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2008年3月23日 (日)

チベット関連ニュース:3/16

中国、人権問題の火消しに躍起――五輪控え柔軟姿勢演出

 開催中の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)関連の記者会見で人権問題に関する質問が相次ぎ、五輪開催を控えた中国当局が火消しに躍起になっている。

 13日に記者会見に臨んだ文化省の周和平次官は、アイスランド出身の歌手、ビョーク氏が2日、上海でのコンサートで突然「チベット」と叫び波紋を呼んだ一件で、「外国人演奏家の入国を規制するのか」との質問に対し「中国の法律には従ってもらうが、入国を規制することは無い」と強調した。(北京=戸田敬久)(日経ネット)

発言直後はもう少し堅い言い方をしていたはずですがこうも批判が集まると強い事が言えなくなっているようですね。

ビョークさんの身の安全のためにもありがたいことです。

戦車と兵士が街封鎖 ラサ退去の外国人ら証言

 【成都(中国四川省)共同】十数台の戦車が出動し、何百人もの兵士が並んで街を封鎖。救急車がサイレンを鳴らして走り回り、頭から流血した若者の姿も―。十四日に大規模な暴動が起きた中国チベット自治区ラサから退去し、隣接する四川省の成都空港に空路到着した外国人らに現地の様子を聞いた。

 十四日夜にラサ入りした米国人ホセ・ミゲルさんは、予約した中心部のホテルから、出入り口に兵士が立つ郊外のホテルに移された。一切の外出は禁じられ、十五日にラサから離れるよう警察が命じたという。

 ドイツ人ウルリッヒさんは深夜二時ごろ、宿泊していたホテルのすぐ近くで数発の発砲音を聞いた。急いでバスルームに逃げ込み、外を見ると戦車二台が目の前の通りを走り抜けていった。

 一夜明けた十五日のラサ市内は兵士と警官が至る所に。商店はすべて閉じ、歩行者も車もない「ゴーストタウン」(デンマークからの観光客)と化し、市内へ向かう車はほとんどなかった。

 地元の空港は、ラサから“脱出”する観光客らが押し寄せ大混乱に。当局が厳重な警戒態勢を敷き、安全検査で靴まで脱ぐことを命じられ、観光客は一様に不安そうな表情だった。(中国新聞)

ここまで警戒が激しい中、携帯電話で撮影した町の様子などを公開してくれている方がいるようでして、危険の中よくも、と思います。

私が当事者だったら、拘束されることを怖れてできないでしょうね。

社説:ラサ暴動 北京五輪にダライ・ラマ招け

 中国のチベット自治区ラサで大規模な民族暴動が発生した。多数の死傷者が出たという。

 国家の威信をかけた北京五輪が8月に迫り、中国の人権問題に対する国際的な関心も高まっている。民族暴動の武力鎮圧は解決にならない。そればかりかダルフール問題でくすぶっていた北京五輪ボイコット論を再燃させかねない。

 おりもおり北京では「調和社会」の建設をかかげる胡錦濤氏が国家主席に再任された。胡主席の後継者の習近平氏は副主席に選ばれて、北京五輪指導小組の責任者に指名された。五輪の成功も、暴動の処理も、第2期胡錦濤政権の指導力が問われている。

 今回の暴動の発端は、僧侶のデモに対する治安当局の弾圧だった。ダライ・ラマ14世がインドに亡命した「チベット動乱」から49年の10日、多くの僧侶がデモをした。当局がこの僧侶を連行した。これにチベット人民衆が怒り、漢民族の経営する商店を焼き打ちするなど暴徒化したという。

 チベット動乱30周年の89年3月にもラサで暴動が起きた。その3カ月後が北京の天安門事件だ。軍事力で天安門広場のデモを制圧した中国は、その後世界から孤立した。あの悪夢を中国指導者はまさか忘れていないだろう。

 いま情勢が不穏なのはチベットだけではない。東トルキスタン独立運動のある新疆ウイグル自治区でも最近、飛行機にガソリン入りの容器を持ち込んだ容疑で女性が逮捕されている。

 民族問題と並んで貧富の格差に伴う社会不安も広がっている。北京ではテロ緊急対応司令部が設置された。人権擁護や民主化を主張する弁護士らが拘束されているという。

企業では、労働法制改正の余波で解雇撤回や賃上げを求める労働争議が広がっている。土地を強制収用された農民が補償を要求して抗議行動をしている。大富豪が増えた半面で、貧困階層は食料品などの物価高騰に悲鳴を上げている。

 胡主席の提起した「調和社会」の建設は、これらの問題を解決する正しい方針である。

 北京五輪の聖火リレーでは、チベットの聖山チョモランマの頂上にチベット族と漢族の合同登山隊が聖火を運ぶ。それなら、なぜ五輪の開幕式にダライ・ラマ14世を招待しないのか。

 胡主席が貴賓席でチベット人の精神的指導者と語り合う度量を見せたら中国のメンツはつぶれるだろうか。その心配は無用だ。これこそ「調和」であり、中国のソフトパワーを高めることになる。

 現在のダライ・ラマは独立論者ではなく高度の自治を求めている。その自治の範囲については五輪後にじっくり話し合えばいいことではないか。北京五輪を、災いを転じて福とする機会にすべきだ。(毎日jp)

毎日新聞は今回の件でやけに踏み込んだ記事が多いですね。

ダライ・ラマを五輪に招くとは・・・

「死者100人情報も」=抗議行動続く-チベット亡命政府

 【ニューデリー15日時事】インド北部ダラムサラのチベット亡命政府は15日、中国チベット自治区のラサで14日に起きた騒乱に関連し声明を発表、警察の鎮圧による死者について、「確認できる死者数は少なくとも30人に上る」とする一方、約100人に達したとの未確認情報があることを明らかにした。負傷者も多数に上るという。これより先、中国国営新華社通信は、死者は10人で、すべて巻き添えになった市民であると伝えている。

 声明によれば、有名なセラ寺院に近いラサ北部で15日、200人を超える人々が抗議行動を行ったほか、ラサ東部でもデモがあり、当局が催涙ガスを使用した。固定電話や携帯電話は、自治区の大半で通信が遮断されているという。

 声明では、抗議行動は10日、ラサの内外で平和的なデモとして始まったが、当局が多数の武装車両を投入、群衆への発砲を開始したため騒乱状況になったとされる。一部の警察官は僧侶に変装してデモ隊の鎮圧に当たり、これがデモ隊をさらに挑発する格好となって警察車両の焼き打ちにつながったという。(時事通信)

亡命政府側が暴動の発端について声明を出しているようですね。

亡命政府側「平和なデモに武装警察がやってきて弾圧した」

自治政府側「不穏分子が放火などの行動に及んだため鎮圧した」

こういうことなのでしょうが、このあたりをいくら調べても水掛け論になりそうです。

チベット問題解決に尽力を=ラサ暴動で声明-インド

 【ニューデリー15日時事】インド外務省は15日、チベット自治区ラサの暴動を受け、「ラサの不安定な状況と暴力、無辜(むこ)の人々の死を悲しんでいる」とする声明を発表した。声明は「関係するすべての当事者が、チベット問題の原因を取り除くために尽力するよう望む」と強調した。

 中国との関係強化を重視するインドはチベット問題で中国を刺激するのは避けたい考えで、チベット人亡命者らによる反中国政治活動を厳しく取り締まる方針だ。ただ、「中国寄り」に過ぎればインドにいる推定14万人のチベット難民を刺激しかねず、対応に苦慮しそうだ。(時事通信)

インド外務省の公式声明のようです。

やはり関係重視が基調となっているのがわかります。

「群衆に装甲車突入」…ラサ住民

 中国政府は暴動が発生したチベット自治区入りを事実上制限しており、暴動の詳細は明らかでない。ラサ在住者に電話して聞いた。

 チベット族男性によると、ラサ中心部では15日現在、周辺を公安や武装警察などが封鎖。公安の車両が巡回し、交差点などには銃を持った武装警察官が立っており、外出できない状況という。また、日本人男性によると、ジョカン寺(大昭寺)周辺の八角街にはバリケードが築かれ、周囲を封鎖。14日よりも封鎖区域は拡大された。

 チベット族男性によると、14日の暴動のきっかけとなったのは、当局の警備車両が群衆の中に突っ込んだことだったという。

 男性の同僚は同日午後3時ごろ、ジョカン寺の西にある金谷ホテル近くに展開していた装甲車4台のうち、緑色の1台が群衆に突っ込み、市民が次々に倒れるのを目撃。軍のトラックが倒れていた100人以上を収容して、どこかへ搬送して行った。この後、怒ったチベット族たちが漢族の店などに焼き打ちをかける騒ぎに発展したという。

(読売オンライン

チベット側から見るとやはり武装車両が発端だということです。

敬虔な仏教徒が最初に暴力沙汰に及ぶとは思えないのですがそれは私の私見に過ぎません。

【主張】チベット暴動 民族政策を改めるべきだ

 中国チベット自治区の区都ラサで14日、大規模な暴動が発生し、多数の死傷者が出た。8月に北京五輪を控えた中国にとっては大きな痛手だが、民族間のあつれきは新疆ウイグル自治区でもくすぶっている。

 胡錦濤政権は「調和社会の建設」を唱えているが、今回の暴動は民族間の調和がいっこうに進んでいないことを改めて見せつけた。胡政権は事態の平和的収拾を急ぐと同時に、従来の民族政策を根本から見直すべきだ。

 チベット人の抗議行動は1959年3月のチベット暴動から49年たった10日に始まった。「チベット独立」を唱える僧侶ら数百人規模のデモ隊と公安当局の衝突が次第にエスカレートし、14日の惨事に至った。新華社通信は暴動で「10人死亡」と報じたが、「80人以上の可能性がある」との住民証言(ラジオ自由アジア報道)もある。

 チベットでは89年3月にも大規模暴動が起き、当時の胡錦濤・自治区党委書記が中央政府に戒厳令の発動を働きかけ鎮圧した。胡氏は「果断な対応」をトウ小平氏に評価され、国家指導者への道を踏み出すことにもなった。

 胡政権は発足当初、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世(インド亡命中)との対話に柔軟な姿勢を示していた。ダライ・ラマ14世も中国の主権下での「高度な自治」を求める姿勢に転じ、本格的対話再開への期待がもたれたこともあった。

 しかし胡政権はこのところ再び独立への警戒を強め、弾圧を強化していたという。昨年11月来日したダライ・ラマ14世も本紙との会見で「自治区の情勢がここ数年で最も緊張している」と語った。一方では国の資金を重点投入して経済発展に力を入れていた。

 閉塞(へいそく)感を強めたチベットの独立派勢力は、北京五輪年の抗議行動を通じて胡政権や国際社会に民族政策の転換を求めたとみられる。新疆ウイグル自治区でもイスラム独立派のテロが頻発しており、当局は五輪時のテロ対策に神経をとがらせている。

 共産党政権の民族政策には、大きな問題があると言わざるをえない。民族の存立基盤である独自の宗教や文化の尊重がおろそかになっていないか。権力やカネの力では、民族の反乱を食い止めることはできないだろう。(産経ニュース)

産経新聞の見解です。

「権力やカネの力では、民族の反乱を食い止めることはできないだろう。」

宗教を弾圧するためには経済発展の恩恵は確かに効果が薄いでしょう。

しかしそれを認めてしまうと共産党が存在意義を無くしてしまいますね。

暴動から一夜、平穏さ徐々に―ラサ市内

装甲車や軍車輌が進駐

全焼車体、あちこちに

 【香港15日深川耕治】香港のテレビ局TVBは15日夜、中国チベット自治区ラサ市内の同日の現状を映像と共に現地取材記者が紹介し、14日の暴動で全焼した一般車両が中心部道路脇であちこちに散乱しながらも市民生活は平常にもどりつつあると報じた。

 15日、ラサ市中心部の商店街はすべて臨時閉店でシャッターが下ろされ、全焼した一般車両は幹線道路脇にひっくり返ったままで処理されていない。武装警官が一般車両や通行人をチェックする姿が映像でも確認された。現地タクシー運転手は14日の騒乱について「午前10時ごろ、数百人の暴徒化した人たちが鉄パイプやナイフを振り回し、車は破壊された。多数の人々が殺された」と話している。

 また、香港のテレビ局ATVは15日のニュース番組で、14日のラサ暴動の現地映像を放送。僧侶や暴徒と化した人々が鉄パイプやハンマー、鍬などを持ってラサ市内の中国銀行分店や商店のショーウインドウを破壊し、警官隊に投石したり、放火する姿が映し出されている。15日のラサ市内は人民解放軍の軍車輌や装甲車が急派され、中心部の政府関係施設や主要寺院に進駐している姿も紹介された。(世界日報)

香港のテレビ局はラサで取材ができるのですね。

暴動が鎮静化していく様子が細かく描写されています。

暴動の際の映像はやはり一面的のようですね。

クローズアップ2008:チベット暴動 強圧路線、不満爆発 「漢族支配」に危機感

 中国チベット自治区ラサで発生し、少なくとも「10人の死亡」(中国新華社通信)が確認された暴動は15日、一応収拾した模様だ。ただ、「チベットの安定」をアピールする当局の宣伝とは裏腹に、小さな火種が一気に燃え上がるチベット問題の複雑さを国際社会に知らしめた。2期目に入る胡錦濤指導部は北京五輪を前にして民族問題が国内で飛び火するのを警戒する一方、海外からの視線を気にしながらの対応を迫られている。【北京・大塚卓也、浦松丈二、大谷麻由美】

 「ダライ・ラマ万歳」。大声のスローガンが通りに響く。中国国旗「五星紅旗」を何度も踏みつける若者たちの姿もあった。英誌エコノミスト(電子版)は15日、ラサでの暴動を現地取材した同誌記者のルポを報じた。

 ヒマラヤ山脈をはさんだ南側に位置するインド北部の高原の町ダラムサラでは、10万人近い亡命チベット人がチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世とともに暮らす。10日、若者ら約100人がダラムサラから行進を始めた。ダライ・ラマがインドに亡命し、今年で49年になるのに合わせ、ヒマラヤ山脈を経て中国チベット自治区へ「強行帰郷」する計画だった。対中関係を重視するインド政府は亡命チベット人の政治的活動を禁止している。無許可の越境も認めておらず、一行はダラムサラから約50キロで全員拘束された。

 拘束され泣き叫ぶチベット人の映像や写真は全世界に流れた。それはチベットにも伝わり、同胞たちの怒りは中国当局に向けられ、過激な行動に駆り立てたとの見方がある。

 中根千枝・東大名誉教授(チベット学)は89年の暴動と比較し、「当時を上回る規模という印象」と語る。さらに「中国政府はいまだに宗教や文化に対する理解が十分でない。不満を抱えた僧侶や市民が北京五輪を控えて敏感になる中国政府に打撃を与えることで、国際社会にアピールしようと起こしたのではないか」と推測する。

 ダライ・ラマ14世が1959年にダラムサラに亡命して以降、中国政府はチベットに漢族を大量に移住させてきた。近年では漢族の人口比が急激に高まっている。漢族労働者の流入で、チベット族の大量の失業も引き起こされたという。

 チベット自治区の1人当たり域内総生産は、05年に1万元(1元は約15円)を超え毎年増え続けている。ただ、07年の実績値1万1567元は北京の5分の1の水準にとどまる。一方で、民主化を求める集会・デモなどを徹底的に取り締まるなど中国当局は「アメとムチ」を使い分けながら分離・独立運動を封じ込めてきた。チベット人はチベットでも「少数民族」という位置づけが定着しつつある中、漢族支配への不満は広がっていた。

 ◇胡政権、「五輪の政治化」警戒

 「チベットの安全は全国の安全にかかわる」。中国の胡錦濤国家主席は6日、開会中の全国人民代表大会(全人代)のチベット代表団分科会に出席し、強調した。暴動はその直後に起きた。暴動の翌15日、胡氏は全人代で国家主席に再任されただけに、最悪のタイミングだった。

 漢族を中心に56の民族を抱える中国にとって「安定と団結」は最大の政治課題だ。さらに中国は8月の北京五輪を前にチベット問題などをリンクさせる「五輪の政治化」を強く警戒している。

 このため、暴動によって死者が出たことを認める一方、犠牲者は「暴動に巻き込まれた市民」(新華社通信)と強調。15日には国営テレビを通じ、ラサ市内の商店を襲う市民の映像を繰り返し流し、「暴徒による凶悪な犯罪」を宣伝し始めた。

 中国最高人民検察院(最高検)の孫謙副院長は15日の会見で「チベット分裂とチベット人民の調和の取れた平安な生活を破壊しようとするダライ・ラマ集団の政治的な画策だ」と強く批判した。

 ダラムサラのチベット亡命政府はこれに対し「根拠がない。抗議行動は中国政府の支配に対する住民の怒りを表している」と反論したが、中国当局がダライ・ラマ側の「画策」と即座に決めつけた背景には、ラサでの暴動を中国の少数民族政策全体の問題に影響させたくない思惑もある。

 ただ、15日には甘粛省に抗議デモが飛び火。7日には新疆ウイグル自治区ウルムチから北京へ向かう国内線航空機内でガソリンに点火した少数民族ウイグル族の女性が拘束された。分離・独立派の航空機テロとの見方が浮上している。

 ◇監視強める「国際世論」

 米国や欧州連合(EU)は中国当局に自制を強く求めた。クシュネル仏外相は北京五輪ボイコットの考えを支持しない立場を言明する一方、「我々は五輪とチベットの願望との関連に注意を払うこともあり得る」と警告した。チベット側に同情的な国際世論は中国当局への監視を強めている。

 優れた僧(ラマ)を仏の化身である菩薩(ぼさつ)とみなし、「輪廻(りんね)転生」(生まれ変わり)を信じるチベット仏教。その神秘性に多くの欧米人が魅了される。また、89年にノーベル平和賞を受賞したダライ・ラマ14世は世界を飛び回り、英語で各国要人らと交流を重ね、チベット問題への国際的関心を広げてきた。

 インドをはじめ世界には13万人以上の亡命チベット人が暮らす。米国に約5500人、スイスに約3000人、日本にも約60人いるとされ、支援団体も多い。彼らは独自のネットワークで情報を収集。国際世論に「監視役」を託す。

 89年の暴動時は現地の状況が把握しにくかったが、現在はネットを通じ、即日映像が全世界に流れる。中国当局も情報開示に応じざるを得ず、海外の目に神経を使う。【篠田航一】(毎日jp)

毎日新聞のこの問題への取り組み方は素晴らしいですね。一体どうしたっていうんでしょう(笑)

死者は「暴動に巻き込まれた市民」だと何度も強調してるようですが、中共のメタミドホス問題への取り組みを見ていた日本人にとってはティッシュペーパーよりも軽い言葉ですね。(笑)

フランスのクシュネル外相のコメントが出ていますがこのときはずいぶん抑制した発言ですね。

中国治安当局者がネパール入り、親チベット派による抗議デモを監視

 ネパール軍関係者は15日、中国治安当局者が親チベット派による抗議活動を監視するため、ネパール入りしたことを明らかにした。

 中国チベット自治区との国境付近では私服の治安当局者の姿が見られ、AFPの特派員とカメラマンはネパール国土内での取材を当局者に妨害された。

 匿名を条件に取材に応じたネパール軍高官は、「インドでは、亡命チベット人がチベットを目指すデモ行進を始めている。中国は同様の事態がここでも起きることを警戒しているのだろう」と語った。

 AFPのカメラマンは、国境からネパール側に200メートル入った地点にいたにもかかわらず、私服と制服の治安当局者10人に囲まれ、撮影した写真の消去を迫られた。

 ネパールの国境検問所職員は、「ネパールは小国だ。中国の言うことには逆らえない」と述べたが、中国治安当局がネパール領内で人を拘束する権限があるかどうかについては明らかにしなかった。(AFP通信)

AFP通信というのはフランスの会社のようですが中国に好感を持っていない様子がにじみ出ていますね。フランスの国家姿勢ともかぶって感じられます。

記事はネパールへの問題の飛び火を怖れる共産党の対応ですね。

良い悪いは別にして適切な手段を踏んでいるなあと思います。鎮圧慣れでしょうか。

チベット騒乱で中国当局を強く非難、台湾の陳水扁総統

 【台北=新居耕治】台湾の陳水扁総統は15日、南部の高雄県で講演し、中国チベット自治区ラサで起きた大規模暴動に言及し「多くの人が傷つき、多くの僧侶が拘束されたことは、中国当局の本質を表している」と強く非難した。「中国の覇権に反対するため(3月22日の総統選挙と同時に実施する)台湾名義での国連加盟を問う住民投票を成立させよう」と訴えた。(日経ネット)

「双方自制を」、官房長官がチベット騒乱で

 町村信孝官房長官は15日夜、チベット自治区での騒乱を巡り都内で記者団に「かねてチベットの人権問題については関心を持ってきた。基本的に中国の国内問題というものの、双方が自制して困難が拡大しないことを望みたい」と語った。(日経ネット)

国として中国を強く非難しているのは台湾だけのようですね。

フランスイタリアがやや非難、アメリカイギリス日本は憂慮、インドは抑圧。

共同文書 調整難航も 日中両政府 胡主席、訪日ずれ込み

 日中両政府は、胡錦濤国家主席の訪日時に、一九九八年の日中共同宣言以来となる「第四の共同文書」作成を検討している。ただ、東シナ海のガス田開発問題や中国製ギョーザ中毒事件など懸案の解決のめどが立たぬ中、文案の調整作業はすんなりいきそうにない。

 訪日時期も当初、四月中を予定していたが、五月六日からとする方向で最終調整に入った。

 胡主席は国賓となるため、天皇陛下との会見など五日間程度の滞在期間を確保する必要がある。その上、四月二十日に李明博(イ・ミョンバク)韓国大統領の訪日が予定され、四月中は日中双方の日程が立て込んだため、ずれ込む方向になった。

 日中間で過去に作成された政治文書は、共同宣言のほか、七二年の共同声明、七八年の平和友好条約の三つ。九八年の江沢民氏以来十年ぶりとなる国家主席の訪日で、成果を残したい中国側が作成を働き掛けてきた。

 だが、中国側が台湾独立反対の立場を明確にするなど、日本側が受け入れづらい内容を求めてくる可能性もある。一方、日本側はチベットの暴動で、治安当局とデモ隊双方に自制を求めており、文案づくりに影響することも予想される。このため、「つくるかどうかも決まっていない」(外務省幹部)と、慎重に判断する考えだ。(東京新聞)

「チベット問題が平和理に解決を見ないうちは国家主席の訪日は受け入れがたい」

ぐらいの事を期待したいのですがそれは無理でしょう。

しかし共同文書作ってもねえ。。。。中共側はす勝手に一部文面削除して発表などしますからね。



チベット暴動で情報戦略 批判回避へ中国躍起

 【北京=平岩勇司】死傷者が出て最悪の事態に発展したチベット自治区ラサの抗議行動をめぐり、中国当局は「一部の組織暴力」と印象づける情報戦略を続けている。八月の北京五輪を控え、国内の動揺と海外の批判を抑える狙いだが、抗議行動はラサ以外でも広がり、情勢が沈静化するかは不透明だ。

 国営中国中央テレビは十五日午前八時(日本時間同九時)の定時ニュースで、デモ参加者が十四日午後、商店を破壊、略奪し、路上で火を放つ映像を生々しく伝えた。国内の暴動シーンを放映するのは極めて異例だが、僧侶たちのデモ行進や、治安部隊が鎮圧する場面は流さなかった。国営新華社通信は暴動が発生して以降、英文で速報を流し続けた。国際社会から「情報隠し」との批判をかわす狙いだが、「罪もない市民が暴徒のため焼死」「(チベット仏教最高指導者の)ダライ・ラマ十四世の集団が策動した」など、鎮圧行為を正当化する内容を繰り返している。

 民衆に軍を投入し死傷者を出したことで、「平和の祭典である五輪を開催する資格はない」との批判が海外から起こるのは必至。中国当局は、民衆の自発的な抗議行動でなく「組織的な謀略」と位置付けることで、反発をかわそうとしている。

 ラサの民宿関係者によると、暴動で襲われた車両は外地ナンバーが多く、漢民族の商店が集中して焼き打ちされた。ラサで暮らす漢民族はチベット民族より生活水準が高く、日ごろからの不満が噴出した側面もある。

 関係者によると、人口の八割をチベット民族が占める中国西部の甘粛省夏河県でも十四、十五の両日に「自由」「民主」などのスローガンを掲げた数千人規模のデモが発生。警察車両は周囲から監視し、大きな衝突は起きていないという。四川省、青海省のチベット民族が多く住む地域でも抗議行動が起きている。

鎮圧「人権侵害」 国連に調査要求 チベット亡命政府

 【バンコク=林浩樹】インドからの報道によると、北部ダラムサラを拠点にするチベット亡命政府は十五日、中国当局による中国チベット自治区ラサの暴動鎮圧について「著しい人権侵害があった」として国連に調査を要求したと発表した。

 声明では、平和的な抗議活動を行っていたチベット人が無差別に攻撃、拘束された事態に「深い懸念を抱く」として、暗に武力鎮圧を批判した。さらに「今回の抗議行動は中国の抑圧から自由になりたいチベット人の願望の表れ」として、あらためて亡命政府の関与を否定した。

 一方、ダラムサラでは十五日、亡命チベット人が同自治区を目指す「帰郷デモ」を再び始めた。国内での亡命チベット人の政治活動を禁止し、対中関係改善を重視するインド政府は、既にデモ参加者百人らを逮捕している。だが、中国の武力鎮圧に対する国際社会の批判が強まれば、対応に苦慮する可能性がある。(東京新聞)

シャッター蹴り飛ばしてる映像を私は何回見せられた事でしょうか。

こうやって我々は中共の情報戦略に乗せられていくのだなと思います。

胡主席、対日関係の改善に意欲 訪問控え

 中国の胡錦濤(フー・チンタオ)国家主席は15日、北京市内で開かれた「日中青少年友好交流年」の開幕式で、「中日両国の長期的かつ安定した友好関係の発展は、両国国民の願いだ」とあいさつした。5月初旬に予定されている訪日を控え、中国製冷凍ギョーザ事件などで不安定な両国関係を改善させたい意欲を示したとみられる。

 チベット自治区ラサでの抗議運動や全国人民代表大会の期間中のため、当初出席予定ではなかったが、本人の意向で出席したという。(asahi.com)

朝日らしい記事ですね。

日中青少年友好交流年って去年の福田首相訪中の時に出来たお話だったようですね。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/china/jcyk2008/index.html

正直国家主席が出席するほどの重大な式だと思えませんのでこれはやはり日本との摩擦を怖れての行動でしょう。

チベット制圧に中国への批判高まる 五輪ボイコットの声も

3月16日 AFP】中国チベット(Tibet)自治区で起きた騒乱で中国政府が制圧に乗り出したことで、各地で中国政府への非難が高まっている。

 台湾政府は15日、強い遺憾の意を表明し、北京五輪の輝きの陰で人権侵害の歴史を覆い隠そうとしていると中国政府を非難した。

 台湾独立を掲げる陳水扁(Chen Shui-bian)総統は嘉義(Chiayi)市での講演で、「今回の事態は独裁と弱者虐待という中国政府の特性を強く反映している。中国政府が言論の自由を求めるチベット民族を容認することはありえない」と中国政府を糾弾した。

 米大統領選の民主党候補バラク・オバマ(Barack Obama)上院議員は、北京五輪は中国が人権問題の改善をアピールする良い機会だとしたうえで、「しかしチベットで過去数日間に起きたことは、残念ながら中国の持つ別の一面を露呈している」と述べた。

 各国政府が中国に自制や対話を求める声明を発表するなか、世界各国の報道機関も中国政府がチベット民族の文化的・宗教的権利を認めるべきだとの論調を強め、北京五輪ボイコットの可能性を論じ始めている。

 スペインの全国紙ムンド(El Mund)は北京五輪ボイコットをちらつかせることで西欧諸国は中国政府に圧力をかけることができると論じた。

 スイスのル・マタン(Le Matin)紙に至っては、「中国政府を理解させる唯一の方法は、北京五輪のボイコット」とさらに強い論調を展開している。(AFP通信)

死者出す事態に遺憾表明=チベット情勢で米国務長官

 【ワシントン15日時事】ライス米国務長官は15日、チベット情勢について声明を発表し、「平和的に始まった抗議行動が、死者を出す騒乱となったことを深く悲しんでいる」とした上で、「ラサとその周辺で軍、警察が大規模に展開されているとの情報を懸念している」と、中国政府に自制を求めた。(時事通信)

チベット:米が声明 武力自制と仏教僧の釈放求める

 【ワシントン笠原敏彦】ライス米国務長官は15日、中国チベット自治区での流血の事態を受けて声明を出し、中国政府に武力鎮圧の自制と拘束した仏教僧らの釈放を求めた。一方で声明は直接的な批判は避けた。米政権は重要性を増す対中関係と、人権状況の直視を求める米国内の圧力とのはざまで対応に苦慮しそうだ。

 ブッシュ大統領は先月の記者会見で、北京五輪開会式に出席する予定を確認した。米国内にはスーダン西部のダルフール紛争解決に中国が積極的でないため五輪ボイコットを呼びかける運動もある中で、中国の「顔」を立てる判断を優先したものだ。

 米国にとって、国連安保理常任理事国で経済大国化する中国は、北朝鮮やイランの核問題などさまざまな外交面で重要性を増している。米国は05年から始めた両国高官による戦略対話で、中国に対し国際社会の「責任ある利害関係者」になるよう要請。実利面を優先しながら、民主化問題などでは「ソフト・アプローチ」で対応してきた。

 しかし、キリスト教保守派を支持基盤とするブッシュ大統領は、中国の人権・宗教面の現状を軽視できない事情もある。昨年10月には、米議会のメダル授与式で米大統領として初めてダライ・ラマ14世と公の場に姿を見せる配慮を示した。

 米国では「中国脅威論」がくすぶり、ダライ・ラマ人気も高い。今後、議会や有力者らが、大統領の五輪出席中止などの対中強硬姿勢を求める声を強めるのは必至と見られる。(毎日jp)

日本では産経(毎日も多少)、海外ではAFP通信が中国に辛辣な論調ですね。

台湾については以前にもニュースがありました。これらの記事ではアメリカのオバマ大統領候補、スペインの新聞、スイスの新聞、ライス国務長官の言葉を紹介しています。

新聞の方が政治家より過激ですねえ。当然と言えば当然ですが。

チベット暴動で中国政府が最後通告、17日夜までの降伏求める

チベット自治区ラサで14日発生した暴動を受け、中国政府は15日、チベット独立を訴えるデモ参加者らに最後通告をし、降伏を求めた。

 中国政府のチベット管轄当局は、17日夜までに降伏すれば容赦するとしており、自治政府のウェブサイト(www.tibet.gov.cn)では「期限までに投降しない犯罪者は法に従って厳しく罰する」と通告している。

 同暴動はチベットでは過去20年間で最悪の規模となっており、8月に北京五輪を控え国家安定のイメージを強化したい中国にとっては汚点が付いた形。国際的には、オーストラリアや米国、欧州が平和的な解決を呼び掛けるなど、中国に自制を求める圧力が高まっている。(ロイター)

これまでに当局から拘束された暴動関係者はどんな処遇を受けているのか大変気になります。

これまでの報道から、15日にはラサ市内が沈静化したのは疑う所はないようです。

パンチェン・ラマ、「暴動」を非難=宗教指導者ら動員、治安維持に全力-中国

 【北京16日時事】中国チベット自治区で僧侶らによる抗議活動が拡大し多数の死傷者が出た騒乱で、中国政府の認定したチベット仏教指導者パンチェン・ラマ11世は16日、「暴動は仏教の教義に反する」と非難した。ラサ発の新華社電が伝えた。

 中国仏教協会幹部らも暴力行為を批判。中国当局は宗教指導者らを動員して、社会秩序の回復と治安維持に全力を挙げている。

 パンチェン・ラマは「すぐに平穏を取り戻し、人々に平和と安定が戻ることを希望する」と呼び掛けた。(時事通信)

パンチェン・ラマとはダライ・ラマに次ぐ位の高僧のようです。

そして代々のパンチェン・ラマは転生による後継者選びが行われるのですが、上ニュースのパンチェン・ラマは転生者として認められたゲンドゥン・チューキ・ニマではなく中共が指定したギェンツェン・ノルブという人物だそうです。

ダライ・ラマとパンチェン・ラマとは歴史的にしばしば対立し、清王朝や蒋介石政府からも政治利用されてきた事があったようでして、現在の混迷もそのような流れの一つでしょう。

と言いますか、中共に人権守らせるためにはゲンドゥン・チューキ・ニマを早く解放してくれないとお話にも何にもなりません。

80人死亡を確認=チベット亡命政府

 【ダラムサラ(インド北部)16日時事】インド北部ダラムサラのチベット亡命政府は16日、中国チベット自治区での騒乱に関し、同日午前現在で80人の死亡を確認したことを明らかにした。

 亡命政府指導者ダライ・ラマ14世のテンジン・タクラ秘書官が、現地から電話などでもたらされた目撃情報に基づき発表した。また、72人が負傷したという。(時事通信)

亡命政府の確認死者数が30人から80人になったようですね。


チベット:ダライ・ラマ「大虐殺」と中国非難

ダライ・ラマ14世 【ニューデリー栗田慎一】チベット仏教最高指導者のダライ・ラマ14世は16日、ダラムサラで暴動発生後初めて記者会見した。中国当局による鎮圧行為を「大虐殺」と厳しく非難するとともに、「中国が私をスケープゴートにするなら、真相究明のため国際社会の調査を受ければよい」と述べ、中国側に国際調査団の受け入れを求めた。

 ダライ・ラマは「自治区では(中国政府による)恐怖統治が続けられてきた」と明言し、チベット文化や民族性を破壊してきたとする中国政府の「同化政策」を改めて批判。暴動はこうした「差別的な対応」に起因するとの見方を示した。

 中国当局の鎮圧も「見せかけの平和を取り戻すために力を行使している」と非難。抗議デモは「怒りの表現」と理解を示す一方、「完全な非暴力と平和が私の原則」と述べ、中国国内のチベット人と中国当局の双方に自制を求めた。

 北京五輪への対応については「中国は五輪を開催する資格があるし、中国人は自信を感じていい」と述べた。暴動が北京五輪のボイコット運動に根ざしているとの指摘が中国側にあることから、批判をかわす狙いもあるとみられる。(毎日jp)

ダライ・ラマの公式声明です。

「非暴力と平和が私の原則」とガンジーのような事を言われていますがキレイ事でその「高度な自治」を認める共産党とはとても思えません。

現実的な戦略はどうなのでしょうか。

チベット:「人民戦争」発動 中国政府、強硬姿勢を承認

 【北京・浦松丈二】中国チベット自治区共産党委員会は15日、ラサで起きた大規模な暴動について、緊急拡大常務委員会を開き、「分裂に反対し、安定を維持する(大衆動員による)『人民戦争』を発動する」ことを決めた。

 自治区のホームページが16日、拡大委の模様を伝えた。自治区トップの張慶黎・党委書記のほか、中央からも党統一戦線部副部長、公安省次官らも出席。米国や欧州各国は中国政府に対し、抑制的な対応を求めたが、胡錦濤指導部が強硬姿勢を承認する形になった。

 また、米政府系「ラジオ自由アジア」は16日、中国当局がラサで暴動に関連してチベット人の拘束や家宅捜索を始めているとの証言を伝えた。捜索では、ダライ・ラマ14世の写真を所有しているかなども調べるという。(毎日jp)

チベット暴動関与者への中国側の捜査が本格化

 【北京=牧野田亨】中国チベット自治区の区都ラサで起きた大規模な暴動で、人民解放軍や武装警察部隊は16日、市内に敷いた厳戒体制の中で、暴動関与者への厳しい捜査を始めた模様だ。米政府系メディア「ラジオ自由アジア(RFA)」などが伝えた。

 チベット自治区当局は「(暴動の)目的はチベット独立だ。分裂に反対し、安定を維持する『人民戦争』を発動する」と表明。チベット仏教最高指導者、ダライ・ラマ14世を名指しで非難し、支持者を徹底的に取り締まる方針を明確にした。

 報道によると、16日、200台以上の人民解放軍車両が封鎖された地区に入り、暴動に関与した人物がいないか、一軒一軒調べ始めた。「チベット族住民は外出しないよう警告され、すべて身元を確認される。逮捕され、連行された住民も多い」(住民証言)という。RFAによると、逮捕された住民らはラサ郊外の複数の監獄に収容されている。

 また、中国側は死者数について「少なくとも10人」としているが、RFAは「あちこちに死体がある。数えるのは不可能」との証言も伝えている。

新華社電によると、中国政府が認定した、ダライ・ラマに次ぐチベット仏教指導者、パンチェン・ラマ11世ら仏教関係者も「仏教の精神に反する」と、今回の暴動を非難した。(読売オンライン)

沈静化に自信を持っていたはずの自治区当局が「人民戦争」?

これはどういうことでしょうか?

どうやらチベットの一般家庭にローラー作戦を行うという事がその内容のようです。
連れて行かれたら生きて帰れるとは思いにくいですね。

インド・ダラムサラで亡命チベット人が「団結」の集会

 【ダラムサラ(インド北部)=永田和男】チベット亡命政府が置かれるダラムサラでは16日、ダライ・ラマ14世の寺院「ツクラカン」境内に僧侶や学生1000人以上が集まり、「チベット同胞との団結」を呼びかける集会を行った。

 集まった若者らは顔面をチベット旗の色で塗り、「北京五輪反対」などの横断幕を掲げて気勢を上げた。

 ダラムサラでは、暴動発生の14日以来、連日、大小の集会やハンストが行われているが、いずれも平穏で、16日の集会では、登壇者が「インド政府を困らせてはならない」として抗議活動では非暴力を貫くよう改めて呼びかける一幕もあった。

 ただ、寺院の入り口には大量の中国国旗が敷かれ、参加者はそれを踏んで寺院に入るなど、中国に対する敵意をにじませていた。

◇チベット人による中国政府への抗議デモは世界各地に広がっている。

 AP通信によると、米ニューヨークの中国領事館前で15日午前、暴動鎮圧への抗議と北京五輪ボイコットを各国に呼びかけるために集まったチベット人デモ隊が、警官隊と衝突、双方に負傷者が出た。地元警察は「デモ参加者数人を逮捕した」としている。

 オーストラリア・シドニーの中国領事館前でも同日、チベット人約70人と警官隊の衝突があり、チベット人4人が逮捕された。また、スイス・チューリヒでは同日、チベット人数百人のデモ隊が中国領事館前に集結したが、参加者数人が同館内に押し入ろうとしたため、当局が催涙ガス弾を使用、追い散らした。

 さらに、チベット自治区と国境を接し、多くの亡命チベット人を抱えるネパールの首都カトマンズでも同日、国連事務所前で約200人のチベット人が中国への抗議デモを行った。(読売オンライン)

オランダ・ハーグの中国大使館に抗議デモ

 オランダ・ハーグで16日、チベット自治区ラサで起きた共産党・政府に対する抗議行動を支持する400人規模のデモ隊が中国大使館に押しかけ、さくの一部を壊すなどした。

 AFP通信によると、デモ隊は掲揚してあった中国の国旗をもぎ取り、チベットの旗を代わりに立てた。大使館の敷地内に侵入した3人が警察に逮捕された。(asahi.com)

おそらくダラムサラでは連日チベット教徒が抗議行動をしているのでしょうがニューヨークでもかなり活発な様子です。

14日には国連本部前でデモ、15日には中国領事館前ですね。

こちらのページで調べてみましたが、亡命チベット人は世界のかなり広範な地域で生活しておられます。

http://www.tibethouse.jp/exile/index.html

アメリカも比較的多い5500人を受け入れているようです。

日本は、、、、60人ですか。

甘粛省、厳戒下の“シャッター街”に投石跡

投石などで割られた公安局の窓ガラス(中国・甘粛省夏河県で)=佐藤俊和撮影 【夏河(中国甘粛省甘南チベット族自治州)=加藤隆則】チベット仏教の僧侶らによるデモが起きた甘粛省夏河県では16日、多数の軍、警察が依然市内を警戒し、緊迫した空気に包まれていた。

 デモは催涙弾によって鎮圧されたが、死傷者は確認されていない。参加者十数人が連行されたとの情報もある。

 同県は、ダライ・ラマ14世を法王とするチベット仏教最大宗派・ゲルク派の最大寺院「ラプラン寺」がある聖地。デモの投石で市中心部にある同県公安局や税務局などのガラスは割られたままで、大半の商店、ホテルは被害を恐れシャッターを下ろしている。チベット仏教・ラプラン寺に通じる通りは、デモの進入を防ぐため、丸太を組んだ柵やワゴン車などで二重にふさがれた。

 地元の目撃者によると、14日、公安局に対し信仰の自由などを訴える抗議デモが起き、この際に拘束された者の釈放を求め、翌15日には1000人を超えるチベット族がデモ行進。学校に掲げてあった中国国旗を引きずり降ろし、焼き払うなどの行動に出た。大半は在家信者だったが、禁足令の出ていた同寺の僧侶数人も参加していたという。

 一方、厳戒態勢が敷かれている青海省湟中県の「タール寺」では、20代の僧侶が抗議行動の可能性について、「怖くて言えない」と返答を避けながらも、「表向きは静かだが、我々の心の中までは見ることができない」と述べた。(読売オンライン)

この20代の僧侶の発言から、宗教弾圧への怒りがいかにすさまじいかが読みとれます。

何とか解決の道がないものでしょうか。

IOCは五輪ボイコット反対 チベット騒乱

 【北京=川越一】中国西部のチベット自治区ラサで起きた大規模な騒乱に関し、国際オリンピック委員会(IOC)のロゲ会長は15日、「北京五輪のボイコットは何も問題を解決しない」と述べ、騒乱を理由にボイコットの機運が高まることを牽制(けんせい)した。

 AP通信によるとロゲ会長は、歴訪中のカリブ海の島国セントクリストファー・ネビスの首都バステールで記者会見し、事態の早急な沈静化を求めるとともに、「(ボイコットは)無実の選手を傷つけ、組織が価値ある行動をすることを妨害する」と述べた。

 すでに欧米では中国がスーダン・ダルフールでの大量虐殺を阻むために十分な努力をしていないなどとして、北京五輪ボイコットを訴える声があがっていた。最近も、米映画監督スティーブン・スピルバーグ氏がダルフール問題に絡み、北京五輪の芸術顧問を辞退した。

 これらの流れに対して、中国の楊潔●(=簾の广を厂に、兼を虎に)外相は、12日の記者会見で「五輪を政治化しようとしているのは、中国に極めて大きな偏見を持つ勢力だ」と、五輪を政治問題化する風潮を批判したばかりだ。だが、フランス通信(AFP)によると米人気俳優のリチャード・ギアさんは、今回の騒乱に対する中国政府の対応によっては、それでも五輪をボイコットするべきだと主張。騒乱がボイコット支持に勢いを与えそうな状況だ。

 過去には1968年メキシコ五輪直前に、競技場建設などを巡る政治腐敗への抗議行動を行った学生らが鎮圧され、数百人の死者が出たのにも関わらず大会が開催された例がある。逆に1980年モスクワ五輪、84年ロサンゼルス五輪のボイコットでは、日本を含む多くの選手が出場の夢がかなわず泣いた。以来、「IOCは常に五輪ボイコットの要求に抵抗してきた」(ロゲ会長)。

 しかし、騒乱が長期化して死者数が増加した場合、中国での五輪開催についてIOC内部からも再考を求める声が出ないとはかぎらない。(産経ニュース)

五輪ボイコットが外交手段として効果があるのかわかりませんが、IOCの会長としてはもっともな発言です。

「なぜ中国に開催させるのか?」という所で全然もっともじゃないんですけどね。

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