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2006年11月15日 (水)

吉見義明「従軍慰安婦」分析(6)

さて「強制労働ニ関スル条約(第29号)」とのからみについて考えていきましょう。

条約はこちらです。
http://www.ilo.org/public/japanese/region/asro/tokyo/standards/c029.htm

この条約について吉見教授はどう考えているか?
阿部浩己という学者の書いた論を引用して、「日本はこの条約に違反していた」と述べておられます。
阿部浩己さんは、現在神奈川大学の教授のようですね。
http://www.law.kanagawa-u.ac.jp/member/008.html

その阿部教授の論をどのように吉見教授は引用しているのか

従軍慰安婦制度は、あきらかに、女性を強制労働に付し、しかも「相当な報酬も、労災補償も、健康面でのサービスも」提供せずにそうするものであり、条約違反と言わざるをえないという。
阿部によれば、関係者の処罰を行わないこともまた、国際法違反であった。

強制労働などありません。

秦教授の論を借りましょう。

初期における慰安婦問題の最大争点は、韓国挺対協と挺身隊研究会による第一次報告書の監修者だった鄭鎮星女史が指摘するように、彼女たちの「動員」に際し、官憲による組織的な強制連行があったか否かであった。
しかし、彼女たちの利益を代弁する前記の報告書では、証言者十九人のうち「軍人、軍属による暴力的な連行」は四人にすぎず、その四人もウラのとれない本人だけの申立てなので、私がいずれも失格と判定したことは、すでに第六章で論じたからくり返さない。
この点については、吉見教授も同じ見解らしく、九七年六月刊行の編著書のなかで「官憲による奴隷狩りのような連行が朝鮮・台湾であったことは、確認されていない。また女子挺身勤労令による慰安婦の動員はなかったと思われる」が、「中国や東南アジア、南太平洋地域の占領地であったことは、はっきりしている」と書いている。

このあと「あったことははっきりしている」と書いている中国や東南アジアの件について秦教授が反論をされてますが、要するに吉見教授は、一部の兵士の強姦事件をさも日本国家の犯罪のように言っているのでしょう。
そんなもの現在の日本にだって米兵による日本人の強姦事件として存在してます。
しかしそれによって日本が求めるのは犯人の厳正な処罰です。
アメリカ国防省に謝罪と賠償を求めるという話にはなりませんので念のため。

相当どころか非常に高額な報酬を得ていた証拠はたくさん出てきます。
文玉珠さんが日本政府を相手取った裁判では、今の貨幣価値で九千万円の貯金をしていたそうです。
依存症の独り言さんより引用しましょう。
http://banmakoto.air-nifty.com/blues/2005/06/post_b28a.html

労災補償はちょっと難しいですが、現代そういう職業についている女性が、充実した労災補償ができる環境で働いているとはちょっと思えません。

健康面でのサービスもあった証拠はたくさん出てきます。
軍は何より性病感染を恐れていましたから慰安所では必ず軍医の定期検診が行われていました。
興味のある方は「麻生軍医」で検索してみてください。

・強制連行はない
・高額な収入
・定期的な軍医の健康診断

学者さんの主張されている事なので真剣に考えたのですが、いったいどこが条約違反なのか頭をひねります。

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コメント

吉見教授の論文って、パスティーシュ論文?全然引用になってないような希ガスw

普通、「〜〜〜〜〜〜〜」(auhor)[No]とか
安部によると「〜〜〜〜〜〜〜」(author,article,page,year)か書くもんなんだけどなぁ。学会によって書式違うから一概にはいえないけど。

ソーカル事件は確信犯だったけど,吉見って(汗)

そういえば、全自動ソーカルマシーンってのがあったなぁ

投稿: alphonse | 2006年11月16日 (木) 11時35分

さすが博学ですね
パスティーシュがわからなかったので調べました 笑
ソーカル事件も調べました 笑
頭いい人の悪戯は違いますな

吉見さんも本当はわかっているのかな?
こんなお粗末な論の立て方をわかっているのかな?
今ちょっと深読み中です

投稿: daikichi | 2006年11月17日 (金) 06時36分

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