、参加者はそれを踏んで寺院に入るなど、中国に対する敵意をにじませていた。

◇チベット人による中国政府への抗議デモは世界各地に広がっている。

 AP通信によると、米ニューヨークの中国領事館前で15日午前、暴動鎮圧への抗議と北京五輪ボイコットを各国に呼びかけるために集まったチベット人デモ隊が、警官隊と衝突、双方に負傷者が出た。地元警察は「デモ参加者数人を逮捕した」としている。

 オーストラリア・シドニーの中国領事館前でも同日、チベット人約70人と警官隊の衝突があり、チベット人4人が逮捕された。また、スイス・チューリヒでは同日、チベット人数百人のデモ隊が中国領事館前に集結したが、参加者数人が同館内に押し入ろうとしたため、当局が催涙ガス弾を使用、追い散らした。

 さらに、チベット自治区と国境を接し、多くの亡命チベット人を抱えるネパールの首都カトマンズでも同日、国連事務所前で約200人のチベット人が中国への抗議デモを行った。(読売オンライン)

オランダ・ハーグの中国大使館に抗議デモ

 オランダ・ハーグで16日、チベット自治区ラサで起きた共産党・政府に対する抗議行動を支持する400人規模のデモ隊が中国大使館に押しかけ、さくの一部を壊すなどした。

 AFP通信によると、デモ隊は掲揚してあった中国の国旗をもぎ取り、チベットの旗を代わりに立てた。大使館の敷地内に侵入した3人が警察に逮捕された。(asahi.com)

おそらくダラムサラでは連日チベット教徒が抗議行動をしているのでしょうがニューヨークでもかなり活発な様子です。

14日には国連本部前でデモ、15日には中国領事館前ですね。

こちらのページで調べてみましたが、亡命チベット人は世界のかなり広範な地域で生活しておられます。

http://www.tibethouse.jp/exile/index.html

アメリカも比較的多い5500人を受け入れているようです。

日本は、、、、60人ですか。

甘粛省、厳戒下の“シャッター街”に投石跡

投石などで割られた公安局の窓ガラス(中国・甘粛省夏河県で)=佐藤俊和撮影 【夏河(中国甘粛省甘南チベット族自治州)=加藤隆則】チベット仏教の僧侶らによるデモが起きた甘粛省夏河県では16日、多数の軍、警察が依然市内を警戒し、緊迫した空気に包まれていた。

 デモは催涙弾によって鎮圧されたが、死傷者は確認されていない。参加者十数人が連行されたとの情報もある。

 同県は、ダライ・ラマ14世を法王とするチベット仏教最大宗派・ゲルク派の最大寺院「ラプラン寺」がある聖地。デモの投石で市中心部にある同県公安局や税務局などのガラスは割られたままで、大半の商店、ホテルは被害を恐れシャッターを下ろしている。チベット仏教・ラプラン寺に通じる通りは、デモの進入を防ぐため、丸太を組んだ柵やワゴン車などで二重にふさがれた。

 地元の目撃者によると、14日、公安局に対し信仰の自由などを訴える抗議デモが起き、この際に拘束された者の釈放を求め、翌15日には1000人を超えるチベット族がデモ行進。学校に掲げてあった中国国旗を引きずり降ろし、焼き払うなどの行動に出た。大半は在家信者だったが、禁足令の出ていた同寺の僧侶数人も参加していたという。

 一方、厳戒態勢が敷かれている青海省湟中県の「タール寺」では、20代の僧侶が抗議行動の可能性について、「怖くて言えない」と返答を避けながらも、「表向きは静かだが、我々の心の中までは見ることができない」と述べた。(読売オンライン)

この20代の僧侶の発言から、宗教弾圧への怒りがいかにすさまじいかが読みとれます。

何とか解決の道がないものでしょうか。

IOCは五輪ボイコット反対 チベット騒乱

 【北京=川越一】中国西部のチベット自治区ラサで起きた大規模な騒乱に関し、国際オリンピック委員会(IOC)のロゲ会長は15日、「北京五輪のボイコットは何も問題を解決しない」と述べ、騒乱を理由にボイコットの機運が高まることを牽制(けんせい)した。

 AP通信によるとロゲ会長は、歴訪中のカリブ海の島国セントクリストファー・ネビスの首都バステールで記者会見し、事態の早急な沈静化を求めるとともに、「(ボイコットは)無実の選手を傷つけ、組織が価値ある行動をすることを妨害する」と述べた。

 すでに欧米では中国がスーダン・ダルフールでの大量虐殺を阻むために十分な努力をしていないなどとして、北京五輪ボイコットを訴える声があがっていた。最近も、米映画監督スティーブン・スピルバーグ氏がダルフール問題に絡み、北京五輪の芸術顧問を辞退した。

 これらの流れに対して、中国の楊潔●(=簾の广を厂に、兼を虎に)外相は、12日の記者会見で「五輪を政治化しようとしているのは、中国に極めて大きな偏見を持つ勢力だ」と、五輪を政治問題化する風潮を批判したばかりだ。だが、フランス通信(AFP)によると米人気俳優のリチャード・ギアさんは、今回の騒乱に対する中国政府の対応によっては、それでも五輪をボイコットするべきだと主張。騒乱がボイコット支持に勢いを与えそうな状況だ。

 過去には1968年メキシコ五輪直前に、競技場建設などを巡る政治腐敗への抗議行動を行った学生らが鎮圧され、数百人の死者が出たのにも関わらず大会が開催された例がある。逆に1980年モスクワ五輪、84年ロサンゼルス五輪のボイコットでは、日本を含む多くの選手が出場の夢がかなわず泣いた。以来、「IOCは常に五輪ボイコットの要求に抵抗してきた」(ロゲ会長)。

 しかし、騒乱が長期化して死者数が増加した場合、中国での五輪開催についてIOC内部からも再考を求める声が出ないとはかぎらない。(産経ニュース)

五輪ボイコットが外交手段として効果があるのかわかりませんが、IOCの会長としてはもっともな発言です。

「なぜ中国に開催させるのか?」という所で全然もっともじゃないんですけどね。

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2008年3月22日 (土)

チベット関連ニュース:3/15

チベット デモ激化 中国当局出動 14人死亡情報

 中国チベット自治区ラサで14日、共産党・政府に対する僧侶や市民の抗議行動が激化し、中心部の商店街から出火、武装警察隊などが鎮圧に当たり、混乱が広がっている。在京チベット関係者によると、治安当局との衝突で14日だけで少なくとも14人が死亡、100人以上が負傷したとの情報がある。日中関係筋によると、中国政府は15日から外国人と一般の中国人の自治区入りを禁じる措置をとるという。

14日、商店などが燃やされたラサ中心部の観光名所ジョカン寺(大昭寺)前の広場=ロイター。警察の車両などがひっくり返されている

 中国筋は14日夜、すでに中国の武装警察などが出動していることを確認。「制圧するには数日間を要する」との見方を示した。ラサから東京のチベット関係者に入った情報によると市内の一部チベット寺院の周囲に多数の僧侶の遺体があり、漢族が経営する商店を中心に襲撃も起きている。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)は、チベット亡命政府があるインド北部ダラムサラから得た話として、鎮圧行動による犠牲者の中に16歳の少女が含まれているとの情報があると伝えた。

 今回のチベットでの抗議行動は、戒厳令が敷かれた89年の騒乱以来最大の規模になった。外国メディアだけでなく中国の国営新華社通信も報じた。

 抗議デモが激化した背景には、8月の北京五輪に向けて国際社会のチベット支援が広がることへの期待があるとみられる。五輪成功を至上命題とする党指導部には強烈な打撃となりそうだ。

 新華社の英文配信によると、14日午後に主要道路2カ所や旧市街の中心部にある大昭寺付近の商店、路上の複数の車両が放火され、市内は煙に包まれた。

 北京の米国大使館によると、現地にいる米国人から「銃声を聞いた」との報告が入ったという。また、海外の複数の人権団体は、ラサに駐屯する中国軍が出動して鎮圧にあたっているとの情報を伝えている。

 北京では14日夜、米CNNテレビによるチベット報道の映像が遮断された。ラサ市内の電話も一部の施設で通話しにくい状態になっている。89年の「ラサ暴動」では、軍や武装警察が出動し、市民に向けて発砲。当時の当局発表で市民と当局の双方に死者16人、負傷者100人以上を出した。

 米ホワイトハウスのフラトー副報道官は14日、事態に「遺憾の意」を表明。「中国当局はチベットの文化を尊重しなければならない」と記者団に語った。米国務省のマコーマック報道官は14日、ラント駐中国米大使が中国政府高官と会い、武力による鎮圧をせず、「自制した行動」をとるよう申し入れたことを明らかにした。チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世も同日、ダラムサラで「中国指導部に、武力の行使をやめるように求める」との声明を出した。(asahi.com)

米政府、弾圧停止を中国に要求

【ワシントン=山本秀也】チベット自治区ラサで起きた僧侶らの抗議行動について、米国務省のマコーマック報道官は14日、北京駐在のラント大使が中国政府高官と接触し「群衆弾圧の停止」を求めるなど、米政府の強い懸念を伝えたことを明らかにした。また、国家安全保障会議(NSC)のジョンドロー報道官も、中国の治安当局とチベット群衆の衝突を「遺憾」としたうえで、「中国政府はダライ・ラマ14世と対話すべきだ」とするブッシュ大統領の見解を示した(産経ニュース)

アメリカの慎重な姿勢がほの見えます。

日本の要人がこうだと「弱腰な!」と思ってしまうのですがアメリカがこうだと「慎重だ」とか思ってしまう私は偏っているでしょうか?

要するに、アメリカと中国はお互い痛いところを握りあっているのに日本は握られっぱなしという感触なんですね。

利には聡いが人権には(表向き)弱いアメリカはこれからどう動くのでしょうか。

チベットで暴動、数人死亡=警官が射殺、商店炎上-抗議活動拡大・中国

 【北京14日時事】中国西部のチベット自治区ラサで14日、大規模な暴動が発生し、商店や車両が次々と火を付けられた。AFP通信によると数人が死亡し、多数が負傷。一方、米政府系放送局「ラジオ自由アジア」は、少なくとも2人が警官に射殺されたと伝えた。北京の日本大使館によれば、日本人が負傷したとの情報はない。

 ラサでは中国支配に抗議する1959年の「チベット動乱」から49年を迎えた10日以降、数百人のチベット仏教僧らがデモを続けていた。チベットでは89年、大規模な独立要求デモがラサで発生し、戒厳令が布告されている。今回の暴動は同年以後では最大規模とみられる。

 ラサ発の新華社電が目撃者の話として伝えたところによると、午後2時(日本時間同3時)ごろ、ラサの2本の大通り沿いの多数の商店が焼き打ちに遭い煙に包まれた。中心部にある寺院「ジョカン(大昭寺)」前の広場では住民が逃げ惑い、車が燃やされた。

 米国に本拠を置く人権団体「チベットのための国際キャンペーン」によれば、火の手は大通りの至る所から上がり、一部の建物は焼け落ちた。また、警察車両にも火が付けられたという。(時事通信)

【記者ブログ】チベット暴動の悪夢再び!五輪どころじゃねぇ! 福島香織

■チベット民族蜂起49周年の3月10日にラサでおこった僧侶に対する公安、武装警察らの暴力以降、14日、ついに暴動に発展してしまいました。ラサが燃えています。

■11日にセラ寺でおこった抗議デモは催涙弾で制圧されました。このあと、ジョカン、デプン、セラのラサ3大寺院は人民解放軍に包囲されていました。数千人規模のデモ隊と武装警察が衝突、警察の発砲して2人が死亡した、と自由アジア放送が報じました。セラ寺では、僧侶らが抗議のハンストを行って、当局の暴力に抗議しています。2人の僧侶が、抗議の意味で手首を切って重体。

■今、ラサの友人とチャットしています。14日、街は中国系商店などが焼き討ちにあいました。この日の午後7時ごろ、娘熱路と2環路の交差点あたりで、衆人環視の中で3人のチベット族が撲殺されたそうです。誰に殺されたの?「そんな怖いこと聞かないで!私はここで生きていかねばならいの!」。パソコンに浮き出る英語の文章を見て、自分の愚かさを恥じました。恐怖を抑えながら、チャット必死で現地の様子を私に伝えてくれる彼女を、神様仏様、どうかお守りください。。

■友人によると、このほかにもparko (八角?) エリアで男性2人、女性2人が殺されたとか。あちこちで、暴行がおこなわれているもようです。インドからは応援のデモ隊がチベットに向かっているそうです。インド警察が押しとどめようとしていますが、おしとどめらるか。ああ、私の不注意で、怖がらせてしまって、友人はラインオフです。

■中国外務省の秦剛報道官は13日の会見で、「少数の僧侶が社会動乱を起こそうと企てた。これはダライ・ラマ派の集団がチベット分裂をたくらみ、チベット人民の正常で調和ある平和な生活を破壊しようとした政治的陰謀。目下、政府と寺院民主管理委員会のおかげで沈静化している」と説明していましたが、ぜんぜん沈静化していない!

■これは中国当局の大失態です。こんな体たらくで、本当に五輪を開催するつもりなのでしょうか。デモくらいやらせてあげればいいのです。報道では、さも五輪反対がお坊さんたちの抗議活動の目的のように伝えられていますが、僧侶の願いは、政治犯として拘束されている僧侶の釈放です。この数年に急激に締め付けが厳しくなった宗教の自由です。ダライ・ラマ14世が求めるのは独立でなくて自治だ、と譲歩を見せているのに、中国側が強硬手段をとるので、ダライ・ラマ猊下のやり方は生ぬるい!と思っている一部若い僧侶が「チベット独立!!」といいうスローガンを唱えてしまうのです。

■独立が現実的に無理なのは、多くのお坊さんも認識しているのです。本当は中国がちょっと譲歩し、自治と宗教の自由、そしてチベット文化への尊重をもてば、話し合いの余地が生まれる関係なんです。実際、昨年はダライ・ラマ14世の密使が、私の聞くかぎりでも2度訪中しているはずです。

■なのに、中国側は僧侶に公然と暴力を振るいました。坊さんに暴力を振るうことが、どれほど信仰深い人々の怒りを買うか、国際社会から軽蔑されるか、わかっていない、まさか?まさか、中国の指導者ってそんなにあほなのか~?本当に五輪を無事開きたいなら、この局面で絶対暴力をふるってはならなかったのです。

■胡錦濤国家主席は、すぐダライ・ラマ14世に事態の収拾を助けてもらうよう、丁重に頼むべきです。でないと、血の気の多いチベット族の若い僧侶は抑えられない。宗教に生きる民族を抑えることができるのは宗教指導者だけなのです。万が一でも、解放軍の武力で鎮圧なんてことになったら、五輪はあきらめなければならない。

■15日はポタラ宮近くのRamucheという修道院のリノベーションという特別な日らしい。何かがおこるのか?事態は深刻を極めています。

(産経ニュース)

ラサの友人とチャットというのが興味深いです。

私もこれをやってみたいのですが今の中国のネット規制の状況を見たり感じるにそれは無理のようです。

後半はかなり感情的な言葉が連なっていますが私も思いは等しいのです。

ここまで頑固にチベット僧を抑えつけようとする根拠は何なのでしょうか?

やはり金でしょうか?

ダライ・ラマの求める「高度な自治」では中共に旨みがないのでこのような手法ということでしょうか?

チベット デモ隊に警官発砲 2人死亡か、軍は寺院封鎖

【北京=平岩勇司】中国チベット自治区ラサからの情報によると、中国のチベット支配に対するチベット仏教僧侶らの抗議行動は14日、市民も加わって拡大。米政府系放送局「ラジオ自由アジア」はデモ隊と警察が衝突、警官隊の発砲で2人が死亡したと伝えた。チベットは戒厳令が布告された1989年以来の緊迫した情勢となった。

 ラサの市街地には人民解放軍が出動し、僧侶らが拠点とするポタラ宮など5カ所以上を封鎖した。国営新華社通信も、ラサ中心部にあるチベット仏教の聖地、ジョカン寺周辺で暴動が起きたと初報道。多数の店舗や車両が燃え、けが人が出ていると伝えた。。

 チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世は14日、亡命先のインドで「強い懸念」を表明、中国政府に武力を使用しないよう求めた。

 チベットでは59年の「チベット動乱」から49年にあたる10日から僧侶らがデモを開始。市内の寺院では僧侶がハンガーストライキを始め、2人が手首を切り重体になったという。在北京日本大使館によると、日本人のけが人が出たとの情報は入っていない。

(中日新聞)

ラジオ自由アジアがまた登場しております。

どうやら通常人権団体が言うような事をこのラジオ局が今回は主張しているようですね。

それにしても、内心中共を批判したいであろうこのラジオ局がこのような主張ということは、死者数はそれほど多くないのではないか?と思えてきます。

チベット騒乱で北京五輪ボイコット?

 北京五輪に“黄信号”が点灯した。中国チベット自治区のラサで14日、僧侶を中心とした抗議活動が拡大。警察車両や店舗が燃やされ、戦車が突入する異常事態となった。ラサ市内ではチベット動乱から49年となった10日からデモが発生。チベットと中国は五輪の聖火リレーをめぐっても激しく対立しており、8月8日の五輪開幕に暗い影を落とし始めた。

 血が流れ、銃声が響きわたった。14日にラサ市内をデモ行進していたのは僧侶と住民合わせて約400人。ハンガーストライキに入っていた僧侶2人は、抗議の意をアピールするために自ら手首を切って重体となった。パトカーや道路に駐車してあったバイク、さらには店舗に火が放たれると市内は騒然。AP通信が現地にいる米国人の話として伝えたところによると、警察と軍は群衆に向かって発砲したとされている。国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(本部ニューヨーク)は「戒厳令が敷かれたラサ暴動(89年)以来、最大の抗議行動。隣接する青海省にも広がっている」と指摘。米政府系放送局は、デモ隊に警察が発砲、少なくとも2人が死亡したと報じた。

 抗議活動の狙いは、中国政府による弾圧(同政府は否定)からの解放と独立を勝ち取るためだが、チベット民族を蜂起させた一因は五輪の聖火だ。中国政府は聖火リレーのハイライトとして、4月末から5月初旬にかけて世界最高峰のチョモランマ(8848メートル)へのアタックを計画。しかし同民族にとって世界の屋根は“聖地”でもあり、中国政府の方針には断固反対の立場を取っていた。10日には人権保護を訴えるチベット系活動家がギリシャ・オリンピア遺跡で“採火式”を強行。北京五輪組織委員会へ抗議の意思を示すとともに、自らの手でともした火をチョモランマに持ち帰ろうとして話題になった。米サンフランシスコ在住のチベット系住民は「当地での聖火リレーを阻止する」と表明。聖火をめぐるチベット対中国政府の対立図式はグローバルなものになっていた。

 騒動が長期化すれば五輪開幕に影響を及ぼすのは必至。ただでさえ欧米では中国の人権問題に異を唱える動きが強まっており、80年のモスクワ、84年のロサンゼルスの両五輪と同じように各国のボイコットにつながる危険性もある。当初、中国側は沈黙を守っていたが新華社はついに一連の混乱を報道。五輪というスポーツの祭典を目前に控えた中国政府は難しい対応を迫られることになった。(スポーツニッポン

スポーツ新聞らしく五輪への影響を懸念してますね。

チベット:ラサ暴動 五輪前、中国政府に打撃 新たな国際摩擦に

 ◇分離・独立、「記念日」狙い行動か

【北京・大谷麻由美】分離・独立運動がくすぶる中国西部、チベット自治区の区都ラサで14日、チベット族による暴動が発生したことで「新中国成立以来、最大の国家イベント」とされる北京五輪を8月に控えた胡錦濤指導部が大きなダメージを受けるのは必至だ。

 また、北京では全国人民代表大会(全人代=国会)が開催中でもあり、今年の全人代で2期目に入る胡錦濤指導部が今後、国内の安定にどのように対処していくか。国際社会は中国の人権問題と絡めながら、監視を強めていくとみられ、新たな対中摩擦になる可能性もある。

 胡錦濤政権は「調和の取れた社会」実現を国内外にアピールしてきた。これは地域格差の解消、安定した国際環境を整えることにあるが、5月に予定される胡主席の訪日時にも、国際人権団体などの大規模な抗議活動が展開されそうだ。

 チベット自治区や隣接する青海省では、インド亡命中のチベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世を敬愛する住民が現在も多い。中国当局はチベットへの鉄道敷設などインフラ整備を進め、「アメ」を与えるとともに、ダライ・ラマ14世の関係者と水面下の交渉も加速化し、懐柔策も取る一方、分離・独立運動への取り締まりを強化するなど「ムチ」も同時に続け、チベット統治に自信を深めていた。それだけに今回の暴動に大きな衝撃を受けているのは間違いない。

 14日は中国政府がチベットほか、新疆ウイグル自治区、台湾などの分離独立を封じ込めるために設けた「反国家分裂法」の制定からまる3年。また10日は、ダライ・ラマ14世が亡命するきっかけとなった1959年の中国軍によるチベット武力鎮圧から49年だった。

 中央政府への反発を強める分離・独立運動が「記念日」に合わせて行動を起こした可能性も否定できない。また、台湾では22日に総統選が控えており、台湾の独立を求める団体と連動した可能性もある。

 今回のデモへの対応次第では、五輪ボイコット運動へと発展しかねない。海外の非政府組織(NGO)などはチベット問題を理由に、企業に北京五輪での協賛を取りやめるよう働き掛けている。

 五輪開幕式の芸術顧問をいったんは引き受けていた米映画監督スティーブン・スピルバーグ氏は、スーダンのダルフール問題を理由に顧問を辞任した。近づく五輪を前に、胡錦濤指導部は難しい対応を迫られそうだ。

 ◇2万人ほう起を中国が武力制圧

 中国は1951年、チベットに人民解放軍が進駐。ダライ・ラマ14世をトップとするチベット政権と「チベット平和解放に関する協定」を結んだ。59年3月に社会主義化の影響を恐れた農奴主ら約2万人が蜂起したが、武力で制圧された。ダライ・ラマ14世は亡命し、インド北部のダラムサラを拠点に亡命政府としての活動を続けてきた。

 89年3月に再び大規模な暴動がラサで発生し、戒厳令を敷いた。同年、ダライ・ラマ14世はノーベル平和賞を受賞。90年代前半にも抗議活動や僧侶の拘束が相次いだが、最近は自治区内での目立った抗議活動は起きていなかった。06年7月にはラサまで乗り入れる青蔵鉄道が開通し、観光ブームにわいていた。

 ◇チベットをめぐる主な動き

1949年 中華人民共和国が成立

  51年 人民解放軍がチベットに進駐、「チベット平和解放に関する協定」をチベット政権と締結

  59年 農奴主ら約2万人が蜂起したが、軍が鎮圧。ダライ・ラマ14世がインドに亡命

  65年 チベット自治区が成立

  66年 文化大革命(~76年)で寺院破壊が激化

  79年 亡命政府使節団がチベット初訪問

  88年 ダライ・ラマ14世が独立から「高度な自治」に要求を変更

  89年 ラサ暴動が発生し、戒厳令が敷かれる。ダライ・ラマ14世がノーベル平和賞を受賞

  93年 独立要求デモが相次ぐ

2000年 チベット仏教カギュ派最高位の活仏、カルマパ17世がインドに出国

(毎日jp)

どうもチベット僧側が一枚板ではありませんね。

「高度な自治」を求めるダライ・ラマと「あくまで独立」を求める過激層との統一がとれていないように感じられます。

どちらを求めるにしても団結せねば各個にやられてしまいましょうからチベット側にもよく考えて実効のあるやり方を選んでほしいと感じます。

ラサ騒乱10人死亡=警官隊が威嚇発砲、新華社報道-チベット主席、ダライ派非難

 【北京15日時事】中国西部のチベット自治区ラサで14日起きたチベット仏教の僧侶らの大規模な抗議デモで、国営新華社通信は15日、10人が死亡したと伝えた。今回の騒乱で、死者が確認されたのは初めて。外国人に死傷者はいないという。一方、ラサ発の新華社電は同日未明、デモ鎮圧のため警官隊が威嚇発砲し、一定量の催涙弾を使用したと報じた。

 騒ぎは14日夜、下火になったが、警官隊が一部を封鎖し、厳重な警戒態勢を敷いているもようだ。中国の旅行会社によると、当局は内外の旅行者がチベット自治区に入ることを禁止する通知を出した。

 新華社電によると、チベット自治区当局者は「死亡した10人はすべて巻き添えの市民で、いずれも焼死した。この中にはホテル従業員2人、商店経営者2人が含まれている」と語っており、放火や略奪で犠牲になったとの見方を示した。北京で全国人民代表大会(全人代)に出席している同自治区のシャンパ・プンツォク主席は15日午前、記者団に対して発砲を否定し、ラサは戒厳令下に置かれていないと指摘した。

 同主席は「暴動はダライ一派が組織、計画したものだ」とチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世を非難。「国家分裂活動に加わった者を法に基づいて厳しく対処する」と述べ、抗議デモに厳しい姿勢で臨む考えを示した。(時事通信)

「暴徒が放火、略奪」と新華社=中国・中央テレビも映像-チベット

 【北京15日時事】中国チベット自治区ラサで14日起きた抗議デモについて、国営新華社通信は15日、「暴徒が投石、放火、略奪を繰り返した」と伝えた。中国中央テレビも同日午前のニュースで、一部の人たちが窓ガラスを割ったり、投石したりする映像を初めて放送した。

 ラサ発の新華社電は、放火や略奪で多数の警官が重傷を負ったと報道。暴力行為の激しさを強調することで、中国当局の正当性をアピールする狙いがあるとみられる。(時事通信)

新華社側、自治政府側はあくまで「チベット側の破壊行為だ」と主張していますね。

戦時プロパガンタとしては常道でしょう。

NYのチベット人、国連本部前で中国に抗議

チベットの旗を身にまといながらニューヨークの国連本部前で中国に対して抗議するチベット人たち=清水健司撮影 【ニューヨーク=白川義和】中国チベット自治区の区都ラサで14日発生した大規模暴動を受け、国連本部前で同日、ニューヨーク在住のチベット人が中国への抗議行動を行った。

 参加者はチベットの旗を掲げながら「中国はチベットでの殺りくをやめろ」「国連は目を覚ませ」などと訴えた。

 デモは終日行われ、同日夕には参加者が約200人に達した。AP通信によると、ニューヨーク市警は騒乱容疑で6人を逮捕した。(読売新聞)

アメリカでの運動は効果があるでしょうね。しかし200人では効果は少ないでしょう。

焼死の死者10人と新華社、僧院封鎖か チベット暴動

北京――中国チベット自治区ラサで14日起きた大規模騒乱で、国営・新華社通信は15日、7人が死亡したと伝えた。この後、10人に上方修正した。チベット人僧らによる抗議活動が警官隊に阻止された後、殺害されたとしている。

死亡者の多数は商業の従事者としている。自治区政府当局者の情報を引用し「犠牲者は罪のない市民であり、焼死した」とも伝えた。中国政府は今回の暴動について、チベット仏教最高指導者でインドに亡命中のダライ・ラマ14世が関与していると非難。ダライ・ラマ側はこれを否定、中国支配に対するチベット住民の長年の不満が爆発したものとしている。

チベット住民の海外支援組織は今回の騒乱で、中国の漢族などの経営店舗が多いラサの主要市場が放火されたと述べた。米国の人権擁護団体などは、中国の治安部隊が騒乱後、ラサ周辺にあるチベット仏教の僧院3カ所を封鎖し、兵員輸送の車両が出動していると述べた。

インド北部ダラムサラに拠点があるチベット亡命政府は15日、死亡者は最大で100人に達するとの未確認情報があると述べた。

新華社は、負傷者の総数、市内の商店などの詳しい被害状況には触れなかった。ただ、外国人観光客らにけが人はいないとしている。また、ラサは15日早朝までに、平静を取り戻したとも伝えたが、真偽は不明。AP通信は、警官隊がラサ市内を警戒しているとの証言を報じた。

今回の騒乱でラサ市内の電力供給や電話網は14日、一時中断していたが、15日には復旧したとしている。

チベットは1959年の「チベット動乱」後、中国の支配下にあるが、反発はくすぶっている。89年には暴動が起き、戒厳令が発令される事態となっていた。(CNN)

チベット暴動 新華社『7人死亡』 『ダライ・ラマ派関与』強調

【北京=平岩勇司】中国チベット自治区ラサで十四日起きたチベット仏教僧侶らの大規模な暴動について、国営新華社通信は十五日、「七人の死亡が確認された。大半はビジネスマン」と速報で伝えた。外国人の死傷者はおらず、武装警察が「日本人の旅行者三人を含む五百八十人を保護した」としている。十五日午前のラサは大規模な衝突は起きていないという。 

 同通信は「警官隊は群衆を解散させるため、限定された量の催涙弾を使用し、威嚇発砲をせざるを得なかった」と伝え、鎮圧行為を正当化した。一方、同自治区のシャンパプンツォク主席は「われわれは発砲していない。戒厳令も敷いていない」と述べている。

 同通信は自治区当局者の話として「暴動はダライ・ラマ十四世の集団が組織的に策動した十分な証拠がある」と報じた。チベット仏教最高指導者が暴動に関与したと断定したことで、ダライ・ラマ十四世側が反発するのは確実。抗議行動を拡大させるおそれがある。(東京新聞)

発砲音など隠しようがないものについては「威嚇射撃だ」と主張をしている様子です。

チベット騒乱 10人の死亡確認 日本人3人保護 新華社報道

【北京15日高山昌行】中国国営新華社通信は十五日、チベット自治区ラサで十四日起きたデモ隊と警察の大規模な衝突による騒乱で、「十人の死亡が確認された」と伝えた。今回の騒乱で死者が確認されたのは初めて。現地の警察当局は、ラサで日本人旅行者三人を含む約五百八十人の外国人を保護した。

 チベット自治区政府当局者によると、外国人の死傷者はいないという。十人の死因はいずれも焼死。二人はホテル従業員、二人は商店主で、放火などによる火災の犠牲になったとみられる。

 新華社通信は、警官隊が群衆を解散させるため、催涙弾を使用し、威嚇発砲をしたことも伝えた。

 一方、北京で開会中の全国人民代表大会(全人代)に出席している同自治区のジアンバ・ピンツォ主席は十五日、発砲を否定し、「ラサは戒厳令下に置かれていない」と述べた。

(北海道新聞)

「死者は十人」というのを私は何度も聞きましたがこの辺りからの報道だったのでしょうね。

新華社なので当然でしょうけど武装警察の発砲による死者はないとのことです。

チベット:亡命者の取り締まり強化へ 中国寄りのインド

中国チベット自治区ラサの位置 【ニューデリー栗田慎一】中国チベット自治区での暴動に対し、インド政府は14日、亡命チベット人による国内での政治活動を厳格に取り締まる方針を確認した。シン政権は中国との関係改善を進めており、インド亡命中のチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世の政治活動を認めていない。方針確認はこれに基づくものだが、隣国インドには世界最多の約10万の亡命チベット人が在住しており、取り締まり強化はインドへの国際的な批判を招く恐れもある。

 ニューデリーでは14日、中国政府による暴動鎮圧に反発する亡命チベット人ら約30人が中国大使館前に参集。中国政府が禁じている「チベット旗」を手に抗議活動をしようとしたところ、警戒中の警察隊に身柄を拘束された。

 デリー警察幹部は「亡命チベット人は国内での政治活動を禁止されている」と語り、今回の暴動を意識した特別態勢ではないことを強調した。

 一方、地元テレビによると、13日に亡命チベット人ら約100人が身柄を拘束された北部カングラ渓谷では14日、約500人がろうそくの火をともして中国の暴動鎮圧に抗議。しかし抗議は平和的に行われたことから、警察は逮捕に乗り出すことはなかった。

 対中関係が悪化していた59年、インド政府はダライ・ラマ14世をインドに受け入れ、中国国境に近い北部ダラムサラをチベット亡命政府の拠点として提供した。しかし、中印両国の関係改善が進んだ近年、インド政府は中国政府の意向を酌みチベット人の新たな受け入れをしていない。

 中国政府の武力鎮圧が激化すれば、インド政府は対中関係と国際世論の間で難しい対応を迫られる。(毎日jp)

政治活動を禁止されているインドに亡命政府を置いているってのは何なのでしょうか。

禁止されたのはおそらく最近のことなのでしょうがインド政府のスタンスは中国と事を荒立てたくないという事のようですね。

チベット:ラサ暴動 市内「戒厳令状態」 寺院の庭に遺体 車で連行、銃撃

 ◇漢族系商店で略奪

【北京・浦松丈二、大谷麻由美】中国チベット自治区ラサの旅行社女性職員は15日午前、毎日新聞の電話取材に「街にほとんど人がいない」と語った。中国当局は戒厳令を敷いていないとしているが、市内要所に治安部隊が展開しており、ラサは事実上の戒厳令状態にあるとみられる。

 職員は「少し前から暴動のうわさが流れていた。14日午後は学校や病院が何カ所も放火されたが、短時間で消火された。当局の対応は速く、夜にはテレビやラジオで鎮圧のニュースが流れた」と話した。一方で、暴動はラサ郊外にも拡大している模様で、外国人旅行者の受け入れは停止されている。

 新華社通信によると、ラサ中心部では14日午後1時10分ごろ、僧侶ら抗議活動の参加者と地元警察の衝突が激化した。午後2時ごろから、僧侶が主要道路の2路線に面した商店に放火。寺院周辺の少なくとも5カ所で火災が発生し、多くの商店や銀行、ホテルが焼け落ちた。火災で停電や通信が遮断された。

 米政府系「ラジオ自由アジア」が目撃者の話として伝えたところでは、観光地として知られ、旧市街地区にあるチベット仏教寺院ラモチェ寺の中で2人、庭で2人が死亡しているのが見つかった。別の場所でも2遺体が発見された。また、26人のチベット人が黒い車両で連行された後に銃撃されたという。

 ラモチェ寺の約110人の僧が、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世の写真を掲げ「チベット独立」を叫んで行進し、制止しようとした地元警察と衝突した。暴徒化した一部のチベット人は漢族系商店を襲撃。商品を略奪し、路上で燃やすなどの行為に出ているという。

 目撃者は「中国人が経営する店は次々に放火される。チベット人の店は、中国(漢族)系と見分けるために目印としてスカーフを店先に付けるよう言われている」と述べた。

(毎日jp)

現地の旅行会社の人の証言は貴重ですね。やはり漢民族の店は狙われるようです。

ラジオ自由アジアからは僧侶の遺体目撃談が出ているようです。

「黒い車両で連行された後に銃撃された」こういうのが普通にあっていたように感じますので恐ろしいです。

チベット:ラサ暴動 EU「中国は自制を」

ブリュッセル福原直樹】欧州連合(EU・27カ国)は14日の首脳会議で、中国チベット自治区でのデモについて論議し、中国政府に武力を行使しないよう強く自制を求めた。

 EU議長国スロベニアのルペル外相は「中国当局とチベット代表が何らかの形で和解するよう望む」と述べた。(毎日jp)

EUの反応が出てきました。「武力を行使しないよう強く自制を求めた」ですね。
これがどう変わっていくかを見ていきたいです。

チベット「暴動で10人死亡」 新華社報道、ダライ・ラマを非難

 【北京=平岩勇司】中国国営の新華社通信は15日、中国チベット自治区ラサで14日起きた騒乱について、「少なくとも10人の死亡が確認された」と伝えた。犠牲者は2軒のホテル従業員と2店舗の経営者らで、火災で焼死したという。外国人の死傷者はおらず、日本人旅行者3人を保護したとしている。15日午前のラサは大規模な衝突は起きていないという。

 また、同通信は自治区当局者の話として「暴動は(インドに亡命している)ダライ・ラマ14世の集団が組織的に策動した十分な証拠がある」と報じた。チベット仏教最高指導者が関与したと断定したことで、ダライ・ラマ14世側が反発し、抗議行動を拡大させる恐れがある。

 同通信は「警官隊は群衆を解散させるため、限定された量の催涙弾を使用し、威嚇発砲をせざるを得なかった」と伝え、鎮圧行為を正当化した。同自治区のシャンパプンツォク主席は同通信に「われわれは発砲していない。戒厳令も敷いていない」と述べている。

 同通信は騒乱の様子を詳細に報道。それによると、14日午後、可燃性の液体や石をリュックに詰め込んだ暴徒がラサ市内に集合。刀や鉄棒を持った群衆が衣料品や食品、携帯電話などを略奪し、火を放った。銀行、ホテル、スーパーの店舗など160カ所以上で火災が発生したという。「女性や子どもも区別せず、通行人に襲いかかった」としている。

 15日午前のラサは、焼けこげた各地の店舗から煙が立ち上っているという。ラサにいる日本人は本紙の電話取材に「前日は銃声らしき音を何度も聞いた。今朝も各地で警察官が検問をしている」と話した。

 自治区当局者は「関係部門が法に基づき有効な措置を取り、チベットの安定を完全に維持している」と説明。「ごく一部の者による陰謀は必ず失敗する」と警告した。(中日新聞)

自治区の要人が「ダライ・ラマが首謀者だ」と断定した様子です。

確たる根拠があっての発言ではないでしょう。

死者は最大で百人の未確認情報と亡命政府、ラサ騒乱

中国チベット自治区ラサで14日起きた、共産党、中央政府に対する僧侶らによる抗議行動で、インド北部ダラムサラに拠点があるチベット亡命政府は15日、死亡者は最大で100人に達するとの未確認情報があると述べた。

騒乱を受け、戒厳令が発令されたとの情報もあるとしている。亡命政府は声明で、抗議活動は圧制的な中国統治からの自由を求めるチベット住民の感情の発露であるとも語った。

米政府系放送局「ラジオ自由アジア」は15日、ラサ騒乱の死者数について80人かそれ以上に達する可能性があると報じた。目撃者の証言を引用している。ただ、正確な数を把握するには状況が流動的とも付け加えている。(CNN)

亡命政府と新華社の死者数認識のずれが確認できます。

これがこれからどう変わっていくのか。

「暴徒」に自首要求=処罰軽減、密告も奨励-ラサ騒乱でチベット当局

 【北京15日時事】中国チベット自治区の司法当局は15日、ラサで起きた騒乱に関与した者に対し、18日午前0時(日本時間同1時)までに自首するよう求める通告を出した。僧侶らの中国政府に対する抗議活動が拡大して発生した今回の騒乱では、短時間に多くの場所で投石、放火などが行われたため、容疑者の特定が難しく、当局は期限を定めて自首を促すことで早期解決を図る方針とみられる。

 通告によると、自首すれば処罰を軽減し、その他犯罪者の検挙に功績のあった者は処罰を免除。期限を過ぎても自首しない者、犯罪者をかばったり、かくまったりした者に対しては厳罰で臨むとし、密告も奨励している。(時事通信

自首、密告を促しているようです。

チベット騒乱、亡命政府が国連に調査要請

インド北部ダラムサラ(Dharamshala)に拠点を置くチベット亡命政府は15日、中国南西部チベット(Tibet)自治区で発生した騒乱で「著しい人権侵害」があったとして、国連(United Nations)に調査を要請した。亡命政府は未確認の情報ながら、約100人の死者が出ていると主張している。

 チベット亡命政府は声明で、「チベットへ直ちに国連代表団を送り、現地でどういった人権侵害がなされたかを調査してもらいたい。これまで中国政府への抗議行動を平和的に行ってきた多くのチベット人を、無差別に殺し、傷つけ、拘束するという事態に、深い懸念を抱いている」と述べた。

 また、抗議活動はチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ(Dalai Lama、72)の亡命につながった「チベット動乱」から49周年を迎えた3月10日に始まったとして、騒乱は弾圧的な中国政府による支配の結果、引き起こされたと指摘した。

「自治区の中心都市ラサ(Lhasa)では約100人の死者が出て、戒厳令が敷かれたとの情報もある。今回の抗議活動は、中国政府の弾圧から自由になりたいと願う、チベット人の本音が表れたものだ」としている。(AFP通信)

「100人の死者」の情報を受けて亡命政府が国連に調査を要請ということです。

しかし国連の常任理事国は中国です。迅速な対応は難しいでしょう。

銀行フェンス破壊、車反転=中国国営TVが報道-ラサ騒動

 【北京15日時事】中国中央テレビは15日午後、チベット自治区ラサの騒乱を約1分間報じた。私服姿の男性が数人がかりで大手国有商銀・中国銀行のフェンスを破壊し、車をひっくり返している様子など、生々しい映像も放送された。

 同テレビは、「暴徒が投石、放火、略奪を繰り返した」などと国営新華社通信の報道をそのまま繰り返して伝えた。僧侶が交通標識を殴る場面や路上で炎上する車なども映し出した。(時事通信)

僧侶側の乱暴狼藉という結果に誘導しようという意志を感じます。

これは先入観でしょうか?

英外相「抑制と対話が重要」中国に自重求める

 【ロンドン=木村正人】ミリバンド英外相は14日、欧州連合(EU)首脳会議開催中のブリュッセルで、「重要なメッセージが2つある。1つは双方の抑制。もう1つは永続的な対話の継続が唯一の道だという点だ」との慎重な言い回しで中国政府に自制を求めた。

 ブラウン英首相は昨年9月、ミャンマーで民主化デモが武力弾圧された際には、同国軍事政権を支援する中国を厳しく批判した。だが、今年1月に訪中して以来、対中関係を重視しており、中国の温家宝首相との電話会談でも「北京五輪をボイコットする動きには強く反対する」と表明した。

 英政府は今回、中国チベット自治区で暴動と武力弾圧が拡大し北京五輪に影響が出ることを懸念しつつ、当面は中国当局の対応を見守る構えだ。(産経ニュース)

イギリスの対応は遠慮しながらの忠告という感じですね。

フランスの姿勢よりおとなしいようです。

中国大使館で抗議の50人拘束=亡命政府周辺ではデモ-インド

 【ニューデリー15日時事】インドのPTI通信によれば、同国警察は15日、中国チベット自治区ラサの騒乱での中国当局の対応に抗議するため、ニューデリーの中国大使館に突入を試みたチベット人約50人の身柄を拘束した。前日夜にも約50人が拘束されている。拘束者は活動家の予防拘禁を含めて10日以降、インド各地で約240人に上った。

 チベット亡命政府のある北部ダラムサラでは15日、チベット人のデモ隊数百人が通りを練り歩き抗議行動を行った。警察との衝突は起きていない。

 デモ隊は亡命政府指導者のダライ・ラマ14世の邸宅付近で、胡錦濤・中国国家主席の人形を燃やしたり、反中国政府のスローガンを叫ぶなどした。また、ダラムサラのあるカングラ県ではこの日、約50人がラサでの抗議行動参加を目指し、チベットまでの「帰郷」行進を開始。警察が逮捕に踏み切る可能性がある。(時事通信)

インドでまた拘束があったようです。

インドが対中関係をいかに大事にしているかがほの見えますね。

米、人権外交と対中協調の板挟みに 五輪控え対応苦慮

【ワシントン=山本秀也】中国チベット自治区の騒乱が死傷者多数を出したのを受けて、ブッシュ米政権は「遺憾な事態だ」(ジョンドロー国家安全保障会議報道官)と流血を非難、外交ルートを通じ中国当局に武力行使の自制を促した。米国は、チベット問題で人権外交を進める半面、北朝鮮核問題などでは中国と協調せざるを得ず、今回の事態への対応にも抑制を効かせている。だが、流血がさらに拡大すれば、米国をはじめとする国際社会は厳しい態度を迫られて、北京五輪にも影響しかねない。

 マコーマック米国務省報道官は14日午後の記者会見で、ラント駐中国米大使が張業遂・中国外務次官と接触し強硬な鎮圧の抑制などを申し入れていることを明らかにした。

 米政府は騒乱の根本的背景に、仏教を支柱とするチベット文化と軍・警察力が支える共産党支配の摩擦があるとみる。同報道官は「中国政府が多民族社会の中でチベット文化を尊重するよう求める」と述べ、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世との対話にも応じるよう中国側に求めた。

 ただ、北京五輪については、同報道官は「スポーツ大会で重要な国際行事。良い顔を国際社会にみせるよう中国に促してきた」と、ブッシュ大統領の五輪出席は実現したい意向をにじませた。大統領はさきに五輪期間中に競技観戦を目的に訪中することを表明している。

ブッシュ大統領は、昨年、訪米したチベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世をホワイトハウスに招いて会談し、米議会も最高の栄誉である「議会黄金章」も授与、米政府、議会とも、信教の自由を含む人権外交をチベット問題の柱にすえる姿勢を示してきた。

 ペロシ米下院議長(民主党)は自治区区都、ラサでの騒乱が拡大した直後の12日、中国当局の強硬措置を非難する声明を発表、この中で「米政府と国際社会はこれを強く批判すべきだ」とブッシュ政権に圧力をかけた。

 非政府組織(NGO)の「チベットのための国際キャンペーン」(ICT、本部ワシントン)も14日、「平和的デモへの武力行使を非難した政府は国際非難の輪を広げるよう努めてほしい」とのアピールを発表した。

 状況がさらに悪化すれば、米政府としても一段と強い対応を取らざるを得ないのは確実で、大統領の五輪出席の是非が問い直されるのは必至だ。(産経ニュース)

アメリカの苦慮が見えます。

下院議長らからは「強硬に対処せよ」と求められてはいても、中国と関係が悪化すると色々と支障が出るのでしょう。

抗議活動は周到に準備されていた? 英紙分析

【ロンドン=木村正人】中国チベット自治区で起きたデモが事前に組織されていたかは不明だが、1959年の「チベット動乱」から49年を迎えた10日以降、ラサやインド各地で一斉に展開された抗議活動は周到に準備されていたようだ。

 同自治区の人権、独立運動を支援する国際人権団体「フリー・チベット・キャンペーン」(本部・ロンドン)には10日以降、ラサなどでの抗議活動の様子がメールやブログで伝えられていた。

 広報担当のマット・フィッティケース氏は「チベット人にとって10日は独立運動が始まった重要な日」と解説。北京五輪が開かれる特別な年の特別な日に抗議活動が始まったことに注目する。

 チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世は49周年に合わせ「恐怖、迫害、疑心に包まれ、チベットの抑圧状況は悪化している」と語っている。

 支援者のメールによると、ラサでは10日午後6時を機に僧侶らが警察官を取り囲むなどし抗議を開始。僧侶6~7人が逮捕され、警官隊が出動するなど緊張した空気が流れた。インドでもこの日を境に、ダライ・ラマ14世の亡命政府があるヒマチャルプラデシュ州やニューデリーなどで抗議活動が広がった。

 英紙ガーディアンは「計画されたものかは明らかでないが、抗議活動の時期、横の広がり、大胆さから見ると、民主化運動が盛り上がった1989年より周到に計画されていることがうかがえる」と分析している。

チベット自治区当局の「ダライ・ラマが首謀者だ」という認識と近いですね。

事前に周到に計画されたとのこと。真偽はまだ問えませんが無計画なはずもないと私も感じます。

人権団体であるのに、感情に陥らず冷静に分析されていますね。

「武力弾圧」と中国を批判 台湾の与野党総統候補

 22日の台湾総統選まで1週間となった15日、与党、民主進歩党(民進党)候補の謝長廷氏と最大野党、国民党候補の馬英九氏はそれぞれ、中国チベット自治区ラサで起きた大規模暴動の沈静化のため中国政府は「武力弾圧」を行ったと指摘し、非難の声を上げた。

 謝氏は「人権は国際的な関心事。どんな弾圧にも反対だ」と批判。馬氏も「チベット情勢に注目している」とし、チベット民族による自治を尊重すべきだと訴えた。(共同通信)

台湾と中共とは全く立場が反対ですからこの認識は当然ですね。

仏・伊が中国政府の対応批判、EU内には温度差も

 【ブリュッセル=尾関航也】フランスのクシュネル外相は14日、欧州連合(EU)首脳会議後の記者会見で、ラサの大規模暴動について「中国政府に自制と人権尊重を求める。EUとEU加盟27か国は強い非難の意識を共有している」と述べ、中国政府の対応を批判した。

 イタリアのダレーマ外相も「中国は抑圧を終わらせる必要がある」とし、僧侶や民衆の抗議行動に理解を示した。

 欧州では、中国がチベット自治区を不当に支配し、アフリカ、ミャンマーなどでも人権抑圧政権に手を貸しているとして、一部の人権保護団体などは夏の北京五輪への参加拒否を呼びかけている。今回の事態を受け、こうした動きが強まるのは必至と見られる。

 ただ、EUのソラナ共通外交・安保上級代表は同日、「北京五輪には私自身、行くつもりだ」と述べ、ボイコットの可能性を否定した。

 EU内には、巨大市場として台頭する中国との協力関係構築を重視する国も多く、中国政府に向ける態度には温度差がある。

 英国のブラウン首相は「(EU加盟各国は)チベットの出来事を非常に憂慮している」と事態に懸念を表明する一方、慎重に言葉を選びながら中国政府への直接的な批判は避けた。

(読売オンライン)

欧州各国の外相 中国政府に「抑制と人権の尊重」求める

【ロンドン=木村正人】ブリュッセルでの欧州連合(EU)首脳会議に出席していた各国外相は14日、騒乱を武力弾圧した中国政府に「抑制」を求めた。

 現地からの報道によると、フランスのクシュネル外相は「われわれは中国政府に抑制と人権の尊重を求める。加盟27カ国から強い非難があった」と厳しく批判。英国のミリバンド外相は「重要なメッセージが2つある。1つは双方の抑制。もう1つは永続的な対話の継続が唯一の道であるということだ」という慎重な言い回しで中国政府に自重を求めた。

 議長国を務めるスロベニアのルペル外相は「中国政府にチベット自治区の人権問題に関心を払うよう促す」と述べ、3日以内に議長声明を出す考えを示した。(産経ニュース)

フランス、イタリア→非難

イギリス→苦慮

という対応のようですね。これはすなわちイギリス経済の対中依存度が高いということでしょうか。

国際世論に耳貸さず?ダライラマの影響力恐れる チベット情勢で中国

 日中青少年友好交流年開幕式で、訪中団に手を振る胡錦濤国家主席(中央)=15日午後、北京の中国人民大学(共同) 【北京=伊藤正】中国チベット自治区の区都ラサで発生した大規模な騒乱事件に対し、胡錦濤政権は、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世に扇動された分離独立運動グループの策謀とし、武力行使を含めた強硬姿勢で制圧する方針を明確にした。強硬手段は海外の批判を受け、北京五輪への影響も招きかねないが、独立運動の封じ込めは、台湾問題などにも通じる国策であり、自制を求める国際世論に耳を貸す気配は見えない。

 1951年に中国軍が進攻して「解放」した後、共産党の対チベット政策は、毛沢東の社会主義化路線の下で、チベット人の反感を募らせ、59年3月には、大規模な暴動事件に発展、ダライ・ラマはインドに亡命した。

 80年3月、胡耀邦・元総書記が主宰した工作会議で、自治区幹部へのチベット人大量登用、宗教、文化の尊重、経済支援強化など8項目の方針を決める。同年5月には胡氏がチベットを訪問、中央と現地の緊張関係は緩和された。

 その後、チベット人指導者が頻繁に●(=登におおざと)小平氏らと会談するなど、中央とチベットとの関係は改善されたが、87年1月に胡耀邦氏が総書記を解任された後、ラマ僧らによる漢民族支配への抗議行動が断続的に発生する。

 88年1月、チベット人指導者パンチェン・ラマ10世(全人代副委員長)が急死した後、ラマ僧らのデモに対処するため、党中央は胡錦濤氏を自治区書記に派遣、強硬政策に転換。翌89年春の騒乱事件にはラサに戒厳令を敷き、騒乱を鎮圧した。

 胡錦濤氏は92年に党政治局常務委員に抜擢されたが、●(=登におおざと)小平氏はその理由の一つにラサ騒乱鎮圧を挙げたという。それ以来、チベットでは経済建設が進み、外国人の旅行も自由化するなど情勢は安定化していった。

こうした中で、ダライ・ラマ自身も数年前から、代理人と中国側との折衝を続けてきた。ダライ・ラマは独立要求を取り下げ、高度の自治権を求めたが、折衝は進展していない。中国側はダライ・ラマの影響力を恐れており、今回の騒乱発生直後、中国当局はダライ・ラマ一派の策動と非難したのもそのためだ。

 中国は3年前、台湾やチベットなどの独立を非合法にした反国家分裂法を公布、独立運動への監視と弾圧を強化した。新疆ウイグル自治区では先に独立派への武力弾圧があったが、それに続く今回の事件は、民族独立運動の根深さを示している。既に他省のチベット人居住地区に抗議デモが飛び火してもいる。

 中国当局は北京五輪を妨害するテロ行為を極度に警戒している。チベットの事件に強硬姿勢で臨み、国営テレビなどメディアも大々的に報道したのも、全国への独立派や現状不満分子への見せしめという側面もあろう。

 しかし、89年の天安門事件を引き合いにするまでもなく、武力による民衆鎮圧には、国際的な批判を招き、五輪への影響も避けられない。それでもなお、中国当局が強硬姿勢を取るのは、共産党支配の権威を示し、分裂行動を封じることが国益との独善的な判断にあると思われる。

 事態が今後どう展開するか予測できないが、仮にチベット人の反抗が拡大し、新疆地区にも波及することになれば、中国当局が天安門事件同様、武力制圧に出る可能性も排除できない。(産経ニュース)

中共は「国際世論が反中に傾いても、絶対にダライ・ラマ側に妥協しない」という方針のようです。

天安門事件の経験があってもなおかつそう判断する根拠は何なのでしょうか。

甘粛省でもチベット僧デモ=中国

【北京15日時事】中国チベット自治区での騒乱の全体像が把握されない中、同自治区から青海省を挟んだ東方に位置する甘粛省でも15日、チベット仏教の僧侶によるデモが発生したもようだ。AFP通信が人権団体の情報として伝えた。

 同通信によると、デモは主に同省夏河県のチベット寺院ラプラン寺やその周辺で発生。治安当局は催涙ガスを使いデモ行進を追い払ったという。

 一方、北京で開会中の全国人民代表大会(全人代=国会)に出席している青海省の代表で、チベット族の諾爾徳氏は同日、記者団に対し、同省でも同様の騒ぎが発生したことを明かした。(時事通信)

ラサ以外にもちらほら飛び火し始めましたね。

計画に基づいての事でしょうか。

これに対しての当局の対応は「催涙ガスを使い追い払った」とありますね。

死者が出ているようには感じ取れません。

胡主席、全人代中に異例の日中行事出席・チベット騒乱触れず

 中国の胡錦濤国家主席は15日、北京の中国人民大学で開いた「日中青少年友好交流年」の開幕式に出席した。訪中した日本の高校生らを前に「友好発展は両国国民に懸かっており青少年交流から始めなければならない」と強調し、一緒に茶道や書道も楽しんだ。全国人民代表大会(国会に相当)の期間中の外交行事への出席は異例で、対日重視を表している。

 胡主席は訪中団の宇野治総団長(外務政務官)や小林陽太郎最高顧問とも会談。小林氏は福田康夫首相の親書を手渡した。ただチベット自治区ラサで起きた大規模騒乱には双方とも言及しなかった。(日経ネット)

何と言いますか。。。

言及しろよ>小林

日本要人は中国に言うべき事をズバスバ言ってほしいというのは真夏に雪を期待するようなものでしょうか。

「情勢を懸念」中国公使に伝える

 外務省の斎木昭隆アジア大洋州局長は15日、中国の駐日公使に電話し、チベット自治区の騒乱に関し、「情勢を懸念し注視する」「関係者の冷静な対応を求める」とした外務報道官談話をわが国の立場として伝えた。これに対して、公使は「本国に速やかに報告する」と述べた。

 また日本側は現地に滞在している日本人の安全確保を要請。公使は「日本人を含め外国人の安全確保に努めている」とした。(産経ニュース)

そして言及したとしてもこの程度ですね。

イギリスと日本、そしてインドは慎重姿勢なのは充分わかってきましたね。

やはり経済での対中依存度と今回の暴動への対応の強弱は反比例のようです。

チベット:あちこちに治安部隊…商店で略奪や焼き打ちも

【成都(中国四川省)西岡省二】中国チベット自治区への空の玄関口である成都の空港には15日、区都ラサの暴動から空路逃れてきた外国人らがあふれ、暴動の生々しい様子を証言した。

 「きのう(14日)ホテルにいた時、すごく大きな音を聞いた。現場は見ていないが、自動小銃の音だったと思う。催涙弾も撃たれたようで、外にいた人が苦しそうな顔をしていた」。ラサから仲間と成都に逃れた米国ボランティア団体の女性はこう証言する。

 女性によると大規模暴動が起きた14日、街中に数十台の装甲車が繰り出し、治安部隊がいたるところに配置されていた。あちこちで乗用車が焼かれ、商店では略奪や焼き打ちも見られた。主要道路のいたる場所で燃え続ける乗用車から黒煙が上がり、戦場のような風景だったという。

 また、ラサ中心部にある寺院などは閉鎖され、市民らは外出を禁止されたという。

 15日午前の様子については「前日とは一転して街中は静かだった。あらゆる道路に治安部隊が配置され、厳重に警戒していた」と証言。治安当局は暴動の拡大をひとまず阻止したようだ。(毎日jp)

現地の暴動は15日にはほぼ鎮圧されたことがうかがえます。

チベット騒乱「30人死亡確認」 亡命政府発表

 中国チベット自治区ラサで起きた共産党・政府に対する僧侶や市民の抗議行動で、インドにあるチベット亡命政府は15日、30人の死亡を確認したと明らかにした。自治区の公安当局などは同日、デモに加わった僧侶らに自首を呼びかける通告を発表。現地では警備が強化され、外出が制限されており、事態は沈静化に向かっている模様だが、デモはチベット族が住む中国の他地域にも波及している。

15日、中国チベット自治区の中心都市ラサの街路には装甲車両が配備され、厳しい警戒態勢が敷かれた=ロイター

 インド北部ダラムサラにあるチベット亡命政府のトゥプテン・サンペル報道官は15日、ラサから寄せられた情報を総合した結果として「ラサで30人の死亡を確認した。約100人との未確認情報もある」と述べた。

 また、ラサでのデモを「ダライ(・ラマ14世)一派の策動」とする中国政府の見方を「完全に誤りだ。中国の統治下で苦しんできたチベット人自身によるものだ」と否定した。

 一方、新華社通信は「10人の死亡が確認された」と伝えた。

 日本政府は、現地在留者、旅行者を含め自治区にいる日本人の無事は確認できたとしている。

 チベット自治区の公安当局などが出した通告は、17日中に自首すれば処罰を軽くするとしたほか、他の参加者の摘発に協力すれば処罰を免除するとして切り崩しを図っている。また、参加者をかくまったら処罰するとしたうえ、参加者を摘発した住民には褒賞を出すとして通報を促している。

 ただ、デモは他の地域で起きている。AP通信によると、甘粛省甘南チベット族自治州夏河で15日、僧侶数百人がチベット寺院の周辺などで抗議デモをした。チベット族住民も加わり、地方政府の庁舎を壊したり、警察署の窓を割ったりした。その後、警官隊が催涙ガス弾を撃ち込んだという。地元住民の話として伝えた。(asahi.com)

亡命政府のこの時点での認識は

・確認情報として30人死亡

・未確認として100人死亡

ということのようです。

豪の中国総領事館で抗議 チベット独立支持者ら

 15日、シドニーで「チベットを救え」と書かれたプラカードを手にする女性(AP) オーストラリアのAAP通信などによると、シドニーの中国総領事館前で15日、チベット自治区の独立を支持する人々など約70人が抗議デモを行い、警官隊と衝突し、7人が拘束された。

 デモ参加者の一部が総領事館の塀によじ登り敷地内に入ったり、入り口の中国国旗を取り外したりしたという。(共同通信)

オーストラリアではこのような感じですね。

政府要人の発言を知りたい所です。

政府、チベット情勢注視…邦人の無事は確認

 中国チベット自治区の区都ラサで発生した暴動について、日本政府は、事態の推移を注視している。混乱が拡大すれば、人権問題に敏感な欧米諸国が中国に厳しい姿勢を打ち出し、日本政府も歩調を合わせざるを得なくなるためだ。

 5月の胡錦濤国家主席来日を前に、日中関係改善を一段と進めたい政府は、難しい対応を迫られそうだ。

 町村官房長官は15日夜、都内で記者団に対し「現地の日本人の無事は確認できた。(中国政府とチベット側の)双方が自制し、混乱が拡大しないことを望みたい」と語った。

 外務省は同日夜、「(情勢を)懸念し、注視している。今回の事態が早期かつ平和裏に沈静化することを強く期待する」との外務報道官談話を発表し、これを在京中国大使館の孔鉉佑公使に電話で伝えた。孔公使は「本国に速やかに報告する。中国政府は外国人の安全確保に努めている」と述べた。

 外務省によると、同日現在でラサの在留邦人は5人で、旅行者は15人。同省は在北京の日本大使館を通じて安否確認を行い、旅行を控えることなどを求める「注意喚起」を発表した。今後の情勢によっては、退避勧告など「危険情報」を出すか検討する。

 日本政府はこれまで、チベット問題について、中国の立場を尊重し、「内政問題」として干渉を極力避けてきた。

 しかし、欧米では今回、死傷者を出した中国政府の対応に批判の声が強まっている。このため日本政府も、「死傷者が増加するなど事態が拡大した場合、人権擁護の立場から何らかの対応を考えざるを得ない」(外務省筋)としている。(読売オンライン)

経済面で日本にいい目があれば、言いたいことがあっても我慢する、しかしヨーロッパが中国を非難すれば仕方ない同調しようか、という風に読めます。

問題はどれだけの無辜の人が虐殺されたかどうかではないのでしょうか?

大戦の反省で70年間模範的な民主主義国家を運営してきた日本人はこんな時何もしないのが正しい姿なのでしょうか?

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チベット関連ニュース:3/13-3/14

デモ取り締まりで中国批判 国際人権団体のアムネスティ

 国際人権団体アムネスティ・インターナショナルは13日までに、中国チベット自治区ラサで、当局のチベット政策に抗議するデモに対し警察が厳しい取り締まりをしているのは「集会や表現の自由という国際的な人権の基準を侵害している」と中国を批判する談話を発表した。

 ラサでは10日、僧侶ら数百人が中国のチベット政策に抗議するデモを行い、警官隊が約70人を拘束したのに続き、11日にも僧侶らの釈放を求める500~600人規模のデモがあり、警察が催涙弾などを使って取り締まったと報じられている。

3/13共同通信)

アムネスティについては以前慰安婦問題を調べていた時、クマラスワミ報告等で少し触れた事がありましていい印象がありません。

しかし日本の人権擁護団体が沈黙している事に比べますとこの対応は立派ではないかと思います。

(以下は3/14のニュース)

チベットで商店放火などの「暴動」、僧侶らの反中デモも

チベット系住民の反中デモ、商店焼きうちなどが伝えられるラサ=保存写真中国の国営・新華社通信は14日、チベット自治区ラサで同日、チベット系住民が複数の商店を焼き、多数の店が営業を中止したと報じた。中国人系の商店を標的にしているとの情報がある。負傷者が出ている可能性もある。チベットでは1989年、暴動が起き、戒厳令が発令されているが、今回の騒乱は同年以降、最悪規模との見方もある。 

チベットやインドではここ数日間、中国支配に反発する地元住民の抗議活動が多発している。チベットは1959年の「チベット動乱」後、中国の支配下にある。AP通信によると、一連の抗議活動は同動乱から10日に49年となったことを受けた形となっている。 

中国は今夏、五輪主催を控えており、チベット情勢が悪化すれば国際社会の視線を踏まえた難しい対応を強いられそうだ。AP通信によると、チベットの中国共産党支部は電話での問い合わせに対し、ラサなどでの混乱の情報はないとしてコメントを避けた。 

同通信や目撃者によると、ラサでは14日、約千人のデモ隊が治安部隊に投石、軍トラックを壊すなどした。車両が焼かれ、警官隊がデモ隊に催涙弾を発射、銃声も聞こえたとの証言もある。 

米政府系放送局「ラジオ自由アジア」は13日、チベット僧2人が中国支配への抗議活動で手首を切り重体とも報じた。また、11日には僧侶数百人がデモ行進し、治安当局が催涙弾で解散させたとも伝えた。 

亡命チベット人の団体は、治安当局がラサにあるチベット僧院3カ所を包囲、僧侶らの行動を規制しているとも述べた。 (CNN)

ラサで火の手、銃声も=複数の負傷者-僧侶の抗議拡大、中国軍は寺院封鎖 

【北京14日時事】新華社電によると、中国チベット自治区ラサの大通りで14日、火の手が上がり、複数の負傷者が出て病院に運ばれた。在北京米大使館は、同地で銃声が聞こえたとしている。ラサでは10日から数百人のチベット仏教僧らが中国によるチベット支配に抗議してデモを実施。これに対して中国軍部隊は、僧侶のいる寺院を封鎖したと人権団体は発表しており、緊張が高まっている。

 新華社電が目撃者の話として伝えたところによると、同日午後2時(日本時間同3時)ごろ、ラサの2本の大通り沿いの多くの店舗が火災に遭い、煙に包まれた。中心部にある「大昭寺」前の広場では多数の人々が逃げ惑ったほか、複数の車が焼けた。暴動は出火後も続いているという。(時事通信)

チベット:ラサ、暴動で死者 独立求める僧侶ら放火、投石

【北京・大谷麻由美】中国のチベット自治区ラサ市中心部で14日、独立を求めるチベット仏教の僧侶や市民による大規模デモが警官隊と衝突。AFP通信は数人が死亡、負傷者も多数にのぼると伝えた。ロイター通信などによるとデモ隊は警察車両に向け投石し放火。付近の車を横転させ複数の店舗にも火を付けた。北京五輪を約5カ月後に控え、デモ弾圧で死傷者を出したことで、中国政府への打撃は避けられない。

 米政府系「ラジオ自由アジア」は同日、目撃者の証言として少なくとも2人が死亡したと伝えた。在中国米大使館は「銃声が聞こえた」との情報を得た。

 報道によるとデモには300~400人が参加。デモ隊は車やバイク、バスに放火した。逮捕者は10人以上にのぼっている。

 人権団体によると僧侶にはハンガーストライキや自殺を図って抗議する者もいるという。デモは中国国内の他省にも広がったとの情報もある。インドでも抗議行動が行われた。

 ラサでは10、11日に300~600人の僧侶らが抗議デモを実施。市中心部数カ所で火災が発生し、武装警察は催涙弾を発射し、約70人を拘束した。

 インドに亡命中のチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世は14日、「デモはチベット市民の怒りの表現だ。中国政府に市民との対話を求める」と語った。

 14日は、台湾やチベット独立を05年に非合法とした反国家分裂法の採択日で、中国の国会にあたる全国人民代表大会も開会中。デモは中央政府の動きに合わせたと見られる。

 市民団体によると暴動は、胡錦濤国家主席がチベット自治区共産党委書記だった89年、ラサ暴動が発生して戒厳令を敷いて以来、最大規模という。(毎日jp)

暴動がこの日から本格化したようですね。

「ラジオ自由アジア」という放送局について少し調べてみました。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2

http://www.epochtimes.jp/jp/2005/07/html/d55361.html

http://www.pyongyangology.com/index.php?option=com_content&task=view&id=102&Itemid=26

特定の団体の肩入れがあるのか?と疑って調べたのですがどうも対北朝鮮の一般市民向けに作られたようですね。

しかし現在は10か国語に対応しているようで、これは大したものです。

キス騒動R・ギアさんへの逮捕状無効に=インド最高裁 

【ニューデリー14日AFP=時事】インド最高裁は14日、昨年4月に同国で開かれたエイズ啓発行事で女優にキスを繰り返した米人気俳優リチャード・ギアさん(58、写真)に対する公然わいせつ容疑の逮捕状の執行を停止した。弁護士によると、これによりギアさんは来週、インド亡命中のチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世との会見を行えるようになった。

 ギアさんはこの行事で、観衆が見守る中、インドの女優シルパ・シェティさん(32)を抱きしめてほおにキスを繰り返した。テレビで何度も放映されたギアさんの行為に対して、インド国内では非難の声が沸き起こり、ムンバイでギアさんに見立てた人形が焼かれたほか、ニューデリーでは抗議デモが行われた。さらに、訴えを受けたラジャスタン州ジャイプールの裁判所がギアさんに対する逮捕状を発布していた。

 ギアさんはキスはエイズ感染を伴わず安全だとアピールしようとしたものとみられるが、昨年、自らの行為について謝罪。しかし、逮捕状が出ているためインド再訪ができないでいた。

 最高裁は逮捕状発布について、売名行為であり、インドに対する印象を悪化させると批判した。ただ、ギアさんはジャイプールでわいせつ罪で訴追される可能性が残っているほか、告訴もされている。この問題ではシェティさんにも召喚状が出されたが、昨年5月に執行停止されている。(時事通信)

チベット問題調べてますとリチャード・ギアの名前はよく見るのですがこんな判決を受けていたとはw

でも執行停止されてよかったですね。

チベットの抗議活動、暴動に発展

中国のチベット(Tibet)自治区の中心都市ラサ(Lhasa)で数日間続いている中国のチベット統治に対する抗議活動は14日、激しさを増し、中国の国営新華社(Xinhua)通信や旅行者の情報などによると、店舗に放火するなどの暴力的な事態に発展しているという。放火で焼けたり、休業したりする店舗も出ているもようだ。

 新華社は、少なくとも数十人の負傷者が病院に運ばれたとも伝えている。また現地に滞在する米国人が米大使館に寄せた情報では、銃声も聞かれたという。 

 暴動が発生しているのは、ラサ中心部にあるチベット仏教で最も聖なる寺院とされるジョカン(Jokhang)寺院の近辺。

 米ワシントンD.C.(Washington D.C.)を拠点とするチベット支援団体「チベットのための国際キャンペーン」(International Campaign for Tibet、ICT)が得た現地情報によると、同寺院の参道沿いに店を並べる露店が放火されたという。また、警察車両が放火されたとの情報もあり、一般市民も抗議活動に参加している様子だという。

 ラサを旅行中の複数の外国人がAFP記者に語ったところによると、市内全域で僧侶と市民が一体となって抗議活動を展開しており、旅行者たちはジョカン寺院付近に近付かないよう忠告されたという。

 暴動はチベット以外にも広がっており、チベット仏教の最も重要な場所の1つ、甘粛(Gansu)省夏河(Xiahe)では、300人の僧侶が抗議活動の先頭に立った。(時事通信)

米、中国に自制求める・チベット大規模デモ

 【ワシントン支局】マコーマック米国務省報道官は14日、記者団に対し、中国チベット自治区での僧侶らの抗議デモについて「中国政府はチベットの文化と多民族社会を尊重すべきだ」と述べ、駐中国大使を通して中国政府に自制を求めたことを明らかにした。(日経ネット)

ラサで抗議行動拡大、店舗炎上、銃声も=中国チベット自治区 

【北京14日AFP=時事】新華社電によると、中国による支配に抗議するチベット仏教僧のデモが続いていたチベット自治区の区都ラサ中心部で14日、抗議行動がエスカレートし、店舗に火が放たれた。在北京米大使館によれば、銃声も聞こえたという。米国に本拠を置く人権団体「チベットのための国際キャンペーン」はこれより先、中国軍部隊が寺院を封鎖したと明らかにしており、当局による武力弾圧の恐れが出ている。(イラストはチベット自治区と区都ラサの地図)

 目撃者情報によると、中心部にある「大昭寺(ジョカン寺)」近くの市場や通りで店舗が燃えており、同キャンペーンのスポークスマンは、中心街「バルコル」の市場が燃えていると語った。焼け落ちた建物もあり、警察車両も放火されたという。

 ラサ滞在中の外国人はAFP通信に対し、市内各所でチベット仏教僧などが抗議行動を展開していると語った。バルコルや封鎖された寺院へは近づけない状況だとしている。

 ラサでは10日から数百人の僧侶による抗議デモが続いていた。(時事通信)

アメリカの要人の名前が初めて登場しました。

さてこれから国際社会はどう動いていくのでしょうか。

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チベット関連ニュース:3/12

気がつくと三ヶ月も更新を怠っておりました。申し訳ありません。

この間、mixiというネットワークサイトでグローバリズムについて考えておりました。

中国について「偏見を持たずに経済パートナーとしての中国を見て行こう」というような事を考えていたのですが今回のラサ暴動に関して「こんな国を経済パートナーとしていって、日本は大丈夫なのか?」と思うようになりました。

しかし「こんな国」とは言っても今回の暴動が一体何だったのか。

それに対する共産党の対応はどうだったのか。

本当の事は私はわからないのです。

結論を軽々に出すことは中国人に対してもチベット人に対しても失礼な事です。

とにかく「知る事」だと思いました。

そして自分が知るためにこのブログを利用させていただく事にしました。

具体的には

・書籍で歴史を調べる

・ニュースの記録を残していく

の二本立てで行こうと思っています。
ニュースについてはネット上の情報は削除が早く、暴動からの流れを詳細に追うのは時間が経つ毎に難しくなります。
まずはこちらを急いでいこうと思います。お付き合い願えれば幸いです。

五輪で配慮?米国務省の年次人権報告書、中国の指定はずす

 【ワシントン=宮崎健雄】米国務省は11日、世界各国の人権状況をまとめた2007年の年次人権報告書を公表した。

 「世界で最も組織的な人権侵害国」として、北朝鮮やミャンマーなど10か国を指定したが、昨年まで入っていた中国は外れた。今夏開催される北京五輪にブッシュ米大統領も出席予定のため、一定の配慮をしたとの見方も出ている。

 報告書は中国について、外国メディアに対する規制や労働現場での安全対策などで改善がみられたとしたが、活動家の主張を引用する形で、北京五輪による開発で住民の強制立ち退きが増加したと指摘。「人権の実態はひどいままだ」として、一層の改善が必要と強調した。また、チベットや新疆ウイグル自治区で宗教活動に対する規制が厳しくなったことにも言及している。

 また、北朝鮮については、「圧政」「孤立国家」と指摘した上で、「国民生活のほぼあらゆる面を管理している」と批判した。5日付のワシントン・ポスト紙は、核協議への影響を懸念する国務省の東アジア担当部局が北朝鮮の記述から「圧政」「孤立」の表現を削除するよう要請したと報じたが、結果的には前年とほぼ同じ記述内容となった。

2008/3/12読売新聞)

暴動前の記事ですね。
人権問題について手ごころを加えていこうというアメリカの意志でしょうか。


チベットに超豪華列車 北京―ラサ5日間 “高嶺の花”一般の20倍

 【北京=共同】新華社電などは、北京を出発して青蔵鉄道を走り、チベット自治区ラサに至る豪華観光列車の正式運行が、9月1日から始まると伝えた。

 12両の各客車にはダブルベッドや居間を備えたスイートルームが4室用意され、2両の食堂車なども連ねる。定員は100人未満となるという。

 世界最高級の設備とサービスを誇る列車は北京-ラサ間を5日間かけて結ぶ予定で、料金は一般列車の約20倍になる見通し。航空券をはるかに上回る金額という。

 青蔵鉄路公司の責任者は、同レベルの豪華観光列車が走っているのは欧州やインドなど一部地区だけだとし「(チベットの)自然と文化が世界中の裕福な旅行客を引きつけるだろう」と強い期待感を示した。

 青蔵鉄道は「世界の屋根」チベット高原を貫いており、最高地点は5072メートル。
(2008/3/12中日新聞)


「中国鉄道大紀行」という番組をある方のお奨めで見た事があります。
関口宏さんの息子さんが中国各地を汽車で回るのですが、どうしても疑いの目で見てしまって疲れましたw


Bjork(ビョーク)、チベット問題で中国当局が法的措置を検討

コソボ問題で揺れたビョークのステージ発言が、今度はチベット問題へと飛び火。中国当局が法的措置を取る事態へと発展してしまいました。自由の歌姫ビョークが直面する事件の詳細をお伝えします。

先の記事「Bjork(ビョーク)、コソボ問題にコメントを発表」でお伝えしていた、来日公演でのステージ上での発言が、発端となった今回の一連の騒動。日本公演後に行われた、上海公演で、演奏を禁止されていた“Declare Independnce”を、中国からの独立問題に苦しむチベットに捧げたことで(上映像で「チベット!チベット!」叫ぶビョークがご覧になれます)、さらなる論争を呼んでいましたが、今回、中国当局が動き出すという展開へと発展。
http://www.youtube.com/watch?v=DLKM06AzSfI

今回の件を重く見た中国文化部は、サイトにて「ビョークは中国の法を破り、中国国民の感情を傷つけた」と声明を発表。ビョークへは法的措置が検討され、それには今後の中国への入国拒否も含まれる見通しです。また、今後、中国で公演を行う海外アーティストのコントロールを強化することも明らかにされています。

チベット問題に絡む音楽界での出来事というと、96年から数回に渡り開催され、ビースティー・ボーイズやレイジ・アゲインスト・ザ・マシーン、レディオヘッドやビョークも参加していたチベタン・フリーダム・コンサートが思い出されます。音楽と政治は別のものですが、また音楽が世界を変える力を持っていることも事実。ビョークの闘いは、まだ続きそうです。
(2008/3/12ドゥープス ミュージックブログ)


ビョークさんという方はアイスランドの方だったのですね。
前衛的な音楽を次々発表していく精力的な方のようです。聞いたことはないのですけど。
このステージ発言はニュースでチラリと見た程度だったのですがこの方は直後の暴動のニュースをどんな思いで見ていたのでしょうか。

それにしても中国文化部のコメントの「ビョークは中国の法を破り、中国国民の感情を傷つけた」というのは何でしょうか?漢民族の感情は大事でチベット民族の感情、生命、尊厳などどうでもいいということでしょうね。

僧侶に公然と暴力 緊迫するチベット

【北京=福島香織】1959年のチベット民族蜂起から丸49年を迎えた中国チベット自治区ラサでは、僧侶・尼僧らが政治犯として拘留中の僧侶の釈放などを訴えるデモなどがあり、首謀者とされる僧侶など数人が公安当局に拘束された。観光都市ラサ市中心での衆人環視の中、神聖なる僧侶へ公然と暴力が振るわれ、地元では強い緊張が走っている。

 米短波放送・自由アジア放送などによれば、10日、ジョカン寺近くの土産物街バルコで僧侶や尼僧を含む10人あまりのチベット族がチベットの旗をふり、ビラを配りながら抗議活動を行ったところ、武装警察が殴るなど暴力で抗議活動を鎮圧。聖職者への突然の暴力に、パニック状態になりバルコは一時封鎖された。またこの日、300人の僧侶が参加してデプン寺からジョカン寺までデモ行進する計画があったが、市中心10キロの地点で武装警察に鎮圧され50人以上が連行されたという。

 中国外務省は11日に、デモを阻止し僧侶ら数人を拘束した事実を確認。「僧侶は一握りの民衆にそそのかされて違法行為をした」として法に従って処罰する方針を示した。国営新華社通信は、チベット当局者の話として、「デモは説得によって解散させられた」としているが、ラサ在住チベット族が産経新聞に対して送ろうとしたメールはすべて届いておらず、携帯電話ショートメッセージなどで「事情はよくない」「妨害されている」などと検閲をさけるための短いローマ字文面などで緊迫した状況を訴えている。

 一方、新疆独立を主張するウイグル族への圧力も強化されており、新疆ウイグル自治区ウルムチ発の旅客機ハイジャック未遂事件なども発生。五輪が近づくにつれ、国内の民族問題はむしろきな臭さを漂わせている。

2008/3/12産経ニュース)

そろそろ暴動のニュースが出てきたようですね。
発端は10人程度のチベット僧侶に対する暴力だったようです。
ネット規制も既に始まっている様子がうかがえます。 

中国当局、チベット僧侶のデモに催涙ガス使用か

チベット(Tibet)自治区の中心都市ラサ(Lhasa)で11日、僧侶らによる前日からのデモを解散させるため警官隊が催涙ガスを使用した。米政府が出資する「ラジオ自由アジア(Radio Free Asia、RAF)」が12日、報じた。

 ラサのデモは2日目に入り、僧侶らは前日に拘束された仲間の釈放を要求して警察本部まで行進。チベットの自由解放、独立を求めるスローガンを叫ぶ参加者もいたという。

 RAFが報じた目撃者証言によると、警察本部に到着したデモ隊は、「数千人」の武装した警官隊と対峙(たいじ)。警官隊は、デモを解散させるために催涙ガスを使用したという。デモ参加者の拘束の有無は不明。

 AFPが12日にラサの公安当局に電話で確認したところ、担当者は事件については何も知らないと述べ、RAFの報道を否定している。

 RAFによると、初日のデモには僧侶300人が参加し、うち60人が拘束されたという。(c)AFP

2008/3/12AFP)

チベット人ら100人拘束 インド警察、反中国デモで 

 AP通信によると、インド北部ヒマチャルプラデシュ州ダラムサラから中国チベット自治区を目指しデモ行進していた、インドで亡命生活を送るチベット人ら非政府組織(NGO)の100人余りが13日、インド警察当局により拘束された。

 今年行われる北京五輪を前に中国のチベット政策に抗議するデモで、今後、抗議行動は活発化するとみられる。

 インド当局は亡命チベット人による国内での政治活動を認めておらず、チベット亡命政府があるダラムサラの警察当局はデモ行進を中止するよう警告していた。12日には首都ニューデリーの中国大使館前でも抗議行動が行われた。

 APによると、デモ参加者は13日早朝、ダラムサラを含むカングラ地区の境界を越えようとした際に拘束された。

 チベットへのデモ行進は、チベット独立を求めるNGOの5組織が計画。チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の亡命につながった1959年のチベット動乱から49年を記念し、10日にダラムサラを出発した。

2008/3/12共同)

インド、中国で取り締まりが活発化している様子がうかがえます。

インドでも取り締まりがあっていたというのは意外でした。まあ、拷問とかはないでしょうけど。

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