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2006年9月10日 (日)

南京大虐殺(1)

南京大虐殺についてはこれまでにもさんざん疑問点が指摘され、現在も否定派、肯定派の間で激しい議論がなされています。
私もこれまで、拙いながらも情報を集めて考えてみたものの、資料が膨大すぎて単純に「あった」「なかった」ではとても片づきません。

ですからここから先は、私が単純な感触で「おかしいな」と思った事象を述べてそれをみなさんに紹介する。という形に留めます。
南京で日本はひどいことをやった、およそ人間の所業とは考えられないほどの残虐な行為を行った、というような内容はこれまでに耳にタコができるほど聞かされて来ました。
それをここで更に繰り返すことは本意ではありません。
反対側からの「こういう考え方もあるよ」という紹介をすることがこのブログの目的です。
批判反論が山ほどあるでしょうが、考えるための情報量の公正を期すために一役買いたいと思います。 

Honchild
さて上の写真は、南京大虐殺を現す写真として、一番有名ではないかと私が思っている一枚です。
南京大虐殺-歴史の真実を語る足跡と証言」の中では
「南京攻略に先立って行われた市街地に対する無差別爆撃」の証拠写真として採用されています。

瓦礫の中で一人泣く、誰にも助けを求めることができない怪我を負った幼児・・・・・

私でなくとも、「戦争は何とむごいことか」と思わせざるを得ない説得力を持った写真です。
しかし同時に撮影された他の写真があることは、知らない方もいるのではないでしょうか?
以下の写真がそれです。
Bmclwon_1  Chi3d_1
何か不自然だな?と思いませんか?
何か用意されたような雰囲気を感じませんか?

以下は「戦時宣伝論(小山栄三)」からの引用です。

各国の通信員はいづれも意識すると、しないとに関わらずその国の利益代表者であるか、またはセンセーショナルなニュースを探し回っている人々であって、甚だしきは支那人以上の捏造ニュースを彼等自身が作るのである。
一列を挙げればインターナショナル・フォトとして全世界のセンセーションをまき起こした、日本軍の爆撃で廃墟になった南京停車場に唯一親から離れて迷子となった二つ位の子供の泣いている悲惨な写真がある。
然しこれは幸にもシカゴ・トリビューン・プレス・サービスのポウェル君がその写真は子供を後から連れてきてポーズさせてとった偽造写真であることを更に写真で証明していたので偽造写真であることを一般人に納得させることが出来たが、これは蒋介石お気入りのハースト系ニュースカメラマンとして、満州事変当時からの其の辣腕を知られている『ニュースリール王』(注:王小亭)の作品であり、バネー号事件の報道と並んで、米国民の対日感情を急激に悪化せしめたと云う曰く付きの宣伝写真である。
支那側は事々に自己の敗戦による悲惨を誇大化して泣訴し、第三国の対日感情を誘発せんとしているのだ。
この種の『拵えられた』宣伝写真が欧州大戦当時既にどれ程重要な役割を演じたかは今猶種々の記録を通じてあまねく知られている事実である。

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コメント

>しかし同時に撮影された他の写真があることは、知らない方もいるのではないでしょうか?

この事例、写真とは別に映像フィルムがあることは、知らない方もいるのではないでしょうか?
http://t-t-japan.com/bbs2/c-board.cgi?cmd=one;no=237;id=imgbord#atop

東中野氏などは、このフィルムの存在を知らないまま、勝手なストーリーを創作して「やらせ写真」などと誹謗中傷しているわけです。
気をつけましょう。

投稿: 青狐 | 2006年9月13日 (水) 03時10分

>青狐 さんへ
この写真が南京だと各所で紹介されていることはどうお考えですか?

投稿: 代吉 | 2006年9月13日 (水) 04時26分

>>青狐 さんへ
>この写真が南京だと各所で紹介されていることはどうお考えですか?


「南京」であると紹介されている実例をご呈示願えますか。

投稿: 青狐 | 2006年9月13日 (水) 08時45分

>青狐 さん
東中野先生の著作を読んで批判されているのですよね?
それならわかりますよ。
ご指摘の映像フィルムの件についても記述がございますよ。

投稿: 代吉 | 2006年9月13日 (水) 12時14分

>>>この写真が南京だと各所で紹介されていることはどうお考えですか?
>>「南京」であると紹介されている実例をご呈示願えますか。
>東中野先生の著作を読んで批判されているのですよね?
>それならわかりますよ。

東中野氏の本の79頁で紹介されているのはホームページが一つ(http://www.cnd.org:8001/NJMassacre/njm-tran/njm-ch2.htm)だけですよ。東中野氏ですら「各所で」などとは述べていません。
「各所で紹介されている」とは複数の文献やサイトで紹介されている、という意味ですよね。どこかのサイトが一つ間違えて混同している、だけでは「各所」とは言わないはずです。

というわけで、この写真を南京だと紹介している「各所」とは何と何と何と何…なのか、ご教示願いますでしょうか。「各所で紹介されている」ということを提示くだされば、ご質問にお答えしますが。

投稿: 青狐 | 2006年9月13日 (水) 22時28分

>東中野氏などは、このフィルムの存在を知らないまま

ごめんなさい言葉足らずでした。「このフィルム」とは、二次利用である「バトル・オブ・チャイナ」等ではなく、元フィルムの「News parade, The Year of 1937」のことです。東中野氏はこの元フィルムに関しては言及していません。知らないのだと思います(知っていて言及していないのなら、よく悪質な気がしますが)。

もう一度、先に紹介したhttp://t-t-japan.com/bbs2/c-board.cgi?cmd=one;no=237;id=imgbord#atopを読んでください。元フィルムをきちんと確認すれば「やらせ」ではないことが明確に理解できたと思うのですが? 東中野氏はそういう検証手続きを怠って、勝手なストーリーを創作して「やらせ写真」などと誹謗しているにすぎない、というのが私の見解です。

投稿: 青狐 | 2006年9月13日 (水) 23時07分

>青狐 さん
ちゃんと元本を読んで批判なさっているという事が確認できました。
失礼いたしました。

フィルムが二次利用と言うことは正直知りませんでした。
元本が手元にないので夜にまたレスいたしますが大もとのフィルムを無視して検証を行っているのならばこれは私も東中野先生も訂正していかねばならないと思います。
ご指摘ありがとうございます。

>「各所」とは何と何と何と何…なのか、ご教示願いますでしょうか。
これもまた夜にレスさせていただきます。

投稿: 代吉 | 2006年9月14日 (木) 12時18分

>青狐 さん
教えていただいたアドレスを見ているのですが、キャプチャ画像だけで肝心の動画フィルムがどこにあるのかわかりません。
この手の掲示板に慣れていないので見つけきれていないのかなと思います。
もう少し探してみますが多少疲れてきましたのでまた明日探します。

ちょっとわからないのが、80ページ下段にある『記録映画ビデオ「激動・日中戦史秘録」』というビデオです。
上段から読んでみますと「バトル・オブ・チャイナ」とは区別して書いておられるようです。
これについて何かご存じでしたら教えていただければと思います。


元本確認してみますと、南京であると紹介しているのは確かに(http://www.cnd.org:8001/NJMassacre/njm-tran/njm-ch2.htm)だけですね。繋がりませんでしたが。

「各所」という言葉を使ったのは誤りでした。申し訳ありません。

投稿: 代吉 | 2006年9月15日 (金) 00時32分

東中野さんは、
「写真(フィルム含む、以下同じ)が真実かどうか」
ではなく、
「写真が証拠能力を持つかどうか」
を論じておられたように記憶していますが。

東中野さんは
「このようにすれば同じものを作成できる」
と示したことで証拠能力がないことを示したと
記憶しています。

投稿: delphinidae | 2006年9月19日 (火) 14時44分

>デルさん
そうですね。
東中野先生プロローグで
「証拠写真として使えるものなのか」って事で書いておられますもんね。

まあここまで冷静に検証重ねた内容でも、誹謗中傷と取る人は取りますね。
宗教のように強固に信じてる人に何言ってもしょうがないんですが何も知らない日本人までだまされてほしくないですもんな。

投稿: 代吉 | 2006年9月19日 (火) 23時52分

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