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2008年3月31日 (月)

チベット関連ニュース:3/23

「中国はチベット弾圧を止めよ」2千人が抗議のデモ

チベットで起きた暴動を武力弾圧している中国政府に抗議する集会が東京で開かれ、2,000人の参加者が「中国は虐殺を止めろ」「チベットに宗教の自由を」などと叫びながらデモ行進した。大勢の在日チベット人のほか、天安門事件参加者など中国民主化を求めて日本に「亡命」した漢族出身中国人の姿も見られ、注目された。

◆漢族の天安門事件亡命者も参加

 中国政府によるチベット弾圧への抗議活動が世界各地で繰り広げられているが、東京では22日、在日チベット人や支援者など約2,000人がデモ行進し、「宗教の自由を」「ストップ、ジェノサイド(虐殺を止めろ)」などと訴えた。デモは主催者の「チベット・サポート・ネットワーク・ジャパン(TSNJ)」がインターネットなどで呼びかけた。

在日チベット人コミュニティ代表のカルデンさん。カリスマ性がある(東京・六本木で筆者撮影)

 デモに先立ち、港区六本木の公園で集会が開かれた。参加者たちは今回の暴動で亡くなった人たちのために1分間の黙祷を捧げた。在日チベット人コミュニティー代表のカルデンさん(写真)は、チベット人が世界中で抗議行動を起こしている理由として、次のように話した。

 1、北京オリンピックに反対してデモを起こしているのではない。チベットに真の自治を求めているだけだ。

 2、中国政府は北京オリンピックの開催が決まった時、「民主化を進める」と言ったにもかかわらず、チベットを弾圧している。チベットにいるチベット民族は絶望の中、命をかけてデモをしている。

 3、中国政府との対話による平和的解決を求めてきたダライ・ラマ法王が暴動を扇動するはずがない。

 4、日本のメディアは勇気を持ってチベットの姿を報道してほしい。

 会場には在日チベット人の姿が多く見られた。ほとんどがネパールに亡命した後、日本に移住した人たちだ。赤ん坊を連れた女性は電話でチベットの友人と話した、という。

 「治安部隊が暴動参加者の家にドカドカとやって来て『降伏しろ。さもなくば家族全員を殺すぞ』と脅す。多くの若者が警察に投降した」。女性は眉をひそめながら語った。

 昨秋ビルマで起きた暴動の際もインターネットで現地の映像が世界中に伝えられた。今回のチベット暴動でも同じだった。治安警察に射殺されたチベット族男性の写真を背中に貼り付けている男性がいた。写真はインターネットで取り出した、という。

 難民認定などの件もあるので、筆者は彼ら、彼女らに迂闊に名前を聞かないようにしている。だが男性は「私はプンツォク・ツェリンです」と名乗った。ツェリンさんの祖父は、ダライ・ラマ14世が亡命するきっかけとなった1959年のチベット暴動の際、中国人民解放軍に殺された。

「ストップ、ジェノサイド」血を吐くように訴える女性。

 集会場の一角に「抗議中共武力鎮圧……」と簡体字で書かれたプラカードを持つグループがいた。チベット弾圧抗議集会に、なぜ中国の文字が躍っているのか、最初はわからなかった。聞けば彼らは「中国民主陣線」という中国の民主化を求める組織で、漢族出身だという。

 リーダーの辺寧さんは、1989年の天安門事件の際、デモに参加した。当局にマークされそうになったため日本に亡命した。辺さんは「多くの学生が殺された天安門事件と、今のチベット暴動は同じような状況になっている」と危機感を募らせる。89年はチベット暴動が3月に起き、6月の天安門事件へとつながった。

 支配民族の有志が被支配民族と志を同じくする例は、イスラエル‐パレスチナで稀にある。だが被支配民族のデモ・集会にまで参加するケースは筆者も見たことがない。民主化に対する中国政府のなりふり構わぬ弾圧への反発だろう。

◆2千人が「中国はチベットから出て行け!」

 参加者は六本木通りをデモ行進したが、中国大使館前を通ることはできなかった。警察に許可されなかったのだ。それでも中国大使館に届けとばかり、弾圧の不当性を叫び訴えた。「宗教の自由を! パンチェン・ラマ(※注)を返せ」「中国はチベットから出て行け」。……血を吐くような声が六本木通りに響いた。

デモ隊の列は長さが150メートル以上あった。

 在京地上波のテレビ局もデモを取材・放送したが、オンエアされるのは「フリーチベット」など差し障りのない言葉だけだった。中国政府の機嫌を損ねれば、北京駐在の支局が「お取り潰し」に遭うからだ。

 集会が始まった時500人余りだった参加者は、デモが終る頃には約2,000人に膨れあがっていた。日本の僧侶たちも参加した。「日光修験道」の山口峰隆さんは「同じ仏教徒が大量に殺されるのは耐え難い。お釈迦さまの弟子として他人事とは思えない」と唇を噛む。

 「中国人民解放軍の軍用機がチベットの僧侶1,000人以上を乗せて連れ去った」とする現地からの情報もある。

(※注)パンチェン・ラマ

1995年、ダライ・ラマが認定したチベット仏教界のナンバー2。阿弥陀仏の化身と言われる。認定された直後に中国政府によって拘束された。当時6歳で、「世界最年少の政治囚」と呼ばれた。現在は家族と共に北京に幽閉されている、との説が有力だ。

 中国政府は代わりに、自らに都合の良い別の少年をパンチェン・ラマに仕立て上げている。チベット仏教を抹殺するものとして国際社会から批判されている。(JanJanNews

日本でも結構なデモが開催されています。漢族の中国人も参加しているというのは心強い事です。

ラサ市救助ステーション、被害者568人を救助

 西蔵(チベット)拉薩(ラサ)市救助ステーション長を務める巴桑氏はこのほど、ラサで14日に起こった事件による被害者の状況を明らかにした。「新華網」が伝えた。

 巴桑氏によると、殴打・破壊・強盗・放火を含む一連の事件が14日にラサで発生したことを受け、救助ステーションはラサ市民政局の指示に基づき、当日から被害者救助の準備を始めた。救助ステーションでは、衣服・食物・住居・医療などを含む総合的なサービスを被害者たちに無料で提供する。16日早朝に最初の被害者50人に対するサービスを行った後、毎日50~60人の被害者が送られてくるという。救助ステーションがこれまでにサービスを行った被害者は568人にのぼる。

 巴桑氏は、「救助ステーションは原籍地への帰宅を希望する144人に列車のきっぷを購入した。また希望する167人には100元の救済金を給付し、ラサ市の自宅に帰らせた。救助ステーションが現在までに被害者に提供した各種救助費用は12万元以上にのぼる」と述べた。(asahi.com)

朝日のスタンスは「チベット人を殺すのはよくない。しかし中国も最善を尽くしている。日本人は中国の指導部が適切な処置をとっているのを見守ろう」という世論誘導かと思っています。

そう考えると上のようなニュースを載せるのも納得しますが、これは予断かな?

外国記者の取材いずれ許可=チベット暴動で-中国国務委員

 【北京23日】中国訪問中の自民党の中川秀直元幹事長は23日夜、外交担当の戴秉国・国務委員と北京の釣魚台迎賓館で会談した。中川氏はチベット自治区での暴動に関し、外国記者への取材許可やチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世との直接対話を求めた。戴氏は「外国メディアの取材は人身の安全が保障できれば、適切な時期に実現したい」と答えた。直接対話については回答を避けた。

 また、22日の台湾総選挙の結果を踏まえた今後の中台関係について、中川氏は「話し合いによる解決」を要請。戴氏は「平穏な政権引き継ぎを期待している」と新政権の出方を見守る考えを示した。(時事通信)

中川さんやはり大した事は言ってないですね。

紳士的に要望なんか出しても共産党が聞くもんか。

タイの聖火リレー走者が辞退

 北京五輪の聖火リレーでタイ国内の走者に決まっていたナリサラー・チャクラポーンさん(51)が、中国チベット自治区などでの暴動鎮圧に抗議、聖火リレー参加の辞退を二十三日までに決めた。

 ナリサラーさんはタイ国内を走る聖火走者六人のうちの一人。タイ王室の流れをくむ家系で、環境保護運動の活動家でもある。辞退の理由について、タイのメディアにあてた書簡で「チベット住民の殺害は公然たる人権侵害で、中国政府の国際世論無視を示している」と指摘した。

(デイリースポーツオンライン)

こういう動きはこれから増えてきそうですね。欽ちゃんにも辞退してもらえないものでしょうか?

甘粛省の暴動で94人負傷=新たな騒ぎなし-中国・新華社

 【北京23日】中国国営新華社通信は23日、甘粛省甘南チベット族自治州の暴動で94人が負傷したと報じた。うち91人が警官・武装警察官、2人が政府当局者、1人が市民という。国営メディアが同自治州での負傷者数を伝えたのは初めて。

 新華社電によると、同自治州の夏河県、瑪曲県、碌曲県、合作市などで14日から続いた暴動は既に終息し、20日以降新たな騒ぎは起きていない。チベット亡命政府は瑪曲県で19人が射殺されたと発表したが、新華社電は警官隊の鎮圧に伴う死傷者の有無には触れていない。

 また、16日に起きた四川省アバ・チベット族チャン族自治州アバ県の暴動による死傷者数は「まだ判明していない」としており、今後被害の拡大が懸念される。新華社は20日、アバ自治州で警官の発砲により暴徒4人が負傷したとだけ伝えている。 (時事通信)

鎮圧されたのかと思っていたらそうでもないような感じです。

報道されていない暴動がどのくらいあるのでしょうか?

「偽善」と米下院議長を非難 ダライ・ラマと会談で

 中国国営の新華社通信は23日、ペロシ米下院議長(民主党)がチベット仏教最高指導者のダライ・ラマ14世と会談したことについて「自らの偽善を世間にさらした」「人権を語る道徳的資格がない」などと非難する論評を配信した。

 中国政府が米国指導者について、ここまで激しく批判するのは最近では異例。

 論評は下院議長について「その見解は多くの西側政治家やメディアと同様だ。中国をおとしめ、封じ込めたいグループの意図を体現している」などと決め付けた。(共同通信)

ペロシ議長が人気取りだったとしても、中共にそれを非難する資格などないのですが。。。

この記事は笑えますね。

復活祭のローマ法王、チベットなどの平和に「解決」を

2008323日、バチカン市国のサンピエトロ広場(St. Peter's Square)で、イースター(復活祭)恒例の法王メッセージ「ウルビ・エト・オルビ(ローマと全世界へ)」を語るローマ法王ベネディクト16世(Benedict XVI)。(c)AFP/CHRISTOPHE SIMON

323 】ローマ法王ベネディクト16世(Benedict XVI)は23日、キリスト教の復活祭(イースター)の恒例メッセージの中で、チベット、中東、アフリカなどの「平和と共通の利益を守る解決法を」と強く訴えた。

 法王の恒例メッセージ「ウルビ・エト・オルビ(「ローマと全世界へ」の意)」の中でベネディクト16世は、「ダルフールやソマリアなどのアフリカの地域や苦しみ続ける中東、特に聖地(パレスチナ)やイラク、レバノン、そして最後にチベットなどをどうして思い出さずにいられよう。そのすべての人々に、平和と共通の利益を守る解決法を見出すようわたしは促したい」と述べた。

 バチカン市国のサンピエトロ広場(St. Peter's Square)で雨の中、巡礼者たちを前に、全世界11億人のカトリック信者の長であるローマ法王は「この厳粛なる日から、前方に差す光の筋が、世界のすべての場所で行く手を照らすように」と願った。

 復活祭の日曜日は、聖金曜日(Good Friday)に十字架にかけられたイエス・キリスト(Jesus Christ)の復活の日。

 ローマ法王は前週19日、チベット暴動に関してそれまで守っていた沈黙を破り、暴力を停止し、「対話と寛容」をと呼びかけた。

 イタリアの報道によると、中国政府はこの呼びかけを拒否し、秦剛(Qin Gang)外務省報道官は翌20日、「寛容というものは、法によって罰せられるべき犯罪人のためには存在しない」と強くはねつけた。

 恒例メッセージの後、法王は67か国からサンピエトロ広場に集まった数百万人の人々に、イースターの祝福の挨拶を63の言語で届けた。(AFP)

ローマ法王の影響力に期待します。

暴動鎮圧で中国支持 ウズベキスタン

このニュースのトピックス:ロシア・CIS

 中央アジア・ウズベキスタン外務省は23日、中国のチベット暴動鎮圧について「法秩序回復と安定維持に向けて取られた措置を支持する」との声明を出した。

 声明は「チベット自治区は中国の不可分の領土」とし、チベット情勢は「中国の国内問題」と強調している。

 中国、ロシアなどとともに上海協力機構(SCO)に加盟するウズベキスタンは2005年に東部アンディジャンで起きた反政府暴動を武力鎮圧して市民らに多数の死傷者を出し、欧米や人権団体から非難を浴びている。(共同通信)

ウズベキスタンは中共支持ですね。

まあ、こんな国なので同族ってことですか。


http://www.news.janjan.jp/world/0801/0801108741/1.php

 

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