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2006年9月 2日 (土)

朝鮮半島の歴史(1)

ロシアの次に朝鮮半島を見てみましょう。
日本が植民地支配を行ったとさんざん非難されている事を吟味するには朝鮮半島の事情を理解しないと片手落ちです。

・衛氏朝鮮(BC195~BC108)最初の国家
 衛満によって建国、漢の武帝により滅ぼされる。

・原三国時代(BC108~AD四世紀中頃)
 楽浪郡(漢の出先機関)
 馬韓(半島西南部。百済の原型と言われる。農耕民族)
 辰韓(半島東南部。秦から逃れた亡命人が中心と言われる。12の小国に分かれていた)
 弁韓(半島南部・鉄の産地として栄える)

・三国時代(AD四世紀中頃~676)
 ①高句麗
 楽浪郡を攻め滅ぼし一時は半島ほぼ全域を領有。
 しかし隋との戦争で国力を落とし、新羅唐連合に攻め滅ぼされる。
 ②百済
 倭(日本)・高句麗と連合して新羅唐連合軍に対抗。
 日本との友好関係から現在も取り沙汰されることが多い国である。
 660年に新羅に攻め滅ぼされる。
 ③新羅
 百済・高句麗を滅ぼし唐を半島から駆逐し統一国家を作る。

・新羅(676~935)
 強力な王朝制度を作るも官僚の腐敗などを契機に国力を浪費し、農民反乱を境に戦国 時代を招き(後三国時代)後高句麗を前身とする高麗に滅ぼされる。

・高麗(918~1392)
 宋~契丹~金~元~明への朝貢を行うことにより比較的安定した政権を作る。
 高麗磁器、三国史記などにより文化の充実した時代とされる。
 征東行省(元の出先機関)には高麗の国王が任命され、元と共に日本侵攻を計る。
 李成桂のクーデターにより滅ぼされる。

・李氏朝鮮(1392~1910)
 明~清への朝貢を行うことにより比較的安定した政権を作る。
 清の徹底した属国扱いにより朝鮮民族の感情に屈折した影響を与えその影響は現在でも見られる。
 1897年に宗主国が清から日本へと代わる事になり、これ以後13年は大韓帝国と呼ばれる。
 1910年に日本に併合される。

以上が簡単な朝鮮半島の歴史です。
知らなかった事が多く調べていても新鮮でした。
ここで特筆すべきは918年より続いている他国への朝貢だと思います。
現代の感覚では信じられない徹底した属国扱いが行われており、
「弱い」ということはここまで国民の精神を蹂躙してしまうのだなと自分などは思いました。
以下に清への従属ぶりを示す事項を簡単に列挙します。

・朝鮮国王は清の皇帝によって任命される。
・朝鮮国内の事件は全て皇帝に報告しなければならない。
・朝鮮国王は清の使節をソウル城門まで出迎えなければならない。
・朝鮮国王の地位は、清国の廷臣よりも下。
・朝鮮政府には、貨幣の鋳造権すら与えられてない。
・朝鮮政府には清国への食糧、兵士提供の要求権もない。
・朝鮮は清国に細かく定められた貢品を出す以外に、毎年、牛3000頭、
 馬3000頭、各地の美女3000人を選り抜いて貢がなければならない。

(参照:http://3.csx.jp/peachy/data/korea/korea2.html

このような他国からの支配を918年から受けていて、国民感情が鬱屈しないはずがありません。
自分は最近日韓翻訳チャットに出入りする事が多いのですが、韓国の人は90%以上が国の格の上下に異様にこだわります。
日本人には想像できない鬱屈した劣等感があることが体感できます。
現在の韓国の反日行動を見る上で、劣等感という要素を抜きにして語る事は不可能です。

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コメント

Buildings are not very cheap and not every person can buy it. But, mortgage loans was invented to aid different people in such cases.

投稿: WebbBethany | 2012年10月20日 (土) 21時07分

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